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カテゴリー「洋画感想」の検索結果は以下のとおりです。

映画「プレデターズ」感想

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映画「プレデターズ」観に行ってきました。
過去2作品が製作された「プレデター」シリーズの続編。
作品の性格上、当然のように残虐シーンが存在するため、この映画はPG-12指定されています。
こちらも「踊る大捜査線」シリーズと同様に知名度の高いシリーズかつ初日ということもあってか、スクリーン内は満席状態でした。

作中では、南米グアテマラで「プレデターと戦い、ただ一人生還した特殊部隊の男」のエピソードが語られています。
これは1987年公開映画「プレデター」に繋がるもので、シリーズを通しで観ている人は過去作との連続性を確認することができます。
ただ、過去のシリーズ作品である「プレデター」「プレデター2」は、公開日時が古いこともあって私は観たことがないんですよね。
私が「プレデター」の存在を知ったのは、「プレデター」の派生作品である「エイリアンVSプレデター(AVP)」シリーズで、こちらは過去2作品共に観ています。
ちなみに「エイリアンVSプレデター」と今作品は全く無関係。

ストーリーは、世界各国から選ばれたプロの軍人やヤクザ・死刑囚達が、地球とは異なる惑星に謎の閃光によって飛ばされ、プレデター達と戦っていくというもの。
アメリカではお約束なのか、刀を振るってプレデターと戦う日本人もいたりします。
プレデター達の武装や特徴については「プレデター」「エイリアンVSプレデター」いずれかのシリーズを観ていれば事前に分かるので、「未知の恐怖」というのはあまり感じられませんでしたね。
まあこれはシリーズ作品の宿命なのでしょうけど。

映画「アデル/ファラオと復活の秘薬」感想

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映画「アデル/ファラオと復活の秘薬」観に行ってきました。
1911年のフランスを舞台にした作品。
作中に微妙な入浴シーンがあるためか、この作品はPG-12(12歳未満は親または保護者同伴必須)指定されています。

この作品は、双子の妹を救うべく奮闘する、破天荒で型破りな性格の持ち主である女性ジャーナリスト・アデルの物語となります。
妹の名前はアガット。
姉とのテニスの試合中にボールが頭にぶつかり、その際にアデルから借りていた髪留めが外れて後頭部から額まで貫通し、以来5年近くも植物人間と化したという設定です。

全体的にはアクションよりもコメディ色が強いストーリー進行。
特にアデルが物語の重要な鍵を握っている教授を収監されている刑務所から救うべく、色々な変装を行って何度も刑務所に潜入しては失敗を繰り返すシーンは、なりふり構わぬアデルの性格とコメディタッチなノリが上手く融合していましたね。
……刑務所の人間も、アデルが同じ日に同じ手段を何度も繰り返している段階で、いちいち中に潜入を許していないで少しは門前で変装について疑えよと(苦笑)。

そして物語の最後に、アデルはとある船に乗り込むのですが、その船というのが「誰もが知っている【悲劇で有名な】あの豪華客船」。タイタニック号。
序盤でアデルにしてやられた悪役達が港で「良い旅を」などと皮肉をつぶやいたところで終わっているところから考えても、この作品、続編を匂わせるものがありますね。
次があるとしたら一体どんな物語になるのか、少々気になるところではあります。

映画「ザ・ウォーカー」感想

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映画「ザ・ウォーカー」観に行ってきました。
北斗の拳のごとき秩序なき滅亡後の世界を舞台に、1冊の本を西へ運ぶ男の物語。
テーマが複雑なためか、流血はないものの残虐シーンがあるためか、この映画はPG-12指定されています。

世界が滅びたのは、戦争中に空に大きな穴が開き、大量の紫外線が降り注いで地表にあるもの全てが焼き尽くされたため、という設定。
一昔前ならば核の応酬で、ということになったのでしょうけど、そこは現在の環境問題とリンクさせたのでしょうか。
長いこと荒廃した時代が続いているためか、作中に登場する人間の大多数は文字も読めなくなっているようで、「文字が読める」というだけで重要な人材扱いされています。

本の正体は「大多数の日本人には馴染みがないけど誰もが知っている」有名な書。聖書。
戦争の原因とされ、その1冊を除いて全て処分された本、という設定となっています。
物語中盤頃に、主人公の発言内容からその正体と中身が明らかになります。
あの世界における一般庶民の識字率および教養レベルであれば、確かに使い方次第で世界の命運を握れる本とは言えますね。

ちなみに男の最終到達地はアメリカ本土西部。カリフォルニア州。
こちらも「そこそこには名の知れた有名な場所」ですね。アルカトラズ島。

映画「タイタニック」の現実逃避な恋愛劇

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1912年4月10日にイギリスのサウサンプトン港を出航し、5日後に氷山にぶつかって沈没した豪華客船「タイタニック」。
この事件を扱った映画は数多いのですが、中でも一番有名なのは、やはり何と言っても1997年に公開されたジェームズ・キャメロン監督製作による映画でしょう。

1997年公開映画「タイタニック」は、史実のタイタニック沈没事件を扱ったのみならず、悲劇の恋愛映画としても大いに喧伝された作品。
主演男優だったレオナルド・ディカプリオの名を世界的に有名にしたのみならず、映画を製作した同監督による2009年公開映画「アバター」に抜かれるまでは、興行収益がギネスブックにも登録されていた作品としても有名です。
2012年にはこの映画の3D版も公開されるとのことで、その人気の根強さが伺えます。

映画観賞といえばSFX・アクション物が中心で、普段は恋愛映画になど見向きもしない私も、周囲で「面白い」と評判だったこともあり、この作品については映画館へ観に行っていたりします。
男女の恋愛をメインテーマとした映画で私が映画館で観た作品というのは「タイタニック」が初めてとなりますね。

ただ、この映画に対する私自身の評価はというと、

「確かに絵になるシーンが多いし演出は上手いが、肝心の恋愛描写にはほとんど感情移入ができなかった」

というのが正直なところ。
許婚との結婚を嫌がるヒロインのローズの「主人公ジャックに惚れる過程」が、一種の「目の前にある嫌な現実からの逃避」に見えて仕方がなかったんですよね。

自分の意思に反した結婚が嫌だったローズにしてみれば、その嫌な現実を忘れさせてくれる存在が「たまたま」ジャックだったのであって、現実逃避ができるのであれば相手は誰でもよかったのではないか?
また現実から目を背けているからこそ、2人は背徳的な恋愛に快感を覚えて大いにのめり込んでいたのではないか?

そんな負の印象と疑惑を、この2人の出会いのシーンからずっと感じずにいられなかったため、物語終盤でタイタニックが沈没して海水温度零下2度以下の海に投げ出され、ローズを助けて海に沈んでいったジャックの悲劇のシーンでも、

「ああ、これで2人の現実逃避な思い出は永遠に美しく記憶に残るね。今後2人の関係が現実の壁にぶつかって迷走した挙句に破綻する可能性が完全になくなって結構なことだ」

などと私は冷淡そのものだったんですよね。
もし「タイタニックの沈没」がなく、2人の関係がそのまま進んでいたら、いずれ遠からぬ未来に「現実の壁」にぶつかり、逃避もできなくなってあっさり関係が破綻してしまったのではないでしょうか。

画家志望の貧乏青年であるジャックと、上流階級の娘であるローズでは身分が全く異なりますし、ローズには(親が勝手に決めたこととはいえ)許婚もいたわけですから、2人の恋愛は、世間一般的には一種の「不倫関係」と見做されても文句が言えないシロモノです。
現にジャックとローズの関係を知ったローズの許婚相手は、ジャックに対して明確な物理的攻撃を行っていますし、もし「タイタニック」が沈没することなく彼らが無事に船から降りられていたら、それに社会的な制裁まで付け加えられた可能性が極めて高いと言わざるをえないのです。

それに何よりも、あの2人は互いに出会ってから死別するまで最大でもたったの5日間しか付き合いがなかったのですが、たったそれだけの時間で相手の「表面的な美点だけでなく短所も含めた全て」を知り尽くすことができるものなのでしょうか。
どんな恋愛や夫婦関係でも、長く付き合っていればいずれ必ず「相方の幻滅すべき現実」を知ることになります。
互いのことを知り尽くしたかに思える昔馴染み同士の恋愛や結婚でさえ、それまで自分が知らなかった相手の短所や欠点に否応なく気づかされて激怒するといった事例は充分に起こりえることです。
ましてや一目惚れに限りなく近いところから始まった恋愛関係ならばなおのこと、その後の付き合っている時間が長ければ長いほど、自分の理想と食い違っている相手の現実に気づいて幻滅する、という事態は容易に発生しえるでしょう。

そもそもの動機が「現実逃避」から始まっている恋愛が、果たしてやる気や腕力だけでは決して解決できないそれら「現実の直視と対処の問題」に耐えられるものなのか、はなはだ心許ない限りなわけです。
そう考えると、あの結末も実は悲劇ではなく「2人が永遠に幸せになれるハッピーエンド」であったとさえ言っても過言ではなかったのではないでしょうか。

こと恋愛描写については、「タイタニック」と同じジェームズ・キャメロン監督製作による2009年公開映画「アバター」の方がはるかに上手かったですね。
「アバター」では、最初は異星人達に対する一種のスパイ活動を命じられ、命令のままに異星人達と接触したはずの主人公が、次第に異星人達の社会および異星人のヒロインに惹かれていく過程と、主人公の「ヒロインや異星人達と共に自分が属していた組織&人間と戦う」という不退転の決意がしっかりと描写されています。
主人公にとって、特に自分を虐げていたわけでもない、これまで自分が属していた組織および人間社会を結果として裏切ることになるその決断を下す際には、相当な抵抗や葛藤があったことは想像に難くありません。
それでも異星人のヒロインと一緒になることを選び、かつての仲間達と戦う決断をあえて下したところに、「タイタニック」の現実逃避な恋愛とは比べ物にならない「人間的な強さ」というものが表現できているわけです。

カップル毎に様々な結ばれ方や相手に対する想い・依存度といったものが千差万別に存在する恋愛というものに「正しい結ばれ方」「正しい結末」といったものはないでしょう。
しかし「タイタニック」という映画は、その千差万別な恋愛における「老若男女問わず万人が共感できるあり方」というものについて、私的には色々と考えさせられる作品でしたね。

映画「アイアンマン2」感想

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映画「アイアンマン2」観に行ってきました。
同名のアメコミ実写映画化作品シリーズ第二弾で、前作から半年後が舞台。

前作もそうでしたが、主人公トニー・スタークの自宅で展開されている人工AIや空間3D投影などといった超先進技術は凄いの一言に尽きますね。
作中で、他の国や企業がアイアンマンを製作するには5~10年はかかる、という主人公の発言がありましたが、あの自宅の描写を見ればそれも頷けるというもの。

それに対し、一応主人公トニー・スタークが経営するスターク社のライバル企業という設定らしいハマー社の実態は、それと比較してもあまりに悲惨としか言いようがありません。
アイアンマンに対抗するための兵器を製造している工場は、現代でも普通に見られるようなパソコン端末でシステム管理されている上に、「アイアンマンもどき」を製造するために牢獄から脱獄させたトニー・スタークの敵であるイワン・ヴァンコに、いともあっさりとセキュリティを破られている始末。
ライバル社がこの惨状ではスターク社の経営は安泰もいいところで、あまりに桁外れな両者の技術格差は悲劇を通り越して喜劇的とすら言えるほど。
あの映画の世界では、スターク社に技術的に対抗しえるだけの企業は世界中どこを探しても存在しえないようです(T_T)。

まあその割には、企業の後ろ盾もない個人の技術者があっさりと「アイアンマンもどき」を造れてしまったりしていますし、そもそも「アイアンマン」自体がトニー・スタークひとりで造ったようなものでしたけど(苦笑)。
ひとりの天才の前には国や企業の存在意義など儚いものだ、という気分を味わいたい方は、「アイアンマン」シリーズはオススメな映画と言えそうですね。

映画「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」感想

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映画「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」観に行ってきました。
時間を巻き戻す禁断の秘宝「時間の砂」を巡る物語。

作品世界の舞台は一応ペルシャとはなっているものの、アケメネス朝なのかパルティア王国&ササン朝なのか、はたまたイスラム教系のアッバース朝なのかは作中の描写からは全く読み取ることができません。
また一方では「ハッサンシンの城」という、明らかに11世紀末期以降の十字軍時代に恐れられた暗殺者集団の根城が登場していることなどを考えると、作品世界の歴史考証は相当なまでにデタラメなレベルと言って良いでしょう。

それと、あの終盤付近のラスボス、あの時点ではすでに邪魔者は完全に消え去っている状態だったのですから、わざわざ「時間の砂」にこだわる必要はなかったのではないかと思うのですが。
主人公が「時間の砂」を使うのを止める、というのであればともかく、何か必死になって自身で時間を巻き戻そうとしていましたし。

しかし、貧民街出身の主人公が街中を逃げ回る際に披露していた曲芸を想起させるアクションシーンと、冒頭シーンのモノローグがラストシーンに繋がる演出はなかなか上手かったですね。
まあ駄作ではない出来の映画ではあろうと思います。

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズの影響

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私は昔から映画観賞が大好きで、映画は必ず映画館で観るようにしています。
2010年1月から映画館で観ている映画の本数は、5月18日時点ですでに9本。
去年は年間通じて23本、一昨年は24本と2年連続で20本越えしており、映画観賞は今や私にとって欠かせないライフワークの一部になっていますね。

しかし、元々私は映画に対して特にこだわりがあったわけではなく、小学生の頃はどちらかといえば「映画は別に映画館でなくてもとにかく観れれば良い」的なスタンスだったんですよね。
小学生の頃も「ドラえもん」の映画作品などは定期的に映画館へ観に行っていたものの、「半年も経てばテレビでも観れるのだし、別に映画館にこだわる必要はないだろう」とすら考えていたくらいです。

そんな私が映画観賞にのめりこむ最初のきっかけとなった映画は、1985年に公開された映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー1」です。
当時は小学生だったこともあり映画館&リアルタイムでは観ておらず、レンタルビデオ経由での観賞でしたが、この映画をきっかけに私は初めて洋画に興味を持つに至りました。

そして「趣味としての映画館での映画観賞」が本格的にスタートするのは、「バック・トゥ・ザ・フューチャー1」の続編で1989年に公開された映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」からとなります。
当然、完結編となる「バック・トゥ・ザ・フューチャー3」も映画館で観てきたわけで、「映画は映画館で観賞する」のがライフワークになったのはこの頃からです。

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズは、今の私の映画観賞趣味を方向づけただけに留まらず、歴史改変物の架空戦記やタイムトラベル作品を好むきっかけにもなりました。
また私がアメリカ映画を特に愛好し贔屓するようになったのもこの映画なくしてはありえませんでした。
そういう意味で、私が最も大きな影響を受けた映画作品のひとつと言えますね。

映画「パリより愛をこめて」感想

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映画「パリより愛をこめて」観に行ってきました。
題名通り、フランスのパリを舞台にしたアクション物。
アクションシーンで流血シーンが複数回登場するためか、「ウルフマン」と同じくR-15指定されています。

アメリカの駐フランス大使館員で特殊部隊の隊員志願というエリート官僚が、スキンヘッドのプロ特殊工作員に振り回されながら進行するストーリー。
主人公はナンバープレートの取替えや盗聴器の設置といった工作の実績はあるものの直接人を殺した経験はなく、スキンヘッドの工作員と行動を共にする過程でそのような事態を初体験することになります。いわば「ペーペーの特殊工作員見習い」といったところでしょうか。
95分という短い上映時間でありながら、主にスキンヘッド工作員が中心になって繰り出すスピーディなアクションシーンとストーリー進行は良く出来たものでした。

ただこの映画、熊本では「シネプレックス熊本」というシネコンでしか上映されていなかったので、わざわざそこまで足を運ばなければならなかったのが玉に傷でしたね(T_T)。
個人的にはもう少し高い評価を受けても良い映画だったと思うのですが、世間一般的には「マイナー映画」と見做されていたということなのでしょうか。

映画「グリーン・ゾーン」感想

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映画「グリーン・ゾーン」観に行ってきました。
2003年に勃発したイラク戦争における大量破壊兵器の捜索を巡る物語。

全体的には、当時のアメリカ側が大義名分として掲げていた「大量破壊兵器の破棄」という「正義」を糾弾するスタンスで、主人公は開戦要因の真相を暴く立場になります。
作中では、アメリカ軍の占領に対してイラク人が反感を抱き、「イラクの統治はイラク人がやる」「嫌なら出て行け!」などといった反米ナショナリズム的なスローガンを、イラクの傀儡政権とアメリカ政府の高官に対して声高に叫ぶシーンもありました。
作中のイラク軍関係者達は「大量破壊兵器はなかった」と堂々と公言していましたし、作中の登場人物全てがその発言が事実であることを前提に動いていたところから見ても、相当なまでにイラク寄りなスタンスで描かれている映画、という感じでしたね。

「グリーン・ゾーン」は、エンターテイメントの部分もおろそかにはなっておらず、盛り上げるところではきちんと盛り上げていましたが、やはり舞台が舞台ということもあってか、結構政治色が強い映画ではありましたね。
個人的にはその手の映画は嫌いではないのですが、人によって好みが分かれるところかもしれません。

ただ、創竜伝13巻および薬師寺シリーズ7巻であれほどまでにアメリカのイラク戦争遂行および大量破壊兵器疑惑に対し、ストレス解消も兼ねた反米批判を声高に叫びまくっていらっしゃった田中芳樹御大には、是非ともオススメしたい一品であるとこれは確実に断言できます(苦笑)。
ハリウッド映画に関する認識が「インディペンデンス・ディ」辺りで確実に止まっている上、その一作だけを根拠に「アメリカ人のセンス」とやらを揶揄していた田中芳樹は、こういう映画の存在を果たして受け入れられるのでしょうか(爆)。

映画「ウルフマン」感想

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映画「ウルフマン」観に行ってきました。
19世紀末のイギリスを舞台にした、狼男を巡る悲恋の物語。R-15指定を受けているだけあって「血や肉片が飛び散る」残虐シーンが多々あります。

また、作中で登場する狼男は、顔も歩き方も狼というよりはキング・コングを彷彿とさせるものがありました。
変身シーンや長い爪、素早い動きなどは確かに狼男なのですが、ロンドンで暴れ回っていた際の走り方と、ラスト付近で映し出されていた顔面アップの表情がキング・コングそのものだったんですよね。
変身後の顔も、あまり「狼」がイメージできるようなものではありませんでしたし。

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