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カテゴリー「外交国際」の検索結果は以下のとおりです。

またも自称環境保護団体が日本の調査捕鯨を妨害

環境保護団体とやらの身体を張ったパフォーマンスが新年早々活発に行われていますね。
「あの」悪名高いシー・シェパードと提携している環境保護団体「フォレスト・レスキュー」のメンバー3人が、日本の調査捕鯨船団の監視船「第2昭南丸」に乗り込んだのだそうで↓

http://megalodon.jp/2012-0109-2110-00/sankei.jp.msn.com/affairs/news/120108/crm12010811460004-n1.htm
>  水産庁は8日、豪州南西部バンベリー港から約40キロの沖合で、オーストラリア人を名乗る男3人が日本の調査捕鯨船団の監視船「第2昭南丸」に乗り込んだと発表した。日本の乗組員、船体に被害はないという。
>
>  同庁によると、日本時間8日午前5時40分ごろ、第2昭南丸にゴムボート1隻が急接近。男3人が同船に乗り込んできた。同船内で、男らの事情聴取を行っている。
>
>  米反捕鯨団体「シー・シェパード」(SS)は同日、ホームページ上で、同団体を支持する環境保護団体「フォレスト・レスキュー」所属のオーストラリア人3人が同船に乗り込んだと発表している。シー・シェパード側は「拘束された」と主張しているが、海保は「そうした段階には至っていない」としている。
>
>  同船には妨害活動に備えて複数の海上保安官が乗り込んでいる。

グリーンピースやシー・シェパードをはじめとする環境保護団体と僭称するテロ組織がこうも日本ばかりにターゲットを絞って挑発してくるのは、日本が捕鯨をやっているからなどではなく「安全に叩けるから」これに尽きるでしょうね。
日本以外の捕鯨国だと、妨害活動をした途端に発砲されてしまうことも珍しくありません。
しかし、日本は妨害活動に対してそのような断固たる措置を取ることはまずなく、いくら叩いても自分の身に危険が迫ることがないのですから、まさにやりたい放題にできるわけです。
そして実際、日本に対する妨害活動を実施して以降のシー・シェパードは、外国で多額の寄付金を集めることにも成功しているわけで↓

http://megalodon.jp/2012-0109-2225-57/sankei.jp.msn.com/world/news/111113/erp11111308070002-n1.htm
>  米国の反捕鯨団体、シー・シェパード(SS)が今期の日本の調査捕鯨を妨害するため、攻撃用ゴムボートを新たに購入するなど装備を補強していたことが分かった。日本への反捕鯨活動をPRして急成長を遂げるSSは昨年、過去最高の収入だったことも判明。ボートには推進力増強の装置が付けられており、1隻1千万円以上かかったとみられる。前回、調査中断を余儀なくされた日本側も対策の見直しを迫られている。

捕鯨問題に限らず何かにつけてそうなのですが、強硬手段に出ないから日本は外国その他の組織から徹底的に舐められてしまうのですけどね。
いっそのこと、公海上に環境保護団体の船を誘い込んで【実弾で】威嚇射撃するなり撃沈するなりしてしまった方が、却って妨害活動は抑えられるのではないかとすら思えてならないのですけどね。
シー・シェパードがこれまでやってきたような、船に体当たりしたり乗り込んだりと言った行為は充分に「危険行為」と見做されるものなのですし、「生命の危険を感じた」と正当防衛を主張すれば良いのですし。
当のシー・シェパードその他の自称環境保護団体も、日本が強硬手段に出ないということを見透かした上で効率の良い妨害作戦を実施してきていますし、今のやり方では相手の思うツボでしかないのですが。
それどころか、このまま自称環境保護団体の得手勝手を許してしまうと、相手側の行動がどんどん過激さを増してくるだけでなく、最悪、日本側に重軽傷者や死者さえもが出ないとは限りません。
これまででも危険な局面は充分にあったわけなのですから。
最悪の事態が起こってからでは遅いと思うのですけどねぇ。

北朝鮮が野駄目カンタービレを名指し非難

金正日を失った北朝鮮が、国として弔意を示さず朝鮮総連幹部の再入国禁止措置を解除しなかったことに非難の声を上げているそうです。
わざわざ日本の首相である野田佳彦こと野駄目カンタービレと藤村修官房長官を名指しまでしているのだとか↓

http://megalodon.jp/2012-0104-1849-16/sankei.jp.msn.com/world/news/120103/kor12010318140005-n1.htm
>  【ソウル=加藤達也】北朝鮮の朝鮮中央通信は3日、金正日総書記の死去にあたり日本政府が弔意を示さず、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の許宗萬責任副議長らの再入国禁止措置を解除しなかったことを「無知蒙昧(もうまい)きわまりない卑劣な行為だ」などとする論評を発表した。「わが軍隊と人民は決して許さない」と非難している。金正日総書記の死去後、対日関係についての論評は初めて。
>
>  論評は再入国不許可の理由として日本政府が「拉致、核問題など懸案解決のための意思表示」としたことについて「もはや存在もせず、においもしない拉致問題を持ち出し、わが方の最高尊厳を傷つけることは許されない」と強く反発。
朝鮮総連の渡航要請に「首相・野田と官房長官・藤村」が背を向けた、と名指しで批判している。
>
>  さらに、日本政府として哀悼の意を表さなかったことにも触れ「(日朝関係の)展望はますます暗くなった」と反発した。
>
>  野田政権に関しては「人間の初歩的な倫理や道徳、礼儀も備えていない者が日本の国事を扱っていることは、日本自らにとっても悲劇だ」と強調している。

北朝鮮側としては、対日強硬姿勢を表明することで国内勢力の牽制と団結を図るという意図でもあるのでしょうが、日本側にしてみれば「お前が言うな」としか言いようのない非難ですね。
自国の民を満足に食わせることすらもできず、粛清と弾圧ばかり繰り返している北朝鮮こそが、世界で最も「人間の初歩的な倫理や道徳、礼儀も備えていない」国のひとつなのでしょうに。
そして何よりも、この間くたばった金正日こそが、日朝間で懸案となっている拉致事件の主犯であると言われているのですから、日本側としてはむしろ祝杯を上げたいところですらあるのですが。
そうでなくても、未だ国交を結んでない日本と北朝鮮が、国同士で弔意を示すこと自体本来ならありえないことなのですし。

それにしても、過去の民主党はまるで「心の祖国」であるかのごとく北朝鮮に尽くしてきたというのに、北朝鮮の態度の冷たいこと冷たいこと。
民主党から排泄された先代の首相カンガンスなどは、辛光洙(シングァンス)の釈放嘆願のために尽力し、朝鮮学校の無償化などにも貢献した人物であり、日本国民にとって大迷惑なシロモノであっても、北朝鮮にとっては「恩師」とすら言える存在だったはずです。
その後を引き継いだカンタービレも、首相を辞める際のカンガンスが最後っ屁とばかりに脱糞していったそれらゴミの遺産を後生大事にしている、これまた北朝鮮にとっては「恩人」と呼ぶにふさわしい人物です。
カンタービレが本当に日本国民向けの人気取りがしたかったのであれば、カンガンスの遺産を片っ端から壊していくだけでも充分に達成できたはずなのですから。
にもかかわらず、目先の利益にこだわるあまり、その「恩人」達の恩を大々的に罵りまくるという仇で返し、無用の反発を招くばかりの北朝鮮は、外交のイロハが全くなっていませんね。
こと日本の外交に関する限り、民主党は世界的にも稀に見るマゾの集団ですからそれでも喜んでいるのかもしれませんが、大多数の日本国民までもが民主党の価値観を共有しているわけではないでしょうに。
あそこまで尽くしまくってさえもこの反応では、「北朝鮮に何をやっても意味がない」という認識を大多数の日本国民に植え付けてしまう結果を招くだけなのではないかと。

こんな国と国交正常化を樹立する必要など、今の日本にはどこにもないはずなのですが、それでも朝鮮総連辺りに対する温情に満ち満ちた厚遇は続けていくつもりなのでしょうねぇ、「あの」マゾな民主党は。

金正日の死去と朝鮮有事の可能性

北朝鮮の金正日が死去したと、朝鮮中央テレビと朝鮮中央放送・平壌放送が一斉に報じました。

http://megalodon.jp/2011-1219-1922-22/sankei.jp.msn.com/world/news/111219/kor11121912050003-n1.htm
>  【ソウル=加藤達也】北朝鮮の朝鮮中央テレビと朝鮮中央放送、平壌放送は19日正午からの「特別放送」で、最高指導者の金正日総書記が死去した、と伝えた。69歳だった。葬儀の日程などは不明。
>
>  北朝鮮は昨年から金総書記の三男で朝鮮労働党中央軍事委員会副委員長を務める金正恩氏を中心とする三代世襲態勢への移行を推進していた。金総書記の死去が今後の北の核活動を含む対外政策にどのように影響するか、米韓など各国は不測の事態に備え情報の収集と分析に全力を挙げる。

後継には金正日の三男・金正恩が有力視されていますが、その権力基盤は極めて不安定であると内外から評価されており、今回の事件が発端となって権力闘争や内乱が勃発する可能性も囁かれています。
また一方では、国内の不協和音や国民の不満をそらすために、韓国や日本に対する挑発的な軍事行動などに打って出る危険性も考えられますね。
北朝鮮は2010年11月に韓国西方にある延坪島に陸上砲撃を敢行していますし、日本に対しても拉致事件その他の所業を働いていた前科があるのは周知の事実です。
そして、北朝鮮は日本にも韓国にも朝鮮総連等の出先機関を持っており、本国の意を受けたそれらの出先機関が何らかの破壊工作等を行ってくる危険性もないとは言い切れません。
既に韓国軍は、北朝鮮の暴発に備えて全軍が非常警戒態勢に突入しているのとのことで、日本も何らかの警戒態勢を布くべきなのではないかと。
まあ、北朝鮮を心の祖国と仰いでいる議員が多いと言われる民主党政権にそんなことができるのかと問われれば、大きな疑問符をつけざるをえないところなのですけどね。

中国の環境汚染を象徴する「真っ赤な水が流れる川」

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世界第2位の経済大国と史上最悪の環境汚染国を一身に兼ねる中華人民共和国こと中国。
その中国の河南省洛陽市で、市内を流れる川の水が真っ赤に染まるという問題が発生しました。

http://megalodon.jp/2011-1216-2210-05/news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1215&f=national_1215_060.shtml
>  中国河南省洛陽市で13日、市内を流れる川の水が赤く染まっているのが発見され、環境保護当局が汚染源の調査に乗り出した。中国新聞社が報じた。
>
>  現地時間13日午前11時ごろ、同市の市街地を流れる川で「まるで血に染められたような」赤い水が流れているとの通報があった。
赤い水は川の北側にある暗渠(あんきょ)から流れてきたもので、150メートルほどの階段状の水路を経て川に合流していた。付近の住民によると、前日までは特に異変が見られなかったという。
>
>  所轄の環境保護当局担当者らは真っ赤に染まった川の写真を見て驚いたという。同日午後に現場を訪れた同市環境保護局の黄保軍副局長は、赤い水が流れた暗渠は雨水管であることを指摘したうえで
「上流にある企業の汚水と雨水が混ざって起きた可能性が高い」と推測した。
>
>  中国メディア各社は、衝撃的な「赤い川」の写真を報じた。写真は中国新聞社のウェブサイト、中国新聞網の掲載記事。
>
>  当局は原因や発生源について調査を進めているが、詳細は明らかになっていない。(編集担当:柳川俊之)

画像も掲載されていましたが、普通ではありえないくらいに真っ赤な水ですね。
一体どうやったらこんな色の水ができるのか、むしろそちらの方が知りたいくらいです(苦笑)。

以前から中国では水も大気も土壌も汚染が深刻を極めていると囁かれてきました。
経済成長を重視し、ひたすら効率を重視するあまり、中国の企業や工場が汚染物質を浄化する費用と手間を惜しんで何もせず垂れ流しにしていたのは有名な話です。
そして、その汚染された水と土壌をベースに中国国内で生産される農作物などは、都市部の人間ですら「毒菜」と評するほどに汚染されまくっている曰くつきのシロモノだったりします。
しかも、環境汚染の実態が広く知られるようになってさえ、当の中国の環境保護に対する意識は救いようがないほどに低く、いくら法で規制を行っても、法の目を掻い潜り手段を問わず環境汚染に邁進する企業や団体が少なくないのです。
環境保護をしようとすれば、浄化のためのカネと手間がかかり、目先の利益が減るからやりたくない、というのが本音なわけです。
そればかりか、その手の取り締まりをする側の中国政府でさえ、環境汚染をネタにして特に日本から経済的・技術的支援をタカるようなことすら平然と行ったりする始末です。
あの国でマトモな環境保護ができるとしたら、それによって【短期的】かつ【何よりも莫大な利益と利権】が獲得できると【誰もが確信できる】という前提条件が絶対に必要でしょうね。
もっとも、そんな夢物語的な技術ないし儲け話が簡単に実現しえるのであれば、誰も苦労などしないのですが。

こんな国が日本の隣にあるということ自体、日本にとっては傍迷惑以外の何物でもありませんね。
中国の環境汚染は日本のそれにも大きな影響を与えているのですし。

自称「環境保護団体」グリーンピースがフランスの原発を占拠

環境保護運動と称したテロ行為を、グリーンピースがフランスでやらかしたそうです↓

http://megalodon.jp/2011-1205-2257-22/sankei.jp.msn.com/world/news/111205/erp11120519540007-n1.htm
>  国際環境保護団体グリーンピースの活動家グループが5日、フランス中部ノジャンシュルセーヌの原発に侵入、「安全な原発は存在しない」との横断幕を掲げた。
>
>  グループは間もなく、警備当局に拘束され、取り調べを受けている。フランス電力によると、原発の運転に影響は出ていない。
>
>  フランス公共ラジオによると、グリーンピースは同日、フランス国内にある他の複数の原発へも同時に侵入を試みたが、警備当局に阻止された。(共同)

グリーンピースやその親戚筋に当たるシー・シェパードなどは、こういう人の迷惑を顧みない暴力的な活動を、これまでも平気で行ってきています。
2001年にはオーストラリアのシドニーにある原発を、2003年にはイギリスのサフォーク州サイズウェルの原発を、それぞれ今回と同じ理由で同じように占拠する挙に出ており、欧米諸国では「エコテロリスト」として捜査当局から監視対象に指定されています。
そのグリーンピースと、今回原発を襲撃されたフランスは、過去にも核実験や原発問題で対立してきた因縁の間柄。
我らが田中芳樹御大も、こんな論でもってグリーンピースの肩を持った主張を展開しております↓

薬師寺シリーズ3巻「巴里・妖都変」 光文社ノベルズ版P7上段~下段
<だいたいフランスという国そのものが薬師寺涼子に似ている。
 一九八五年、南太平洋で核実験を強行したとき、反対行動をおこなった環境団体の船をフランス政府の秘密工作員が爆破して、メンバーを殺害した。むろん各国から非難の声があがったが、
フランス政府は謝罪なんぞしなかった。「警告を無視して領海を侵犯したむこうが悪い」というのである。
 やっていることは悪辣で無反省なのに、堂々としていてカッコよくておシャレなものだから、ついだまされてしまう。涼子の正体を知りつくしているはずの私でさえ、何度だまされて後悔したことか。>

実際にはフランス政府はグリーンピースに謝罪どころか賠償までしていますし、その賠償金でもってグリーンピースは新しい船を購入しているのですけどね。
そのことは、当のグリーンピース自身が「フランスからの賠償で新しい船を購入した」と公式サイトで明言していますし↓

http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/blog/staff/blog/34411/
> 初代の虹の戦士号は1985年にフランスの太平洋核実験を止めようと活動していた際に、停泊していたニュージーランドの港でフランスの諜報機関(スパイ)によって爆破され沈没してしまいました。嘘のような話ですが、事実です。
>
> このストーリーは「スパイバウンド」をはじめとして数々の映画やドキュメンタリーでも取り上げられました。  
>
>
2代目の虹の戦士号はフランス政府からの賠償金で購入され、初代の船の悔しさをばねにその熱き魂は引き継がれていきました。その後もフランス政府が続けた核実験の現場に向かい、世論を喚起し続け、ついには核実験を停止に導きました。

まあグリーンピースもシー・シェパードも、弱腰な日本についてはフランス以上のカモとでも考えているのか、反捕鯨や反原発を口実にロクでもない過激な行動を繰り広げまくっているので、その実態は比較的周知されてきてはいますが。
ただでさえ福島第一原発絡みで原発問題に世界中が敏感になっている昨今、ヨーロッパ諸国の電力供給最大手となりおおせているフランスにとって、グリーンピースの跳梁跋扈は頭の痛い問題でしょうね。

韓国・鬱陵島の視察入国拒否問題

竹島の近くに位置する韓国・鬱陵島を視察するため、ソウルの金浦空港に到着した自民党の新藤義孝・稲田朋美両衆院議員と佐藤正久参院議員ら3人の入国を、「両国の良好な関係に役に立たない」との理由で韓国政府が拒否しました。

http://megalodon.jp/2011-0801-2116-48/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110801-00000536-san-pol

現職の日本の国会議員が、正規の手続きを踏んだ外国への入国を拒否されるというのは極めて異例なことであるのに加え、韓国側は入国の理由も聞かず、ただ「韓国政府の決定」とだけ告知するという不誠実な対応に終始していたのだとか↓

http://twitter.com/SatoMasahisa/status/97874298118750209

他にも韓国は、竹島(韓国名・独島)研究で知られる下條正男・拓殖大教授の入国を認めずに「追放」しているのだそうで↓

http://megalodon.jp/2011-0801-1204-39/sankei.jp.msn.com/world/news/110801/kor11080111330002-n1.htm

こんな国と何故友好関係を結ばなくてはならないのか、はなはだ疑問に思えて仕方がないのですが。
ただでさえ韓国には、親日的な言動をするだけで吊るし上げを食らうような国民風土が形成されている上、何かにつけて「過去の植民地支配」とやらを声高に主張しまくる性癖を併せ持っていますし。
韓国は世界最大の反日国家のひとつにすら数えられるというのに、何故こんな国と友好関係を進めなければならないのでしょうか?
いい機会ですし、この際韓国と断交しても良いのではないかとすら思えてならないのですが。

そして、その韓国に媚び諂うことが自らの存在意義であると錯覚している感すらある今の民主党政権が、韓国に対し毅然とした対応が取れるとは到底思えないですね。
菅直人ことカンガンスなどは、去年の8月に韓国1国だけのために下らない談話を発表しているくらいですし、最悪、尖閣諸島の中国漁船衝突事件のごとき卑屈な外交をやらかさないとも限りません。
ここで毅然とした対応が取れれば、カンガンスが大好きな国民向けのパフォーマンスとしても機能しうるはずなのですが、カンガンス的には自らの保身よりも韓国に対する配慮の方が優先されるでしょうしねぇ(-_-;;)。
どうせまた自爆的な対応しかできないのでしょうが、民主党の愚行に日本を巻き込まないで欲しいものです。

ノルウェーの連続テロ事件とヨーロッパの移民問題

ノルウェーの首都オスロと、南部のウトヤ島で発生した連続テロ事件。
ヨーロッパ諸国では、国の文化に溶け込まない移民の存在が深刻な社会問題となっており、犯人と目されるアンネシュ・ブレイビクはそれに不満を抱いて今回の事件を起こしたと言われています。

http://megalodon.jp/2011-0724-0840-49/mainichi.jp/select/world/europe/news/20110724k0000m030131000c.html

日本でも、少子化問題と労働者不足の観点から移民受入の議論が活発化しています。
しかし、移民受入の先駆者であるはずのヨーロッパ諸国では、多文化主義に基づいた移民受入で多大な社会問題が頻発しており、国の政策としては「失敗」だったと政府首脳ですら認めざるをえなくなっています。
移民受入について実績のあるイギリスでさえ、移民の制限を公約に掲げるほどにまでなっているのです。
一時はイスラム過激派による犯行説も囁かれていた今回のテロ事件は、移民問題に苦しむヨーロッパの暗部を象徴する事件とも言えるのではないでしょうか?

ところで、この事件のことを知った時、私は創竜伝のこの記述を連想せずにはいられませんでしたね↓

創竜伝9巻 P201上段~下段
<バルーフ・ゴールドシュタインというユダヤ人がいた。ニューヨークに生まれ、イスラエルに移住した。彼は医師だったが、イスラム教徒の治療を拒否していた。一九九四年二月、彼は多額の生命保険に加入した上で、イスラム教の礼拝堂にはいっていった。そこでは多くのイスラム教徒たちが頭を床につけて神に祈っていた。むろん丸腰である。ゴールドシュタインは自動小銃を取り出し、祈っている人々の背中に銃弾をあびせた。四〇人以上の人々が殺された。「ヘブロンの虐殺」である。
 銃弾がつきたところで、ゴールドシュタインは激怒したイスラム教徒に包囲され、乱打をあびて死んだ。
彼は「死を恐れず、生命がけで」、神に祈っている人々を一方的に虐殺したのである。これは「何でも生命がけでやればえらい」という通俗道徳を信じる人々にとっては、なかなか厳しい返答であろう。やることの意味を考えずに生命を軽んじるような者は、異なる価値観を持つ者に利用されるのが落ちである。>

今回の事件の犯人も、上記のゴールドシュタインと似たり寄ったりな犯行を行っているわけですし、「信念ある1人の人間は(自らの)利益しか考えない10万人分もの力に値する」などという、いかにも田中芳樹が毛嫌いしそうな発言も披露したりしていますからねぇ。
今頃田中芳樹も、現在執筆中らしい薬師寺シリーズの新刊にこの事例を書き加えているところだったりするのでしょうか(苦笑)。

ウサマ・ビンラーディン容疑者の殺害と田中芳樹の今後の動向

2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件の首謀者として行方が追われていた国際テロ組織アルカーイダの最高指導者だったウサマ・ビンラーディン容疑者が、アメリカの諜報機関によって殺害されたと報じられました。
その隠れ家は、パキスタンの首都イスラマバード近郊アボタバードにあったとのこと↓

http://megalodon.jp/2011-0503-2242-53/sankei.jp.msn.com/world/news/110502/mds11050212370003-n1.htm

アメリカにしてみれば、同時多発テロ事件以降、首謀者としてその行方を追い続けていた人物をついに倒すことに成功したわけで、祝杯のひとつも上げたくなるところでしょう。
ただ一方では、報復を目的としたテロの動きが世界的な規模で活発化する懸念もあり、日本でも警戒が強化されています。
アメリカにしてもその他の国々にしても、手放しで喜んで良いというわけにはいかないでしょうね。

ところでアメリカ同時多発テロ事件といえば、その直後に刊行された「イギリス病のすすめ」文庫版のあとがきで、田中芳樹がやたらと狂喜乱舞した文章を掲載していたのを思い出しますね。

イギリス病のすすめ・文庫版あとがき P236
<多くの方のお力ぞえをいただいて二〇世紀に上梓された本が、二一世紀に文庫化されました。「めでたいこっちゃ」と能天気なことを書こうとしていたら、ニューヨークの世界貿易センタービルに、ハイジャックされた旅客機が突っこんでしまいました。テロリズムの犠牲となった無辜の人々に、つつしんで哀悼の意をささげます。
 
直後に災厄をこうむったペンタゴンに対しては、正直あまり同情を感じません。これまでさんざん世界各国に無差別爆撃をおこなってきた軍事エリートの総本山ですからね。無差別爆撃がどれほど非人道的なものか、被害者になってみてはじめてわかったのではないでしょうか。簡単に忘れてほしくないものです。>

事件の直後という時期にこんなことをのたまっていた田中芳樹は、今回のウサマ・ビンラーディン容疑者の死亡とアメリカの勝利宣言で、さぞかし創作意欲を刺激されているのではないでしょうか?
奇しくも次の執筆予定作品は「あの」薬師寺シリーズとなっていますし、連休明けには「髑髏城の花嫁」が当初の予定よりも半年以上遅れながらも脱稿するとの「らいとすたっふ」社長氏による事前情報もあります。
薬師寺シリーズでも創竜伝でも、同時多発テロ事件や「正義のアメリカ」的なスローガンは何かとネタにされてきましたからねぇ(苦笑)。
正直、こんなことで創作意欲が掻き立てられるという田中芳樹の性癖もどうかと思わなくもないのですが、今度の薬師寺シリーズの新刊には、「髑髏城の花嫁」など比較にならないほどにハイペースな執筆と刊行、そして何よりも反米思想に彩られたトンデモ社会評論な内容に(悪い意味での)期待がかけられるのではないでしょうか(爆)。

イギリスの保守党が移民受け入れ規制を公約

ヨーロッパ随一の「移民に寛容な国」として長年多くの移民を受け入れてきたイギリスが、ついに移民の規制に乗り出しました。
デービッド・キャメロン首相は、イギリス南部ハンプシャー州で開かれた保守党の会合で行った演説で、移民の受け入れ数を現状の年間「数十万人」から「数万人」に減らすと公約しました。
さらに、これまでのイギリスの福祉政策を「移民が多くなった元凶」として批判すると共に、「大量の移民ではなく優秀な移民のみを歓迎する」と発言しています。

http://megalodon.jp/2011-0417-1721-53/www.newsweekjapan.jp/stories/world/2011/04/post-2055.php

イギリスに限らず、ヨーロッパ諸国の多くが移民の問題に悩まされています。
オランダでは1960年代から70年代にかけて、不足する労働力を補うためにモロッコから大量の移民を受け入れましたが、彼らはオランダの文化・宗教はおろか言語さえも一切受け付けず、結果、オランダは従来のオランダ社会と移民社会の2つに分断されることとなりました。
移民してきたモロッコ人達はオランダ社会に敵対的で、数的にも総人口の約10%を占めることから、社会的不安を構成する要因のひとつにすらなっているのです。
1970年半ば頃まで大量の移民を受け入れてきたフランスでは、移民の増加がフランス人の失業率を押し上げていると考えられていることや、移民の居住区が盗みや暴力事件等の犯罪の温床となっていることなどから、「フランス文化を尊重しない移民」の排斥を訴える「国民戦線」という政党が公然と支持を伸ばしています。
スウェーデンでも移民の問題は深刻で、スウェーデン南部の人口第3位の都市マルモでは、人口25万のうち4分の1がイスラム系の移民で占められ、スウェーデン文化に溶け込まず失業率も高い彼らの存在は、やはり犯罪の増加や社会不安の要因のひとつとなっています。
外国からの移民は、生活水準が低く貧しいことや、現地の文化に溶け込まず自分達の生活習慣を維持することなどから、移民を受け入れているはずの国と国民を敵視していることもしばしばです。
また出生率が高く、故郷の家族を呼び寄せ一緒に暮らすケースも多いことから人口増加のスピードも速く、総人口に占める割合が増えていることも大きな社会不安となっているのです。
白人移民に社会の主要部分を乗っ取られ滅亡を余儀なくされたハワイ王国や、中国人移民の大量流入によって中国に編入させられた満州地方および滅亡の危機に瀕している満州人など、移民はそれ自体が立派な侵略の尖兵にもなりうる、極めて危険な要素なのです。
正直遅きに失した感がなきにしもあらずですが、イギリスもようやく他のヨーロッパ諸国と認識を共有し、移民規制に乗り出すようになったというわけですね。

移民問題は日本でも「対岸の火事」として見て良いものなどではありません。
様々な特別措置で支援しているばかりか、TBSのような大手マスメディアを乗っ取りすらしている在日韓国・朝鮮人や、近年急速に増加している中国人移民の問題など、日本にも移民の問題は存在するのです。
日本で移民を推進してきた人達は、「ヨーロッパの移民受け入れと多文化主義を見習え」的なことを述べていたわけですが、そのヨーロッパからして上記の惨状なわけです。
日本もそれこそ「ヨーロッパに倣って」移民受け入れの政策を見直すべきなのではないでしょうか?

ところで「イギリスの移民受け入れ」と言えば、やはりあの御方を無視するわけにはいかないでしょう。
己の著書でこんな絶賛調な文章を、ストレス発散とばかりに盛大に書き殴っていた人です↓

創竜伝10巻 P93下段~P94上段
<四人はB&Bを出て、おおざっぱにテムズ川の方角へと向かった。一軒の店にはいって買い物をし、街角の旧式な時計を見ると九時半である。
 始はデジタル時計よりアナログ時計のほうが好きだ。デジタル時計は「五時五七分」というように単一の基準と表現を押しつけてくるが、アナログ時計だと「五時五七分」「六時三分前」「もうすぐ六時」という風にさまざまな見かたができる。ゆとりと多様性を感じさせてくれるからなのだが、「緻密さと正確さとを欠く時代遅れのもの」といわれれば、たしかにそれまでである。だが万人が秒以下の単位まで厳密な時間に追われる必要はないだろう、とも始は思うのだ。そして、アナログ時計の心地よさをロンドンの街に感じる。古いビルを建てなおすときに、内装や設備は最新式にしても外見は古いままに保つ。日本橋の真上に高速道路をかぶせて建設し、醜悪な市街づくりに狂奔してきた日本では、泡沫経済がはじけて消えた後に、コンクリートの原野だけが残った。
あらゆる亡命者を受け容れ、王室に対しても言論の自由を認めた大英帝国の度量を学びとらないまま、虚妄の繁栄を終わろうとしている。かつて「日本だけが永遠に繁栄する」とか「株と土地は永遠に値が上がりつづける」とか主張していた経済評論家たちは、いまごろどうしているのだろうか。>

イギリス病のすすめ・文庫版あとがき P239
<この四年の間に、イギリスには移民がさらに増え、文学、音楽、演劇、映画から料理に至るまで多彩で多様な創造と発展があいついでいます。それは非寛容と独善に対する寛容と自由の勝利です。このような勝利をこそ、「先進国」は誇りとし、永続させてほしいとつくづく思うのです。>

創竜伝13巻でも、「外国からの移民・難民に門戸を開放する」などという政策提言が掲げられているくらいですから、イギリスの移民受け入れ政策に対する田中芳樹の思い入れはかなりのものがあります。
それだけに、今回のイギリス保守党が掲げた公約とそれを指示する国民の存在は、田中芳樹にとっては裏切り行為もいいところで、まさに「非寛容と独善に対する寛容と自由の【敗北】」以外の何物でもないシロモノだったことでしょう(苦笑)。
もしこのニュースを田中芳樹が知るところになれば、次の薬師寺シリーズの新刊辺りで、デービッド・キャメロン首相をモデルにした悪役が登場したり、「人類の敵」「神をも恐れぬ犯罪行為」と言わんばかりの社会評論が盛大に繰り広げられたりすることになるかもしれませんね(爆)。

中国漁船衝突事件の船長が那覇検察審査会で「起訴相当」

尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で、那覇検察審査会は起訴猶予処分となった中国人船長について「起訴相当」と議決し公表しました。
また、非公開扱いの尖閣ビデオについても「公開すべきである」としています。

http://megalodon.jp/2011-0419-0117-15/sankei.jp.msn.com/affairs/news/110418/crm11041823570014-n1.htm
http://megalodon.jp/2011-0419-0949-23/sankei.jp.msn.com/affairs/news/110418/crm11041823570014-n2.htm

件の船長が既に中国へ帰国していることもあり、実際に公判が開けるかどうかについては不透明です。
しかしこの決定は、民主党政権および那覇地検が法を捻じ曲げて決定した船長釈放措置や尖閣ビデオ非公開方針に対し、公の機関として異議を唱えている点で大きな意味を持ちます。
中国内部の権力闘争および「指桑罵槐」論理に基づいたヤクザの言いがかりを真に受けた挙句、中国の主張に迎合して国益を損ねた民主党は大いに断罪されるべきです。
二度とこのような問題が起こらないよう、当時における日本側の対応の問題点が改めて問われなければなりませんね。

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