「髑髏城の花嫁」進捗状況&発売延期
田中芳樹が避暑地の軽井沢から東京へ戻ってきたようです↓
http://twitter.com/adachi_hiro/status/27405241962
<軽井沢に行って、田中さんを引きずり下ろしてきた〜。まさか昼前に帰って来られるとは思わなかったね。>
http://a-hiro.cocolog-nifty.com/diary/2010/10/post-d1f6.html
<本日は田中さんの引っ越しでした。
と言っても、軽井沢の仕事場から東京の仕事場に執筆場所を移すだけなので、引っ越しというよりは「移動」ですね。
暑さに弱く、冷房も嫌いということから軽井沢と東京の往復生活が始まったようなのですが、今年の東京はまだまだ暑さが続いています。
明日の土曜日の予報は気温が25度近くまで上がるみたい。また軽井沢に戻りたい、なんて言わないか心配です。>
これだけ自分の希望が通っている職場で仕事しているにもかかわらず、執筆速度が全く上がっていないというのはある意味驚異ですね。
今の作品執筆状況はこんなザマらしいですし↓
http://a-hiro.cocolog-nifty.com/diary/2010/10/post-d1f6.html
<肝心の仕事のほうなのですが、執筆中の『髑髏城の花嫁』も後半戦に入っています。理論社があんなことになってしまいましたが、書き始めている以上、とにかく書き上げようということ。
どのようなカタチで世に出るかは未定ですが、なるべく読者の皆様をお待たせすることのないよう、私どもスタッフもサポートしていこうと思っています。>
理論社の民事再生法申請は不可抗力であったにせよ、社長氏は今年の夏コミで販売していた同人誌の中で、「髑髏城の花嫁」は晩秋に出来上がる予定と明言していたはずなのですけどね↓
とある作家秘書の日常2010年夏号 P2
<現在は、理論社で刊行された『月蝕島の魔物』の続編、「ビクトリアン・ホラー」三部作の第2巻を書いています。タイトルは『髑髏城の花嫁』。8月13日現在で、8章構成のうち、第3章までが出来上がっています。残り半分強が出来上がるのは、晩秋、といったところでしょうか。>
ところが実際には、すでに10月も半ばに入ってさえも「後半戦」、つまり全8章構成の5章にようやく入ったところくらいまでしか完成していないときているわけです。
「晩秋」って、「今年の」ではなく「来年以降の」だったりするのでしょうか(笑)。
しかも、理論社の民事再生法申請により、「髑髏城の花嫁」の刊行予定自体も白紙化してしまったようですし、田中芳樹的にはむしろ喜んですらいる可能性が高いと言わざるをえないところです。
出版社が危機的状況に陥っても、すでに公表済の作品刊行予定自体はきちんと遵守されるのではないかと思っていたのですが(-_-;;)。
今年に入ってから田中芳樹が執筆している作品は「髑髏城の花嫁」だけなので、今年は名実共に田中芳樹直筆作品の刊行がゼロの年、ということになりそうです。
遅筆遅筆言われていても、これまでは年に1~3冊ペースで小説自体は刊行されていたのですけどね~。
今回の件、いつぞやの創竜伝14巻刊行無期限延期問題の時と同じように社長氏に直接問い合わせたいところなのですが、ブログは私が投稿したところで、銀英伝パチンコ化問題の時のごとく非承認&アク禁されるのは確実ですし、Twitterの方はアカウントがブロックされているので、私からアクションを起こしても無駄な環境が構築されてしまっているのが何とも言えないところです(T_T)。
田中芳樹絡みの執筆スケジュールを公言しても、「予定通り遅れている」他様々なアクシデントで結果としてウソをつくことになりかねないのですから、もう公言するのは止めた方が良いのではないかと思うのですけどね。