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カテゴリー「外交国際」の検索結果は以下のとおりです。

中国政府の意向を受けた自称活動家達の尖閣諸島上陸問題

先の2012年8月10日の韓国大統領の竹島上陸に続き、終戦記念日の8月15日には、今度は香港の活動家達が尖閣諸島へ上陸する事件が発生しています。

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012081590174112.html
>  沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)への上陸を目指していた香港の団体「保釣行動委員会」の抗議船が15日午後、魚釣島に到着し、メンバーら7人が上陸した。沖縄県警は同日夕、入管難民法違反容疑で、男5人を現行犯逮捕。海保も9人を現行犯逮捕した。逮捕者は計14人。逮捕者には、香港の報道関係者も含まれる。

この時期の上陸は明らかに韓国大統領の竹島上陸を見越したものであり、また活動家達を裏からバックアップする中国政府の意図でもあるでしょう。
実際、当の中国政府がこんな談話を発表していますし↓

http://sankei.jp.msn.com/world/news/120817/chn12081714580004-n1.htm
>  中国外務省の秦剛報道局長は17日、沖縄県・尖閣諸島に上陸し逮捕された香港の活動家らの送還が入管難民法に基づいて行われる方針となったことについて「中国国民に対する日本側のいかなる一方的措置も不法で無効」とする談話を発表した。
>
>  日本の法律適用による行政処分に反発した。局長は「中国政府は日本側の不法逮捕について何度も厳正な申し入れをしている」とした上で「(メンバーが)できるだけ早く安全に帰ってこられるよう手配を進めている」と強調した。(共同)

ただでさえ韓国大統領の竹島上陸で日本国内の世論が沸騰している最中にこんなことをするとは、日本の外交戦略もトコトン舐められたものですね。
まあ、今の民主党政権は、中韓朝相手に三跪九叩頭でもやりたがっているようにしか見えないシロモノなのですし、先の竹島の対応を見ても「これなら大丈夫!」と安心してやってきたであろうことは一目瞭然なわけですが。
韓国の竹島上陸にせよ、中国との尖閣問題にせよ、その本質はどちらも「自国民の政治的な不満を外へ逸らす」ことを目的とした相手国側の政治的な都合によるものでしかありません。
何故日本がそんなものに巻き込まれなければならないのか、はなはだ理解に苦しむものがあります。
相手の意図が分かり切っているのであれば、むしろそれを逆手にとって相手国に痛撃を与えるくらいの政略くらい、構想・実行してもらいたいところなのですが。

韓国大統領の竹島上陸に見る日本の「戦争を招く平和外交」

2012年8月10日に韓国大統領の李明博が竹島上陸を敢行してから、ただでさえ歴史上類を見ない日本の拙劣な外交はいよいよ末期症状を呈するようになっていますね。
事実上の侵略行為と、大統領自ら不法入国の罪を犯した上に他国のこれまた事実上の元首(天皇)を公の場で公然と侮辱する言動を披露するような国に対して、軍事活動どころか経済制裁の選択肢すらも自ら放棄するとは…↓

http://www.hokkoku.co.jp/newspack/seiji2012081301002372.html
>  政府は13日、これまでに韓国と合意した金融協力を変更せず、維持する方針を明らかにした。李明博大統領が竹島に上陸したことで日韓間の緊張が高まっているが、両国経済の相互依存が深まっていることを配慮し、国際的な合意を順守することが関係改善にも重要と判断した。
>
>  日本と韓国は緊急時にドルなど外貨を融通し合う通貨交換(スワップ)協定の大幅拡充や、日本によるウォン建て韓国国債の購入で合意している。
>
>  昨年10月に合意したスワップ協定では、韓国への資金支援枠は従来の5倍以上に増え、総額700億ドル(約5兆5千億円)とした。韓国経済の安定は日本の利益にもつながるためだ。

日韓の貿易依存度で比較すれば、韓国の方が日本のそれを大きく上回っているでしょうに。
日本の輸出・輸入を含めた貿易依存度はせいぜい20%代後半程度しかなく、これは世界的に見てもかなり低い部類に入ります。
それに対し、韓国の貿易依存度は限りなく100%近いとまで言われており、しかも対日本については部品をはじめとする輸入が極めて多い状態です。
日韓通貨スワップが、実質的には日本の韓国に対する経済援助でしかないことも、ほとんど公然の秘密状態なのですし。
直接の軍事力行使は難しいにしても、日韓スワップの凍結や経済援助の全面停止、場合によっては国交断絶など、竹島侵略を行った韓国に対して日本が打てる手はいくらもあるでしょうに。
日本が韓国に対する何らかの経済制裁を検討する素振りを見せただけでも、韓国経済は悲鳴を上げざるをえないところでしょう。
にもかかわらず、これだけ国益を損ない領土を侵犯されながら、何故日本は相も変わらず「穏便な対応」に終始しなければならないのかと。

これまで日本は、過去の自民党政権も含め、河野談話や管談話など、韓国に対する度の過ぎた謝罪・融和政策を繰り返してきました。
しかし、日本がそうした外交を繰り返せば繰り返すほどに、韓国の要求は逆にエスカレートするばかりで、ついには韓国大統領の竹島訪問という事態を招く羽目となったわけです。
「穏便に」「とにかく秩序を乱してはいけない」という、良く言えば平和希求、悪く言えば事なかれ主義の外交を相手に見透かされ、「こいつには何をしても大丈夫だろう」と相手国に却って居丈高な態度を取られてしまっているのです。
第一次世界大戦で極端な平和主義に走り、結果的にナチス・ドイツの台頭を許す羽目になってしまったイギリス・フランスの外交と同様に、「平和主義者の融和政策が相手国の野心を刺激し戦争を誘発する」以外の何物でもないですね、今の日本外交は。

しかも、ここで国が毅然とした対応でもって相手国を非難し、実力行使も辞さない覚悟を示せば、普通の民主主義国家なら支持率の増大が期待できるはずであり、これは「あの」政治パフォーマンス至上主義の民主党ならば、むしろ喜んで飛びつきそうなものであるはずではありませんか。
にもかかわらず連中は、何故かこの手法だけは何が何でも回避しようとしていて、何とも滑稽な限りでしかないのですが。
野田佳彦こと野駄目カンタービレも「政治生命を賭して」消費税増税に邁進できるのならば、同じように「政治生命を賭して」中韓朝その他外国の「侵略行為」に経済制裁&実力行使を示唆するくらいのことをすれば、韓国の大統領と同じく低迷している支持率の向上が見込めるというのに、肝心な時に本当にヘタレきわまりないですね。
まあ、カンタービレは韓国民団に選挙支援をしてもらったなどという経歴の持ち主なわけですし、「親愛なる同志」とすら言える民団に配慮せざるをえなかったのでしょうけど。
ここまで超弱腰外交など展開して国民の支持が得られるとでも思っているのでしょうかね、今の脳足りんな民主党政権は。
2010年の尖閣諸島問題でも、それは身を持って学ばざるをえなかったはずでしょうに。

ところで、最近の韓国の対日外交を見ていると、彼らは「あの国のあの法則」を理解した上で、それを最大限に生かす戦略を構築しているように思えてならないですね。
「あの国のあの法則」の内容は以下の通り↓

あの国のあの法則
http://www.h3.dion.ne.jp/~duke/politics/hosoku1.html

とにかく日本にイチャモンをつけつつ、日本経済に寄生して内部から骨抜きにするという、両立困難な命題を見事達成してしまっている韓国は、まさに「あの国のあの法則」の最優秀プレイヤーとしての名を世界に轟かせていると言えるでしょう(笑)。
あの国の異常なまでの反日思想と、日本に寄生してことある毎に当然のような顔で経済的な支援を要請するスタンスは、普通に考えれば矛盾している意外の何物でもありませんし、韓国内でこの矛盾が一体どのように処理されているのかとは、常日頃から思わずにはいられないところなのですが、「寄生することで『あの国のあの法則』を発動させ、日本の弱体化を促している」というのであれば、彼らの言動にはそれなりの一貫性があることになります。
韓国にとって最大の対日兵器とは、戦闘機でも戦車でもなく「あの国のあの法則」であるというわけです。
となると、日本に寄生している韓国および韓国人達は、皆が皆「あの国のあの法則」を自覚した上で確信犯的にあのキチガイな言動の数々を繰り広げている、ということになるわけですね。
ならば日本が韓国に対して取るべき対処法は、韓国との友好関係を如何にして断ち切り、中国やロシアに与させるか、ということになるのではないかと(苦笑)。
「あの国のあの法則」によって、味方にすればこれ以上ないほどに厄介な存在と化している韓国は、敵に回せば非常に頼もしい国に変貌するのが確実なのですから(爆)。
今回の事件をきっかけに、是非とも韓国とは国交も含めて一切合財断交し、他国に保護責任を擦りつけるという外交戦略を取って欲しいものなのですがね、日本には。
もっとも、中国やロシア、さらにはアメリカでさえも、韓国や朝鮮のごとき「お荷物」を引き取るのは何が何でも拒否するでしょうけど。

ロンドンオリンピックにおける韓国サッカーチームの犯行声明

ロンドンオリンピックで何かとスキャンダルが持ち上がる韓国が、超弩級の犯行声明を繰り出してきたようですね。
何でも「韓日戦は理由を問わずどんな手段を使っても必ず勝たなければならない」のだそうで↓

http://megalodon.jp/2012-0808-1855-26/japanese.joins.com/article/120/157120.html?servcode=600§code=67
>  「韓日戦は理由不問で勝たなければならない!」
>
>  日本と3位決定戦を控えた韓国代表は悲壮だった。洪明甫(ホン・ミョンボ)監督率いる五輪サッカー代表チームは韓国時間8日に行われたロンドン五輪男子サッカー準決勝でブラジルに0対3で敗れた。韓国はこの日メキシコに1対3で逆転負けした日本と11日に銅メダルをめぐり3位決定戦を行う。
>
>  ブラジル戦が終わった後ミクストゾーンで会った選手たちは悲壮だった。ライバル日本戦には負けられないと声をそろえた。
日本に勝てば銅メダルと兵役免除という戦利品も確保できる。ゴールキーパーの李範永(イ・ボムヨン、釜山)は、「ほかでもない日本だ。日本に絶対負けてはいけない」と話した。具滋哲(ク・ジャチョル、アウクスブルク)も「あえてなにか言わなくてもどれだけ重要な試合なのかわかっている。日本に勝ちもしたし負けもした。覚悟は格別だ」と話した。奇誠庸(キ・ソンヨン、セルティック)も「ライバル戦と兵役優遇がプレッシャーであることは事実だ。精神的に強くならなければならない」と必勝を叫んだ。
>
>  現役・元Jリーガーも勝利に念を押した。最近セレッソ大阪から英カーディフシティに移籍した金甫ギョン(キム・ボギョン)は、「より大きな意志を持って臨み、当然勝たなければならない。セレッソでチームメートだった清武に気を付けなければならない」と話した。大宮アルディージャから中国・広州恒大に移籍した金英権(キム・ヨングォン)も「大宮の東は良い選手だ。だが、日本はブラジルや英国ほど強いチームではない。メンタルが弱い」と話した。
>
>  ジュビロ磐田の白星東(ペク・ソンドン)は、
「日本は短いパス中心の組織的なチームだ。韓日戦は理由を問わずどんな手段を使っても必ず勝たなければならない」と話した。京都サンガ所属鄭又栄(チョン・ウヨン)も「日本はボール占有率が高いが一発がない。韓国は組織力が強いだけに十分に勝算があるとみている」と話した。

韓国は元々「日帝36年」とやらで日本をやたらと敵視していますから、たとえサッカーの試合と言えど、負けようものならば国民からどんな目に遭わされるやら知れたものではありません。
その逆に、試合に勝ちさえすれば「国家の英雄」のごとき賞賛の嵐な上に兵役免除という特典まで得られ、なおかつこれがロンドンオリンピック最後の出場サッカー試合となれば、後先考えぬラフプレーや反則の嵐が吹き荒れるであろうことは確実です。
実際、今回のロンドンオリンピックでも,無気力試合をやらかし相手国共々失格となったバトミントン、ラフプレーが横行しまくった女子バスケットボール、明らかに審判を買収していたとしか思えない柔道など、韓国がスポーツルールやフェアプレー精神などかなぐり捨ててとにかく勝利に走る事例には事欠かないのですから。
日韓戦は2012年8月10日に行われるとのことですが、果たして何人の選手が五体満足で帰って来ることができるのでしょうかねぇ(-_-;;)。

反原発な方々が持ち上げる韓国の電力事情

お隣の韓国で大規模停電発生の恐れがあるとのことです。
韓国では原発絡みで事故や不祥事が頻発し、ほとんどの原発が停止を余儀なくされているそうで、その悪影響が出てきた形です↓

http://megalodon.jp/2012-0806-2257-54/sankei.jp.msn.com/world/news/120806/kor12080613030002-n1.htm
>  韓国で6日午前、電力供給の余力が300万キロワット(能力全体の約4%)を一時下回り、大規模停電発生の恐れがあるとして、韓国電力や政府が急きょ節電を呼び掛けた。
>
>  供給余力が4%前後にまで下がったのは、昨年9月に各地で大規模停電が起きて以来。エアコンの使用で電力需要が増加、ソウルは6日、晴れで最高気温36度と予想されているため、午後にかけて電力供給の危機的な状況が続く可能性がある。
>
>  一方、
知識経済省は同日、夏場の電力供給力を高めるため、全電源喪失事故とその隠蔽が発覚し3月から運転を停止していた南部釜山郊外の古里原発1号機を再稼働させると発表した。同日午後にも運転を始める見通しだが、電力供給の開始時期は不明。同機の出力は59万キロワット弱で、フル稼働しても大幅な供給能力向上にはつながらないとみられる。(共同)

日本の反原発な方々は、日本の原発を罵る一方で韓国の原発を不自然なまでに持ち上げる傾向があります。
震災後、自社のデータセンターを韓国に移転させたソフトバンク社長・孫正義などは、まさにその典型ですね↓

http://megalodon.jp/2012-0806-2258-22/news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0621&f=national_0621_171.shtml
>  訪韓したソフトバンクの孫正義社長は20日、青瓦台(大統領府)を表敬訪問し、李明博(イ・ミョンバク)大統領と会談した。孫社長は席上、「脱原発は日本の話。韓国は地震が多い日本とは明らかに異なる」とし、「安全に運営されている韓国の原発を高く評価している」と話した。複数の韓国メディアが報じた。
>
>  孫社長はグローバルグリーン成長サミットに出席するため訪韓。大統領府によると、孫社長は「(韓国とは異なり)日本が地震地帯が多い太平洋沿岸に原発を立てたことは大きなミス。予想外の危険が発生した時はなすすべがない」と指摘したという。
>
>  さらに、中国やインドのエネルギー需要が急増していることから、日本と韓国が再生可能エネルギー分野で協力し合えば大きな成果を得られると述べ、
「韓国は太陽光分野でサムスンとLGが、風力がヒュンダイがあり、韓国の勢いがあれば世界最強になれる」との考えを示した。
>
>  孫社長は、中国のゴビ砂漠で大規模な再生可能エネルギー団地を建設するプロジェクト「(Gobi Tech)」について説明。「このプロジェクトを成功するためには、政治指導者でありグローバルなビジネスリーダーである李大統領の協力が必要」と述べ、推進するよう提案した。
>
>  李大統領は、「韓国は化石燃料の比重を減らしながら原発の安全を強化し、再生可能エネルギーへの比重を高める必要がある」と述べ、エネルギー開発を積極的に進める考えを示した。(編集担当:新川悠)

その後1年近くも経って、孫正義は上記の報道の自身の発言が誤りであるとTwitter上で発言しています↓

https://twitter.com/masason/status/203715555348320256
<私の発言ではなく完全な誤報です。RT @Ka_______Makoto: 去年のこの話は何だ、ってみんな疑問に思ってます。 http://news.livedoor.com/article/detail/5651268/ … #ldnews>

ただそれにしても、「何故1年近くも経ってから訂正を?」という疑問は尽きないですね。
本当に発言内容が事実と異なるのであれば、報道されてすぐに訂正を入れるべきだったはずなのですし。
しかも当の孫正義は、電力事情が不安定で、しかも本質的には反日国家でもある韓国に、わざわざ自社のデータセンターを作り、なおかつそのデータセンターの運営を韓国企業に委ねていたりするわけです。
日本の顧客から預かっている大事なデータを韓国の運用に委ねている時点で信用がなりませんし、電力不足が深刻な韓国ではセキュリティやバックアップ面でも多大な不安が常に付き纏います。
そこに来てのこの「ブラックアウトの危機」では、孫正義が声高に唱える反原発の実態も知れようというものでしょう。

孫正義の件はマヌケな事例の典型のようなものですが、そもそも昨今どころか昔から行われ続けてきた日本の反原発運動の中で、中韓朝やロシア(旧ソ連)の原発や核開発に反対したケース自体が皆無に等しいのです。
それどころか、「韓国で原発事故が発生していた」というニュースすら、日本ではベタ記事か全く報道しないかという扱いでしたし。
韓国や中国の沿岸部で原発事故が発生すれば、対岸の日本もそれなりの被害を蒙りかねないのですけどね。
さらに遡れば、そもそも中国が行った大気中での核実験で飛散した放射能が少なからず日本にも降下していたという事実もロクに知られていませんし。
国によって態度が異なる「反原発」なんて、ためにする運動以外の何物でもないと思うのですけどね。

インドの大規模停電と日本の「反原発」問題

インドで数億人単位が停電の被害に遭う事態が発生しています。
その原因は、中間層の増大による電力需要の増加および電力不足にあるとされています↓

http://sankei.jp.msn.com/world/news/120730/asi12073017490001-n1.htm
>  【ニューデリー=岩田智雄】インド北部の送電系統で30日未明、トラブルが発生し、デリー首都圏など約3億人が居住する北・中・西部8州で大規模な停電が発生した。詳しい原因は不明だが、電力会社は、電力需要が発電能力をオーバーした可能性を指摘している。新興国インドで、インフラ整備が急速な経済成長に追いついていないという事情が背景にありそうだ。
>
>  トラブルは現地時間の午前2時半ごろ、ウッタルプラデシュ州アグラ付近で発生。ニューデリーでは、政府庁舎付近などを除くほとんどの地域で停電し、地下鉄6線全線が朝、ストップした。給水設備も停止するなど影響は市民生活全体に及んだ。政府は別の送電系統を使い、正午までに約6割が復旧した。
>
>  インドでは、電力不足のため、停電や断水は日常的に発生しており、国民の約4割は電力の恩恵を受けていないとされるが、これほどの大規模な停電が発生したのは約10年ぶりという。
>
>  
政府は電力不足の要因を、現在2億人以上いるとされる中間層の増大にあるとしている。2010年度の国民1人当たりの電力使用量は約820キロワット時と日本人の約10分の1だが、6年間で34%も増えた計算。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/120731/asi12073120240000-n1.htm
>  インドの5カ所の主要送電系統のうち、北・東・東北部の3カ所で31日、トラブルが発生し、地元メディアによると、印全土29州のうち6億人以上が住む22州が停電に見舞われた。大規模停電は前日の北部の送電系統のトラブルによるものに続き2日連続で、被害は大幅に拡大。首都ニューデリー当局は「インドで過去最悪の事態」としている。ニューデリーでは再度、地下鉄全線がストップするなど市民生活に影響が出た。(ニューデリー 岩田智雄)

経済発展が著しいインドは、その一方で慢性的な電力不足に常に悩まされています。
インドの主要な電力供給は、石炭資源が豊富ということもあり石炭火力発電が担っているのですが、人口の増大と経済の発展は、その石炭火力ですら全く追いつかないほどの電力需要の増大をもたらしています。
経済が発展すれば、それに比例する形で電力を使用する層も増大の一途を辿るのは当然のことで、そのせいもあってか、インドは原発導入に最も前向きな国のひとつでもありました。
ところが福島第一原発の事故後、インドでも原発反対の運動が活発になり、また原発の製造メーカーに無限責任を課す原子力賠償責任法が成立したため、原発の推進が難しくなりました。
そんなことが続いた挙句、今回の超大規模停電事故が発生してしまったわけです。
インドでは自然エネルギーの活用も積極的に行われていますが、インドのごとく急激な経済発展と巨大な人口を抱え込む国では、自然エネルギーの導入程度では到底電力需要を賄いきれるものではありません。
これでインドでも、さすがに多少は原発の導入について前向きな世論に変わっていくのでしょうかねぇ。

インドの停電事故は、日本にとっても決して他人事ではありません。
東日本大震災および福島第一原発事故以来、電力の問題が話題に上がらない日はなく、毎日毎日「節電」が叫ばれる「空気」が蔓延しているのですから。
挙句の果てには、「たかが電気のために原発を稼働させるな」などというトンデモスローガンまで飛び出してくる始末。
しかし「たかが電気」と電力問題を舐めてかかった結果、インドのような停電事故を招来してしまうのでは本末転倒というものでしょう。
製造業などは、一瞬でも停電しようものならば製造ラインに甚大な被害と悪影響を蒙りかねないのですし、現状でも無理な節電を強いられているのが実情なのですが。
たとえ電力が足りていたとしても、電力製造コストが上昇して電気料金が値上げされるのでは、国民生活に負担がかかることに変わりはないでしょう。
代替案もなしに「原発は即時全廃しろ! ただし停電はさせるな!」では、御都合主義な無責任もいいところなのではないかと。

ところで、このような停電問題は、創竜伝7巻の作中でも描かれている箇所がありますね。
9月後半の東京で、夜間の気温ですら32.5度・湿度75%以上にも達する猛暑の中、大規模かつ人為的な停電と、それに連動した何者かに煽動された在日外国人の暴動が、東京全域で発生するという筋書きでした。
作中では、この大規模停電を奇貨として原発の増設と建設利権にあやかろうとする首相の思考が描かれたりしているのですが、今となってはその実現も甚だしく困難であると言わざるをえないでしょうね。
何しろ日本の自称プロ市民な反原発運動家の方々は、そういう事態に至った瞬間に反原発をかなぐり捨て「政府や電力会社は何をやっているんだ! この役立たずが!」的なことを堂々とのたまえる厚顔無恥さと無責任さを兼ね備えているのですから。
オウム心理教関連の事件や北朝鮮の拉致事件などでも、彼らはそのような才幹を如何なく発揮しているのですし。
何が何でも自分に対する責任追及を回避しようとするが故のその自己保身と、悪質クレーマーまがいの他罰主義の才覚「だけ」は、某エー●ッヒ・ヴァ○ンシュ○インのごとく、なかなかに非凡なものを持ち合わせていると言わざるをえないところでして(苦笑)。
こんな連中が正反対な方向に寝返っても、今度は正反対な方向で有害なだけでしかありませんし、自身の言動に責任を取らせるという観点から言っても、連中にその手の「反省・総括なき転向」を許すべきではないと思えてならないのですけどね。

シー・シェパード代表ポール・ワトソンのシーチキンなスタンス

ドイツで保釈中に国外へ逃亡したシー・シェパードの代表ポール・ワトソンが、逃亡先で声明を出し、今後も日本の調査捕鯨の妨害を継続する考えを表明しました。
しかしまあ、他国の当局から日本へ移送されるのを恐れて逃亡した割には、これまたずいぶんと威勢の良いことで↓

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120731/crm12073114400013-n1.htm
>  中米コスタリカ当局が出した危険航行容疑の逮捕状によりドイツで逮捕され、保釈中に出国した反捕鯨団体「シー・シェパード」代表のポール・ワトソン容疑者(61)は30日、同団体を通じて支援者向けの声明を発表、日本の調査捕鯨の妨害を継続する考えを表明した。
>
>  ワトソン容疑者は、出国したのは日本政府がドイツとの間で同容疑者引き渡しに向け交渉していることが分かったためだと説明。
「日本で拘束されれば二度と釈放されない」として、やむを得なかったと訴えた。
>
>  ドイツ政府についても「日本やコスタリカと共謀して私を拘束したのは明らかだ。強く失望した」と批判。「日本の密漁者たちはあらゆる手段で妨害をやめさせようとするだろうが、私は彼らの一歩先を行く」と述べた。(共同)

そもそも、日本はドイツやコスタリカとは逃亡犯罪人引き渡し条約を締結していないため、引き渡し要請には何ら強制力がなく、両国内でシー・シェパード関係者を取り調べることもできないのですが……。
ドイツやコスタリカ側が引き渡し要請を拒否すれば、日本はそれ以上何もできない状況にあるというのに、ポール・ワトソンは一体何をそんなに恐れているというのでしょうか?
しかも日本の法律というのは、殺人などの重犯罪を犯した人間に対してすらもやたらと「ぬるい」ところがあるのですし、シー・シェパードに対してすらも執行猶予か、下手すれば無罪判決が出てくる可能性も否定できないところなのですし。
実際、和歌山県太地町でイルカ搬送作業に従事していた男性に暴行を働いたとされるシー・シェパードの構成員に対して、和歌山地裁は「証言の信用性に疑問が残る」として無罪を言い渡し、補償金まで渡していたりしているわけなのですが↓

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120515/trl12051513250007-n1.htm
>  和歌山県太地町でイルカ搬送作業を監視中の会社員の胸を突いたとして、暴行の罪に問われ、無罪が確定した反捕鯨団体「シー・シェパード」関係者のオランダ国籍の男性(42)に対し、和歌山地裁は15日までに、刑事補償法に基づく補償金80万円を交付する決定をした。決定は4月5日付。
>
>  支給額は請求通りで、逮捕、勾留された2011年12月16日~2月17日までの64日間分の金額で、1日当たり刑事補償法で定められた上限の1万2500円。
>
>  男性は2月、和歌山地裁から「会社員の証言の信用性に疑問が残る」として無罪判決を受け、和歌山地検が「訴訟手続きが困難になった」と控訴を見送り、3月に無罪が確定した。

これほどまでにシー・シェパードに甘すぎる対応に終始している日本を相手に「日本で拘束されれば二度と釈放されない」などと怯えまくるポール・ワトソンって……。
第一、日本の調査捕鯨に対してあそこまで犯罪紛いの妨害行為を繰り返しているのですから、自分達が捕まった際の覚悟と責任くらい、当然持ち合わせて然るべきではないのかと。
これではシー・シェパードは、反捕鯨の立場からではなく「日本の対応がぬるくて暴力的パフォーマンスがやりやすいから」日本の調査捕鯨を妨害している、と自分から公言しているも同然ではありませんか。
欧米の反捕鯨支援者達は、こんなシー・シェパードのチキンぶりを目の当たりにしてさえ、まだシー・シェパードを支援するつもりなのでしょうか?
こんなカネと自己保身しか眼中にない「無能な働き者」連中に支援などしたところで、反捕鯨という活動自体に大きな傷がつくだけなのではないかと思えてならないのですけどねぇ(-_-;;)。

暴力的パフォーマンスしか能のない反捕鯨な連中が自滅するのは自業自得でしかありませんが、これまでやらかしてきた犯罪行為の数々の落とし前はきっちりとつけてもらいたいものです。

「シー・シェパード」代表ポール・ワトソンが保釈中に逃亡?

ドイツで保釈中の反捕鯨団体「シー・シェパード」代表ポール・ワトソンが、保釈の条件となっていた「ドイツから出国しない」の規定を破り、ドイツ国外へ逃亡した疑いがあることが判明しました↓

http://megalodon.jp/2012-0726-0020-30/sankei.jp.msn.com/world/news/120725/erp12072514380002-n1.htm
>  中米でのサメ漁をめぐる危険航行容疑で、ドイツで逮捕され、保釈中の反捕鯨団体「シー・シェパード」代表ポール・ワトソン容疑者(61)が、ドイツから逃亡した疑いがあることが24日分かった。同容疑者をめぐってはコスタリカ当局が逮捕状を出し、ドイツに引き渡しを求めている。コスタリカのメディアが伝えた。
>
>  コスタリカ当局が国際刑事警察機構(ICPO)から連絡を受けたという。シー・シェパードの広報担当者は共同通信に対し、報道について「確認できない」とする一方、現在の所在は分からないと述べた。
>
>  ワトソン容疑者は今年5月、フランクフルトで逮捕され、その後、保釈金25万ユーロ(約2360万円)とドイツから出国しないことを条件に保釈された。しかし、
ワトソン容疑者は自身の弁護士に既にドイツにはいないとの内容の電子メールを送ったことが判明。ドイツ当局が行方を捜している。(共同)

さんざん迷惑&危険行為をやらかしまくり、逮捕された後は保釈条件を破って逃亡って、それが事実ならば「シー・シェパード」は凶悪犯罪者の類と何ら変わるところがないですね。
犯していない犯罪は殺人くらいでしょうし、しかもそれ自体「結果的に」そうなっているというだけで、殺人「未遂」ならば何度も普通にやらかしドイツ当局にも容疑をかけられている状態なわけで。
使用している船舶自体も妙に海賊を意識しているようなデザインだったりしますし、その行動自体も海賊まがいのテロリスト集団以外の何物でもないでしょう。
しかも、南極海における捕鯨妨害では、「プロップ・ファウラー」と呼ばれる鉄塊やワイヤの付いたロープを海に投棄するなどという蛮行も平然とやらかしているようですし。
こんなのが「環境保護団体」などと自称するというのは、一種の詐称行為もいいところなのではないかと思えてならないのですが。

ドイツ当局には一刻も早く「シー・シェパード」の親玉を見つけてもらい、公正な裁判にかけてこれまでの所業を清算させて欲しいものです。

シー・シェパードの親玉ポール・ワトソンが逮捕

環境保護と称してテロ行為を働きまくるシー・シェパードの親玉ポール・ワトソンがドイツで逮捕されました。
容疑はコスタリカ船舶の航行妨害で、それ以外にも殺人未遂容疑でも逮捕状が執行される可能性があるのだそうで↓

http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2877767/8941162
> 【5月14日 AFP】(一部更新)南極海での日本の調査捕鯨に対する過激な妨害活動で知られる反捕鯨団体「シー・シェパード(Sea Shepherd Conservation Society、SSCS)」は14日、創設者のポール・ワトソン(Paul Watson)代表(61、カナダ国籍)が独フランクフルト(Frankfurt)で13日に逮捕されたと発表した。身柄はコスタリカに引き渡される見通し。
>
>  コスタリカからの報道として豪メディアが伝えたところによると、
ワトソン代表には同事件での殺人未遂容疑でも逮捕状が執行される可能性がある。
>
>  シー・シェパード側の説明によるとワトソン代表の逮捕容疑は、2002年に中米グアテマラ沖でフカヒレ目的の違法なサメ漁を暴くドキュメンタリー映画「シャークウォーター/神秘なる海の世界(Sharkwater)」の撮影中、コスタリカ船舶の航行を妨害したというもの。シー・シェパード側は、グアテマラ領海内で違法サメ漁を行うコスタリカ船を発見し、グアテマラ当局の要請に基づき同船に併航しながら漁を中止して帰港するよう指示していたところ、突然グアテマラの小型砲艦が介入してきたため、これを逃れようとコスタリカに向かったと主張している。
>
>  コスタリカ漁船側はシー・シェパード側が自分たちを殺そうとしたと訴えているという。(c)AFP

身の程知らずのテロ団体には強硬なスタンスが一番効果的ということでしょうね。
というか、むしろ弱腰な態度に終始するからこそ、こういうテロ団体は「ここでは何をやっても安全だ」と増長して更なる過激行為に及ぶという構図があるのですし。
その意味では、911テロ事件以降、「テロ組織との妥協はない」的な強硬姿勢を示すアメリカの基本スタンスにも一定の理があると言えます。
当のシー・シェパード自身、ロシアのような「発見次第殲滅」を基本方針としているような国には、たとえ捕鯨を行っていても手を出さないのですし。
世界の取り締まり方針が厳しいというよりも日本が温和すぎるのですが、いいかげん日本もシー・シェパードのようなテロ団体を問答無用で駆逐するような体制を構築しないと、いつまで経っても舐められ続けるのではないですかねぇ。

タイタニック2号?の建造計画発表

映画「タイタニック(3D版)」の上映にあやかってのものなのか、今年がタイタニック沈没からちょうど100年目の節目に当たるからなのかは知りませんが、何と「タイタニック2号」の建造計画が進められているみたいですね。
何かの冗談かとしか思えないところなのですが↓

http://www.afpbb.com/article/economy/2875417/8877814
> 【5月1日 AFP】オーストラリアの大富豪クライブ・パーマー(Clive Palmer)氏が4月30日、100年前に沈没した英豪華客船タイタニック(Titanic)号の21世紀版、「タイタニックⅡ(Titanic II)」を中国で建造する計画を発表した。初航海は初代の足跡をたどり、2016年末に英国からニューヨークへの航路を予定している。
>
>  鉱業で成功した実業家のパーマー氏は、すでに中国国営造船会社の長航重工金陵船廠(CSC Jinling Shipyard)に、初代タイタニック号とまったく同じ仕様でタイタニックⅡの建造を依頼したと語った。声明では「オリジナルのタイタニック号と隅々まで豪華さは同じで、しかし、もちろん21世紀の最先端のテクノロジーや最新のナビゲーション・システム、安全システムなどを搭載する」と述べている。また初航海の護衛役に中国海軍を招いたとも述べた。
>
>  豪華客船タイタニック号が北大西洋上で氷山に衝突し沈没したのは、100年前の1912年4月15日。当時、世界最大だった客船は、初航海で英サウサンプトン(Southampton)を出航し、米ニューヨークへ向かう途上だった。事故では1514人の命が失われた。
>
>  パーマー氏は今回、タイタニックⅡの建造にあたり自らの船会社を創設。タイタニック号を所有していた英海運企業ホワイトスターライン(White Star Line)にちなみ、「ブルースターライン(Blue Star Line)」と社名をつけた。
>
>  タイタニックⅡの仕様は、初代タイタニック号と同じく全長270メートル、高さ53メートル、重量4万トン。客室840室と9か所のデッキを備え、時代検証チームとの共同作業でデザインワークを進めている。図書館や高級レストランとともに、現代版ならではのスポーツジムやプールも設ける。また初代では石炭ボイラー室だった場所は、パーマー氏の地元、豪クイーンズランド(Queensland)州を紹介する展示室となる。
>
>  パーマー氏はオーストラリアで5番目の資産家とされ、その資産価値は50億豪ドル(約4120億円)以上と推計される。クイーンズランド州やウエスタンオーストラリア(Western Australia)州に広大な炭鉱や鉱山を所有しているほか、最近では観光業にも進出し、サンシャインコースト(Sunshine Coast)に高級リゾートを所有し、メディア産業への参入にも関心を示している。
>
>  金陵船廠はパーマー氏の他の客船も手がける予定。今回、パーマー氏がタイタニックⅡの建造を中国企業に依頼した背景には、自らが所有する鉱山から産出される石炭や鉄鉱石の主要な買い手である中国との関係を強化するとみられる。パーマー氏は
「中国は貨物船やコンテナ船の建造では定評があるが、豪華船では欧州が75%を占めているのに対し、中国は2~3%。中国の造船業はわれわれの支援を得て、客船の市場でも世界の上位に立つことを目指している」と語っている。(c)

空前の海難事故を引き起こした船の名前をそのまま採用することも驚きならば、処女航海で全く同じ航路を取る予定も、船の建造を中国で行うという発表も驚愕の一言に尽きます。
建造する前から沈没させる気満々なようにしか思えないのですが(苦笑)。
しかも、当の中国からすらこんな声が出てくる始末ですし↓

http://jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012050300765
>  【上海時事】オーストラリアの資産家クライブ・パーマー氏が先月30日、中国の造船会社に発注したと発表した豪華客船「タイタニック2号」に対し、中国国内で実現性を疑問視する見方が浮上している。世界一の造船大国になったとはいえ、中国の造船会社が豪華客船を建造した実績はなく、技術もないことを業界も認めているためだ。
>  3日付の中国紙・毎日経済新聞によると、造船業界団体、中国船舶工業協会の張広欽会長はこのほど、「豪華客船建造に求められる技術はとても高く、わが国にはまだ能力がない。大手企業でも技術を蓄積している段階だ」と明言した。(2012/05/03-18:24)

ただでさえ中国の製品には「安かろう悪かろう」のイメージが付き纏っているというのに、さらに肝心の造船実績と技術がこれではねぇ……。
中国では以前、進水式でいきなり沈没した船が笑いのネタになっていたこともありましたし↓

本当に「タイタニック2号」を造船する気なのか、完成したとして客はちゃんと乗るのか、そもそも安全性は大丈夫なのか、様々な理由で不安な部分が多々ある企画ではありますね。
何でもかんでも爆発する「チャイナボカンシリーズ」が勇名を轟かせている中国製だと、氷山が無くても洋上で突然爆発するとか、乗客満載の救命ボートが全て吹き飛ぶとか、身体を張ったお笑いネタが出てきそうなところが何とも言えないところで(笑)。

尖閣諸島と同列に扱われる日本のAV女優

本来ならば国際問題ものの事件なのでしょうけど、何故か微妙に笑いを誘うネタ↓

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1708254.html
> サッカーAFCチャンピオンズリーグ2012のグループリーグ第4節の試合が行われ、広州恒大は柏レイソルと対戦し、3-1で勝利した。
>
> その際、地元広州サポーターは「钓鱼岛是我们的,苍井空是大家的」
(尖閣諸島は我々中国のもの、蒼井そらはみんなのもの)という横断幕を掲げた。

国家間で行われるオリンピック・ワールドカップや国際親善試合の類で、領土問題などの政治絡みのネタを披露したりすることは、国際的に禁止されている行為です。
そんなことをすれば、関係国のサポーター達の暴動を招くだけでなく、国家間の関係にまで悪影響を及ぼし、最悪戦争勃発にまで至りかねないからです。
過去の歴史を紐解いても、サッカーワールドカップの出場権獲得試合での遺恨が開戦の発端となり、南アメリカのエルサルバドルとホンジュラスによって争われたサッカー戦争(1969年)という事例もあるのですし。
日韓共催となった2002年のサッカーワールドカップでも、韓国サポーター達が相手国をバカにする横断幕を掲げたりして問題になっていますし、国際親善の場であるからこそ求められる節度というものがあるわけですね。

そのルールを破っている中国のサポーター達の行動は充分に問題となる話なのですが、笑えるのはその横断幕の主張の中身。
ここ数年何かと話題になっており、つい最近も石原慎太郎東京都知事が「都で購入する」と発言して物議を醸した尖閣諸島のことが出てくるのは、ルール違反は別にしても中国人の発想パターン的に理解はできるとして、何故そこで「蒼井そら」なる人物が出てこなければならないのでしょうか?
「蒼井そら」は、日本ではマニアの間くらいでしか知名度がないのに中国では爆発的な人気を誇っているとTVやネットでも時々話題になる、日本のAV女優のひとりでしかないのですけど。
いくら人気があるとは言え、中国では日本のAV女優ひとりが尖閣諸島と等価値であると見做されていたりするのでしょうかねぇ(苦笑)。
まあ尖閣諸島のみならず「蒼井そら」にしても、違法ダウンロード&海賊版横行が当たり前の中国で、日本のAVビデオの類が合法的に購入されていったなんて到底ありえない話ですし、そんなもので「みんなのもの」などとほざく中国の大衆も、なかなかに面の皮が厚いと評さざるをえないところではあるのですが。

それにしても、何故中国ってあんなにも日本のAV女優に入れ込みまくるのでしょうかね?
「蒼井そら」のみならず、日本のAV自体も中国自作のそれより評価が高いみたいですし。
中国では「夫にとって最大の敵は自分の妻」が当たり前の社会と言われていますし、その辺りの事情が何か影響でもしているのでしょうかねぇ……。

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