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カテゴリー「サイト改造裏話」の検索結果は以下のとおりです。

Windows8のスタートメニュー問題で飛び交う憶測

マイクロソフト社のWindows事業部門トップだったスティーブン・シノフスキーの、Windows8の発売開始から1ヶ月も経たない中での辞任が憶測を呼んでいます。
彼はWindows8のスタートメニューの削除を提言した人物で、その改造が不評だったことから辞任を余儀なくされ、かつWindows8でスタートメニューが復活するのではないかと囁かれているわけです↓

http://sankei.jp.msn.com/economy/news/121114/biz12111410200002-n1.htm
>  ソフトウエア世界最大手、米マイクロソフトが、発売したばかりのパソコン向け最新基本ソフト(OS)「ウィンドウズ8」の設計を変更するのではないかとの観測が強まっている。歴代のウィンドウズに採用されてきた「スタートメニュー」が廃止されたことで、利用者から戸惑いの声が上がっていることに加え、同社のウィンドウズ事業部門トップが、最新版の発売後わずか半月で突然退職したことが憶測を呼んでいる。
>
>  同社は12日、ウィンドウズ部門を率いてきたスティーブン・シノフスキー氏が辞任すると発表した。同氏はバルマー最高経営責任者(CEO)の後任候補の一人と目されてきた幹部。さらに辞任のタイミングが最新版を発売直後だったため、関係者の話題を集めている。13日の米紙USAトゥデー(電子版)によると、
最新版からスタートメニューが消えたことで「どう操作すればよいのか」と、とまどう利用者が多いという。スタートメニューをなくしたのは、ウィンドウズの搭載ハードウエアが伝統的なパソコンから携帯端末に移行し、タッチパネル方式による操作が主流になるとしてシノフスキー氏が、社内を説得したためだという。
>
>  これが不評だったことで同氏が解職されたとの見方が出ている。USAトゥデーは、シノフスキー氏の後任であるジュリー・ラーソングリーン氏が最新版の改修を指揮するのではないかとする関係者の見方を紹介している。

ある程度は想定の範囲内だったとはいえ、やはりWindows8は発売早々問題を引き起こしているとしか評しようがないですね。
スタートメニュー問題以外でも、様々な不具合が頻発しているみたいですし。
まあ、プログラムが初期に様々な不良を起こすこと自体は、むしろ全くないと却って不正が疑われるくらいに「ある方が自然」なのですし、仕様変更も互換性の問題や操作性の相違などで、最初はなかなか素直に受け入れられなかったりするものなのですが。
初期不良や仕様変更の弊害が少なくないだろうと考えたものだから、私は逆にパソコン買い替えの際にWindows7にこだわったりしたくらいでしたし。
その判断はやはり間違ってなかったな、とついつい自分褒めをしたくなってしまうWindows8の惨状ですね(^_^;;)。
不具合については、今後のWindows Updateで漸次改善されていくことになるのでしょうが、スタートメニューについては再度の仕様変更にまでなってしまうわけですし、果たしてどうなっていくのでしょうかねぇ。
個人的には、デスクトップ&ノートパソコンでWindows7、タブレット端末専用のWindows8といった「棲み分け」を行なって欲しいところではあるのですが。
すくなくとも、Windows8搭載パソコンをWindows7にダウングレードしなければならないなどという、Windows Vista時代の悪夢の再現は勘弁願いたいです。

「Windows Live Messenger」が2013年第1四半期に「Skype」に統合

Microsoft社が提供している「Windows Live Messenger」が、2013年第1四半期に同社が買収した「Skype」に統合・廃止されることが決定しました。
同サービスは12年も続いてきたとのことですが、その歴史に幕が下ろされることになります↓

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1211/07/news023.html
>  米Microsoftは11月6日(現地時間)、メッセージングサービス「Windows Live Messenger(以下Messenger)」を「Skype」に統合し、2013年第1四半期に提供を完全に終了すると正式に発表した。約12年以上続いたサービスが終えんを迎える。
>
>  Microsoftは2011年10月に、Skypeを約85億ドルで買収した。Skypeは現在、Microsoftの1部門「Skype Division of Microsoft」となっている。
>
>  同社は10月にSkypeのデスクトップ版のアップデートで、Microsoftアカウント(Windows Live Messenger、Hotmail、Outlook.com)あるいはFacebookのアカウントでSkypeにログインできるようにした。現在、ログインするアカウントとしてMicrosoft、Facebook、Skypeのいずれかを選べるが、いずれ(いつからになるかはまだ発表されていない)SkypeのアカウントをMicrosoftアカウントにマージする(つまりSkypeアカウントはなくなる)よう促されることになる。
>
>  Messengerのユーザーは、Skypeの最新版をダウンロードし、MicrosoftアカウントでログインすることでSkypeに移行できる。最初にログインした際に、Messengerの連絡先がSkypeに取り込まれる。
>
>  MicrosoftアカウントとSkypeの双方のアカウントを持っているユーザーは、ログイン画面でSkypeアカウントをMicrosoftアカウントにマージするよう促される。
>
>  アカウントマージ画面 アカウントマージ後のSkypeの連絡先 アカウントをマージしてログインすると、「連絡先」にMessengerの連絡先も表示され、相手も既にSkypeを使っていればMessengerの相手とSkypeの機能を使ってコミュニケーションできる。
>
>  Windows Live担当ジェネラルマネジャーのブライアン・ホール氏は、公式ブログ「Inside Windows Live」で「IMやMessengerを取り巻く環境は大きく変わった。人々は(PCでよりも)電話でメッセージングを使うことが多くなり、FacebookやTwitterを使うようになった。そして、Skypeが、音声および動画チャットとメッセージングのための最上の手段になった」と語り、Skypeに移行すればMessengerよりも多くの方法で、多くの端末、プラットフォームでユーザー同士がコミュニケートできると説明した。今後、SkypeとOutlook.comとの連係を改善していくという。
>
>  Messengerの会話履歴はOutlook.comに保存されるが、今のところSkypeの会話履歴はまだOutlook.comに保存できない。今後そうした機能が改善されるとみられる。

「Skype」を買収したMicrosoft社が「Skype」を自社サービスに活用しないわけもなかったのですが、それが従来の自社サービスを終了させることになるとは皮肉もいいところですね。
もっとも、個人的に「Windows Live Messenger」は、正直「何のために存在するの?」「パソコンに無駄な負担をかけているだけの常駐ソフト」的な認識しかなかったのですが。
チャット機能などはそもそも相手がいないために使いようがありませんでしたし、今までのパソコン環境では、映像や音声でのやり取りを行うことができませんでしたからねぇ(T_T)。
私のパソコンが映像・音声配信に対応できるようになったのは、この間パソコンを買い替えて以降のことだったのですし。
今までは特に必要とは考えていなかったのですが、「Skype」のテレビ電話機能には少々心動かされるものがありましたからねぇ(苦笑)。
まあ、今後使う機会があるのか否かは私にも全く分からないのですが(-_-;;)。
mixiやFacebookなどもそうなのですが、どうもリアルタイム系のコミュニケーションツールは私にはあまり向いていないみたいでしたね(T_T)。

テレビ電話&多人数会話ツールとしての「Skype」には色々な使用用途がありそうなものなのですが、今後は一体どうなっていくのでしょうかねぇ。

Twitter APIの仕様変更に伴う不具合の頻発

TwitterのAPIが仕様変更となったことに伴い、ブログのTwitterウィジェットでツイートが取得できなくなったなどの不具合が頻発しています。

当ブログでも、Twitterのアカウントからツイートを取得するウィジェットを使用していたのですが、先週の木曜日頃から突然ツイートが表示されなくなるという問題が発生したため、対処方法を調べていました。
調査の結果、暫定的にTwitter APIの参照先アドレスを、以下のよう変更すれば良いことが判明↓

<script type="text/javascript" src="https://www.tanautsu.net/blog/skin/blogger.js"></script>
<script type="text/javascript" src="http://twitter.com/statuses/user_timeline/tanautsunet.json?callback=twitterCallback2&count=75"></script>

<script type="text/javascript" src="https://www.tanautsu.net/blog/skin/blogger.js"></script>
<script type="text/javascript" src="http://api.twitter.com/1/statuses/user_timeline/tanautsunet.json?callback=twitterCallback2&count=75"></script>

赤文字部分青文字部分に変更。
※上記で紹介しているHTMLタグ内における「<」「>」「&」は、全て半角から全角に変換しています。

ただし、これはあくまでも2013年3月まで限定の暫定的な対処方法でしかなく、それ以降も継続して使用したい場合はOAuthによる認証が必要とのこと。
何故急にこんな問題が発生したのか当初は疑問だったのですが、そう言えば2ヶ月ほど前にこんな記事が掲載されていたなぁ、ということをふと思い出しました↓

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1208/17/news037.html
>  米Twitterは8月16日(現地時間)、数週間後に予定しているTwitter APIのバージョン1.1へのアップデートと開発者向けガイドライン「Developer Rules of the Road」の改定について説明した。クライアントアプリのユーザー数に上限を設けるなど、サードパーティーにとって厳しい内容になっている。
>
>  開発者はAPIのアップデート後、半年以内にこの改定に対応する必要がある。
>
>  同社のコンシューマープロダクト担当ディレクター、マイケル・シッピー氏は6月末に“Twitterのユーザー体験の一貫性を保つため”サードパーティーによるAPI利用に関するガイドラインを厳格にすると発表しており、今回その内容を具体的に説明した。
>
>  まず、
すべてのAPIで、アクセスするのにOAuthによる認証が必要になる。従来はアプリケーションについて、TwitterはIPアドレスしか認識できなかったが、ボットやスパムを防止するために認証プロセスを追加したとしている。
>
>  また、APIを実行できる回数が、従来は認証が必要なAPIへのすべてのアクセスの合計上限が1時間当たり350回だったのが、
一部のAPI(タイムラインの表示など)は1時間当たり720回に、それ以外のほとんどのAPIは1時間当たり60回にと、APIごとに上限が設定されるようになる。
>
>  Developer Rules of the Roadの改定では、Display GuidelinesがDisplay Requirementsになる。つまり、従来は必ずしも厳格に守らなくてもいいガイドラインだったものが要件になり、守らなければAPIを利用できなくなる。6月末にLinkedInがツイートの表示を終了したのは、この改定に沿ったものだったようだ。
>
>  また、
クライアントアプリのユーザー数の上限を10万人にする(超える場合はTwitterの許可が必要)。現在既に10万人以上のユーザーがいるアプリについては、現在のユーザー数の200%まではユーザーを増やすことができるが、いずれの場合も上限に達したら、後はサービス提供を継続することはできてもTwitterの許可なしではユーザー数を拡大できない。
>
>  つまり、例えば友達が使っている人気のサードパーティーアプリに後からサインアップしようとしても、そのアプリが制限に達している場合は使えないということになる。
>
>  このようにサードパーティー製アプリによるAPI利用を厳格にする一方、同社は6月に発表した「Twitter Cards」の利用を開発者に勧めている。Twitter Cardsは、開発者のコンテンツをツイートする場合の表示を管理できる機能で、これにより、開発者は自分のWebサイトへのトラフィックを増やせるとしている。Twitterは、ユーザー体験の一貫性を保つために、ユーザーには極力純正アプリを使ってもらい、サードパーティーにはアプリ作成ではなく、Twitter内でのプレゼンス拡大という形での参加を求めているようだ。

記事中にあるTwitter APIのバージョンアップ予定時期とも合致しますし、今回の不具合はこのバージョンアップに伴う副作用ということになるのでしょう。
ブログ用ウィジェット以外でも、今回のバージョンアップ以前にmixiやGREEでTwitter外部連携を行っていた場合、設定が強制的に解除されてしまうケースも確認されました。
Twitter社による仕様変更でそのサービスを受ける側が自主的な対応を余儀なくされる、というのは何とも理不尽な話ではあるのですが、Twitter絡みの提供サービスを受けている方は、何らかの対応が必要なのではないかと思います。

Twitter APIの仕様変更は、Twitterと外部連携している個人ブログやサービス提供サイト等では死活問題もいいところですね。
対処法が分かってしまえば修正自体はそれほど手間のかかるものではありませんが、実際はその「分かるまで」が問題なわけで。
放置状態のブログやサービス提供サイトでは、何もできないまま機能不全に陥らざるをえないでしょうし、今回の問題に対応できないサイトやブログは意外に多いものとなりそうです。
2013年3月になればまた少なからぬ混乱が巻き起こる可能性が濃厚ですし、今回のバージョンアップで今後一体どうなっていくのでしょうかね、Twitterは。

mixiが「足あとリアルタイム表示機能」を復活させる方針を発表

日本の大手SNSサイト「mixi」の足あと機能が復活するそうです。
足あとサービスの「リアルタイム表示機能」の試験提供を2013年1月までに開始する予定とのこと。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1210/09/news106.html
>  ミクシィは10月9日、今後の方針についてユーザーに説明するページを笠原健治社長名で公開した。ユーザーの意見や要望を迅速に「mixi」サービスに反映させる「ユーザーファースト」を掲げ、「足あと」機能の改変後に要望が多かったというリアルタイム表示を試験的に提供するなど、mixiの利便性向上に取り組むとしている。
>
>  改善の一環として、
「訪問者(足あと)」サービスで「リアルタイム表示」機能の試験提供を来年1月までに行う。サービス開始時から実装されていた同機能は昨年6月にリニューアルし、ユーザーページを1週間に訪れた人をまとめて翌週に表示する方式に変更。だがリアルタイムに残された「足あと」を交流に活用していたユーザーからの反発も多く、その後更新頻度を短縮し、4月には前日の訪問者を翌日にまとめて表示できるようにしていた。
>
>  
リアルタイム機能の試験提供で、以前の足あと機能が事実上復活することになる。ユーザーからの要望が多かったといい、今後は以前の「足あと」機能の一部や新機能を段階的に提供するとしている。
>
> mixi主催で初のユーザー交流イベント またユーザーへのアンケートやインタビューなど、ユーザーにダイレクトに話を聞く機会を増やす。11月には東京・渋谷の本社で各サービスの責任者がユーザーからの意見を聞く「ユーザーファーストウィーク」を開催。参加者を募集している。
>
>  またユーザーからの改善提案を受け付ける「機能要望」に寄せられた声をサービスに迅速に反映させるための仕組みを早急に確立する。寄せられた意見は各ユニットで検討し、必要と判断したものから迅速に対応する。足あとのリアルタイム化も「機能要望」に多くの意見が寄せられていたという。
>
>  mixiはここ数年、さまざまな取り組みを進めてきたが、「mixiの大きな変化に対する戸惑いやお叱りの言葉」もあり、「これは現在のmixiに対する評価の1つであると重く受け止めております」。同社としても「これまでのユーザーの皆さまのご要望との“ずれ”などを振り返り、皆さまに使い続けたいと思っていただけるサービスを実現するべく全力で取り組む必要があると強く感じています」として、改めて「ユーザーファースト」を最重要に掲げて改善に取り組むとしている。

形の上でのユーザー数自体は着実に増えているとはいえ、その多くは「登録をするだけの数合わせ要員」でしかなく、積極的に活動しているアクティブユーザー数は減少の一途を辿っているmixi。
FacebookやTwitterの隆盛を前に衰退を余儀なくされ、下手すれば存在すらも忘れ去られつつあるmixiの、これが救いの一手となるのでしょうか?
今のmixiには、客を惹きつけられるだけの「売り」がないに等しいですし、下手すれば延命措置にすらもなりはしないのではないか、というのが個人的な感想ではあるのですが。
Twitterに集中していることもあり、最近のmixiは「Twitterのツイートを反映するミラーサイト」的な意味合いしかないに等しいですし。
図体だけはデカいのですから、やり方次第ではアクティブユーザーを取り戻すことも不可能ではないのでしょうが、それにしてもよほどの奇抜なアイデアなり大胆な宣伝戦略でもないと難しいものがあるのではないかと。
かといって、mixiを運営している会社にとっては「ここまで衰退しているのだから諦めよう」で終わるわけにもいかないわけで、「たとえどんなに困難であっても、進まなければ死んでしまう」という泣けてくる状況にあるのでしょうけど。
先行きが非常に暗いmixiの未来、果たしてどうなりますかねぇ。

Facebookユーザー数10億人突破と今後のSNSの動向

世界大手のSNSサイト「Facebook」のユーザー数が10億人を突破したと、FacebookのCEOマーク・ザッカーバーグより発表されました。

http://megalodon.jp/2012-1004-2134-27/sankei.jp.msn.com/world/news/121004/amr12100421090008-n1.htm
>  交流サイト最大手の米フェイスブックの利用者が10億人を超えたと、同社のマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が4日、明らかにした。欧米メディアが報じた。
>
>  フェイスブックは2004年、米ハーバード大に在学中のザッカーバーグ氏らが設立。今年5月に鳴り物入りで米市場に上場したが、収益への懸念が広がり最近の株価は低迷している。3月末に利用者が9億人を超えていた。(共同)

昨今のFacebookは「アメリカ本国のFacebook離れ」や株価の低迷など、あまり良い話題がなかったのですが、それでもユーザー数自体は全世界を相手に相変わらず増え続けていたようで。
最近よく見る傾向としては、個人よりも組織や企業や有名人などが、広告媒体や情報発信のためのツールとして利用するケースが多くなっているようで、その点ではTwitterよりも活用の度合いが多くなっているみたいですね。
最近でも、自民党の安倍新総裁のFacebook公式ページで、マスコミの偏向報道について反論していることが話題になったりしていますし。

安倍晋三氏のFacebook公式ページ
http://www.facebook.com/abeshinzo
総裁選の際の3500円カツカレー報道の件で反論
http://www.facebook.com/photo.php?fbid=248648245258626&set=a.132334373556681.21871.100003403570846&type=1

手軽に短文がアップできるがために失言や暴言の類が後を絶たないことをから「バカ発見器」などと揶揄されているTwitterよりも、最初から実名公開が明言されているFacebookの方が「失言防止」的な観点からは有用、ということになるのでしょうか。
企業や有名人であれば、Facebookの実名公開主義もさしたる問題にはならないですし。
そう考えると、今後のSNSでは、個人・匿名利用のTwitterと法人・有名人御用達のFacebookという形で、一種の「棲み分け」が進んでいくかもしれませんね。

ノートパソコンの安価で利便性の良い購入戦略

通信回線をギガコースにグレードアップするのに併せる形で、ノートパソコンも新調することになりました。
それまで自宅にあったノートパソコンは、数年前に導入したどうにも古すぎるシロモノで、通信速度どころか、通常起動すら遅く運用に多大な支障をきたすありさまでした。
そこで今回、これまた良い機会ということで「持ち運びの良さ」と「そこそこの機能」を併せ持つノートパソコンの導入に踏み切ったわけですね。

今回導入したノートパソコンは、デスクトップパソコンと同じくパソコン工房から購入したもので、「Ultrabook」と呼ばれる以下の機種になります↓

Ultrabook(TM)Lesance NB S3441/L
ファイル 757-1.jpg

寸法 :約幅333mm×奥行230mm×高さ19mm
OS :Windows(R)7 Home Premium SP1 64bit
CPU:インテル(R) Core i5 3317U(1.7-2.6GHz) 2コア/HT対応(合計4スレッド) キャッシュ 3MB
メモリ:4GB×1スロット
SSD:64GB
HDD:500GB
解像度:1360×768(14インチ)
その他:130万画素Webカメラ内蔵

ノートパソコンにも色々な機種が存在する中、今回これを導入することを決断した最大の理由は、このノートパソコンがSSDとHDDのハイブリットであったことが挙げられます。
SSDはパソコンの起動を早くしてくれる他、様々なアプリケーションを高速起動してくれますが、他方では容量が少ないという問題があります。
そのSSDをパソコンで導入するとなると、容量の問題をHDDでカバーできるハイブリッドタイプがやはり望ましいわけですね。
ところがパソコン工房で販売していたノートパソコンは、SSDとHDDのハイブリッド仕様にはほとんど対応していないものばかり。
何でも、ハイブリット仕様にするとそれだけノートパソコンが大きくなり、持ち運びが不便になってしまうという問題もあるのだとか。
カスタマイズでハイブリッドが可能なノートパソコンもあるにはあったのですが、確かにサイズが大きくなってしまう上に値段も高額になってしまうというものばかり。
デスクトップパソコン購入時と異なり、今回はそこまでカネをかけるわけにもいかなかったので、安価というのも無視できない条件だったりするんですよね。
そうなると、最初からハイブリッド仕様である「Ultrabook」が一番条件に合致していることになってしまうわけで、今回は選択の余地が最初からあまりなかったというのが正直なところだったりします(T_T)。
まあ性能自体は、私が今まで購入してきたどのノートパソコンよりも高性能なスペックではあったのですが。

今回もデスクトップパソコン買い替え時と同様、市販のウィルス対策ソフトとMicrosoft Officeは一切導入しない形での購入となりました。
やはりカネのかかるソフトは、フリーで代替するのが一番ですし(^^;;)。
また、これは以前のデスクトップパソコンでも行ったことなのですが、マイドキュメントやデスクトップにあるファイルの格納用フォルダを、全てHDDのあるDドライブに変更し、SSDに余計なデータが入らないよう設定しました。
ノートパソコンのSSDの空き容量は実質20GBあるかどうかなのですし、これは必須の設定ですね。
SSDとHDD、システム起動部とフォルダ格納部を分離しておけば、いざパソコンに万が一の事態が生じた際の保険にもなりえますし。

しかし、購入してみてつくづく実感せずにいられなかったのですが、「Ultrabook」というのはとても薄くかつ軽いですね。
以前は性能追及兼バックアップを意図したことから、17インチタイプのやたらと大きなノートパソコンを導入していただけに、その小ささと持ち運びの良さは便利の一言に尽きます。
それでいて、性能面では圧倒的に旧ノートパソコンを凌ぐというのですから、「今までの苦労は何だったのか」とある意味ちょっと泣けてくる話です(T_T)。
10年ほど前には、ノートパソコンを買うだけでも20~30万前後用意しなければならない時代もあったものなのですけどね。
すくなくともノートパソコンの使用においては、何とも便利な世の中になったものです。

BBIQギガコースおよびギガ対応無線LAN機器導入の雑感

BBIQのギガコースと、ギガコース対応の高速無線LAN機器を導入してみました。
私の家にはデスクトップとノートパソコンがそれぞれ別の部屋にあり、前者はPLCを、後者は56Mbps対応の無線LAN機器を使用していました。
ところが2012年9月になって、後者の無線LAN機器が壊れてしまい、買い替えを検討してネットの情報を漁っていたところ、BBIQのギガコースと高速無線LAN機器の存在を知り、この際良い機会だからと導入してみることにしたわけです。
今回はその内容について少し。

通信速度1Gbpsを誇るギガコースを導入するためには、ただ単に業者に対して変更を申請し工事をさせるだけではダメです。
ギガコースに対応した通信機器を購入しなければならない他、パソコン自体も1000BASE-Tなどの高速回線対応になっている必要があります。
毎月の通信費自体は通常のコースよりも200~300円高い程度なのですが、ハードウェアの問題が大きいわけです。
なので、古いパソコンなどの場合はギガコースを導入しても全く意味がない、ということもザラにあります。
その点では新品のパソコンを導入している人向け、ということになるでしょうか。

私の家は2階建ての上に壁が分厚く、しかもネット用の終端端末装置が誰も使わない離れの部屋にあることもあり、遠隔から接続するための通信機器が必要不可欠なんですよね。
私がPLCを導入していたのも、数年前に導入した無線LAN機器が自宅内では全く役に立たなかったという事情がありましたし。
ただ、あれから数年が経ち、無線LAN機器もかなり進化していることと、無線LANとギガコースとの組み合わせであれば当時実現できなかった「無線でのネット接続」も可能になるのではないかという期待から、今回あえて両者を導入してみることにしたわけです。
ギガコースのために無線LAN機器は、以下のものを購入しました↓

WZR-D1100H(無線LAN親機/左)とWLI-H4-D600(無線LAN子機/右)
ファイル 756-1.jpg

この間購入した新しいデスクトップパソコンは、残念ながら無線LANには全く対応していないため、子機も併せての無線LAN機器導入となりました。
まあ、他にもプリンタやPS3・Wiiなどのゲーム機に接続する用途にも使えるだろうという計算も働いてはいましたが。

結果から言えば、導入した無線LAN機器自体はきちんと無線通信を行うことができ、かつPLCよりは速い通信速度を獲得することにも成功しました。
ただ、やはり無線LANだと有線と比較した通信速度は落ちてしまいますね。
単純にカタログスペックを見ただけでも、有線が数百Mbps単位の通信速度を誇るのに対し、無線では最大でも200Mbps前後がやっと。
しかも実際に使ってみると、その200Mbps自体も「至近距離かつ障害物なしで活用した場合」などというありえない理想値に近いものがあって、実際の通信速度は「隣の部屋」レベルでさえ100Mbps行けば上等といったところ。
当然、終端端末装置から大きく離れている私の部屋にあるデスクトップパソコンではさらに速度が落ち、せいぜい20~40Mbps程度のものでしかありませんでした。
まあそれでも、自宅内の電気機器の影響を多大に受けるPLCに比べれば、まだ通信は安定していましたし速度も若干ながら速くはあったのですが。
いくらギガコースを導入していると言っても、無線LANを使っている限りはその高速回線もあまり生かしようがないですね。
しかも、通信機器から距離が離れたり障害物があったりすれば、さらに速度は落ちてしまうのですから。
ギガコースの高速回線を最大限に活用したいのであれば、無線ではなく有線を前提としたLAN接続を考えた方が良いでしょうね。
通信速度においては有線の方が無線よりも圧倒的に性能が上なのですし。
まあ有線は「敷設が難しい」という面倒極まりない問題がある以上、無線LANやPLCの利便性も決して無視できるものではないのですが……。

無線もまだまだ発展の余地はあるのでしょうが、有線と互角以上の通信速度を達成できる日というものが果たして来るのかどうか、正直疑問ではあります。
無線LANは利便性が大きいのですし、まだまだ性能を向上して欲しいところではあるのですけどね。

デスクトップパソコンの買い換え戦略 ソフトウェア編

2012年8月のパソコン買い換えの際、ひたすら多機能と高性能を重視しカネをつぎ込んだハードウェア戦略。
今回は、それとは対極をなすソフトウェア戦略について少し。

私がパソコン買い換えの際に特に重視したのは、「ハードウェアは高性能重視で資金を惜しまず投入する一方、ソフトウェアは可能な限りフリーと既存のソフトで賄う」というものでした。
ハードウェアは、かなり特殊な技術と環境がない限り、自分で無償で調達するのはかなりの困難が伴います。
中古部品を寄せ集めるだけでもかなりの労力や人脈・テクニックなどが伴いますし、仮に寄せ集められたとしても、それを一台のパソコンとして組み立てるにも一定の知識が必要とされます。
しかもそれでさえ、市販のパソコンと比較すれば、動作の安定や保証などで常に問題が付き纏うことになるのです。
元々私はパソコンの組み立てに苦手意識があることもあり、個人的技能では代替ができないハードウェアについては、カネを出し惜しみすることなく完成品を購入する、という路線に注力せざるをえなかったんですよね。
ところがソフトウェアは、個人で最新のアプリケーションやプログラムを、それも無償でダウンロードできるケースも少なくなく、しかも法人などの大規模利用はともかく、個人で使用する分には充分な性能を持つものもあったりするわけです。
私のハードウェアとソフトウェアに対する対極的なスタンスの違いは、ここに由来するわけですね。

ソフトウェア関連でまず誰もが確実に直面する問題は、ウィルス対策ソフトとOffice系ソフトについてのものでしょう。
巷の家電量販店でパソコンを購入する場合、これらのソフトはパソコンとセットで販売されるため、たとえ不要だと考えても削ることができません。
家電量販店のパソコンに付随するウィルス対策ソフトやMicrosoft Officeなどは、それ単独だけで実は最低でも2~3万円もの料金が上乗せされていたりします。
しかし、一昔前ならばいざ知らず、現在ではフリーソフトでこれらの機能を代替させることも充分に可能となっています。
となれば、何もわざわざ高いカネを払ってまでソフトを購入する必然性など、どこにもないことになるわけです。
無償のウィルス対策ソフトの代表格と言えば、個人的にはやはり何と言ってもMicrosoft社が提供している「Microsoft Security Essentials」ですね。
Microsoft社が提供しているソフトなわけですから、当然Windowsシリーズとの互換性はトップクラスですし、Windows Updateにも対応しているという優れモノです。

Microsoft Security Essentials(以下「MSE」)の公式ページ
http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows/products/security-essentials

前のパソコンから愛用しているということもあり、新規パソコンでも私はウィルス対策ソフトをMSEにしています。

一方、Office系ソフトについては、これまで私はMicrosoft Office2000をずっと愛用し続けていました。
Office2000自体はとっくにMicrosoft社のサポートも終了しているのですが、買い換えにカネがかかること、Office2003以降はライセンスの問題でインストールできるパソコンの台数に制限がかかっていること、そして何よりも互換性の問題などから、使い勝手の良いOffice2000が結果的にここまで使用され続けたわけです。
しかしWindows7では、Office2000のサポートどころか動作すらも保証されなくなってしまいました。
まあ、XPモードを使えばそれでもまだ何とか動作自体は可能ですし、そもそも素のWindows7にOffice 2000をインストールしても普通に動作はするのですが。
ただ、もういいかげん旧式化が著しく、動作保証外となったことで寿命も尽きた感も否めなくなってきたOffice2000は、将来的なことを考えるとこの機会に変更した方が良いのではないか、という観測から、今回Office2000を変更することにしました。
Office2000の代替ソフトとして浮上したのは、フリーソフトの「OpenOffice」と「Mozilla Thunderbird」。
OpenOfficeはOffice2000付属のWord、Excel、PowerPointの、Mozilla ThunderbirdはMicrosoft Outlookの、それぞれ代替として採用しています。

OpenOffice 公式サイト
http://www.openoffice.org/ja/
Mozilla Thunderbird公式サイト
http://www.mozilla.jp/thunderbird/

OpenOfficeの方は最新のMicrosoft OfficeシリーズであるOffice2010やOffice 2007などには劣るものの、Office2003レベルの機能は備わっているので、普通の文書や表の作成程度の用途であれば充分に通用するレベルです。
いくら旧式化しているとはいえ、フリーソフトがOffice2000の機能を上回っていたのは正直ショックなものはありましたが(苦笑)。
Mozilla Thunderbirdは機能的には申し分ないものを備えていましたが、こちらは旧メールソフトたるMicrosoft Outlookからのメールデータ移行が結構手間取りましたね。
Mozilla ThunderbirdにはMicrosoft Outlookからデータを移行できる機能が備わっているのですが、その機能でメールデータ移行が可能なのはOffice2003以降のバージョンであり、Office2000のそれは対象外で移行不可能だったのです。
これにはしばらく頭を悩まされましたが、結局、以下のような手順で何とかメールデータの移行は達成することができました↓

旧パソコンにMozilla Thunderbirdをインストール

Microsoft OutlookからOutlook Expressにデータ移行

Outlook ExpressからMozilla Thunderbirdにデータ移行(これはMozilla Thunderbirdの機能で可能)

移行で作成されたMozilla Thunderbirdの旧パソコンメールフォルダを、メモリスティックを使い新パソコンのMozilla Thunderbirdへコピー&ペースト

ずいぶんとまだるっこしい方法ですが、Office2000からMozilla Thunderbirdへのデータ移行は、これが一番確実でしょうね。
こんなところでOffice2000の旧式化の弊害を思い知らされるとは思ってもみませんでしたが(T_T)。
Mozilla Thunderbirdの事例を見るにつけ、今後のOffice2000の使用はやはり難しいものがあるのではないか、とは考えずにいられませんでしたね。

ただ、Microsoft Officeの中でただひとつ、Microsoft Accessだけはフリーソフトでは代替が効かなかったりするんですよね。
OpenOfficeには「Base」というデータベース用ソフトがあるにはあるのですが、他のソフトと異なり、これはAccessのMDBやACCDBファイルとは全く互換性がありません。
私はAccessも結構使うので、これの代替フリーソフトがないというのは少々困りものではあるんですよね。
仕方なく、これだけはMicrosoft Officeを引き続き使用することになりました(T_T)。
私のようにMicrosoft Accessも使用するのでなければ、わざわざバカ高いMicrosoft Officeを買うまでもなく、「OpenOffice」と「Mozilla Thunderbird」で事足りるのでしょうけどね。

かくのごときソフトウェアの選択については、一般的な家電量販店ではまず不可能ですね。
ああいうところは、基本的にハードウェア&ソフトウェアを一式まとめてパッケージとして売るのが常ですし、Microsoft Officeやウィルス対策ソフトも最初から付属して販売されることがほとんどなのですから。
パソコン購入の際にMicrosoft Officeやウィルス対策ソフトを最初から除外し、フリーソフトメインで必要なソフトを調達するのであれば、自分で一からパソコンを組み立てるか、パソコン工房やアプライドやDELLのようなパソコン専門店のネット通販などでカスタマイズ注文をする必要があります。
自由度が高く、自分の思い通りのパソコン構築ができる一方、ある程度のパソコンに関する知識を必要とするので、その点ではパソコン中級者向けのやり方であると言えるでしょうか。
余計なソフトを除外することでその分の購入料金が浮く、というのは意外に大きいのではないかと思うので、パソコン買い替えの予定がある方は一度試してみてはいかがでしょうか?

日本におけるSNSの利用者増大とFacebookの台頭

SNSの利用者がさらに増大しているみたいですね。
ソーシャルメディアの動向を分析した「ソーシャルメディア調査報告書2012」によると、日本におけるソーシャルメディア人口は2011年時の3530万人から5060万人に増加しているとのこと↓

http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20120822_554581.html
>  インプレスR&Dのシンクタンク部門であるインターネットメディア総合研究所は、ソーシャルメディアの動向を分析した「ソーシャルメディア調査報告書2012」を8月24日に発行する。価格はCD(PDF)版が7万1400円、CD(PDF)+冊子版が8万1900円。
>
>  日本市場の動向調査では、2012年5月時点での日本のソーシャルメディア人口を5060万人と推計。
2011年調査の3530万人から1530万人増加しており、この2年間で加速度的に伸びている。投稿や書き込みなど、何らかの情報発信を行なっているユーザーは3290万で、ソーシャルメディア利用者の65.0%に相当する。
>
>  
インターネットユーザーにおけるSNSの利用率は、mixiが26.1%(前年調査27.0%)、Facebookが24.5%(同8.3%)、Mobageが8.4%(同6.3%)、GREEが7.8%(同8.3%)で、Facebookが大きく躍進。SNS全体の利用率もこれに伴って、前年の32.1%から45.6%に増加した。また、Twitterの利用率も前年の15.5%から26.3%と大幅に増加し、ソーシャルメディア(SNSまたはマイクロブログ)の利用率は52.0%とインターネットユーザーの過半数に達した。
>
>  利用デバイス別では、スマートフォンユーザーのソーシャルメディア利用率が66.7%と高く、40.0%がTwitterを、33.5%がFacebookを利用している。
>
>  インターネットユーザーにおける「LINE」の利用率は、「利用している」「試しに利用した程度」を合わせて21.3%で、最も利用率が高いのは男性10代の46.3%、次いで女性20代の43.4%、男性20代の32.7%となっている。

ここでは、Facebook・Twitterの台頭とmixiの衰退ぶりがはっきりと明示されていますね。
Facebook・Twitterの利用率が前年比で10%の増大を示したのに対し、mixiは1%近くの低下という結果になっているのですから。
mixiはもう、よほどの起死回生な秘策でもない限り、ここままどこまでも落ちていく運命なのでしょうねぇ(T_T)。
一方、数が多いだけでこれといった活用があまり報じられてこなかったFacebookでも、こういう報道がぼちぼち行われるようになってきたようで↓

http://kumanichi.com/news/local/main/20120823001.shtml
>  阿蘇市がインターネット交流サイト「フェイスブック(FB)」に開設したホームページの定期購読者が、千人を突破した。7・12豪雨災害の後に急増しており、市は「被災住民や観光客が情報源として活用している」とみている。
>
>  ホームページは市が6月中旬に開設した。FBの会員がページ上の「いいね」ボタンを押すと定期購読者となり、行政情報が自動的に配信される仕組み。
>
>  水害の直後、市は河川の水位状況や避難勧告エリアなどをFBに発信。JR代行バスの時刻表や道路の迂回[うかい]路の地図も紹介した。その結果、
水害の前は70人だった定期購読者が、被災後1週間は連日100~200人増加。22日現在、1300人となっている。
>
>  市情報課は
「スマートフォンやパソコンから簡単に閲覧できるため、避難所の住民や、阿蘇の様子を知りたい観光客らが定期購読者になったのだろう」と分析。「今後は復興に向け、観光情報を積極的に発信していく」としている。
>
>  定期購読者になるためには、インターネット上でFBの会員登録(原則実名)が必要。同課TEL0967(22)3253。(佐藤大樹)

Facebookはアラブのジャスミン革命などでも活躍したとのことですが、元来あまりユーザー数がいなかった日本では、これといった広報活動があまり報じられてこなかった感がたたあります。
元からユーザー数が多かったTwitterは、良かれ悪しかれ色々な毀誉褒貶が言われていますが、Facebookでは「会員になる際のデメリット」しかクローズアップされてきませんでしたし。
こういった報道の存在は、ここにきてようやく日本でもFacebookが定着してきたことを示すものでもありますね。
ただ、FacebookやTwitterにしても、別に明るい未来が永続的に約束されているというわけではないのですが。
10億人に迫ろうとしているFacebookのユーザー数も、本国たるアメリカでは既に頭打ちの傾向にありますし、株価を公開早々、下落を続けまくった経緯もあったりします。
数の上では未だ成長を続けているものの、まさにmixiのごとく栄枯盛衰のスピードが速いジャンルでもありますからねぇ、SNSは。
mixiの後追いなどをやらないよう、FacebookもTwitterも成長を続けてもらいたいものです。

デスクトップパソコンの買い換え戦略 ハードウェア編

2012年8月のお盆前後に、実に6年半ぶりにパソコンを買い換えました。
これまで私が愛用していたパソコンは、2005年12月に購入したNEC製のパソコン「VALUESTAR W VW900/DD」。
「VALUESTAR W VW900/DD」は、26インチディスプレイと一体化したデスクトップ型パソコンで、パソコンを起動することなくアナログTVを視聴できるなど、購入当時としてはかなりの機能が備わっていました。

NEC VALUESTAR W VW900/DD
ファイル 729-1.jpg

性能としては以下の通り↓

OS :Windows XP Home Edition
CPU:インテル(R) Pentium(R) 4 プロセッサ 630 (3GHz)
メモリ:1GB×2スロット
HDD:400GB
解像度:1360×768
その他:テレビ視聴・録画・再生機能搭載、ゲーム機などの接続も可能

多機能で使い勝手が良く、またパソコン用とTVでそれぞれ別個に置き場が必要だった煩わしさが解消されるという利点もあり、このパソコンは実に6年半もの長きにわたって愛用し続けてきました。
しかし、6年半も使い続けていれば、購入当時は最新鋭であっても当然のごとく旧式化していくもの。
購入当時は最高水準の機能を誇ったハードスペックも、技術革新によって次第にカツカツになってしまい、ここ1年ほどはHDDの容量はパンク寸前、アプリケーション機動も遅くなるなど問題が頻発。
また、2011年7月24日の地上波テレビ放送のデジタル移行に伴い、「VALUESTAR W VW900/DD」に搭載されていたアナログTVの視聴・録画機能が一切使用できなくなってしまいました。
私の場合、地上波のテレビ番組視聴自体は1ヶ月に1回あるか否かという程度の頻度でしかないのですが、それでも「観たいと思った時に観れない」「録画が一切できなくなった」という問題は意外に大きなものがあったりするんですよね。
ハードスペックの限界とTV視聴&録画機能の消失、さらにはパソコンに搭載されていたWindowsXPも2014年4月8日で終了すること。
これらの問題から、私はパソコンの買い替えを決断するに至ったわけです。

さて、パソコンを買い替えると決めたのは良いのですが、今度は「ではどこのメーカーからどんなパソコンを購入すべきか?」がまた悩みの種になりました。
最初は「VALUESTAR W VW900/DD」と同じディスプレイ一体型デスクトップパソコンを検討してみたのですが、昨今の一体型パソコンはコンパクト志向なのか、ディスプレイのサイズが「VALUESTAR W VW900/DD」よりも小さいものがほとんどなんですよね。
「VALUESTAR W VW900/DD」のディスプレイサイズが26インチなのに対し、昨今の一体型パソコンのディスプレイサイズは17~23インチがほとんど。
26インチに慣れている私としては、いかにもチャチな印象が拭えなかったものでした。
それに加え、一体型パソコンはハードスペック的にもイマイチなレベルなものしかない上、将来的な拡張性も皆無に近いという問題もありました(「VALUESTAR W VW900/DD」も拡張性はほとんどなかった)。
私の場合、一度購入したパソコンは最低5年以上使用することを前提としているので、ハードスペックも当然それなりに高いものを要求せざるをえないんですよね。
5年経って旧式化しても、ある程度以上は通用するパソコンでないと、早晩に買い替えなければならない事態になるのは最初から目に見えているのですから。
かくして、「VALUESTAR W VW900/DD」と同じ一体型パソコンの購入という路線は早々に頓挫することになりました(T_T)。

それでもパソコン買い換え路線そのものを破棄するわけにはいかない私としては、一体型以外のデスクトップパソコンで要求スペックを満たせないものかと模索していました。
デオデオやベスト電器などの一般的な家電量販店では埒が明かないと考えた私は、パソコン専門ショップの「パソコン工房」を見て回ることに。
するとそこには、家電量販店よりも高性能のパソコンが、家電量販店よりも安い価格で売られている光景があったんですよね。
しかも、追加料金でカスタマイズ注文をすることで、機能を追加したりパワーアップさせたりすることも可能。
さらに言えば、地デジを視聴・録画するための端末を予めパソコンに組み込むカスタマイズも可能で、その機能を復活させることを希望する私のニーズとも合致。
ただ一方で、売っているのはあくまでもディスプレイパソコンだけでディスプレイは別売りだったり、Microsoft Officeなどの基本ソフトが付与されていなかったりと、自分で準備しなければならない手間暇がその分増えはするのですが、自由度が高く高性能パソコンを求めている私にとっては、まさにおあつらえ向きの店と言えました。
ではディスプレイはどうするのか?
これについては、自宅にあった(ほとんどロクに使っていなかった)地デジ視聴用の32型テレビを流用し、HDMIと呼ばれる専用の端子でパソコンと接続することで、パソコン用のディスプレイとして活用するという手法で解決することができました。
パソコンでTV機能をも代替する以上、テレビが単独であっても単なるスペースの邪魔でしかないのですしね。
地デジ視聴&録画問題を解消し、さらにはハードスペックとディスプレイの大きさも「VALUESTAR W VW900/DD」を上回ることが確定したことにより、パソコン工房からパソコンを購入することがこれで確定したわけです。

新しいパソコンのスペックは以下の通り↓

Amphis BTO Di MD7300-Ci7-PR
ファイル 729-2.jpg

OS :Windows 7 Professional 64bit(SP1インストール済み)
CPU:インテル(R) Core i7-3770K プロセッサー(3.5GHz/4コア/8スレッド/8MB)
メモリ:8GB×4スロット
SSD:180GB
HDD:2TB×2(さらにHDD用の5インチベイ増設オプション内蔵)
その他:テレビ視聴・録画・再生機能搭載、MD・microSD等の各種カードリーダ機能内蔵

さらにディスプレイとして活用されているテレビはこちら↓

SONY BRAVIA KDL-32J3000(32型ワイド)
解像度:1360×768
ファイル 729-3.jpg

唯一の問題は、ゲーム機とパソコンを直接接続できないため、ゲーム機の画像をパソコンで録画することができない点になるでしょうか。
まあ、これまで全く使ったことのない機能ですし、ゲーム機自体はテレビに直接接続することでプレイすることが可能なわけなのですが。
ディスプレイパソコン本体そのものは8万に届かない価格だったのですが、何やかやと次々にカスタマイズを施していった結果、購入価格は実に20万近くにまで膨れ上がってしまいました(-_-;;)。
まあ、充分に内容を練っただけのことはあり、「VALUESTAR W VW900/DD」とは段違いに快適な環境での作業が可能になりましたし、価格に見合うものは充分にあった買い物だったわけですが。
ハードスペックの飛躍的な増大に加え、SSDを導入したことにより、パソコンの起動その他の処理速度も大幅に向上しましたし。

さて、ハードが変更したのに伴い、この際ということで私はソフトウェア関係の抜本的な改革も行っています。
飛躍的にパワーアップしたハードスペックをさらに有効活用するためには、ソフトウェア関係の初期設定などで手を抜くことはできません。
それにハードだけでなく、以前から使用していたアプリケーションソフトの多くもすっかり旧式化していた上、WindowsXPからWindows7に変わったことに伴う互換性の問題もありましたしね。
その改革の内容については、また後日に語ってみたいと思います。

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