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カテゴリー「田中芳樹関連」の検索結果は以下のとおりです。

銀英伝外伝舞台版・双璧編の断片情報

銀英伝外伝舞台版・双璧編における稽古の様子が社長氏のツイートでレポートされていますね。

http://twitter.com/adachi_hiro

ただ、以前に銀河帝国編の舞台レポートを行った時と比べて、長い割にはまるでネタバレが披露されていない構成になっています。
アンサンブルがどうとか↓

http://twitter.com/adachi_hiro/status/79832578508595200
<舞台「銀河英雄伝説」稽古場なう。アンサンブルの動きが一週間前とは全然違います。>

キャストの人の演技内容についての当たり障りのない感想や↓

http://twitter.com/adachi_hiro/status/79833859625189376
<舞台「銀河英雄伝説」稽古場なう。メインキャストの稽古が始まりました。演出家の宇治川さんの演技指導は、すごい迫力です。>

http://twitter.com/adachi_hiro/status/79845017098784768
<舞台「銀河英雄伝説」稽古場なう。激しい当たりの稽古をすると、ちょっと身体を痛めることも。コールドスプレー、大活躍。>

http://twitter.com/adachi_hiro/status/79851779919056896
<舞台「銀河英雄伝説」稽古場なう。今回は双璧を中心としたアクションのシーンがあるのですが、是非とも周囲のキャストの演技も見てください。細かい場所で細かい芝居をしてます。>

衣装についての言及など↓

http://twitter.com/adachi_hiro/status/80510181510877185
<舞台「銀河英雄伝説」稽古場なう。衣装合わせ中です。いやぁ、ただでさえかっこいい人が軍服を着ると、さらにかっこ良さが増しますねぇ。>

http://twitter.com/adachi_hiro/status/80512227265884161
<舞台「銀河英雄伝説」稽古場なう。なにせアクションの激しい人たちだから、軍服も伸縮性のある素材じゃないとダメなんだね。難しいんだなあ。>

http://twitter.com/adachi_hiro/status/80516066215862272
<舞台「銀河英雄伝説」稽古場なう。東山さんが、殺陣のシーンに身に付ける衣装を着けて登場。カッコいいぞ!>

主に舞台周りの技術的なことについてのツイートばかりで、肝心要の作中のストーリーや登場人物に言及するものはほとんどありません。
まあ、当のレポートしている社長氏自身もこう言ってはいるのですが↓

http://twitter.com/adachi_hiro/status/80494814822535168
<例によって、舞台「銀河英雄伝説」の稽古場では、ネタバレにならない範囲でレポートをさせていただきますが、稽古場は電波の入りが悪いため、あまり小まめに書き込めないと思います。先に謝っておきます。>

前回の舞台レポートでは、公式サイトがまだ発表していないことをうっかり漏らしていたりしていたので、さすがに今回は注意しているといったところなのでしょうか。
今回は舞台版だけのオリジナルストーリーということもあってか、秘匿性が前回よりも高いみたいですし、あくまでもそういうのは最後まで秘密にする方針のようですね。
ただそのおかげで、宣伝戦略という観点では、前回の銀河帝国編に比べると確実に後れを取ってしまっているのが何とも言えないところではあります。
今回の舞台は前回に比べると劇場も小さいようですし、あまり宣伝をしても客を収容できないという判断もあるのかもしれませんが、それにしても「アピールが少なすぎるではないか?」とは正直思わざるをえないですね。

個人的には、舞台は観に行かないにしても内容は知りたいところだっただけに、せめてストーリー概要くらいは公開して欲しいところなのですけどね。

銀英伝外伝舞台版「オーベルシュタイン編」の公演が正式発表

ファイル 375-1.jpg

銀英伝舞台版公式サイトが更新されました。
6月公演予定の双璧編に続く舞台として、前回社長氏によってフライング発表されたオーベルシュタイン編の公演が正式に発表されています。
完全なオリジナルストーリーで、2011年11月3日~11日に公演予定とのこと。

銀英伝舞台版公式サイト
http://www.gineiden.jp/
オーベルシュタイン編公演予定発表
http://www.gineiden.jp/oberstein/

ミッターマイヤー&ロイエンタールについては、主役ではないにしても断片的に過去のエピソードが語られている記述が、原作の複数箇所(惑星カプチェランカの戦いや2人の出会いの話など)にあったのですが、オーベルシュタインにはそういうものすら全くないわけです。
ストーリー構成の予測など全く立てようがありませんし、一体どんな話になるのか大いに気になるところです。
双璧編にしてからが、今に至るまでストーリーの内容も主演以外の配役も全く公開されていないわけですし、オーベルシュタイン編もそうなる可能性がきわめて濃厚なのですけどね。

ただ、ここまで外伝で舞台話を引っ張られると、正伝の第二章になるはずの「自由惑星同盟編」やそれ以降の話を一体いつやるつもりなのかと、こちらについても疑問が出てきます。
観客からは見えない舞台裏でどんな「大人の事情」が繰り広げられているのやら。

ところで、「数日間の舞台公演期間中で18000人を動員した」というのは、舞台的には成功の部類に入るのでしょうか?
銀英伝舞台版第一章「銀河帝国編」では通算15回の公演を行っていて、青山劇場の収容人数が1200人ですから、15×1200=18000人と算出しているのでしょうけど。
映画だったら製作費用と興行収益でだいたいの成功の基準が分かるのですが、舞台についてはこれまでほとんど関わったことがないこともあり、その手の基準がイマイチ分からないんですよね。
まあ全国、場合によっては全世界公開の映画と、1劇場限定でしかも数日間15回公演しかない舞台では、単純な比較はできないでしょうけど。

銀英伝外伝舞台版についての話題2つ

どうやら6月公開予定の銀英伝外伝舞台版の稽古が本格的に始まったようですね↓

http://twitter.com/adachi_hiro/status/75141874536558592
<今日は舞台「銀河英雄伝説」外伝の顔合わせだった。アンサンブルのメンバーにも、前回の第1章に出演していただいた方が数名いらっしゃった。「またお世話になります。どうぞよろしく!」とご挨拶してきました。>

http://a-hiro.cocolog-nifty.com/diary/2011/05/post-44db.html
<6月22日の初日まで、もう1か月を切っていますが、素晴らしいスタッフ/キャストに恵まれ、私としては成功を確信しています。
 どうぞ怪我にだけは気をつけて、頑張って欲しいと思います。>

しかし、実はこの期に及んでも銀英伝舞台版公式サイトは全く更新されていなかったりします↓

銀英伝舞台版公式サイト
http://www.gineiden.jp/

前回の舞台の際には定期的に更新を繰り返して情報を小出しに提供していく宣伝戦略で集客性をアップしようという努力の形跡が垣間見られたのですが、今回はその宣伝戦略がかなり疎かになっている印象が否めませんね。
舞台公演1ヶ月前になってさえ、主人公2人以外のキャラクター配役もストーリー内容も全く不明のままですし。
前回と異なり、今回は完全なオリジナルストーリー&オリジナルキャラクターで構成されている可能性が濃厚ですから、あえて秘密主義に徹している面もあるのかもしれませんが、こうまで宣伝がないと逆に不安になってきますね。
まさか「原作レイプ」なストーリーを展開するわけではないのでしょうけど……。

あと、社長氏の非公式なPOPの公表によると、次の銀英伝舞台版として「オーベルシュタイン編」なるものが公演の予定なのだとか。
公演日程は2011年11月3日~11日で、場所は東京都渋谷区文化総合センター大和田さくらホールとのこと↓

ファイル 370-1.jpg

オーベルシュタインが主役のストーリーなんて、いよいよもって内容の予測などできないのですが、色々と引っ張りますねぇ>銀英伝舞台版。
個人的には外伝よりも正伝の第二章「自由惑星同盟編」の動向が気になるところなのですが。

2011年5月の田中芳樹近況

http://twitter.com/adachi_hiro/status/73672482674061312
<うん。アルスラーン。つい先日、執筆に着手した「薬師寺…」の次の次。RT @unmotored: @dameosan @adachi_hiro アルスラーンw

となると、今後の執筆スケジュールは

薬師寺シリーズ → タイタニア → アルスラーン戦記

となるわけですね。
片手間でできるであろう薬師寺シリーズはともかく、タイタニアは「髑髏城の花嫁」ばりに時間がかかりそうではあるので、アルスラーン戦記の執筆開始は下手すれば来年すら難しいかもしれませんが。
一方、他のシリーズはというと……。

http://twitter.com/adachi_hiro/status/73672992177135616
<あれは、もう本人のなかでは終わった話になってるみたい。私は好きな話なんですけどね。RT @Raemiel: @adachi_hiro 七都市は…

いや、田中芳樹は「田中芳樹読本」でこんなことをのたまっていたではありませんか↓

田中芳樹読本 P80
七都市物語は、オリンポス・システムが終わるまで続く話です。キャラクター達の運命もこのまま中途半端にしておくわけにはいきません。次をどうするか、現在困惑しつつ考えております。できれば気長にお待ちいただければ幸いです」

こんなことを言っていながら「もう本人のなかでは終わった話になってるみたい」はないでしょう。
終わった話にするならするで、過去の発言を総括するなり改めて中断・終了宣言を発表するなりするのが、自分の作品に対する作家としての責任というものでしょうに。
少しは自分の発言というものに責任を持ってはどうなのですかね、田中芳樹は。

http://twitter.com/adachi_hiro/status/73673557976158208
<『創竜伝』も、ずいぶんご無沙汰ですよね。私が最初に読み始めたのは、まだ続さんよりも若かったハズなんだけどなあ。RT @tmmiyako: @unmotored @dameosan @adachi_hiro 創竜伝…

創竜伝も、最新刊である13巻が刊行されてから2011年6月6日でついに8年目突入ですが、こちらもこちらで、一体いつ14巻が執筆されるのか、それとも中断されるのか、先行きが全く見えないグダグダな様相を呈していますね。
まあストレス解消の道具としては薬師寺シリーズがすでにあるわけですし、ストーリーも作品設定もボロボロな惨状を露呈している上に読者からの反発も少なくないであろう創竜伝に対する執筆意欲がなくなるのは、ある意味当然なのかもしれませんが。
私が田中芳樹の立場にあったとしても、とても「続きを書きたい」とは思えないですね、今の創竜伝は(苦笑)。
だからこそ、こちらについても断筆宣言をするのが「今の田中芳樹にとっては」最良の責任の取り方だと思えてならないのですけどね。

田中芳樹のサヨク思想と怠惰思想

http://twitter.com/adachi_hiro/status/68804117979594752
田中芳樹さんが左翼思想って時々聞くけど、本人をよく知る身としては、そんなこと言うと左翼の人に怒られるぞ、と心配になってしまう。RT @shachi RT @kanose: 『銀英伝』で政治に目覚めるという中二病あるあるネタがあったけど、今なら佐藤大輔左の田中芳樹、右の佐藤大輔

http://twitter.com/adachi_hiro/status/68805786008162305
<田中さんは、単におちょくる相手は弱いモノより、政府とか国家とか、強いモノにしたほうが面白いだろ、っていうだけだからなあ。>

http://twitter.com/adachi_hiro/status/68812841091727361
<@kyosuke_mori 作品に作家個人の思想が反映されるのは当然だとは思いますし、作品から読者が何を読み取るかは自由だと思うのですが、エンターテインメント作品なんだから、もっと気楽に楽しんでくれれば良いのになあ、という気もしますねえ。>

作品設定やストーリー的には何の関係もないはずの「南京大虐殺」だの「従軍慰安婦強制連行」だのといった「左なヨタ話」を作中に堂々と書き綴ったりしている時点で「左翼(サヨク)」のレッテルを貼られても文句は言えないのではないですかねぇ(苦笑)。
創竜伝でしばしば展開されている愛国心や国旗国歌の問題なども、日教組辺りが掲げているスローガンそのまんまだったりしますし、創竜伝13巻で掲げていた政策提言の内容も今のサヨクな民主党政権のそれと全く同じシロモノなのですが。
対談本「イギリス病のすすめ」やコラム本「書物の森でつまずいて…」などでも同種の主張が垣間見られますし、田中芳樹が「どちらかと言えば左」な思想の持ち主であることはまず間違いありますまい。
そしてそれ以上に問題なのは、それこそ「エンターテインメント作品」の中に、しかもストーリーの必然性もなく、作中の設定にすらも反する形でそれらの思想が挿入されることです。
アレらの愚劣な社会評論の挿入で、創竜伝や薬師寺シリーズが「エンターテインメント作品」としてどれほどまでのダメージを被ったのか、まさか知らないわけではないでしょうに。
「エンターテインメント作品なんだから、もっと気楽に楽しんでくれれば良いのになあ」というのであれば、「エンターテイメントに徹した作品」をちゃんと書いて欲しいものなのですが。

http://twitter.com/adachi_hiro/status/68854863286640641
<いや。そんな立派なものじゃない。RT @mikaponta: 三年寝太郎思想? RT @adachi_hiro: 怠惰思想だね。RT @Keitakamikita: 無欲思想家だと思う。 RT @adachi_hiro: 田中さんが左翼思想?そんなこと言うと左翼の人に怒られるぞ>

http://twitter.com/adachi_hiro/status/68855013241393153
誰かが書いてくれるなら、自分が書く必要はないなあ。早く誰か書いてくれないかなあ。って、いつも言ってる。RT @kp_pu239: @adachi_hiro @Keitakamikita 怠惰って思想なのか?

ならば「キング・コング」のリメイク小説を書くに当たって、田中芳樹が一体どう考えていたのか、是非とも知りたいところではありますね。
「キング・コング」のリメイク小説なんて、原作の知識がありさえすれば田中芳樹以外の作家や翻訳家でも書くことは充分に可能でしょう。
実際、集英社から刊行された田中小説版以外にも「キング・コング」のリメイク小説が、2005年12月のリメイク映画公開に合わせる形で複数種類刊行されていますし。

角川文庫版
http://www.amazon.co.jp/dp/4042808026
創元推理文庫版
http://www.amazon.co.jp/dp/4488569013
偕成社版
http://www.amazon.co.jp/dp/4037906503
ハヤカワ文庫NV版
http://www.amazon.co.jp/dp/4150410984

田中芳樹が「キング・コング」の小説版を書くなどと言い出した時、私は相当な違和感を覚えていましたし、読んだ後の感想も「何故こんな駄作を書いたんだよ」と言いたくなったくらいだったのですが。
「キング・コング」のリメイク小説なんて「誰かが書いてくれるなら、自分が書く必要はない」典型的な作品だったのではなかったのですかね、田中センセイ。

「髑髏城の花嫁」、ついに脱稿!

田中芳樹がついに「髑髏城の花嫁」の原稿を書き終わったとのことです↓

http://twitter.com/adachi_hiro/status/66401376212746240
<午前中、田中芳樹さんが事務所に顔を出した。『髑髏城の花嫁』の原稿、のこり数枚までいったそうだ。なんとか明日中に片付けて、日曜日は泥のように眠りたいとのこと。果たしてどうなることやら。>

http://twitter.com/adachi_hiro/status/66403255424524288
<田中さんの新作原稿、土曜日のうちに終わらせるという話だったのだけど、つい先ほど電話があって「終わった〜」とのこと。いやはや、ずいぶん長く掛かっちゃったけど、何より。「今日だけは、ゆっくりお休みください」と言っておきました。>

去年の晩秋には完成する予定だったものが、半年以上も遅れてようやく上がったわけです。
これまでの田中芳樹の遅筆ぶりは、シリーズ作品を多く抱え込みすぎていることが主な原因で、執筆ペースそのものは標準とされていたのですが、今回は1作品書くだけで非常に長い時間をかける羽目になっています。
前に刊行された田中芳樹の新刊は文藝春秋社から出た「蘭陵王」となるのですが、これは2009年9月の話ですし、しかも「蘭陵王」が脱稿したのは同年5月↓

「蘭陵王」の脱稿
http://a-hiro.cocolog-nifty.com/diary/2009/05/post-bf1c.html

そこから数えるとゆうに2年近い執筆時間があったはずなのですが、その間田中芳樹は一体何をしていたというのでしょうか?
まあ、2009年後半は田中芳樹が体調不良を訴えていたと社長氏が公式発表していましたから、その分の時間は仕方がないにしても、すくなくとも2010年冒頭付近からは「髑髏城の花嫁」の執筆に田中芳樹は集中できていたはずなんですよね。
2010年4月には、編集者への最初の原稿渡しとなる「初荷」も行われているわけですし。

「髑髏城の花嫁」の初荷
http://a-hiro.cocolog-nifty.com/diary/2010/04/post-d541.html

で、小説のアイデア出しと執筆に苦戦しているのかと思えば、一方ではこんな実態が浮かび上がってくる始末だったり↓

http://twitter.com/adachi_hiro/status/64824234060423168
<田中芳樹さんいわく、「作家というのは、人が休んでいるときにも仕事をしているのだ」。いやいや、あなたの場合、人が働いているときに休んでいるほうが多いでしょう。まあ、連休明けの9日が締切なので、今回の大型連休は真面目に執筆していると思いますが。そう信じますが。>

……こんな惨状で遅筆ぶりを披露されてもねぇ(-_-;;)。
まあ実のところ、田中芳樹の「人が働いているときに休んでいるほうが多い」実情については、田中芳樹に強く出ない社長氏にも大いに責任があるはずなのですけどね。
田中芳樹の執筆スケジュールを管理しているのは社長氏なわけですし、それを公式発表しているのもまた社長氏自身なのですから。
田中芳樹よりも15年半ほど年少(社長氏の生年月日は1968年4月18日)なことや、秘書という立場的な弱さなども影響しているのかもしれませんが、もう少し「読者&編集者代表」として田中芳樹相手に強気に出たとしてもバチは当たらないのではないかと、外部の人間としては思わなくもないのですけどね。

さて、「髑髏城の花嫁」が完結した後の執筆予定は、薬師寺シリーズの新刊、そして次にいよいよタイタニアということになるようです↓

http://twitter.com/adachi_hiro/status/66404642757681152
<「薬師寺」のあとが「タイタニア」ですわ。RT @tamako29: 創竜伝は?アルスラーンは?・・・マダデスカ(´・ω・`)RT @adachi_hiro: この『髑髏城の花嫁』が終わったら、つぎは「薬師寺涼子の怪奇事件簿」に取りかかる予定なんだよね。>

タイタニアの続巻執筆って、私が知る限りでは一昨年の3月から話があったはずなのですが、こんな調子では年内に執筆開始できるかどうかすらも疑わしい限りとしか言いようがないのですけどね(-_-;;)。
作者曰く「個人的なストレス解消のための道具」でしかない薬師寺シリーズの新刊などより、そちらを優先的に書いて欲しいものなのですが。
まあアメリカ同時多発テロ事件の首謀者がアメリカの諜報機関に殺害された件もあるわけですし、潤沢なネタの宝庫である民主党絡みの話は全部スルーしてそちらを重点的に書く方向で、薬師寺シリーズの新刊についてはチャッチャと書き殴って下さることでしょう(苦笑)。
まさか「ストレス解消」に今回と同等以上の時間をかける、などということはないと思いたいところではあるのですが(爆)。

「髑髏城の花嫁」いよいよ脱稿間近?

http://twitter.com/adachi_hiro/status/61226311284305921
<田中さんが執筆中の『髑髏城の花嫁』、いよいよ脱稿の兆しが見えてきた。連休明けには編集さんに耳を揃えてお渡しできる……はず。>

当初の完成予定が2010年の晩秋であったことを考えると、実に半年以上も遅れて完成、ということになるのでしょうか?
これ自体、所詮「予定」でしかなく、さらに遅れる可能性も否定できないところなのですけど(-_-;;)。
次の予定は薬師寺シリーズの新刊とのことですが、こんな調子では、去年どころか一昨年から言われ続けている「タイタニアの続巻」は、年内執筆開始からして既に絶望的な状況としか言いようがないでしょう(T_T)。
ストレス解消目的で適当に書き殴れるであろう薬師寺シリーズと言えど、執筆自体はさすがに最低でも半年程度はかかるでしょうしねぇ。

http://twitter.com/adachi_hiro/status/62813348512792576
<田中芳樹さんの口癖「このご時世、何で稼いだかはもう気にしない。問題は、稼いだ金で何をやったか」RT @ShinyaMatsuura: 堀江「(成功しなくちゃ)立派なことなんかできない」チャールズ・ヤーキースはシカゴの鉄道王、独禁法違反のあくどいことをやって財を築き、天文台を寄贈。

は?
田中芳樹ほどに「何で稼いだか」を異常なまでに気にする人間というのも、そうそういるものではないのですが。
創竜伝でアレほどまでに政治家を罵りまくり、「イギリス病のすすめ」では貧乏のススメまで説いていたのは、「何で稼いだか」を槍玉に挙げていた以外の何物でもなかったでしょうに。
薬師寺シリーズのように金持ちを主人公にした小説を書いたり、己の作品をパチンコに売り飛ばしたりしたことで、さすがにそれではマズいことにいいかげん気づきでもしたのでしょうか?

銀英伝舞台版公式サイトが久々の更新

ファイル 338-1.jpgファイル 338-2.jpg

銀英伝舞台版公式サイトが久々に更新されました。
ページレイアウトが刷新された上、舞台版に出演予定のキャスト一覧およびスタッフページが掲載されています。

銀英伝舞台版公式サイト
http://www.gineiden.jp/
舞台「銀河英雄伝説」外伝 出演キャスト一覧
http://www.gineiden.jp/cast.html
舞台「銀河英雄伝説」外伝 スタッフページ
http://www.gineiden.jp/staff.html

前回の舞台「第一章 銀河帝国編」から引き続き出演するのは、ミッターマイヤー役の中河内雅貴、ロイエンタール役の東山義久、そしてアンスバッハ役の高山猛久の3人だけのようですね。
他のキャストは都合がつかなかったのか元々出演予定から除外されていたのか……。
ミッターマイヤーとロイエンタールが主人公の話というのは原作にはなかったはずなのでオリジナルストーリーにならざるをえないのですが、果たしてどういうストーリーになるのやら。
アンスバッハ役の人が出演している一方で、ブラウンシュヴァイク公は全く出ないみたいですし。
まあ高山猛久にアンスバッハ以外の役柄が与えられる可能性もありはするのですが。

一方、スタッフの方は前回と比べるとかなり小人数になってしまっている感が否めませんね。
前回はそこそこの人数がいたみたいですし↓

http://www.gineiden.jp/teikoku/staff.html

まあ前回舞台公演した青山劇場と比較すると、今回のサンシャイン劇場は規模が小さそうなところではありますし、公演数も少なめなので、大人数は不要ということで少人数になった事情もあるのでしょうけど。
それ以外で大きく変わっている要素としては、脚本が3人から1人、それも全くの新顔になっていることと、社長氏が懇意にしていたらしい西田シャトナーがいなくなったことでしょうか。
西田シャトナーが考案・指導したらしい前回公演の舞台演出を、舞台稽古レポートの際に社長氏がTwitterでやたらと褒めちぎっていたのが印象に残っていたので、何か「大人の事情」でもあったのか、少々気になるところではあります。

前回の舞台とカブる役者が3人しかいないことや、オリジナルストーリーが展開されることを考えると、主役2人以外の登場人物からして原作には存在しないオリジナルキャラクターで構成される可能性も考えられます。
どんなキャラクターが登場し、誰がどんな役を演じるのか、続報が待たれますね。

田中芳樹のどこが「単なるエンターテイメント作家」なのか?

自身の作品執筆スタンスについて、田中芳樹がとんでもない認識を持っていたことが判明しました↓

http://twitter.com/adachi_hiro/status/56902510480334848
<田中芳樹さん。自分は単なるエンターテイメント作家だから、政治的信条を作品に織り込んだりはしない、と。「でも、銀英伝では、民主主義の素晴らしさを語っていたのでは」と聞いたら、あのレベルの認識は現代人ならば当然持っているだろう、と。いやいや、そうでもありませんよ。>

……田中芳樹にとって、創竜伝と薬師寺シリーズって一体どういう位置付けになっているのかと、思わず本人に聞いてみたくなる発言ですね。
アレらの「作品に織り込」まれている「政治的信条」の山が、結果としてどれほどまでに作品のエンターテイメント性を毀損しているのか、まさか知らないわけではないでしょうに。
特に創竜伝などは、巻毎に刊行当時の時事問題を組み込んだがために、旧ソ連やバブル経済の問題に見られるような「作品設定上の矛盾」が、新刊が出る度にどんどん拡大していく始末ですし。
しかもアレらの内容と全く同じことを、田中芳樹は対談・評論本やインタビュー記事等でも自分の口で、しかも「素の本音」「提言」として直接のたまったりしているのですから、まさに自身の「政治的信条を作品に織り込」んでいる以外の何物でもないわけです。
全てを知った上であえて現実から目を逸らしているのかもしれませんが、それでもここまでおバカなタワゴトを公然と吐き散らせるとは、田中芳樹もなかなかどうしてトリューニヒト並に厚顔無恥かつ太い神経の持ち主であると断言せざるをえないですね(爆)。

あと、「あのレベルの認識は現代人ならば当然持っているだろう」って、銀英伝に限定してさえもありえない認識が披露されまくっている部分が多々あったりするのですが。
シビリアン・コントロールの問題や「お前が戦争に行け」論などは、創竜伝と薬師寺シリーズ、さらには作者自身の発言でも似たりよったり主張が繰り返されていますし、「民主主義の素晴らしさ」も普通に挿入されていますよね。
ひょっとすると田中芳樹は、自分の「政治的信条」の是非をただの一度として検討したことすらなく、ごく自然に存在する空気のようなものであるとずっと思い込んでいたりするのでしょうか?
普遍性がない上にダブスタばかりですし、明らかに偏向イデオロギーに毒されている以外の何物でもないのですけどね、実際には。

それにしても、本来は社長氏こそがこういうツッコミをしなければならないはずなのですが、質問の内容もやり方も正直言って甘すぎますね。
正直、創竜伝と薬師寺シリーズで田中芳樹が散々揶揄している「政治家と癒着している記者クラブ」並の甘さと言っても過言ではないのではないかと(笑)。
まあ、そういう質問をやってしまうと、田中芳樹どころか会社事情からしても都合が悪すぎるので、あえてヌルい質問でお茶を濁したという「やむにやまれぬ事情」もあったのかもしれませんが。
創竜伝と薬師寺シリーズに「多大なまでの政治的信条が織り込まれている」という矛盾した事実を【自分達の口から】明らかにしてしまったら、ファンからの総スカンを食らうのは目に見えていますからねぇ(苦笑)。

「天野喜孝来場展 光と闇 21Century」開催情報

人気ゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズのキャラクターデザイナーとして有名な天野喜孝氏の展覧会「天野喜孝来場展 光と闇 21Century」が、4月29日~5月5日に新宿アイランドタワー南棟B1Fアクアプラザにて開催されます。

http://megalodon.jp/2011-0408-0135-51/www.cinematoday.jp/page/N0031514

天野喜孝氏は田中作品絡みでも、アルスラーン戦記・マヴァール年代記(共に角川文庫版)、創竜伝(講談社ノベルズ版)の3作品でイラストレーターを担当していましたが、これらの原画もやはり出展されるのでしょうか?
特に創竜伝の小早川奈津子は、7巻の竜堂兄弟座談会によれば天野喜孝氏のお気に入りとのことでしたし。
2011年1月に東京の青山で開催されたという田中芳樹作品原画展でも田中作品の原画が展示されたとのことでしたが、そこでは天野喜孝氏の原画は一切出展されていなかったのだそうです。
こちらでは是非とも展示してもらいたいものです。

私が田中作品に関わるようになった最初のきっかけも、ファイナルファンタジーⅡとアルスラーン戦記のイラスト繋がりにありましたし、その点で天野喜孝氏は個人的に思い入れの深い絵師だったりします。
その天野喜孝氏と田中作品のコラボレーションは創竜伝13巻を最後に途絶えていますが、最近両者は疎遠だったりするのでしょうか?
アルスラーン戦記は光文社ノベルズへ移転した際にイラストレーターも変わってしまいましたし。
創竜伝14巻が出る日が来れば、再び天野喜孝氏がイラストレーターを担当することもあるかもしれませんが、当の田中芳樹に全く執筆の意欲がない現状でそんな日が果たして来るのか、はなはだ心許ない限りですね。

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