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カテゴリー「サイト改造裏話」の検索結果は以下のとおりです。

Googleが「Google+」と連動した新検索システムを発表

世界最大の大手検索エンジンGoogleが、「Google+」と「Picasa」の情報や画像を検索結果に反映させる「Search plus Your World」を発表しました。

http://megalodon.jp/2012-0111-1831-38/www.itmedia.co.jp/news/articles/1201/11/news029.html
>  米Googleは1月10日(現地時間)、Google検索の検索結果に同社のソーシャルサービスGoogle+のデータを反映させる「Search plus Your World」を発表した。まずは数日をかけて、英語版Google検索(www.google.com)で英語の検索語を入力した場合に有効にしていくという。
>
>  Search plus Your Worldは、Google+のデータを利用する3つの新機能、「Personal Results」「Profiles in Search」「People and Pages」で構成される。ユーザーがGoogleアカウントでログインし、Google+のアカウントも持っている場合に最も有効だが、Google+のアカウントを持っていなくても反映される機能もある。なお、Googleアカウントにログインしていても、検索設定で完全に無効にすることもできる。
>
>  また、検索結果ページの右上に表示されるトグルボタンで、Google+のデータを反映させない検索結果を表示することも可能だ。

「Google+」は、Googleが鳴り物入りで導入した割にはどうにも「鳴かず飛ばず」なイメージが拭えないのですが、これで少しはテコ入れされることになるのでしょうか?
「Google+」の勢いが良かったのは公開直後だけで、その後の利用状況は低迷を続けているのが実情のようですし↓

http://ceron.jp/url/jp.techcrunch.com/archives/20111221searches-google-plus-petering-out/
> 毎年恒例のZeitgestの今年のリストでGoogleは、”Google+”が今年の急成長検索項目の第二位だった、と謳っていた。それに、この夏のロンチから2週間で”会員数1000万“を達成するなど、たしかにその成長は著しかった。人びとは、Google+って一体何だよ、と知りたがった。しかもそれは、1年前には存在しなかったのだから、検索回数の増加率が天文学的なパーセンテージになるのも、当然だった。
>
> でもその発表を、増加率ではなく量(検索回数そのもの)で第二位だったと誤解すると、今でもたくさんの人がGoogle+を検索してるかな、と思うだろう。でも、事実は違う。Zeitgeistのサイトにあるのは、今年の7月の時点での、”Google+”の検索における人気のデータだ。つまり、年間をとおしての増加、ではない。
>
> そこにないものは、”Google+”の検索の量的な推移を示すデータと、
”Google+”の検索が減りつつあるという事実だ。それを知るためには、Google Insights for Searchに行くべきだ。このすごいサイトでは、どんな語でも、それの検索量とその推移が分かる。”Google+”について調べた結果は、上の図のようになる。全体的な推移は、よろしくない。たしかに7月には急上昇が見られ、そのときユーザ数1000万と騒がれ、次は、一般公開された9月に小さなピークがある。そしてその後は、Google+の”検索人気”は衰えている。

ある単語におけるGoogleとTwitterの検索数を比較しても、こんな結果が出るそうですし↓

ファイル 502-1.jpg

「Google+」はGoogle本家と連動しているわけなのですから、当然SEO的にはかなりの強みがあるはずなのに、それでこの弱さというのはどうにも解せないところではありますね。
やはり、あまりにも後発すぎてTwitterやFacebookなどに遅れを取ったのが痛かったのでしょうか?

ちなみに、今回のGoogleの発表について、Twitter側ではこんな反発の声が上がっているのだとか↓

http://megalodon.jp/2012-0111-1835-40/www.itmedia.co.jp/news/articles/1201/11/news103.html
>  Twitterは、Googleが1月10日に公開した新検索機能について、これはコンシューマーとWebパブリッシャーにとって「悪い」ことだと非難した。
>
>  「フォロワー」と呼ばれるユーザーに対し140字の短いテキストを投稿できるマイクロブログサービスであるTwitterは、Google検索の変更について、人々はTwitterで共有されているような最新ニュースを見つけることが難しくなるだろうと述べた。
>
>  「わたしたちは最新のニュースを最初にTwitterで見るようになっている。その結果、Twitterアカウントとツイートは最も適切な(検索)結果になっている」とTwitterは声明で述べている。
>
>  「Googleの変更の結果、情報を探すことは難しくなるだろうと懸念している。これは人々やWebパブリッシャー、報道機関、Twitterユーザーにとって悪いことであると考える」と声明は続けている。
>
>  Twitterの批判は、Googleが検索結果をよりパーソナライズされたものにする新機能について発表した数時間後に公表された。これはWeb企業間での競合の激化を表すものだ。またGoogleは、自社サービスを検索結果で優遇しているとして独占禁止法違反に問われている最中でもある。

GoogleはかつてTwitterに買収交渉を打診して断られた経緯もありますし、まあお互いに良い感情を相手に持ってはいないでしょうね。
Google側としては、自分の立場を脅かしかねないTwitterとFacebookを検索から排除して「Google+」を推進していきたいところではあるのでしょうが、今回Googleが発表したシステム変更は、サーチエンジンとSNSの世界に一体どのような影響を与えることになるのでしょうか?

IE6のシェア1%切りを祝うMicrosoft社

アメリカのMicrosoft社が、2001年公表の自社製のブラウザ「Internet Explorer 6(IE6)」のアメリカ国内利用シェアが1%を切ったことをお祝いしているのだとか。

http://megalodon.jp/2012-0105-2326-55/news.goo.ne.jp/article/niftybusiness/business/niftybusiness-dt-10155.html
> 米Microsoft(MS)は、米国が同社製Webブラウザ「Internet Explorer 6(IE6)」にさよならを告げた、として祝辞を述べた。米調査会社Net Applicationsの推計によると、2011年末に米国でIE6の利用シェアが1%を切った。MSは、より多くの開発者やIT専門家が、時代遅れのブラウザに対応するための時間を費やさずに済むようになる、としている。
>
> IE6は2001年の登場からすでに10年が過ぎた旧版。
Webサイトの表示方法にくせがあり、セキュリティ面の問題も多い。最新のWeb技術HTML5が使えないといった欠点があり、サイト制作会社やインターネットサービス運営会社を悩ませ、動画共有サイト「YouTube(ユーチューブ)」をはじめさまざまなサービスが対応の打ち切りを決めている。
>
> MSも以前から新版「IE8」「IE9」への更新を促し、2011年3月にはIE6のカウントダウンサイトを立ち上げた。
>
> カウントダウンサイトは、Net Applicationsの推計をもとにIE6のシェアを国別に表示している。すでにオーストリア、ポーランド、スウェーデン、デンマーク、フィンランド、ノルウェーでIE6のシェアは1%を下回った。また米国のほかチェコ、メキシコ、ウクライナ、ポルトガル、フィリピンでもシェアが1%を切った。
>
> なお、2011年末時点でIE6のシェアが高い国を見ると、中国が25.2%と圧倒的トップ。続いて韓国の7.2%、
日本の5.9%、ベトナムの5.5%、インドの5.4%と続き、アジアでは依然根強い。全世界におけるIE6のシェアは7.7%で、前年の13.7%から低下した。

IE6が実に10年以上もの長きにわたって生き延びてきた最大の理由は、やはり何と言ってもWindows Vistaの大失敗にあるでしょうね。
IE6は、それまでのWindows系OSのほとんどを駆逐する勢いで世界を席捲していったWindowsXPと共に広く普及していった経緯があります。
そして本来、IE6はWindowsXPに取って代わるWindows Vistaの登場と共に最新ブラウザに置き換えられるはずでした。
ところが、その後継となるはずだったWindows Vistaは、WindowsXPの互換性がほとんどないためにXP対応ソフトの多くが動かなくなるという致命的な欠陥を露呈し、普及率は最悪もいいところ。
パソコンを新規に購入する人でさえ、Windows Vistaを避けてわざわざWindowsXPにダウングレードするレベルの酷さで、特にDELLのパソコン通販などでは、専用のダウングレードサービスまでわざわざ用意されていたほどでした。
その結果、Windows Vista 登場後も、WindowsXPとIE6は引き続き多用されることになってしまったわけです。
ブラウザの更新なんて、パソコン初心者の場合はまずやることがないわけですし、またセキュリティやソフトウェア・ハードウェア的な保守の問題その他様々な事情から、あえてWindows Updateその他諸々のバージョンアップをしないパソコンもあったりしますからね。
だからこそ、初期バージョンとしてのWindows Vistaが普及しなかったのは、Microsoft社にとって大きな誤算となってしまったわけで。

長きにわたって居座り続けたWindowsXPにどうにか退場の目処が立ったのは、WindowsXP との互換性が搭載されたWindows 7が登場して以降のこと。
それによってようやくWindowsXPからの脱皮が行われるようになり、それに付随する形でIE6もまた少しずつ消えていくようになったわけです。
すっかり旧式化してしまったWindowsXPとIE6をいつまでも引き摺らなければならなかったMicrosoft社にしてみれば、その元凶になったWindows Vistaの大失敗はさぞかし痛恨の大打撃だったことでしょう。
そのMicrosoft社にとって「IE6のアメリカ国内シェアが1%を切った」というのは、まさに「疫病神とようやくおさらばできる」ことでもあるわけで、そりゃ祝辞のひとつも言いたくなるでしょうね。

また、Microsoft社だけでなく、Webデザインに携る人間にとっても、IE6問題は極めて厄介なシロモノだったりします。
というのも、全く同じ構成のWebページであっても、IE7以降では正常に表示されるレイアウトがIE6では崩れてしまったり、その逆もあったりといった問題が結構頻出するんですよね。
まあブラウザ的に見ればそもそもIE自体がかなり特殊な仕様で、たとえばIEでは製作者の意図通りに表示されるレイアウトがFirefoxやGoogle Chromeでは全く異なる形で表示される、といった事例も後を絶たないのですが。
つまり、Webデザインを製作する場合、IE6以前とIE7以降、そしてFirefoxやGoogle Chromeなどといったその他ブラウザ全てで同じように表示されるレイアウトの設計が要求されることになるわけです。
私も10年以上も昔からタナウツや奇説珍説博物館のWebページを構築し続けていますが、その私でさえ、この条件を満たすために散々なまでの悪戦苦闘を強いられるレベルなのです。
今は誰でも手軽にブログやサイトを立ち上げることが出来る時代になりましたが、Webデザインのハードルは逆に昔よりも高くなっているのではないかと、つくづく思えてならなりませんね。
ブログなどでテンプレートレイアウトを使っている分には何の問題もありませんが、少しでもオリジナルなレイアウトを自分で作ろうとするならば、相当な知識を要求されることになるのですから。

ちなみに2012年1月現在で未だ5.9%のシェアを持つ日本の場合、IE6は高速道路のサービスエリアに設置されているインターネット用のパソコンで見かけることができたりします。
ネット機能に限定したパソコンなので、購入初期のバージョンをそのまま使っているわけです。
これらもまた、いずれは最新のOSとブラウザを搭載したパソコンに取って代わられはするのでしょうが、それでも早くてあと2~3年はかかることになるでしょうか。

飲食店ランキングサイト「食べログ」の「やらせ」問題

飲食店の人気ランキングサイト「食べログ」で、特定の飲食店の評価を意図的に上げることでランキングを操作しカネを受け取る「やらせ業者」の存在が発覚しました。

http://megalodon.jp/2012-0105-1004-11/www.sanspo.com/shakai/news/120105/sha1201050505010-n1.htm
>  飲食店の人気ランキングサイト「食べログ」が、好意的な口コミ投稿の掲載や順位の上昇を請け負う見返りに飲食店から金を受け取る「やらせ業者」にランキングを操作されている事例があることが4日、運営会社のカカクコム(東京)や飲食店関係者への取材で分かった。カカクコムは現時点でやらせ業者、39社を特定しており、田中実社長(49)は「今後は不正業者の業務停止を求めて提訴するなど断固とした措置をとりたい」としている。
>
>  食べログは昨年11月の月間利用者数が3200万人以上に達し、影響力が大きく、やらせによって客入りの悪い店が“繁盛店”に変身する場合もある。カカクコムは、サイト内の監視を強めるなど対策強化に乗り出した。
>
>  東京都内の飲食店関係者によると、やらせ業者はIT関連会社や投資顧問会社を名乗り、店舗を個別に訪問。「食べログの点数を上げる裏技のご提案です。食べログからは非公認のサービスとなります」などと言葉巧みに勧誘し、店舗側の意向を反映した好意的なやらせ「口コミ」を毎月5件ずつ投稿するという。
>
>  報酬は月間約10万円。男性は「依頼を受けた店舗の点数を確実に上げる」などと強調したという。
>
>  社会人や学生など幅広い世代の飲食店選びに欠かせない存在となっている食べログ。川崎市の会社員女性(25)は「友人と食事に行くときには必ずチェックする。口コミの盛んな店は候補に入れるが、少ない店は選ばない」という。よって、やらせ業者にランキングの操作を依頼する店舗が後を絶たない。
>
>  食べログは一般利用者が投稿した評価などを独自の方法で集計、5点満点で点数が表示される上、店の感想などを記した口コミも掲載され、人気を集めている。ただ、登録さえすれば誰でも投稿できるため、やらせ業者に悪用されたとみられる。

こういうのって他の大手サイトでも普通に行われていそうな話ではありますねぇ。
ランキングサイトにおける順位上げというのは、根気さえあれば誰でも結構簡単にやれてしまったりしますし。
SEO(サーチエンジン最適化)やSEM(サーチエンジンマーケティング)を商売にしている業者もある(これは合法ですが)わけですし、それで商売が繁盛するというのであれば、そりゃ「やらせ業者」にカネを払う飲食店が頻出するのも当然のことでしょう。
個人個人にIDが割り振られるSNSだと、不正の所在が誰にでも簡単に分かってしまうため、こういう不正はほぼ不可能なのですが、リモートホストやIPアドレスくらいでしかアクセス元を特定できない一般のサイトやブログでは、システム的な「やらせ」の判別が難しいですからねぇ。

一方で、これとは逆に、運営するサイト側がアクセス数を水増しする、という話もあったりします。
有名人がよく使用しているアメーバブログでは、ロボットを巡回させることでアクセス数を稼いでいる事実が公然の秘密となっていますし、googleのウェブマスターツールも使えないのだそうで。
アクセス数が増えると企業からの広告が取りやすくなり、また「アクセス数が多い」ということ自体を集客のための宣伝に使うことができるため、こういうことが行われたりするわけですね。
またこの手の話は別にWebサイトに限定されるものではなく、新聞でも「押し紙」による発行部数水増しという問題がありますし、テレビ局でも視聴率操作がしばしば事件になったりしますから、宣伝を生業とする業界全体の問題ではあるのでしょうけど。

ちなみにタナウツの場合、サイト訪問者の約8割前後がサーチエンジンからで、3~5%がトラックバックなどの外部リンク、残りが「お気に入り・ブックマークなど」という内訳になっていたりします。
「お気に入り・ブックマークなど」にサーチエンジンの巡回ロボットは含まれていませんし、タナウツがSEOに力を入れていることを考えれば、まあこれが適正な割合なのかなと。
本当はもう少し外部リンクを増やしたいところではあるのですけどね。

Twitterがサイトのデザインを刷新

Twitterがアメリカ時間の12月8日付で、サイトのデザインを刷新したと発表しました。
PC向けWebサイトおよびアメリカAppleのiPhone、アメリカGoogleのAndroid端末向けモバイルアプリでメニューバーを統一し、これから数週間かけて全ユーザーのサイトレイアウトを刷新していくのだとか↓

http://megalodon.jp/2011-1209-1833-54/www.itmedia.co.jp/news/articles/1112/09/news018.html
>  米Twitterは12月8日(現地時間)、PC向けWebサイトおよび米AppleのiPhone、米GoogleのAndroid端末向けモバイルアプリのデザインを刷新したと発表した。Webサイトのデザイン変更が全ユーザーに反映されるには数週間かかるが、モバイル版アプリは既にダウンロードできる。
>
>  Twitterのページトップのメニューバーに並ぶ項目が、従来の「ホーム」「プロフィール」「メッセージ」「おすすめユーザー」「ツイート(アイコン)」「アカウント名」から、「ホーム」「つながり」「見つける」「アカウント」「ツイート」の5つのボタンに変わる。これらのボタンはWeb版、モバイル版で共通だ。5つのボタンで目的別にページを切り替えるようになっている。
>
>  ページのレイアウトも大きく変わり、右側にあった広告やトレンドを表示するコーナーとタブがなくなった。各ページでは、左側に「おすすめユーザー」や「トレンド」などが、右にツイートが表示される。

ページレイアウトの変更自体は結構なことなのですが、それでページが重くなるなどの副作用は勘弁願いたいところではありますね。
Twitterは過去にもページレイアウトの変更および機能追加を行っているのですが、旧ページよりも表示速度が遅くなったり、画面が閲覧しづらくなったり操作しにくくなったりして却って難儀な目にあった記憶があります。
日進月歩で発展していくネットの世界では、ページもまた定期的に刷新していかないと時代に取り残されることにもなりかねませんが、ユーザーの視点から見れば「それまでの画面の長所は維持して欲しい」という要求も当然あるわけです。
せっかく新しい機能が追加されても今までより使い勝手が悪くなったら、それが原因でユーザーが離れていくことだってありえるのですから。

私のTwitterアカウントのレイアウトはまだ変わってはいませんが、これまでの長所を損なわない形で良い方向へ変わってくれることを祈りたいところです。

検索結果の35%に影響を及ぼすgoogle検索アルゴリズム更新

googleの検索アルゴリズムが11月4日から最新版に更新されたのだそうです。
新しい検索アルゴリズムで35%の検索結果に影響が出るのだそうで。

http://www.j-cast.com/2011/11/04112216.html
>  米グーグルは2011年11月4日、検索アルゴリズムをアップデートし、35%ほどの検索結果に影響が予想されることを明らかにした。
>  検索をリアルタイムに近くし、イベントやレビュー、ニュースなどの検索結果がより最新のものになるという。その結果、検索連動広告にも影響が及ぶことになるとみられている。

さて今回の検索アルゴリズム更新で、実際の検索結果はどんな風に変化するのでしょうか?
今年の3月に行われた検索アルゴリズム変更では、田中芳樹関連だと当時1位だったWikipediaと2位「らいとすたっふ」の順位が入れ変わったくらいで、3位のタナウツは何の影響も受けなかったのですが……。
さっき確認してみた限りでは、全く変更されてはいなかったようなのですが、時間が経つにつれて少しずつ変更されていく可能性もありますから、しばらくは様子を見る必要があるかもしれません。
まあタナウツの場合、上位2サイト以外にこれといった競争相手がいるというわけでもないので、最低でも現状維持は達成できそうではありますけどね。

最近ではサイト本家よりも、ブログで書いている映画の感想記事にサーチエンジン経由でアクセスしてくるユニークユーザーの方が急増しているので、どちらかと言えばそちらの影響がどうなるのかの方が気になるところではあります。
こちらは長年不動状態の「田中芳樹」検索と異なり、記事の内容や時勢的な要素によって、面白いくらいにアクセス数に差が出てきますからねぇ。
できればタナウツにとって良い方向への変化になって欲しいところではありますが……。

無線LANの対極の利点と問題を持つPLCアダプタ

ネット環境を構築するに当たって、ルータ/モデムとパソコン間を繋ぐ通信手段の確保は必要不可欠なものです。
そのために長大なLANケーブルを引き回したり、無線LANを導入したりと、どの家でも様々な苦労があったことかと思われるのですが、既存の電気配線を使ったコンセントLANというものはご存知でしょうか?

コンセントLAN(PLC)とは、家庭内の電気配線(電力線)に情報信号を乗せて送る通信技術です。
その技術が導入されているPLCアダプタでは、発信元と送信先にある2つのコンセントに電源コードを差すだけで安定した通信を行うことが可能となります。
LANケーブル引き込み工事のような手間暇をかける必要がなく、取り付けは極めて簡単ですし、無線LANのような複雑なパソコン設定を行う必要もありません。

無線LANは鉄筋製の広い一軒家などの場合、場所によっては通信が届かなかったり不安定になったりといった問題が常に付き纏います。
しかしPLCアダプタの場合、コンセントがある場所であればどこでも接続可能かつ安定的な通信を確保することができるのです。
これは特にパソコン初心者にとっては極めて使い勝手が良いものであると言えるのではないでしょうか。

しかしそのPLCアダプタは、無線LANと比較してもあまり普及しているようには見えないのが実情だったりします。
その主な理由として挙げられるのは、導入の際にかかる初期費用が無線LANよりも高いことと、他の電化製品による影響を受けやすいことでしょうか。
一般的なPLCアダプタ製品の価格相場は8000円~15000円で、これは無線LANのそれ(4000円~8000円)と比較すると実に2倍近くもの開きがあります。
それでいてアパートやマンションなどの狭い住環境では無線LANで事足りるため利点を生かすことができません。
さらにコンセントに他の電化製品の電源コードが差し込まれている場合、その電気ノイズによってPLCアダプタの性能や通信速度に悪影響を及ぼすことがあります。
PLCアダプタを差し込んでいるコンセントには他の電化製品の電源コードを差し込まない、といった措置が要求されることもあり、特にコンセントが少ない家だとかなりの負担になります。
私の家でもPLCアダプタを使っているのですが、最近PLCアダプタの調子がおかしくなった際にはそういった措置で何とか乗り切りましたし。
この辺りの問題点については、まだまだ改善の余地があるところですね。

無線LANとは対極の長所と短所を併せ持つPLCアダプタ。
コンセントが多い一軒家の場合はかなりの威力を発揮すること請け合いなので、そのような住環境で無線LANの不安定な通信に悩んでいる方は、購入を検討してみる価値があるのではないでしょうか?

新Twitter画面とHootSuiteの表示速度の遅さ

Twitterのレイアウトが新画面に一本化され、旧画面の閲覧ができなくなりました。
画面一本化の方針自体は、かなり前から画面上部にお知らせが表示されていたので規定路線ではあるのですが、Twitterの新画面はよほど特殊な技術でも使っているのか、旧画面のそれと比べてかなり表示が重いんですよね。
特にフォロー一覧画面は、過去のフォローアカウントを延々と読み込み続けるため、重さが半端なものでありません。
ブラウザが原因かと思い、いつも使っているIE8からGoogle Chromeに変えてみたのですが、それでも重さは全く変わることがありませんでしたし。
バージョンアップしているはずなのに、却って旧バージョンより使い勝手が悪くなることがあるというのはどうにかならないものなのやら……。

重いといえば、最近はメインで使用しているHootSuiteもかなり動作が重い状態が続いていたりするんですよね。
キーボードで文字を叩いてからそれがブラウザ上に反映されるまでの時間が長くなっていますし、今年になってから何度かサーバが落ちて使用不能になることが多くなりました。
HootSuiteも利用者が多くなり、サーバ負荷が急激に大きくなって対応できなくなりつつあるのでしょうが、代替のサービスをそろそろ探すべき時に来ているのかなぁ、とついつい考えてしまう今日この頃。

Facebookの日本国内総ユーザー数が約385万人に到達

セレージャテクノロジー社が集計した、2011年7月14日時点におけるアジア各国のFacebook推定ユーザー数ランキングによると、日本のユーザー数は約385万人で世界第10位、国内最大手のSNS「mixi」の16%にまで上昇しているのだそうです↓

http://megalodon.jp/2011-0715-2003-15/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110715-00000005-sh_mar-sci

Facebookの日本人ユーザー数が200万人の大台を突破したのが今年の1月だったことを考えると、色々と問題があったFacebookもようやく日本に浸透してきた、といったところでしょうか。
Facebookの日本語版が公開されたのが2008年5月ですから、2年8ヶ月もかけて獲得した総ユーザー数近くの人数を、ここ半年ほどでFacebookは新たに獲得していることになります。
日本の場合はやはり、今年1月に公開された映画「ソーシャル・ネットワーク」の影響が少なくないでしょうね。
それまで日本では比較的マイナーな存在だったFacebookが、アレでかなり一般にアピールされましたし。
宣伝戦略という観点から言えばなかなか上手い手法ではありましたね。

ただ、SNSとしては相変わらず使い勝手が悪いのが何とも…。
定期的にツイートとフォローを繰り返せばよいだけのTwitterと異なり、Facebookはmixiに近い形態ということもあり、宣伝がそう単純に出来るものではないですからね。
広告が出せるというのがFacebookが持つ魅力のひとつではあるようなのですが、広告掲載は有料サービスですし。
Twitterのように、根気は必要だが無料でできるという宣伝のやり方って、Facebookにはないものなのですかねぇ(-_-;;)。

OTDの4代目掲示板、本日正式に終了

livedoorのレンタル掲示板「OTD」の提供サービスが、本日ついに正式に終了となりました。
深夜まではまだアクセスできたようなのですが、今日の朝方から午前中にかけて閉鎖されたようで。
OTD掲示板にアクセスしても、以下の終了告知記事へ自動的に飛ばされるようになっています↓

http://blog.livedoor.jp/bbsnews/archives/52073021.html

タナウツでは2001年4月14日から10年以上もの長きにわたってOTD掲示板が運用され続けていただけに、感慨もひとしおですね。
その長い年月の間に管理人交代も行われましたし。
まあサービス開始当初は最新かつ多機能だった掲示板も、10年以上も経てば老朽化・旧式化は避けようがないわけですし、それ以前に掲示板というカテゴリーそのものがブログ・SNSという「新興勢力」に押されて衰退の一途を辿っているのが実情ではあるのですが。
他ならぬ掲示板自身、ここ10年はこれといった進化があまり見られませんし、旧態依然たる掲示板が日進月歩のIT世界で衰退していったのも時代の流れというものなのでしょうけど。

こういった掲示板の事情を鑑み、新しく設置した5代目掲示板では、1カラムレイアウトやRSS機能などといったブログ的な要素を積極的に取り入れていたりします。
本当はFacebookのコメント連動機能なども入れてSNSとの連携もできるようにしたかったところなのですが、バグが頻発して使用に耐えず、この事案はやむなく先送りすることになりました(-_-;;)。
こういったことが、掲示板の運営にどのように作用するのかは全く未知数ですが、できればプラスの方向に動いて欲しいものです。

Microsoftが「Skype」を85億ドルで買収

アメリカのMicrosoftが、インターネット電話「Skype」を85億ドルで買収したと発表しました。
Microsoftが手がけた買収としては最高額となります。

http://megalodon.jp/2011-0511-1508-29/www.itmedia.co.jp/news/articles/1105/10/news120.html

Facebookとgoogleも、初期段階ながら「Skype」との提携を模索していることが以前に報じられていましたが、結果的にはMicrosoftが両者を出し抜いた形です。
Microsoft傘下に入った「Skype」が、Microsoftとライバル関係にある企業(特にgoogle)と提携するようなことにはまずならないでしょうし、今頃Facebookとgoogleは地団駄を踏んで悔しがっているのではないかと。

MicrosoftがSkypeを買収したことにより、メール管理ソフトOutlookや家庭用ゲーム機「Xbox360」などにSkypeのTV電話機能が追加される可能性がある一方、市場では買収の妥当性を疑問視する声も上がっています。
Facebookが「Skype」との初期交渉の際に提示したとされる買収金額が30~40億ドルと言われていたところに、その倍以上の買収金額を動かしたわけです。
そこまでの「高い買い物」を行ったMicrosoftが「Skype」をどう活用していくのか、またどんな戦略を駆使して買収金額を上回る利益を上げていくのか、今後の動向に注目と言ったところでしょうか。

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