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カテゴリー「サイト改造裏話」の検索結果は以下のとおりです。

独自ドメイン&サブドメインのSEO効果

サイト&ブログを構築する際、そのURL、特にドメインの設定は極めて重要な要素となります。

ドメインには独自ドメインとサブドメインがあり、タナウツの「tanautsu.net」や奇説珍説博物館の「tondemo.info」などのような「全文を独自に設定できる」ドメインを独自ドメイン、「○○○.fc2.com」「▲▲▲.seesaa.net」などのような「特定のドメインの前に名前を付ける」形式のドメインをサブドメインといいます。
一方、ジオシティーズやはてな等、各種プロバイダが提供する無料レンタルスペースでは「geocities.jp/■■■」「d.hatena.ne.jp/×××」といった「独自ドメインの下に『フォルダ名』形式の名前を付ける」形のものが一般的です。

無料レンタルスペースには、技術的な問題や諸々の複雑な手続きを気にすることなく誰もが手軽にできるという利点があります。
独自ドメインとサブドメインには、設置には時間と手間とカネがかかるものの、URLを短縮できる上にURL自体に独自性があり、サイト&ブログのブランディング性を高めることができます。
手軽に出来る無料レンタルスペースを選ぶか、サイトの独自性とブランディング性の向上が図れる独自ドメインORサブドメインを選ぶか、それは人それぞれでしょう。

しかし、サーチエンジンを使って長期的な集客を行いたいのであれば、独自ドメインやサブドメインの設定は必須事項となるでしょう。
実は独自ドメインとサブドメインは、サーチエンジンの検索結果においても、無料レンタルスペースよりも有利となります。
サーチエンジンでは、ドメイン単位で検索ページをひとつにまとめる傾向があります。
特にgoogleの検索結果では、同一ドメイン内にあるページは最大2つまでしか表示されず、それ以降は「(ドメイン)のその他の検索結果を表示する」というリンク先のページに全てまとめられます。
各種プロバイダのドメインの下に名前を付ける形式のサイト&ブログの場合、同一ドメイン上にある他のサイト&ブログのコンテンツページが優先的に表示され、結果として自分のところのコンテンツが検索結果に反映されなくなる、という事態が発生する危険性が高いのです。
それに対し、独自ドメインとサブドメインには、他所との競合の可能性が全くないため、その手の問題を事前に回避することができる、というわけです。

私がタナウツ管理人を引き継ぎ、サイトを移転&新たに設置した際も、特にこだわったのは独自ドメイン問題でした。
URLを短縮すれば見た目も良いですし、URL自体をキャッチフレーズとして利用することもでき、さらにはSEO的にも有利なのですから当然のことです。
だから私がサイトを新規に構築する際、「無料レンタルスペースを借りる」という発想は最初から全くなかったですね。

これからサイト&ブログを構築し、不特定多数の人達を呼び込みたい、と考えている方は、URLに独自ドメインまたはサブドメインを導入することを是非ともオススメしておきます。

mixiが2日連続でアクセス不能状態

昨日の午後5時半頃から11時頃まで続いていたmixiのアクセス不能状態が本日も正午頃から発生。
ページを開いても、

<現在復旧作業を行っておりますが、ご迷惑をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます。
なお、本アクセス障害による、ユーザーの皆さまのデータに影響はございません。
申し訳ございませんが、しばらく時間をおいてから再度アクセスをお試しください。>

という文言が出てくるだけ。
本日21時現在も未だ不通状態が続いています。

現行のmixiはその閉鎖性が災いして衰退傾向にありますが、サイト運営に関しては、慢性的に落ちるのがもはや風物詩と化した感すらあるTwitterなどよりはるかに安定性が高いというイメージがありました。
それだけに、昨日今日と立て続けに落ちるというのはさすがに予想外でしたね。

タナウツの場合、mixiにも一応「商館」が置かれてはいるものの、ほとんど活動していない状態にあるため、毎日拡大を続けているTwitterほどには幸いにも大きな影響を受けないのですが、mixiメインで活動している人達にとっては災難でしょうね。
昨日の記事でネタにしていたYahoo!サイトエクスプローラーも未だメンテナンス中状態が続いていますし、どちらもできるだけ早く復旧して欲しいものです。

Yahoo!サイトエクスプローラーの長期メンテナンス

ここ数日、Yahoo!サイトエクスプローラーがずっと「メンテナンス中」状態ですね。
ページを開いても、

<現在、サイトエクスプローラーのシステムに一部不具合が発生しており、ご利用いただけない状態となっております。
ご迷惑をおかけいたしておりますこと、深くお詫び申し上げます。>

という文言が出てくるだけ。
サイトマップファイルを使ったブログ記事のサーチエンジン新規登録が行えなくなってしまい、正直困っている状況です。
Yahoo!サイトエクスプローラーは1年半ほど使っているのですが、こういうこと、今までなかったのですけどね~(T_T)。

これって例のYahoo!Japanとgoogleの提携話と何らかの関係があって、システム的な改造でも行っていたりするのでしょうか?
何にしても、できるだけ早く修復してほしいものです。

タナウツにおけるブログSEO効果と今後の課題

タナウツのサイト本家にTwitterのツイート保全を目的としたタナウツネット雑記ブログを設置してからというもの、タナウツサイトへのサイト訪問者(ユニークユーザー)数が右肩上がりに上がっています
1日当たりのサイト訪問者数が、今年の3月頃までは平均で120~140人前後だったものが、7月は210~230人と大幅に増加しています。

サイト訪問者が劇的に増えた最大の理由は、ブログ記事がサーチエンジン、特にgoogle検索結果で上位表示されるようになったことにあります。
これまでサーチエンジンからアクセスする1日当たりのサイト訪問者数は、平均で50~80人の間で常に推移していました。
しかしブログ導入後、その数は6月に100人を、7月に入ってからは150人を上回るのが常態となったのです。

ブログの中で最も検索される記事はダントツで映画の感想ネタ。
「(映画名) 感想」で検索すると上位表示される記事が多く、特に「エアベンダー 感想」「インセプション 感想」「ソルト 感想」等の検索キーワードでは一時的に検索結果1位で表示されたこともありました。
タイムリーに話題となっている映画ネタを扱い、しかもその記事がサーチエンジンの検索結果で上位表示される。
これがタナウツの集客性を高め、結果として多くのユニークユーザー数を獲得した原動力になったわけです。

他にも、TwitterやFacebook関連、および銀英伝舞台版関連の記事についても、少数ながらサーチエンジンからのアクセス数が地味に増え続けています。
TwitterやFacebook関連の記事では「誰もが関心をもってそうだが意外と話題にならない」ネタを結構扱っていますから、それ絡みの検索キーワードでよくアクセスされています。
銀英伝舞台版関連では、配役の人の名前で検索に引っかかることが多いですね。
芸能人や舞台俳優などといったジャンルは、今までタナウツではロクに扱ってきませんでしたから、その分の検索アクセス数が増えているわけです。
タナウツネット雑記ブログではTwitterと同様に田中芳樹絡みの制約がなく、私の個人的な趣味に基づく話題の大量投入が、結果的にこれまでタナウツで論じられてこなかった話題とネタの増強に繋がり、アクセスアップをもたらしたというわけですね。

ただ一方で、サイト訪問者数が増えているにもかかわらず、サイトそのもののページビュー数が実は伸び悩んでいるという現象が発生していたりします。
サーチエンジンからの訪問者は一般的に、検索結果に反映される該当ページ以外のサイト内ページは基本的に閲覧しない傾向にあります。
つまり、特定の検索キーワードに反応した該当のWebページだけを閲覧すると、すぐにサーチエンジンの検索結果ページに戻り、別のページを探し始める、という形で、下手すれば5秒以内に「直帰」してサイトから出て行ってしまうんですよね。
この「1ページだけしか閲覧しない直帰者」の割合が、タナウツのサイト訪問者の増大に比例する形で増えているのです。

サーチエンジンによって導かれたサイト訪問者に、検索ページだけでなくタナウツ全体に対し関心や興味を持ってもらうこと。
それが、タナウツにおける今後のサイト運営の大きな課題となりますね。

サーチエンジン最大手のYahoo!Japanとgoogleが事業提携

検索エンジン最大手のYahoo!Japanとgoogleの事業提携が本日公式に発表されました。

http://www.sem-r.com/news-2010/20100727153000.html

アメリカ本家のYahoo!は去年、googleに対抗するためにMicrosoft社と提携し、検索エンジンを全てbingに一本化すると大々的に発表した経緯があります。

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/economy/microsoft_bid_for_yahoo/
http://www.computerworld.jp/topics/ms_y/169569.html

それを知っていただけに今回のニュースは寝耳に水だったのですが、どうも日本のYahoo!(Yahoo!Japan)とアメリカ本家のYahoo!は資本関係に違いがあることから、アメリカ本家の方針に左右されることなく、独自の路線を選択することができたみたいですね。

この両者の提携で特に重要なのは、Yahoo!Japanとgoogleが提携することにより、両者の検索エンジンにおけるシェアが事実上統合されてしまうこと。
日本における検索エンジンのシェアは、Yahoo!Japanとgoogleの2つで実に9割以上にも達しており、両者が統合されると事実上の独占状態になってしまうわけです。
SEO的には、これまでYahoo!とgoogleそれぞれで別個に行っていた作業を一本化できるわけですから利便性という点では歓迎すべき話なのですが、一方で「google八分」と呼ばれる一種の検閲機能がこれまで以上に強化されてしまう懸念もあります。
また、Yahoo!の検索順位が高くgoogleのそれが低いというサイトやブログの場合、この統合によって受ける影響は決して小さなものではないでしょう。

幸いタナウツの場合は、Yahoo!Japan、google共に高い検索順位を長年維持していますので、マイナスの影響はあまり受けずに済みそうですが、今後サーチエンジンが一体どうなるのか、注視していく必要は確実にありそうですね。

サーチエンジン「bing」のTDP問題

サイト&ブログのSEOを推進していく際、最悪のダメージを被る現象として最も恐れられるトップページ・ダウン・ペナルティ。
略称「TDP」と呼ばれるこの現象が発生すると、上位にランクされたトップページの検索順位が大幅に下落してしまい、最悪、サイト&ブログがサーチエンジンの検索結果に全く反映されなくなります。

サイトやブログのトップページというのは、基本的に一番アクセス数が多く、玄関口的な役割を果たしていることから、サイト&ブログ内全ページの中で最も高い評価をサーチエンジンから与えられるケースがほとんどです。
その検索順位が下落するのは、サーチエンジンを活用して集客しているサイト&ブログおよびその運営者達にとっては致命的な事態です。

TDPが発生する理由は様々で、サーチエンジンの検索アルゴリズムの変更、特定キーワードの大量埋め込みなどの過剰なSEO対策によるスパム判定など色々なものが考えられます。
そのため、特にこれといった特効薬はなく、サイト&ブログの地道な見直しが迂遠であっても一番の対策となるわけです。

実はタナウツでも過去に一度、このTDP現象が発生したことがあります。
2009年10月頃、Microsoft運営の旧MSNサーチエンジン「bing」で、それまで「田中芳樹」検索で3位表示されていたタナウツのトップページが突然100位以下にまで一挙に転落し、検索結果から事実上完全消滅。
検索結果から消失したのがトップページのみで、タナウツ内のサブページが引き続き上位10~20位内を維持していたことから、TDPが発生したと推察されました。
これを修正するには長い時間が必要でした。

bingは当時の日本におけるサーチエンジンのシェア的にはたかだか2%以下の勢力でしかなく、そこでTDPが発生しても、一見すると大した影響はないかのように見えます。
しかし、2009年7月末頃にMicrosoftとYahoo!が提携し、将来的にYahoo!がbingの検索システムを導入するという情報が大々的に報じられていました。
そのため、bingのTDP問題は「将来のYahoo!サーチエンジンになるかもしれないシステムの問題」として無視することはできなかったのです。

googleやYahoo!では特に問題が発生していないにもかかわらず、何故bingでのみTDPが発生したのか?
その原因について調べてみたところ、bingに登録されているトップページのURLがおかしいことが判明しました。

タナウツのトップページURL:https://www.tanautsu.net/
bingに登録されていたURL:http://tanautsu.net/

上記URLを比較すると分かるように、bingに登録されていたURLには先頭にWWWがありません。
この2つのURLは共に「同じサイト&同一ドメインのトップページ」にアクセスするのですが、サーチエンジン的には「別サイトOR別ドメインのURL」として認識してしまいます。
同じ理由で、URLの末尾に「index.html」があるかないかでも、両者は同じページのURLであるにもかかわらず、サーチエンジンでは別URLとして認識することがあります。
当然サーチエンジン側は、上記2つのURLにおけるアクセス数のカウントや評価を、2つのURLでそれぞれ別々に行ってしまいますし、それはSEO的にも大きく不利になります。
そのため、サイトのトップページURLを1つに統合し、かつそのことをサーチエンジンに認識させる必要が生じたわけです。

そこで私は「.htaccess」ファイルを使って301リダイレクト(強制移動)設定を行い、トップページのURLをひとつに統合。
具体的には以下のプログラムを「.htaccess」に書き込んだわけですね↓

RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^tanautsu\.net
RewriteRule (.*) https://www.tanautsu.net/$1 [R=301,L]

これは、WWWのないトップページURLでアクセスした場合、自動的かつ強制的にWWWのあるトップページに移動させるというもの。
ついでに以下のプログラムも書き足し、URLの末尾に「index.html」が存在するURLについても同様に強制移動するように設定しました↓

RewriteCond %{THE_REQUEST} ^.*/index.html
RewriteRule ^(.*)index.html$ https://www.tanautsu.net/$1 [R=301,L]

これで、「WWWのあるなし」と「index.htmlのあるなし」で実に4種類もの組み合わせが存在したタナウツのトップページは全て1つに統合されたわけです。

しかし、bingの検索結果でタナウツのトップページをようやく正しく反映されるようになったのは、TDP発覚から8ヶ月以上も経った2010年6月という遅さ。
しかもその時は5位という順位で、元の3位に返り咲くには7月初頭まで待たなければなりませんでした。
bingは元々サイト&ブログのページを登録してから検索結果に反映されるまでの時間が長い上に反映率も低いことで「使い勝手の悪いサーチエンジン」ではあったのですが、googleやYahoo!だと数日で変更が反映されることも珍しくないだけに、bingの評価はさらに下落の一途を辿りましたね。

タナウツのTDP問題は原因もはっきりしていましたし、発生したサーチエンジンもbingのみ、それもYahoo!提携前の小さなシェアの時に発覚したのが幸いして大勢に影響はほとんどありませんでした。
しかし、もしこれがgoogleやYahoo!で発生していたら……。
そう思うとぞっとせずにはいられなかった事件でしたね。

TwitterのOAuth認証不具合に伴う外部連携アプリ停止

本日早朝より、TwitterでOAuth認証が全く機能しなくなる不具合が発生。
OAuth認証はTwitter関連アプリのAPI認可を司っているため、今回の不具合によって、HootSuiteやアスク!リツイートなどといったTwitter外部連携アプリ提供サービスが軒並み機能不全状態に陥りました。
その他、Twitterの基本機能である「プロフィールの更新」「お気に入りに登録」などについても同様に使用できなくなりました。
不具合は昼過ぎ頃には解消され、現在は通常通りの処理が行えるようになっています。

最近は深夜帯にアクセス不能になる不具合も少なくなり、検索機能も一時期の惨状からは回復基調にあって、完全とは言い難いながらも何とか問題を克服したかと思えばこの不具合。
これほど頻繁に使用されながら、これほど頻繁に事故や不具合が発生するシステムも珍しいのではないかと思うのですが。
いいかげんどうにかならないものなのですかね、Twitterに慢性不具合発生病は。

日本になかなか浸透しないFacebookの問題点

ユーザー数が世界で5億人以上にも達し、今や名実共に世界一のSNSとなっているFacebook。
これを論拠にしているのか、巷の報道でも「Twitterの次はFacebookの時代だ!」「Facebookのリンク機能でポストGoogle時代がやってくる!」的な情報が飛び交っています。

かく言う私自身もそんな情報を信じ、先行投資とばかりにFacebookのユーザー登録を行ったクチだったりします(^^;;)。
ところが、実際にFacebookを使ってみると、これが思いのほか使い勝手が悪く、また巷の礼賛報道では全く言及されていなかった問題点も見えてきたことから、次第に「Facebookって本当に他のネットメディアを圧倒できるだけの力があるのか?」という疑問が少なからず出てきたんですよね。
現状を見る限り、Facebookはその礼賛評価とは程遠い状態にあると言わざるをえないところです。

1.世界的なユーザー数と日本限定のユーザー数の違い

まず、Facebookの絶対的優位を示す最有力要素となっているユーザー数ですが、確かに世界的なレベルで言えばユーザー数5億人と謳われ、その実力は一見揺るぎないものがあるように見えます。
しかし、こと日本に限定すると、そのユーザー数は2010年4月時点で未だ200万人にすら到達しておらず、日本の大手3大SNSであるmixi、GREE、モバゲータウンのせいぜい10分の1程度。
規模だけでいえば、Facebookは日本最大手の一角すら担えていません。

Facebookにおけるユーザー5億人以上の大部分は外国人。
彼らと会話するためには、すくなくとも他国語で会話が行えるレベルのスキルが当然のごとく要求されることになります。
一方で日本人のユーザー数は、Facebook総会員数全体からすれば圧倒的に少なく、日本人同士のコミュニティが成り立ちにくい事情があります。
必然的にFacebookは「外国にコミュニケーションが取れる友人がいる人のためのツール」になってしまい、これが日本人ユーザーから敬遠される要因のひとつとなっているわけです。
これでFacebookが日本市場を席捲できる方が変でしょう。

2.「一見さん」には複雑過ぎて分かり難いアプリケーション機能

Facebookの特徴として、多種多様なアプリケーション機能が充実しており、画像や動画の共有や他のWebサービスとの互換性にも優れているということがよく挙げられます。
ところが「多機能性」というのは「分かりやすさ」「手軽さ」としばしば反比例するもので、Facebookの場合、その多機能性が逆にFacebookへの新規参入を阻む大きな壁になっています。
多機能なシステムをユーザーに使いこなしてもらうためには、その多機能の中身をユーザーに理解させる必要がありますし、そのための「分かりやすい説明」なども付加しなければならないはずなのですが、Facebookのすくなくとも日本語版には、その辺りの配慮が全くと言って良いほど存在しません。
Facebookに参入したのは良いが、アプリケーションが多すぎてどれが「使える」機能なのか判断に迷う、また「使い方」に関する説明が不十分で分かり難く放置状態になっている、という人は結構多いのではないでしょうか。

mixiを含めた日本の大手SNSやTwitterがあそこまで成長しえたのは、「使い勝手の良さ」がまずあったからでしょう。もちろん機能が充実しているというのは大変重要なセールスポイントなのですが、それを大規模に普及させるためには「分かりやすさ」「手軽さ」が必要不可欠なのです。
分かり辛く使い難いシステムは、たとえ機能が充実していても初心者の多くが敬遠してしまいます。

しかも、Facebookが提供しているアプリケーションは必ずしも日本語対応になっているわけではなく、説明文全てが英語をはじめとする他国語で書かれていることも少なくありません。
それらのアプリケーションを使いこなすためには、これまた当然のことながら他国語で会話が行えるレベルのスキルがまたしても要求されることになります。
「分かりやすさ」「手軽さ」を追求する観点から見ても、言語の壁は無視できない大きな問題と言わざるをえないでしょう。

私自身、2010年7月7日時点でFacebook提供のアプリケーションで活用しているものはひとつもなく、唯一使おうとしたFacebookとTwitterの連携アプリは、両者のお家騒動絡みの問題からバグが修正されず使用不能で、しかたなくHootSuiteの同時投稿機能で代用する羽目になった始末(-_-;;)。
Facebookが売りにしているはずのユーザー数とアプリケーション機能でこうも大きな問題を抱えていては、Facebookが日本市場で既存の大手SNSを凌駕するなど夢のまた夢と言わざるをえないでしょう。
「使い勝手の良さ」という点でFacebookは、衰退傾向にあるはずのmixiや、携帯層を中心に勢力を伸ばしているGREEやモバゲータウンの足元にも及ばないのです。

世界最大のユーザー数を誇るはずのFacebookが日本で苦戦を余儀なくされている理由は、言語の壁と多機能「過ぎる」システム、そして何よりもそれらの問題に戸惑うであろう初心者を導き取り込むために必要不可欠なサポート体制の構築不足、の3つにその大部分が集約されます。
Facebookが今後日本で最大手のSNSにのし上がるためには、これらの問題の抜本的な解決が必要最低限やらなければならない課題となるでしょうね。

レンタル掲示板「OTD」が2011年6月30日に終了予定

livedoorのレンタル掲示板「OTD」の提供サービスが、1年後の2011年6月30日をもって完全に終了するそうです。
既存の掲示板も有料無料を問わず強制的に閉鎖され、2011年7月1日から閲覧できなくなるとのこと↓

http://blog.livedoor.jp/bbsnews/archives/51114136.html

これで困ったのが「田中芳樹を撃つ!掲示板」。
2001年4月から運用されている現行の4代目掲示板は「OTD」の掲示板レンタルサービスを使用しているため、1年以内に何らかの形で移転させる必要が出てきたわけです。
現時点でも9年以上使用されている掲示板なのですからそれなりに思い入れもありますし、運用面でも利用面でも特に不便を感じていたわけではなかったので、できれば今後も使い続けていきたかったのですけどね(T_T)。

かつてはサイト運営のステータスシンボルでさえあった掲示板レンタルサービスも、ブログやSNSにシェアの大部分を奪われ、現在では悲惨なまでに縮小の一途を辿っています。
提供されるサービスがここ数年ほとんど変わっていない掲示板レンタルサービスが市場原理で淘汰されていくのは時代の流れというものなのでしょうが、それでも長年掲示板を利用してきた人間としてはやはり寂寥の感を禁じえませんね。

相互リツイート(RT)支援サービス「アスク!リツイート」について

2010年6月時点におけるタナウツSMO(ソーシャルメディア最適化)戦略の要となっている「アスク!リツイート」。
これは、他人のツイートをRTするのと引き換えに、指定した自分のツイートを他人にRTしてもらう、Twitterにおける宣伝広報に最適な相互リツイート(RT)支援サービスの提供を目的としているサイトです。

私がここの存在を知ったのは、まだTwitterを始めたばかりの今年の4月半ば頃。
元々タナウツの宣伝広報が目的でTwitterに参入していた私は、半信半疑ながらも無料なことも相まってダメ元で登録を行い、既存のツイートのいくつかを試しに指定してみたんですよね。
そしたら数日のうちに30前後のRTが行われ、さらにそのRTに対するリプライツイートも複数回行われるに至り、その効果の程が証明されたわけです。

その結果を受けて私は「これは使える!」と確信し、「アスク!リツイート」を積極的に活用していくことを決断。
以後、「アスク!リツイート」に登録されている大量のツイートのRTを行っていき、ポイントを荒稼ぎして、いつでもツイートの拡散が行える体制を整えていきました。
そのために私がRTした数は、Twitter商館における全ツイートの実に3分の2以上にも達しています。

ただしこれには当然のことながら大きな代償が伴いました。
あまりにも大量の連続RTでTwitter商館のユーザータイムラインが埋め尽くされたばかりか、肝心の私自身のツイートすらも完全に見えなくなってしまったのです(T_T)。
さすがに「これはマズい」と私は危機感を覚えざるをえませんでした。
そこで私は、Twitterとは別にブログを設置してそこに私自身のツイートを保存する、という対策を思いつき、そのための方法を模索するに至ります。

そしてそこから紆余曲折を経て誕生したのが、tanautsu.netドメイン内に設置されたタナウツネット雑記ブログ、つまり当ブログということになります。
いわば「アスク!リツイート」の宿命的な問題からこのブログは生まれたわけですね。
このブログを設置する際にも色々なエピソードがあったのですが、それはまた後日の話に。

Twitterにおけるツイートの広域配信ツールとして、またSMOの要として大いに活用できる相互リツイート(RT)支援サービス「アスク!リツイート」。
Twitterユーザーの方で大々的な宣伝広告を行いたいと考えている方は、この機会に一度「アスク!リツイート」を試用されてみてはいかがでしょうか。

http://re-tweet.net/5174.htm

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