エントリー

カテゴリー「時事問題関連」の検索結果は以下のとおりです。

山口県光市母子殺害事件の弁護団が再審請求

山口県光市母子殺害事件で死刑が確定した大月孝行死刑囚の弁護団が、2012年の秋に再審を請求する方針であることを明らかにしました。

http://megalodon.jp/2012-0527-1647-55/www.shimotsuke.co.jp/news/domestic/main/news/20120526/792339
>  少年時の山口県光市母子殺害事件で殺人や強姦致死罪などに問われ、3月に死刑が確定した大月孝行死刑囚(31)の弁護団は26日、確定した広島高裁の差し戻し審判決に重大な誤りがあるとして秋にも同高裁に再審請求することを明らかにした。
>
>  主任弁護人の安田好弘弁護士は「10月ごろには再審請求する方向だ」と述べた。
>
>  犯行当時18歳1カ月だった大月死刑囚は、一審山口地裁、二審広島高裁で無期懲役とされたが、最高裁は「年齢は死刑回避の決定的事情とまではいえない」と破棄した。差し戻し審判決で高裁は死刑を言い渡し、最高裁も上告を棄却した。

既に最高裁まで経ている裁判で、しかも法廷という場において「ドラえもんに助けてもらおうと思ったから」などというタワゴトを堂々とのたまった死刑囚に、これ以上審議すべき一体どんな新事実があるというのでしょうか?
無罪判決に持っていけるだけの新事実があるというのであれば、それは今までの裁判で主張すべきことだったはずなのですが。
ドラえもん云々や反省皆無の手紙などが実は検察による圧力やでっち上げの産物だった、というわけでもないでしょうし。
こんな状況下での再審請求というのは、単なる死刑回避のための時間稼ぎ戦法にしか見えないのですけどねぇ。
死刑囚のエゴなのか弁護団の法廷戦術なのかは分かりませんが、いずれにしても傍迷惑な話ではあります。

シー・シェパードの親玉ポール・ワトソンが逮捕

環境保護と称してテロ行為を働きまくるシー・シェパードの親玉ポール・ワトソンがドイツで逮捕されました。
容疑はコスタリカ船舶の航行妨害で、それ以外にも殺人未遂容疑でも逮捕状が執行される可能性があるのだそうで↓

http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2877767/8941162
> 【5月14日 AFP】(一部更新)南極海での日本の調査捕鯨に対する過激な妨害活動で知られる反捕鯨団体「シー・シェパード(Sea Shepherd Conservation Society、SSCS)」は14日、創設者のポール・ワトソン(Paul Watson)代表(61、カナダ国籍)が独フランクフルト(Frankfurt)で13日に逮捕されたと発表した。身柄はコスタリカに引き渡される見通し。
>
>  コスタリカからの報道として豪メディアが伝えたところによると、
ワトソン代表には同事件での殺人未遂容疑でも逮捕状が執行される可能性がある。
>
>  シー・シェパード側の説明によるとワトソン代表の逮捕容疑は、2002年に中米グアテマラ沖でフカヒレ目的の違法なサメ漁を暴くドキュメンタリー映画「シャークウォーター/神秘なる海の世界(Sharkwater)」の撮影中、コスタリカ船舶の航行を妨害したというもの。シー・シェパード側は、グアテマラ領海内で違法サメ漁を行うコスタリカ船を発見し、グアテマラ当局の要請に基づき同船に併航しながら漁を中止して帰港するよう指示していたところ、突然グアテマラの小型砲艦が介入してきたため、これを逃れようとコスタリカに向かったと主張している。
>
>  コスタリカ漁船側はシー・シェパード側が自分たちを殺そうとしたと訴えているという。(c)AFP

身の程知らずのテロ団体には強硬なスタンスが一番効果的ということでしょうね。
というか、むしろ弱腰な態度に終始するからこそ、こういうテロ団体は「ここでは何をやっても安全だ」と増長して更なる過激行為に及ぶという構図があるのですし。
その意味では、911テロ事件以降、「テロ組織との妥協はない」的な強硬姿勢を示すアメリカの基本スタンスにも一定の理があると言えます。
当のシー・シェパード自身、ロシアのような「発見次第殲滅」を基本方針としているような国には、たとえ捕鯨を行っていても手を出さないのですし。
世界の取り締まり方針が厳しいというよりも日本が温和すぎるのですが、いいかげん日本もシー・シェパードのようなテロ団体を問答無用で駆逐するような体制を構築しないと、いつまで経っても舐められ続けるのではないですかねぇ。

福井県おおい町議会が大飯原発再稼働への同意を決議

関西電力大飯原発の再稼働問題で、福井県おおい町議会が再稼働に同意する決議を下しました↓

http://www.asahi.com/national/update/0514/OSK201205140063.html
>  福井県おおい町議会は14日の全員協議会で、関西電力大飯原発3、4号機の再稼働に同意することを議長と病欠者を除く11対1の賛成多数で決めた。午後に時岡忍町長に伝える。
>
>  町議会は、東京電力福島第一原発事故を受けた安全対策、町民説明会などで出た住民の意見などを検証していた。
>
>  時岡町長は町議会の意向や福井県原子力安全専門委員会の結論などを見極め、週末にも西川一誠知事に同意の意思を伝える。

これで、原発再稼働の大きなハードルと言われていた「地元の同意」が得られたことになります。
ヒステリックな反原発の「空気」で、夏や冬に向けて電力不足や電気料金値上げの不安が現実化する中、ここで再稼働に向けての一歩が進められたのは朗報と言えます。
代替えエネルギーの確立もなしに脱原発や節電を推進するなど、戦前の「欲しがりません勝つまでは」「贅沢は敵だ」の世界でしかないのですし。
あとは、去年の浜岡原発やストレステスト等で見られたような「第二のカンガンス」が出ないことを祈るのみですが、さてどうなりますかねぇ。
去年の九州電力における玄海原発再稼働問題の際も、せっかく再稼働に必要な地元の同意が一旦は得られたにもかかわらず、カンガンスの余計な人気取りパフォーマンスが原因で水泡に帰したのですし。
アレの二の舞は勘弁してもらいたいところではあるのですけど……。

日本国内の全原発が42年ぶりに全停止

日本で稼動していた最後の原発である北海道の泊原発3号機が定期検査に入り、実に42年ぶりとなる原発全停止が実現する運びとなりました。
ついに来るべきものが来てしまった、という感がありますね↓

http://megalodon.jp/2012-0506-1932-07/sankei.jp.msn.com/economy/news/120505/biz12050523280013-n1.htm
>  北海道電力は5日深夜、定期検査のため泊原発3号機(北海道泊村)の運転を停止した。国内の商業用原発50基でほかに稼働している原発はなく、昭和45年以来、42年ぶりに国内の稼働原発がゼロとなる異例の事態となった。原発稼働停止による電力不足を回避するめどはたっておらず、家庭や企業は一段の節電を求められる。
>
>  泊原発3号機の停止作業は午後5時から行われた。原子炉の出力は89万キロワットから、ほぼ1時間に30%の割合で低下。午後11時ごろには出力ゼロとなった。6日未明には原子炉が完全停止し、「冷温停止」状態に移行する。検査期間は71日間を予定しているが、再稼働にはストレステスト(耐性検査)や地元了解が必要なため、停止期間は「未定」としている。
>
>  政府の需給検証委員会によると、
原発を再稼働できないまま平成22年並みの猛暑となった場合、沖縄を除く日本全体で0・4%の電力不足になると試算。不足率は、北海道電管内で3・1%、原発依存度が高い関西電力管内では16・3%に達する見通しで、今夏の電力需給は極めて厳しい状況に陥る。
>
>  電気事業連合会の八木誠会長(関西電力社長)は5日、原発すべてが停止したことを受け、「日本は化石燃料に過度に依存しないエネルギー構成が大切。立地地域をはじめ広く社会の信頼回復に努め、できる限り早く(原発が)再稼働できるよう最大限の努力を続ける」とコメントした。

原発が停まっても安全性は何ひとつ改善されず、またエネルギー供給の問題をどうするかなど問題が山積しているのですが、原発アレルギーな人達にとってそんな問題は他人事でしかないのでしょうね。
「やっと原発が停まった、良かった良かった」で思考停止しているでしょうし(苦笑)。
原発を停めずに稼動させ続ければ事故の危険性を言い立てまくり、停止して停電しなければ「原発は要らない」、停電すれば「電力会社は何をしているんだ」……。
「サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ」ならぬ「反原発は気楽な運動ときたもんだ」と言いたくなるような状況ですね。
何をやっても自身の発言責任を顧みる必要がなく、自分こそが絶対正義という立場でもって、電力会社がどう動こうと電力会社を絶対悪のごとく好き勝手に攻め立てることができるのですから。
東日本大震災前まではほとんど「死に体」状態だったというのに今日の状況を迎えられて、反原発運動の面々は笑いが止まらないことでしょうね。
実際には、「安全性を確認した上で原発を再稼動して欲しい」という人は意外に多いのではないかと思えてならないのですけどねぇ(-_-;;)。

タイタニック2号?の建造計画発表

映画「タイタニック(3D版)」の上映にあやかってのものなのか、今年がタイタニック沈没からちょうど100年目の節目に当たるからなのかは知りませんが、何と「タイタニック2号」の建造計画が進められているみたいですね。
何かの冗談かとしか思えないところなのですが↓

http://www.afpbb.com/article/economy/2875417/8877814
> 【5月1日 AFP】オーストラリアの大富豪クライブ・パーマー(Clive Palmer)氏が4月30日、100年前に沈没した英豪華客船タイタニック(Titanic)号の21世紀版、「タイタニックⅡ(Titanic II)」を中国で建造する計画を発表した。初航海は初代の足跡をたどり、2016年末に英国からニューヨークへの航路を予定している。
>
>  鉱業で成功した実業家のパーマー氏は、すでに中国国営造船会社の長航重工金陵船廠(CSC Jinling Shipyard)に、初代タイタニック号とまったく同じ仕様でタイタニックⅡの建造を依頼したと語った。声明では「オリジナルのタイタニック号と隅々まで豪華さは同じで、しかし、もちろん21世紀の最先端のテクノロジーや最新のナビゲーション・システム、安全システムなどを搭載する」と述べている。また初航海の護衛役に中国海軍を招いたとも述べた。
>
>  豪華客船タイタニック号が北大西洋上で氷山に衝突し沈没したのは、100年前の1912年4月15日。当時、世界最大だった客船は、初航海で英サウサンプトン(Southampton)を出航し、米ニューヨークへ向かう途上だった。事故では1514人の命が失われた。
>
>  パーマー氏は今回、タイタニックⅡの建造にあたり自らの船会社を創設。タイタニック号を所有していた英海運企業ホワイトスターライン(White Star Line)にちなみ、「ブルースターライン(Blue Star Line)」と社名をつけた。
>
>  タイタニックⅡの仕様は、初代タイタニック号と同じく全長270メートル、高さ53メートル、重量4万トン。客室840室と9か所のデッキを備え、時代検証チームとの共同作業でデザインワークを進めている。図書館や高級レストランとともに、現代版ならではのスポーツジムやプールも設ける。また初代では石炭ボイラー室だった場所は、パーマー氏の地元、豪クイーンズランド(Queensland)州を紹介する展示室となる。
>
>  パーマー氏はオーストラリアで5番目の資産家とされ、その資産価値は50億豪ドル(約4120億円)以上と推計される。クイーンズランド州やウエスタンオーストラリア(Western Australia)州に広大な炭鉱や鉱山を所有しているほか、最近では観光業にも進出し、サンシャインコースト(Sunshine Coast)に高級リゾートを所有し、メディア産業への参入にも関心を示している。
>
>  金陵船廠はパーマー氏の他の客船も手がける予定。今回、パーマー氏がタイタニックⅡの建造を中国企業に依頼した背景には、自らが所有する鉱山から産出される石炭や鉄鉱石の主要な買い手である中国との関係を強化するとみられる。パーマー氏は
「中国は貨物船やコンテナ船の建造では定評があるが、豪華船では欧州が75%を占めているのに対し、中国は2~3%。中国の造船業はわれわれの支援を得て、客船の市場でも世界の上位に立つことを目指している」と語っている。(c)

空前の海難事故を引き起こした船の名前をそのまま採用することも驚きならば、処女航海で全く同じ航路を取る予定も、船の建造を中国で行うという発表も驚愕の一言に尽きます。
建造する前から沈没させる気満々なようにしか思えないのですが(苦笑)。
しかも、当の中国からすらこんな声が出てくる始末ですし↓

http://jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012050300765
>  【上海時事】オーストラリアの資産家クライブ・パーマー氏が先月30日、中国の造船会社に発注したと発表した豪華客船「タイタニック2号」に対し、中国国内で実現性を疑問視する見方が浮上している。世界一の造船大国になったとはいえ、中国の造船会社が豪華客船を建造した実績はなく、技術もないことを業界も認めているためだ。
>  3日付の中国紙・毎日経済新聞によると、造船業界団体、中国船舶工業協会の張広欽会長はこのほど、「豪華客船建造に求められる技術はとても高く、わが国にはまだ能力がない。大手企業でも技術を蓄積している段階だ」と明言した。(2012/05/03-18:24)

ただでさえ中国の製品には「安かろう悪かろう」のイメージが付き纏っているというのに、さらに肝心の造船実績と技術がこれではねぇ……。
中国では以前、進水式でいきなり沈没した船が笑いのネタになっていたこともありましたし↓

本当に「タイタニック2号」を造船する気なのか、完成したとして客はちゃんと乗るのか、そもそも安全性は大丈夫なのか、様々な理由で不安な部分が多々ある企画ではありますね。
何でもかんでも爆発する「チャイナボカンシリーズ」が勇名を轟かせている中国製だと、氷山が無くても洋上で突然爆発するとか、乗客満載の救命ボートが全て吹き飛ぶとか、身体を張ったお笑いネタが出てきそうなところが何とも言えないところで(笑)。

男性の育児休暇に見られる「男女平等」の歪み

男性が育児休暇を取得することについて消極的な企業が多いそうです。
以下の事例のように、「そんなことは断じて認められないし、それが嫌なら辞めて結構」とまで言い放つ企業経営者もいるのだとか↓

http://megalodon.jp/2012-0425-0800-23/www.j-cast.com/kaisha/2012/04/20129658.html?p=all
>  夫の稼ぎだけで専業主婦の妻と子どもを養っていたのは、昔の上流家庭か高度経済成長期の話。いまはフルタイムで働いても、生活が苦しいという独身者が少なくない。結婚すれば、共稼ぎは当然の選択肢となるだろう。
>
>  ある会社では、
産休中の妻に協力して家事や育児をしようとする男性社員に対し、オーナー社長が「仕事をおろそかにするな」と発言し、社員から猛反発を買っているという。
>
> 同情してくれる同僚もいる。何とか対抗したい
>
> ――従業員90人の中堅製造業の営業で働いています。入社5年目です。今月、待望の長男が産まれ、喜びつつ新しい生活に戸惑っております。妻が産休から早めに復職しないといけない事情もあり、家事や育児に積極的に参加するつもりです。
>
>  最初は育児休業の取得を考えましたが、職場はそんなことを許す雰囲気ではありません。しかし
これまでと同じ働き方では、家庭がおかしくなってしまいます。
>
>  そこで上司に、しばらく終業時刻の1時間前に退社させてほしいと相談しました。上司はしぶしぶ人事に相談したようですが、その途中でオーナー社長の耳に入ってしまいました。
>
>  翌週の朝礼で社長は、全社員を前にこう言い放ちました。
>
>
「最近、仕事をおろそかにして男も育児をしたいと言い出すやつがいるそうだが、うちの会社ではそういうことは絶対に認めない。男は仕事を通じて、家計に貢献するのが一番大事だ。それが嫌なら、辞めてもらって結構だ!」
>
>  実名をあげませんでしたが明らかに私のことと分かり、めまいがしました。何人かの同僚は「社長ってあんな考えだったんだ」「本当にひどいよな」と声をかけてくれました。
>
>  社長は言い出したら聞かない人ですが、こんな筋の通らないことを認めさせるわけにはいきません。いま独身の人を含め、よくない慣習に苦しめられるきっかけになるのも耐えられません。何とか対抗したいのですが、よい方法はないものでしょうか――

企業にしてみれば、せっかくカネを払って雇っている社員のマンパワーを、育児などという直接的利益に全く結びつかないシロモノなどに奪われてしまうのは、到底我慢のできないことなのでしょう。
元々、企業が男女平等を受け入れたのだって、表面的なお題目とは裏腹に、安価で大量供給される労働力を見込んでのことだったのですし。
また実際問題として、乳幼児期の育児に男性が参加しても、むしろ足手纏いになるパターンが多かったりするんですよね。
育児休暇を取って家にいても実際はやることもなくゴロゴロしているだけで、却って育児に追われる女性の負担になっているという事例が少なくなく、そればかりか「育児」を口実に全く関係のない休日を取得したりするケースも少なくないとか。
いくら男女平等が叫ばれる世の中であっても、「男は仕事、女は家庭」という人間の行動原理は、最低でも数千年、下手すれば数万年単位で刻まれていますので、そうそう簡単に変えられるものではありません。
女性の大部分が重労働に向かず、事務などの軽労働を望むのと同様に、男性の大部分は子育て、特に乳幼児の育児には全く向かないのです。
生まれたばかりの乳幼児にとって最も重要なのは「母親との結びつき」であって、父親の役割が生きてくるのはもう少し先のことなのですし。
母親が何らかの理由でいないケースでは男性の育児休暇も必要になってくるかもしれませんが、それ以外で役に立つ制度とは、正直言い難いものがあるのではないかと。
男性と女性の身体的・脳構造的な違いを無視して「男女平等」なるものを推進しようとした結果の、これは小さからざる歪みのひとつなのでしょうね。

そもそも、男性の育児休暇なるものが求められるようになった最大の理由は、まさに女性が家庭の外に出て働くようになったことと無関係ではありえません。
家庭内器具の技術の発達により、家事の負担は昔に比べると大幅に減った感がありますが、子育ての負担だけは昔と全く変わっていません。
乳幼児や幼児は特に「母親との結びつき」を必要不可欠としており、技術の発展ではそれをカバーすることができないためです。
それが男女平等のお題目のひとつである「女性の社会進出」にとって邪魔だったからこそ、その「邪魔な育児」を男性にも担ってもらおう、という動機から始まったのが「男性の育児休暇」だったわけです。
しかし、企業は働き手を失うことを嫌がるし、そもそも男性側も企業の期待に応えざるをえない上に育児に向かないことを承知せざるをえないしで、男性の育児休暇取得は実態に適ったものになっていないんですよね。
その点では、上記記事における「男は仕事を通じて、家計に貢献するのが一番大事」という社長の話にも実は一理あると言えます。
ただ一方では、そもそも男性に育児休暇を取らせざるをえない状況に追い込んだのもまた企業であったりするわけで、部下達にしてみれば「どのツラ下げて…」とは言いたくなる部分も当然あるでしょう。
男性または女性のいずれかが働くだけで家計を維持できる、そういう「昔の社会形態」が再び実現することこそが、この問題を解決する最良の方法ではあるのでしょうが……。

昨今の「男女平等」というスローガンは、かつての共産圏の「平等」と同じく、男女問わず全ての人間を不幸にしているだけでしかないように思えてなりませんね。
「機会の平等」ではなく「結果の平等」を求めてしまっているところも、共産圏の「平等」と全く同じですし。
昨今の歪んだ状況を改善するためには、「そもそも男女平等というのは本当に正しいのか?」と一度疑ってかかる必要があると言えるのではないでしょうか?

人里に出現したヒグマの射殺に苦情殺到

北海道札幌市で北海道猟友会が射殺したヒグマがニュースで報じられた結果、札幌市役所に「何故ヒグマを殺した!」という苦情電話が相次いだのだそうです。
これを受けて札幌市では、これからはヒグマを殺さず、山に追い返す方法を模索するとのこと↓

http://megalodon.jp/2012-0424-2314-46/www.j-cast.com/2012/04/23130005.html?p=all
>  札幌市の民家近くに2、3歳と思われるオスのヒグマが一頭出現し、北海道猟友会のハンターが猟銃で駆除した。この様子がテレビのニュースで流れたことがきっかけで、札幌市役所には100件を超える電話が入り、その大半は「なぜ殺した!」という苦情だった。
>
>  札幌市役所では、本州に生息するツキノワグマに比べてヒグマは比較にならないほど巨大で凶暴なため駆除してきたが、これからは山に追い返すなど別の対策を検討しなくてはいけない、と頭を抱えている。
>
>  泣きながら訴える女性など100件以上の電話
>
>  駆除されたヒグマは体長が135センチ、体重が120キロほどだった。
2012年4月19日、里に降りてきたことが確認され、翌20日の午前6時ごろには民家から約20メートル離れた林の中にいた。人を怖がる様子はなく、このままでは住宅街に進入する心配があると判断し射殺した。この日、近隣の小学校では子供に親が付き添って登校させる姿が目立った。
>
>  ヒグマが射殺される様子を20日に複数のニュース番組が放送したところ、直後から札幌市役所の電話が鳴り続けた。環境局みどりの推進課だけでこの日60件近くあり、これまでに100件を超えているという。メディアからの問い合わせを除くと全てが苦情で、
>
> 「なんで殺したんだ!」「山に返せばいいだけなのに」
>
> といったものに加え、
>
> 「何も悪いことをしていない若いクマなのに・・・」
>
> と電話口で泣く女性もいたという。
全ての内容を細かく調べてはいないが、苦情は札幌市内からのものではなかったようだ、とみどりの推進課では話している。
>
> 北海道でヒグマを前年度785頭駆除
>
>  みどりの推進課によれば、ヒグマは大きいものになると体長が3メートル、500キロもあり非常に凶暴だ。小熊であったとしても人を恐れない場合はやがて大きな被害をもたらす可能性があるため射殺してきた、という。しかし、
今回のニュース映像がショッキングに受け止められ、苦情が多数寄せられた。これからはすぐに殺したりはせず、山に追い返すにはどうしたらいいのかなどの検討を始めているという。
>
>  北海道警察の調べによれば、2011年度の北海道でのヒグマの捕獲数は785頭で、調査を始めた55年度以降3番目に多い数字となった。目撃数は1240頭だった。
>
>  里に降りてきたクマの捕獲については、ニュースが流れるたびにネットで論争が起こる。以前は「可愛いから熊を殺さないでほしい」という意見も多かったが、今回の札幌に関しては「やむをえない」がネットでは主流になっている。

街中にヒグマが現れ、人に害を及ぼすかもしれないという状況では、ヒグマの射殺もやむをえない正当な行為としか評しようがないでしょう。
北海道は、ヒグマの獣害のために無人となった開拓民達の集落があるほどに、昔からヒグマの害が少なくない地域なのです。
行政側にしてみれば、市民の安全を守る義務があるのですし、ヒグマを放置して万が一にも人に害が及んだとなれば、謝罪だの賠償だのと責任を追及されるのは確実なのですから。
またヒグマは、そこに美味しい獲物や食料があると分かれば、何度追い払ってもまたすぐに同じ場所に繰り返しやってくるという習性を持っていますので、「山に追い返す」という対策は、その場その場の応急措置以上の効果を持ちえないのです。
さらに、何度も同じヒグマの対処を強いられるのでは、そのための手間と費用もかなりのものとならざるをえませんし、それは全て行政側が負担しなければならないのです。
獣害をまき散らす可能性の高いヒグマに対する対処法としては、やはり「その場で撃ち殺す」に勝る選択肢はないわけです。

にもかかわらず、そのヒグマの射殺を「可哀想」「殺すなんて」と非難する人達は、ペットと同じ感覚でヒグマを見ていたりするのでしょうかね?
犬や猫だって、人間側に経済的・社会的な余裕があるからこそ飼っていられるのであって、数が増えすぎたり凶暴化したりして人間に害を及ぼすとなれば、やはり「殺すのもやむなし」という結論に辿りつかざるをえないのですが。
動物愛護の精神も結構なことですが、それもまずは人間の安全と余裕があってこそのものです。
今回の問題は、動物愛護の精神が酷く歪んだ形で噴出したものであると言えるのではないでしょうか。
まあ、苦情を言っている人たちの中には、グリーンピースやシーシェパードのような、環境問題や動物保護問題を「パフォーマンス&金儲けのビジネス」程度にしか考えていない自称環境保護団体のテロ集団に属する輩もいたりはするのでしょうけどね。

日本社会に蔓延る「空気」の問題と対処法

よく日本社会では、口頭や文書などで命令されたりしていないにもかかわらず、自分の意思に反して半ば雰囲気的に非合理的な愚行への従属を余儀なくされてしまう事例が多々あります。
日本でこれまで生活したことのある人であれば、誰もが一度は「和を乱すな」「空気を読め」と言ったOR言われたことがあるのではないでしょうか?
しかし、この「空気」という概念は、自由な議論を問答無用で封殺し、責任回避の温床にもなっているという点で、社会に害悪しかもたらさないシロモノにしかなっていないんですよね。

「空気」の問題は何も最近になって突然発生したものではなく、戦前の時代には既に存在が確認されていました。
戦前の日本は、朝日新聞をはじめとする大手マスコミが煽りたてた「鬼畜米英」「進め一億火の玉」的な「空気」が世論を支配していましたし、映画「聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-」でもその様相がはっきりと描かれています。
戦前の軍国主義についてよく言われる「軍部が暴走して戦争への道を突き進んだ」というのも、実は世論という名の「空気」がそれを支持していたからこそ実現しえたものだったわけです。
また「戦艦大和の沖縄特攻作戦」などは、実行すれば確実に失敗することがあらゆる資料やデータなどから明らかだったにもかかわらず、「当時の空気ではああするしかなかった」として実施せざるをえなかったと、当時の軍関係者が証言していたという話があったりします。
「空気」などに従っても何も良いことはない、それどころか身の破滅に陥る危険性すらあることは、戦前・戦時中における愚劣な政策・作戦の数々が「空気」の名の下に問答無用で実施され、無用な損害と犠牲を出してきたことを振り返っても一目瞭然でしょう。
「空気」の危険性は、既に戦前の昔から警告されていたわけです。

比較的最近における悪しき「空気」の実例としては、2009年8月の衆議院総選挙、およびその前の自民党バッシングが筆頭的なものとして挙げられるでしょう。
当時の日本では、たかだか政治家がカップラーメンの値段や漢字の読みを間違えた程度のことで、汚職事件にも匹敵する一大スキャンダルであるかのごとく騒ぎ立てられ、政治面での実績など何も顧みられることなく「自民はダメだ! 民主党に政権交代を!」などと呼号される始末でした。
挙句、民主党が政権を取ったらどうなるかについて、いくつもの実例を元に当時から警告も行われていたにもかかわらず、「民主党に投票するのは当然のこと」という「空気」がそれらを全て押し潰して政権交代を実現させてしまいました。
その結果が今日の惨状であることは今更言うまでもありますまい。

また、2011年3月11日に発生した東日本大震災では、「震災自粛」と「反原発」という名の「空気」が醸成されました。
「被災者に配慮する」という大義名分の下、震災被害とは全く関係のない地域で異常なまでに蔓延した震災自粛という「空気」は、そのために倒産する企業まで出るほど猖獗を極め、悪戯に日本経済を痛めつけ却って震災復興を遅らせてしまうありさまでした。
今から考えると、あのバカ騒ぎは一体何だったのかとすら言いたくもなってしまいますね。
そして震災直後に発生した福島第一原発事故に端を発した「反原発」という「空気」は、原発再稼働問題をこれまた悪戯に拗らせ、今なお日本社会に電力供給面での不安と抱え込ませると共に経済への悪影響を与え続けるに至っています。

戦前の軍国主義・民主党による政権交代・震災自粛・反原発…。
その存在によってこれだけの愚行が何度も執拗に展開されるのに、未だに日本社会では肯定的に扱われている「空気」。
このような珍現象が発生するのは一体何故なのでしょうか?

「空気」の弊害は誰もが感じているところでしょうが、一方で、誰もが利益や恩恵を受けないような社会システムが存続などするわけがありません。
となると、実は「空気」にも万人に受け入れられるだけの利益や恩恵が存在する、ということになります。
それは普通であれば、金銭や社会的インフラ・領土・有形財産などの「誰もが目に見える形での分かりやすいものになるはずですが、「空気」の場合は全然違うんですよね。
「空気」があることで得られる利益を突き詰めていくと、その最たるものは「責任の所在が曖昧になる」「責任回避・免罪が受けられる」という点に行き着いてしまうんですよね。
記憶や記録として残る口頭や文書で他人に命令しているわけではないため、言質を取られる心配が一切ない。
あとで「何故あんな愚行をやらかしたんだ」と問われても「あの当時の空気ではああするしかなかった、俺が悪いんじゃない」と自己の責任を回避できる。
結果、誰ひとりとして責任を取ることなく全員が免責されるか、「みんなが平等に悪い」「みんなで責任を取ろう」などという結論に終始することになる。
これが「空気」によって得られる利益と恩恵なのです。
理論的に言えば、「空気」を煽りたてた人間と、それを無条件に信じ込んで迎合した人間は、当然のごとく相応の責任を問われる必要があるはずなのですが、日本ではそれすらもロクに行われることがありませんからねぇ。
つまり「空気」というのは、その扇動者と大衆迎合主義者にとって大変に都合の良い概念である、というわけです。
戦前の軍国主義的な「空気」を煽り、かつて自社がやらかしたサンゴ捏造報道事件のシンボルである「KY」という言葉に「空気を読め」などという新たな造語を付与してのけた朝日新聞社などは、まさにその典型例でしょう(笑)。
戦前の報道に関する朝日の弁明も、まんま「あの当時の空気では…」の論理を地で行くシロモノでしかないですし。
「空気」の存在を誰よりも欲しているのは、昔から「空気」の煽り手だった大手マスコミなのではないかと。
そんな連中のために存続されている「空気」という社会概念は、一刻も早くこの世から消し去った方が良いのではないかと思えてならないのですけどねぇ。

では、そんな「空気」を打破するには一体どのような方法を取れば良いのか?
最初に行うべきは、やはり何と言っても客観的かつ実証性に満ちたデータを元に、「空気」を論破できるだけの強力な理論を作り上げること。
これが最初にできないと、そもそも「空気」のどこが問題であるのかを明示することもできないのですから、ある意味当然の方策でしょう。
また、そういった理論を自前で用意すること自体が「自分で考えて行動する」ことの証明にもなります。
しかし、ただ理論を用意するだけでは「空気」の流れに抗うことはできません。
相手は数を頼みに問答無用で迫ってくるのが常なのですから、ただ正論を振りかざすだけでは、これまでの事例が明らかなように数で押し潰されるだけでしかありません。
そこで、その正論を公の場で大々的に宣伝する場と、理論の正しさを他者に評価してもらう場が必要となります。
前者は後者も兼ねている場合がありますが、後者は前者だけでなく「議論をする場」なども含みます。
ここで重要なのは、宣伝や議論の際には常に第三者の目を意識し、彼らに「『空気』よりもこちらの方に理がある」と評価してもらうことです。
特に議論の場合は、議論相手をいくら追いつめても論点そらしや開き直り、さらには諸々の圧力(暴力行為や脅迫、個人情報の流布など)などで逃げられる可能性が大ですから、むしろそのような無様な姿を第三者の目に晒させる方がはるかに効果的です。
尊敬・崇拝する相手がどんな愚行をやらかしても敬意の念を抱き続ける、などという「信者」的な人間なんてそうそういるものでもないですし、たまにいたとしても笑いのネタにしかならないのですから。

ただ実際には、そこまでやってもなお「空気」を覆せないことの方が圧倒的に多かったりします。
先に紹介した4つの事例でも、結局非合理的な「空気」が合理的な正論を押し潰している現実が存在するわけですから。
「空気」側もなかなかに狡猾なもので、自分にとって脅威となるであろう理論には「絶対悪」のレッテルを貼って人格的に貶めたり、全体から見ればどうでも良い部分をことさら論って挙げ足取りに走ったり、最初から「あんな奴は相手にしない」と上から目線で無視を決め込んだり、さらには有形無形の政治的・経済的圧力をかけて社会的どころか非合法的かつ物理的に相手を葬ってしまったりすることすらも珍しくなかったりします。
たとえ相手に理があると考えても、そこから「空気」に逆らうためには、自分の選択の正しさを信じ、かつ周囲の圧力に抗しえるだけの強い精神が必要となります。
それは大多数の一般人にはなかなか難しいことですし、ましてや、そのことで人的・物的な被害まで発生しかねないとなればなおのことでしょう。

ならば、そういった事情を勘案した上で、より安全確実に「空気」に逆らうにはどうすれば良いのか?
それは、「当時の『空気』の実態およびそれに基づく発言を全て記録し公開すること」これに尽きます。
当時の「空気」の中で、誰がどんな発言をし、どんな行動に出ていたのか、その事実を全て記録し尽くすのです。
そうすれば「空気」が変わり、そいつが変節をしようとした時、その記録を突きつけて責任を問うことが可能となります。
独自の正論も持たず、「空気」だけを担保に好き勝手やっているような人間は、「空気」が変わった途端にそれまでの主張を簡単に翻してしまいます。
しかし、過去の記録があればそういうことも簡単には行えなくなりますし、周囲も「お前はかつて正反対なことを述べていたじゃないか」と警戒するようになります。
もちろん、記録を突きつけられた人間も、その際にはまさに「あの当時の空気では…」などという言い訳をここぞとばかりに披露することになるでしょうが、それは「俺は空気に流されるだけの風見鶏な人間でしかない」と自ら告白するようなものですし、節操のない変節漢として信用も大きく失ってしまうことにならざるをえないでしょう。
しかも、記録する行為自体は何ら「空気」に逆らうものではありませんから、誰でも何らリスクを抱え込むことなく行うことができるわけです。
「空気」で動いている人間も、まさか「俺の言動を記録するな!」などと主張することはできないでしょうし、そんなことをしたら自分の言動に正当性がないことを自ら自白するようなものです。
また、その場の「空気」に基づいた言動が「記録」によって後から裁かれる、ということになれば、安易に「空気」によって動くことについても一定の抑止力として機能しえます。
一見迂遠な手法ではありますが、急がば回れの格言のごとく、「空気」に対抗する一番の道は結局これなのではないか、と考える次第です。

自分の意に沿わないばかりか、自身や社会にとっても害悪しかもたらさない「空気」に従わなければならない理由など、世界の果てまで探してもあろうはずがありません。
他者、特に大手マスコミが煽りたてる「空気」に対抗する術を、国民ひとりひとりが持つべき時にいいかげん来ているのではないでしょうか?

尖閣諸島と同列に扱われる日本のAV女優

本来ならば国際問題ものの事件なのでしょうけど、何故か微妙に笑いを誘うネタ↓

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1708254.html
> サッカーAFCチャンピオンズリーグ2012のグループリーグ第4節の試合が行われ、広州恒大は柏レイソルと対戦し、3-1で勝利した。
>
> その際、地元広州サポーターは「钓鱼岛是我们的,苍井空是大家的」
(尖閣諸島は我々中国のもの、蒼井そらはみんなのもの)という横断幕を掲げた。

国家間で行われるオリンピック・ワールドカップや国際親善試合の類で、領土問題などの政治絡みのネタを披露したりすることは、国際的に禁止されている行為です。
そんなことをすれば、関係国のサポーター達の暴動を招くだけでなく、国家間の関係にまで悪影響を及ぼし、最悪戦争勃発にまで至りかねないからです。
過去の歴史を紐解いても、サッカーワールドカップの出場権獲得試合での遺恨が開戦の発端となり、南アメリカのエルサルバドルとホンジュラスによって争われたサッカー戦争(1969年)という事例もあるのですし。
日韓共催となった2002年のサッカーワールドカップでも、韓国サポーター達が相手国をバカにする横断幕を掲げたりして問題になっていますし、国際親善の場であるからこそ求められる節度というものがあるわけですね。

そのルールを破っている中国のサポーター達の行動は充分に問題となる話なのですが、笑えるのはその横断幕の主張の中身。
ここ数年何かと話題になっており、つい最近も石原慎太郎東京都知事が「都で購入する」と発言して物議を醸した尖閣諸島のことが出てくるのは、ルール違反は別にしても中国人の発想パターン的に理解はできるとして、何故そこで「蒼井そら」なる人物が出てこなければならないのでしょうか?
「蒼井そら」は、日本ではマニアの間くらいでしか知名度がないのに中国では爆発的な人気を誇っているとTVやネットでも時々話題になる、日本のAV女優のひとりでしかないのですけど。
いくら人気があるとは言え、中国では日本のAV女優ひとりが尖閣諸島と等価値であると見做されていたりするのでしょうかねぇ(苦笑)。
まあ尖閣諸島のみならず「蒼井そら」にしても、違法ダウンロード&海賊版横行が当たり前の中国で、日本のAVビデオの類が合法的に購入されていったなんて到底ありえない話ですし、そんなもので「みんなのもの」などとほざく中国の大衆も、なかなかに面の皮が厚いと評さざるをえないところではあるのですが。

それにしても、何故中国ってあんなにも日本のAV女優に入れ込みまくるのでしょうかね?
「蒼井そら」のみならず、日本のAV自体も中国自作のそれより評価が高いみたいですし。
中国では「夫にとって最大の敵は自分の妻」が当たり前の社会と言われていますし、その辺りの事情が何か影響でもしているのでしょうかねぇ……。

民主党がTwitterやブログ等の自粛を党員に要請

民主党が党に所属する国会議員に対し、ブログやTwitterなどを使い政策の審議経過や個人的な情報の発信をしないよう自粛を求める通知を出していたことが判明しました。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120419/stt12041901010001-n1.htm
>  民主党が党所属国会議員に、ツイッターやブログを使って政策の審議経過や個人的な情報の発信をしないよう“自粛”を求める通知を出していたことが18日、分かった。同党では選挙活動でブログを多用する傾向が強く、党内からはさっそく「言論統制にあたる」との反発が出ている。
>
> 通知は三井辨雄、桜井充両政調会長代理名で17日付で出され、
「個人的見解が内閣、与党の見解のように誤解され、野党の攻撃材料になる恐れもあることに十分に留意ください」と記している。
>
> 岐阜県下呂市長選で特定候補への支援を前田武志国土交通相に依頼した山田良司衆院議員が、ブログで前田氏と面会したことをあからさまに「告白」し、問責決議案の提出につながったことなどが念頭にあったとみられる。

今更の話ではあるのでしょうが、民主党ももう末期症状を呈しているとしか言いようがありませんね。
既に民主党のバカっぷりが津々浦々まで知れ渡っている中で、議員達の発言を封じることに一体何の意味があるのかと。
政権交代前に「開かれた政治」をスローガンに謳っていたのは一体何だったのかと、これまた今更問うても空しい限りなのでしょうけど。

今回のニュースは、
「自由民主党から『自由』を取ったのが民主党」
「民主党の『民主』とは民主主義ではなく、共産党の民主集中制のことを指す」
という揶揄をまさに地で行くものであると言えます。
現時点でも、民主党には個人単位でマスコミの報道に口出ししまくる連中が少なからずいるわけですし、そのうち「党ぐるみ」「行政府を挙げて」反民主党的な言動に対する徹底的な弾圧を、民主党は画策するようになるのではないでしょうかねぇ。

ところで、
「権力者の悪口が公然と言える国は世界を支配するのが当然である」
という持論をかつて創竜伝の作中で展開していた田中芳樹が、この民主党の対応についてどのように考えているのか、是非とも知りたいものですね。
田中芳樹も2009年8月の衆議院選挙では当然のごとく民主党に入れたのでしょうし、有権者のひとりとして責任は免れないのではないかと思うのですが(苦笑)。

ページ移動

ユーティリティ

2024年11月

- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

ページ

  • ページが登録されていません。

ユーザー

新着画像

新着トラックバック

Re:デスクトップパソコンの買い換え戦略 ハードウェア編
2024/11/19 from ヘッドレスト モニター 取り付け
Re:映画「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」感想
2014/11/27 from 黄昏のシネマハウス
Re:映画「プリンセストヨトミ」感想
2014/10/22 from とつぜんブログ
Re:映画「ひみつのアッコちゃん」感想
2014/10/19 from cinema-days 映画な日々
Re:映画「崖っぷちの男」感想
2014/10/13 from ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

Feed