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カテゴリー「サイト改造裏話」の検索結果は以下のとおりです。

FacebookとgoogleがSkypeとの提携を模索

Facebookとgoogleが、インターネット電話「Skype」との提携を検討しているそうです。
いずれも交渉は未だ初期段階で、どの選択肢が有利であるかは明らかではないとしています。

http://megalodon.jp/2011-0505-1804-58/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110505-00000402-reu-bus_all

元々そうだったのでしょうけど、Facebookとgoogleの競争がどんどん熾烈を極めるものになっていきますね。
両者はTwitter買収を巡っても交渉合戦を繰り広げていましたし。
既に「google ボイス&ビデオチャット」というサービスを持っているgoogleにとっては、自社の拡大というよりもむしろFacebookの拡大阻止の方が主要な眼目のようではあるのですが。

google ボイス&ビデオチャット
http://www.google.com/chat/video?hl=ja

一方、FacebookとSkypeが提携すれば、Facebookでネット電話もできるようになるわけで、更なるユーザー数獲得と既存ユーザーの活性化&維持に絶大な効果を上げることは確実です。
またSkype側にとっても、6億人のユーザー数を誇るFacebookとの提携は悪い話ではないのではないかと。

様々な企業を巻き込んで拡大する一途を辿るFacebookとgoogleの戦いの行方、果たしてどうなりますかねぇ。

HootSuiteが丸1日停止状態に

日本時間2011年4月21日の午後から翌日午後にかけて、HootSuiteが1日以上にわたって停止している状態が続いていました。
原因はアメリカのアマゾンウェブサーバー(Amazon Web Services、AWS)でトラブルが発生したことによるものだそうです。

http://megalodon.jp/2011-0422-1144-58/www.itmedia.co.jp/news/articles/1104/22/news018.html

サーバトラブル自体はどこででも起こりうる事態ですが、この手の大手サーバがそういう事態になると本当に不便ですね。
かくいう私自身、HootSuiteからTwitterとFacebookに投稿を行うことが常態化していますし。
複数のSNSに同時投稿が出来、なおかつ画面を開くと同時に複数のタイムライン情報が一度に閲覧できるというメリットは小さなものではありません。
私の場合、フォロワー数が多過ぎるのが災いして、Twitterトップページで表示されるホームタイムラインが事実上何の役にも立たないのですからなおのことです。
こういうトラブルは、できれば何とか未然に防止してもらいたいものですが……。

Twitterとmixiの「止める理由」に共通する問題点

Twitterを止めてしまう人が増えているそうです。
止める理由の第1位は「そもそもやる時間がない」で、以下、このように続いているとのことです↓

 1位:そもそもやる時間がない
 2位:開始直後に何をすれば良いか分からなかった
 3位:大量につぶやく人がいてうっとうしい
 4位:何をつぶやけばいいのか分からない
 5位:mixiなどのSNSで十分だと思った
 6位:いちいち返事をするのが面倒になった
 7位:誰をフォローすれば良いか分からなかった
 8位:セキュリティに不安がある
 9位:一定のペースでつぶやくことに疲れた
10位:知り合いに見つかるのが嫌だった

http://megalodon.jp/2011-0420-1443-17/www.zakzak.co.jp/society/gooranking/news/20110420/gor1104201155000-n1.htm

しかしこうやって理由を並べてみると、これって往年のmixiにも通じるものがありますね。
かつてのmixiにも、毎日日記を書き綴ったり、マイミクに毎日足跡をつけたりコメントを付けたりする行為に嫌気が差してmixiから離れてしまう「mixi疲れ」が頻発したり、足跡をつけながらコメントを返さないユーザーを非難する「読み逃げ禁止文化」なるものが蔓延したりしていました。
Twitterでも、「大量につぶやく人がいてうっとうしい」「いちいち返事をするのが面倒になった」などと、まさに「mixi疲れ」「読み逃げ禁止文化」と同じ症状が垣間見られるものが、止める理由として挙がっています。
もちろん、技術的な問題だけで言うならば、つぶやきを見たくないユーザーはリムーブ(アンフォロー)やブロックといった方法で排除することもできるわけですが、しかしそれでは「相手に失礼かもしれない」「Twitterの外でクレームが来るかもしれない」とマナールール的には考えてしまったりもするわけです。
mixiと同じ反応および症状と似たようなものがTwitterでも発生しているわけで、ここに同じSNSとしての共通の問題を見出すことができるのではないでしょうか?

mixiにせよTwitterにせよ、便利なコミュニケーションツールであることについては疑問の余地がありません。
しかしコミュニケーションツールというのは、システムの問題以上に人と人の関係が重要になる故に使い方も難しく、また人によっては一種の義務感に駆られてしまい、他人を満足させるための煩雑な「作業」の数々に追われて疲れ果ててしまうこともあるわけです。
システムの問題ではないわけですから、今後Facebook辺りが日本のSNSの主力になったとしても、全く同じことが起こる可能性が極めて高いのではないかと推察されます。
mixiやTwitterで「疲れた」「しんどい」と考えてしまう人は、「ツールは他人に奉仕するのではなく自分のためにある」という基本に一度立ち返って考えてみる必要があるのではないでしょうか。

ちなみに私の場合、Twitterは「宣伝広報ツール」として位置付けています。
Twitter上で積極的に活動し、自分のツイートを拡散させることによって、タナウツおよびTwitterアカウントの存在を認識・周知させること、それが何にも勝る存在意義です。
議論をするだけならばタナウツ内のブログや掲示板などでもできるのですし、字数制限がない分そちらの方がはるかに適しているのですから。
相互リツイート支援サービス「アスク!リツイート」を積極的に活用しているのもそのためです。
Twitterに限らず「商館」と名付けているタナウツ外部のSNSエリアは全部それを最優先目的としています。
もっとも今のところ、それがマトモに機能しているのはTwitterだけなのですけどね(T_T)。

どんな便利なツールであっても、明確な目的とルールを持って正しく使いこなさなくては意味がなく、逆に目的意識もなく道具に振り回されるようでは、ただ苦痛を感じるだけでとても楽しめたものではありません。
mixiとTwitterの「やり疲れて離れる」問題は、そのことを実地で表しているように思えてなりませんね。

Twitter参入から今日で1年

Twitterでタナウツの公式アカウントが活動するようになってから、本日でちょうど1年が経過しました。
初参入から色々とありましたが、おかげ様でTwitterフォロワー数も順調に伸び、サイトの外部支部としてはまずまずの成功といえる成果を上げております。
ほとんど活動停止状態と化している感のあるmixi商館とは雲泥の差ですね(^^;;)。

また、Twitterでのつぶやきを保管することを目的に設置したタナウツネット雑記ブログも、タナウツサイト本家の大幅なアクセス増に貢献しています。
今年の3月は去年同時期と比較して、ユニークユーザー数では実に5倍以上もの躍進を果たし、ページビュー数も60%以上の増加となっています。
アクセスのほとんどはサーチエンジンとトラックバック送信リンクからによるもので、どちらも映画感想関係のものが大部分ですね。
これまで全く縁がなかったそちら方面と良好な関係が構築できたのは嬉しい誤算的な収穫でした。

ただ一方では、1ページアクセスしただけで直帰してしまうユーザーの数も比率も飛躍的に増大しているのが新たな問題になっていて、これの解消が今後の課題になってきますね。
相互リンクももう少し増やしていきたいところではあるのですが、こちらも相変わらずな状況ですし(T_T)。

今回の更新から、新たなサイト外支部としてFacebook商館を開設、また奇説珍説博物館には「フィクション系妄論ブログ」がオープンしています。
ますます拡大していくタナウツ界隈を、今後ともよろしくお願い致します。

google検索アルゴリズム変更に伴う「とばっちり」な影響

以前にお知らせしたgoogleの検索アルゴリズム変更についての続報になりますが、良質でないとされるサイトの多くが格下げになる一方、良質なサイトの一部が「とばっちり」を受けて検索順位がダウンする事態が発生しているようです↓

http://wiredvision.jp/news/201103/2011030318.html

元々、googleが検索アルゴリズム変更を決断するに至った最大の理由は、「Demand Media」という会社が展開するSEO戦略にあります。
「Demand Media」は、独自の予測アルゴリズムと万単位ものフリーランサーや編集者を駆使して1日に数千単位ものコンテンツを作成・公開する「コンテンツミル」という手法を使い、google検索で常に上位表示されることによって広告による利益を獲得しています。
しかしこの手法は、必ずしもプロではない人間に低賃金で雇いつつ、とにかく物量に依存した文章を作成させていることから、質に問題のあるコンテンツも少なくなく、それによって他の「質の高い」サイトやブログの検索順位が著しく低下するという問題が発生していました。
そこでこの由々しき事態を打開し、「Demand Media」以外のサイトの検索順位を向上させることを目的に、今回googleは検索アルゴリズム変更を決断するに至ったわけです。
しかし、いざ検索アルゴリズムを変更してみたら、肝心の「Demand Media」はほとんど影響らしい影響を受けず、一方でgoogleが救済するはずだったサイトやブログが大打撃を受けるという逆効果かつ本末転倒な事態に(T_T)。
検索順位が下がってしまったサイトやブログにしてみれば、自分の責任でもないのに検索順位が下がり、それによって訪問者が大きく減少する羽目になったのですからたまったものではなかったでしょうね。

また、今回の検索アルゴリズム変更では、タナウツ界隈でもささやかながら検索順位に変化が発生しています。
これまでのgoogleにおける「田中芳樹」検索の順位は、1位がWikipediaの田中芳樹記事、2位が「らいとすたっふ」公式サイト、そして3位がタナウツというポジションでここ数年ずっと固定されていました。
ところが、今回の検索アルゴリズムの変更によって1位の2位のポジションが逆転し、「らいとすたっふ」公式サイトが検索1位を獲得するに至ったのです。
ほとんど不動だったポジションが変動したのもさることながら、ロクにSEOというものをやっている気配すらなかった「らいとすたっふ」公式サイトが、Wikipediaを抜いて1位になるとは正直全く考えていなかったので驚いたものでした。
ちなみにタナウツを含めた3位以下は全く変動がなく、タナウツ的には「良くもなく悪くもなく」というある意味無難な結果を迎えることになったようです。

如何に「良質」かそうでないかを判断するのは難しいところではありますが、集客の多くをサーチエンジンに依存するサイト&ブログの運営者にとって、「検索アルゴリズムの変更に伴う検索順位の大幅ダウン」は死活問題とすら言えるものです。
ほんのちょっとした仕様の変更でその脅威が現実のものになるというのですから、何とも怖い話ではあります。

Facebookを活用した宣伝戦略と今後の課題

ここ最近、Facebookと企業・団体の提携が相次いでいますね。
ユニクロがFacebook連動のスナップ投稿サイト「UNIQLOOKS」をオープンしたかと思えば、

プレスリリース
http://www.uniqlo.com/jp/corp/pressrelease/2011/02/021714_web.html
UNIQLOOKS
http://uniqlooks.uniqlo.com/

自民党が日本の政党としては初となるFacebookの公式ページを開設したり、

自民党がFacebookページ 日本の政党で初
http://megalodon.jp/2011-0302-0922-40/news.nifty.com/cs/technology/internetdetail/itmns-20110222-20110222070/1.htm
自民党Facebook公式ページ
http://www.facebook.com/pages/%E8%87%AA%E6%B0%91%E5%85%9A/130801753656106

さらには、大手広告代理店の電通とFacebookが、プレミア広告枠の独占販売や企業向けのFacebook活用支援サービスなどを展開する業務提携契約を締結したりするなど、

http://megalodon.jp/2011-0302-0020-32/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110301-00000033-mycomj-sci

企業・団体によるFacebookを活用した宣伝戦略が日本でも活発化しつつあります。
これらの動きに触発される形で、企業や団体のFacebook参入が今後も増えることが予想されます。

Facebookの問題点としてたびたび指摘される実名登録ルールや言語問題なども、企業や団体が相手であれば個人ほどには高い壁にはならないでしょう。
むしろ、ユニクロなどのように日本国内のみならず世界中の人間を顧客対象にするような世界的企業であれば、Facebookが抱える億単位の、それも全世界に広がるユーザー数は大きな魅力です。

また、Facebookと日本企業の提携が増えれば、これまで発展どころか停滞すらしていた感がある日本語対応のアプリケーションが充実してくる可能性も考えられます。
そして、日本語対応アプリが充実すれば、それを目当てにFacebookに参入するユーザーも増えてくることでしょう。
Facebook内における日本人ユーザーが増えれば、日本人同士による対話が容易になり、それによってFacebookの言語問題を、すくなくとも当面は沈静化させる効果も期待できます。
Facebookの言語問題というのは、大多数の外国人と会話できるスキルが要求されることと、あまりに少ない日本人同士での対話ができないという2つの要素に集約されるのですから、後者がなくなるというのは大きな前進と言えます。
もちろん、言語問題の一番根本的な解決方法は、やはり前者の問題をも解決しえる多言語翻訳システムでも開発導入するのが一番だとは思うのですが、こちらはまだまだ技術的にもコストパフォーマンス的にも難しいものもあるでしょうからねぇ(^_^;;)。

ただ、企業・団体がFacebookと提携する理由は、顧客を求めることが第一の目的であるわけです。
その最大のターゲットとなるのは当然のことながら個人ユーザー。
彼らがFacebookに参入するためには、やはりFacebookの実名登録ルールの改定や有名無実化がないと、すくなくとも日本ではやはり難しいものがあるのではないでしょうか?

現時点におけるFacebookは、匿名や偽名のアカウントを強制削除する方針を、実力行使という形で明確に打ち出してしまっています。
実名でしかFacebookに参入できないとなれば、特にHNでサイト&ブログを運営したり、掲示板やコミュニティで活動してきた人達は、参入に二の足を踏むことにもなりかねません。
実名登録に大きなリスクがあるという理由ももちろんあるのですが、特に彼らの場合は、実名よりもHNの方にこそ「ネット上における社会的ステータス」があると言っても過言ではないわけです。
他ならぬ私自身、10年以上も使ってきた自分のHNにはそれなりに愛着もありますし、HNに付加されている認知度や知名度といったものもあるわけですから、それを捨てて実名にしろというのは抵抗感を感じずにはいられないところがあるものでして(^^;;)。

実名をはじめとするFacebookのプライバシー公開方針はアメリカ本国でさえ問題になりつつあるという事情もありますし、

http://jp.techcrunch.com/archives/20100427senators-call-out-facebook-on-instant-personalization-other-privacy-issues/

また、実名推奨主義を採用していたかつてのmixiでさえ、個人情報の漏洩およびリアル個人特定などといった事態の頻発により変遷を余儀なくされていった事例を鑑みれば、Facebookも実名登録ルールにこだわるべきではないと思えてならないのですけどね。

それでもあえて今の実名登録ルールを維持したままFacebookが日本で拡大するというのであれば、それにはどんな方法があるのか?
前述の事情から、個人ユーザーが自発的にFacebookに登録することに大きな期待はできません。
ならばいっそのこと発想を転換し、企業や団体・学校等が「上から管理する」システムとして組織の構成員達にFacebookの登録を義務付け、その上で企業間の連絡網や、それこそ高校や大学等の学生間コミュニケーションツールとして活用する、といった辺りの用途に特化でもした方が却って効果的なのではないでしょうか?
元々Facebookは「ハーバード大学の学生間コミュニケーションツール」から出発した歴史がありますから、ある意味「原点に立ち返る」ことになるわけです。
自発的に参加するのではなく、上からの圧力で登録させ管理するというのが大きな違いではありますが、日本の風土的にはこちらの形態の方が合っているのではないかと。
企業や団体・学校などであれば、むしろ実名の方がビジネスや管理の観点からも望ましいと考えるでしょうし、この手の組織が持つSNSに対する偏見や忌避感を和らげる効果も期待できると思うのですが、どんなものでしょうか。

アメリカ本家のgoogleが検索アルゴリズムの変更を発表

アメリカ本家のgoogleが検索アルゴリズムの大幅な変更を明らかにしました。
検索クエリーの11.8%に大きな影響を及ぼすと言いますからかなりの変更になります。
改良版検索アルゴリズムは、まずアメリカ本国で導入され、順次日本を含めた他の地域にも拡大していくとのこと↓

http://megalodon.jp/2011-0225-2029-03/www.itmedia.co.jp/news/articles/1102/25/news050.html

今回のニュースは、日本におけるサイト&ブログ全てにとって軽視して良いものではありません。
何しろ日本におけるgoogleは、Yahoo!Japanと提携したことによりサーチエンジン市場を事実上独占している状態にあり、こと影響力という点で言えば、Facebook、Yahoo!、Microsoft3社の攻勢を受けているアメリカ本家のそれをはるかに凌ぎます。
「関係者以外は非公開」的なところならばともかく、集客の多くをサーチエンジンに依存しているサイト&ブログは、「サーチエンジンの動向が死命を制する」と言っても過言ではないのです。
今まで上位表示されていたサイト&ブログが突然数十位も順位を落とす、などということになれば、それはサイト&ブログとしては死んだも同然の壊滅的なダメージとならざるをえません。
アフィリエイト系のサイト&ブログでは戦々恐々としているところも少なくないのではないでしょうか。

かく言う私自身、自分で管理しているタナウツの検索結果がどのように動くのか、あるいは動かないのか心配なところがあります。
google検索におけるタナウツサイトは、長年「田中芳樹」検索で3位の座を維持し続けていますし、去年に新規開設したタナウツネット雑記ブログも、映画感想記事を中心に悪くない検索結果を叩き出しています。
これがより良い方向に変わるのであれば大歓迎なのですが、もし万が一にも悪い方向に動いたりしたら……、とは私もついつい考えてしまうんですよね。
サイトもブログも、内容的にも検索アルゴリズム的にも決して低くは評価されないだけの品質を持っているという自負はあるのですけど、こればかりは「出たとこ勝負」的なところもありますからねぇ(-_-;;)。

検索アルゴリズムがどう変わったのか、またそれが日本のみならず全世界における検索動向やSEOに対してどのような影響や変化をもたらすのか?
今後のgoogleの動向は注意深く見守っていく必要がありそうですね。

匿名アカウント削除問題がもたらすFacebookの暗雲

2月8日昼頃から、Facebookで偽名やニックネームを使用しているアカウントが多数削除される問題が世界中で発生しています。

http://megalodon.jp/2011-0212-1827-46/rocketnews24.com/?p=72687

アカウントの実名登録について、Facebookの規約では以下のように明記されています↓

> 4.登録とアカウントのセキュリティ
> Facebookでは、
ユーザーの皆様に実名および実在の情報を提供していただいています。これを維持するには、ユーザーの協力が必要です。ユーザーは、登録とアカウントのセキュリティの維持に関連して、以下の点を守ることを弊社に確約するものとします。
> 1.Facebookで
虚偽の個人情報を提供したり、許可を得ることなく自分以外の人のアカウントを作成することはできません。
(以下略)

今回の問題は、この実名登録ルールを徹底させるためにFacebook側が強権発動に打って出たものと思われます。
しかし、これはFacebookの今後の対日戦略に大きな陰を落とすことになるのではないでしょうか?

Facebookが日本で敬遠されてきた理由のひとつに、この実名登録ルールがあります。
ネット上で実名を登録し全世界に公開するのは、安全性やプライバシーの問題から避けたい、という考える人が日本では少なくありません。
同じSNSであるmixiなども、かつては実名推奨主義を採用していましたが、mixiで書かれた日記の内容が外部に晒され炎上騒動に発展したり、実名を元に人物特定されたりするなどしてその危険性が伝わり、今ではmixiでも実名を公開する人は少数派になっています。
実名公開には危険が付き纏うという風潮が強い日本で、Facebookの実名登録ルールがなかなか受け容れられないのも当然といえば当然と言えます。

ただ、私はどちらかと言えばこのルールの弊害は比較的軽視していた方だったりします。
mixiが実名推奨主義から変質していった過程を鑑みれば、Facebookもまた匿名を認める方向に行くのではないかと考えていたからです。
加えて、日本のみならずアメリカをはじめとする外国でさえも、Facebookのプライバシー公開方針は大きな問題としてクローズアップされつつあります。
だから私は、Facebookで匿名のアカウント登録を行っても、公認とまではいかなくても黙認される方向に行くのではないかと結構楽観視していたんですよね。

しかし、今回の問題は「実名登録ルールを徹底させるために徹底した取り締まりを行い、違反者には容赦なくペナルティを課す」というスタンスをFacebook運営側が事実上表明したことになります。
匿名で登録したらいつアカウントを消されるか分からない、ということになれば、ユーザー側は常に不安を抱えた状態でFacebookを使わなければならないわけで、これがFacebookユーザーに与える影響は小さからざるものがあるでしょう。
特に日本のように実名公開が敬遠される文化を持つ国ではなおのことです。
せっかく映画「ソーシャル・ネットワーク」の公開などで、遅まきながらようやく日本でもFacebookが拡大を見せ始めたばかりだというのに、わざわざそれに冷水を浴びせてどうするというのでしょうか?

本当にFacebookは日本でシェアを拡大する気があるのか、それすらも疑問に思えてくる事件ですね。

FacebookとgoogleがTwitterに買収交渉を打診

アメリカのウォール・ストリート・ジャーナルの報道によると、Facebookとgoogleの幹部がTwitterに対し買収話を打診しているそうです。
現在のところ、買収交渉は特に進展を見せていないようなのですが、Twitterの推定評価額は80億~100億ドルに達するとのこと。

http://megalodon.jp/2011-0210-1339-44/www.itmedia.co.jp/news/articles/1102/10/news037.html

実はFacebookもgoogleも、Twitterの買収に乗り出したこと自体はこれが初めてというわけではありません。
Facebookは2008年に初めてTwitterに対して買収交渉を持ちかけています。
しかし、この時は「Facebook側が自己評価したFacebook株式5億ドル分で支払いを行う」という方法で買収が提示されたため、それに不信感を抱いたTwitter側が買収を拒否。
以来、FacebookとTwitterの関係は険悪なものとなってしまい、その弊害は、両者の連携アプリに不具合があったにもかかわらず長期にわたって放置されるという形でユーザーにも降りかかってきた経緯があったりします↓

FacebookのTwitter買収交渉は中止か?
http://jp.techcrunch.com/archives/20081124acquisition-dance-between-facebook-and-twitter-over-for-now/
TwitterからFacebookに投稿する人気アプリが使用不能に―両社の対応にユーザー困惑
http://jp.techcrunch.com/archives/20090701twitters-popular-facebook-app-has-been-broken-or-exploited-for-days/

一方、googleも2009年4月にTwitterの買収交渉を開始。
この時はgoogle側から2億5000万ドルの買収金額が提示されましたが、Twitter側は「10億ドルでも売るつもりはない」と強気の姿勢を示し買収交渉は頓挫。
しかし、それでもgoogleはTwitterの買収にこだわり続け、翌2010年になると、今度は買収金額を10倍以上の25億~40億ドルにまで引き上げて交渉再開。
しかしこの買収話もTwitter側は断り、そして今回の買収話に至ったというわけです。

情報筋より:Twitterは10億ドルでも売るつもりはない
http://jp.techcrunch.com/archives/20090403twitter-wouldnt-sell-for-1-billion-says-source/
Googleが25~40億ドルでTwitterを買収交渉中という噂
http://www.yukawanet.com/archives/3106065.html

Twitterの買収については、今回名前が挙がった2社以外にも、MicrosoftやAppleをはじめとする大手数社が関心を示しているのだそうで、今後の展開次第では複数の企業による買収合戦に発展する可能性も考えられます。
特にgoogleは自社戦略のみならず、MicrosoftがTwitterを買収することを阻止するという観点からも買収交渉に積極的なのだそうで。
果たしてTwitter側は買収に応じるのか、そして応じた場合はどこの企業と買収契約を行うのか、そしてユーザーにとってどのような変化がもたらされるのか、注目ですね。

HTML文法チェックに便利な「Another HTML-lint」

サイトやブログでWebページを作成する際、HTML言語は意外に重要なポジションを占めています。
HTML文法を正しく記述していくことによって、サーチエンジンの検索結果で最新ページが上位反映されるようになったり、PCサイトのページが携帯からもある程度閲覧できたりするようになるのです。

HTMLの文法チェックについては、設置から10年以上もの歴史を持つ「Another HTML-lint」というソフトウェアが特に有名ですね。
これは、指定されたHTML構文を100点からの減点方式で採点するというものなのですが、かなり有名なサイトでも100点満点は難しく、マイナス点も決して珍しくありません。
Web上で使用できるサービスのひとつはこちら↓

http://htmllint.itc.keio.ac.jp/htmllint/htmllint.html

10年以上も前の古いソフトウェアだから今は全く使えないのではないか、という疑問に駆られる人もいるかもしれませんが、なかなかどうして、この文法チェックツールは今でも結構使えるものだったりするんですよね。
携帯からの閲覧では外部スタイルシートファイルなどが無効化されているケースが未だ多く、10年前のHTML文法が有効だったりすることも多いため、PC&携帯両対応のサイト&ブログを製作する、という用途に「Another HTML-lint」はもってこいのツールだったりします。

「Another HTML-lint」におけるHTML文法の合格ラインはだいたい30~60点前後といったところでしょうか。
PCからの閲覧だとマイナス300点ほどでも見た目の問題はないようなのですが、携帯からの閲覧の場合、マイナスになった時点で支障を来たすケースも少なくありません。

私が運営しているタナウツや奇説珍説博物館の場合、すくなくともサイトトップなどの主要ページは最低90点以上が取れるようにしていますし、その他のページについても常に文法チェックをかけるよう心掛けています。
ただ、奇説珍説博物館には単体で1MB以上もの容量を誇る桁外れにデカいHTMLページがあったりするため、高得点の獲得は難しいところのですが(-_-)。

誰からも閲覧されやすいサイト&ブログの作り方は「HTML言語の正しい文法」をマスターすることから始まる、と言っても過言ではないのではないでしょうか。

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