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新車プリウスの購入と乗車の感想

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2012年9月に、実に6年半ぶりとなる新車の買い替えを行いました。
新しい車は、トヨタ製ハイブリット車のプリウス。
ハイブリット車の導入は今回が初めてとなるのですが、さすが色々と話題になるだけあって、これまでのクルマとは一味違った機能と乗り心地を堪能しています。
今回はそんなクルマの話を少し。

私は地方在住ということもあり、クルマは元々生活必需品のひとつでもあります。
東京のような充実した鉄道網など地方には期待のしようもないのですし、ましてや私が住んでいる熊本県は、人口の割に鉄道網の整備が著しく遅れている地域なのですから、そうなるのも当然のことではあるのですが。
そんなわけで「日常生活の足」として必要不可欠なクルマなのですが、私の場合は「せっかくの足なのだから可能な限りよいクルマを」ということで、だいたい平均4~5年のスパンでクルマを買い替えるよう努めていたりします。
過去に私が購入したクルマは以下の通り(横の年代は所有していた時期)↓

スズキ カルタス(1995年~1999年)
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トヨタ カローラワゴン(1999年~2001年)
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トヨタ オーパ(2001年~2006年)
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トヨタ アイシス(2006年~2012年)
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クルマに慣れるための練習用として最初から割り切って買った最初のカルタス以外は、何故か全てトヨタ製のクルマだったりします(苦笑)。
今回も含めてその時々の買い替えの際には、一応ホンダや日産のクルマなども候補には入っていたのですが、結果的には「当て馬」にしかなっていなかった感じですね。
ちなみに今回の場合、「今度買う車は燃費の良いハイブリット車にしよう」ということが最初から決まっていたのですが、当初はプリウスではなく、トヨタのハイブリット車アクアとホンダのハイブリット車フィットシャトルが、買い替え候補として挙がっていました。

トヨタ アクア
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ホンダ フィットシャトル
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しかし、アクアは車体の全長があまりにも短すぎる(4mに満たず、アイシスと比較すると70㎝以上も短くなる)上、カーナビなどのオプションを色々とつけていたらプリウスに迫る購入価格にまでなってしまい(見積価格を比較したら20万弱程度しか差がなかった)、「それならば最初からプリウスにした方が良い」ということになって、あっさりとプリウスに取って代わられてしまいました(苦笑)。
そしてフィットシャトルの方は、車体や装備的にはまずまずのものがあったのですが、いざ試乗してみたら、どうにもその「パワーのなさ」が妙に引っかかってならなかったんですよね。
フィットシャトルは排気量1300ccで、元々アクアよりも排気量が少ないクルマではあったのですが、車体が大きいのに排気量や馬力が少ないという弊害がここにきて違和感として現れた感じでしたね。
結局、この違和感が決定打となってしまい、フィットシャトルも買い替え候補車から脱落することに。
そんな流れで、今回めでたくプリウスが買い替え対象車として選定されることになったわけです。

ちなみにプリウスの購入が決定した際、「どうせプリウスを買うのならプリウスαの方が良いのではないか?」という考えも当然ありました。
以前にも述べたことがあるのですが、私は元々ステーションワゴンやミニバン系のクルマが好きで、かつプリウスαの車体はその用途を充分に満たしているように見えたのですから。

トヨタ プリウスα
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しかし、実際にネッツトヨタの店で実物の確認を行ったところ、プリウスαは後部座席と荷物置き場が完全フラットにならないことが分かったんですよね。
後部座席を倒して後ろを広くすること自体はできたのですが、後部座席と荷物置き場との間で段差が生じてしまうのです。
それに対し、プリウスの方は車体の全長がプリウスαよりも短いものの、後部座席を倒すことで「段差のないフラット空間」を作ることが可能でした。
私がステーションワゴンやミニバンを好む最大の理由は、後ろを段差のない完全フラット状態にできることにあったわけですから、その点ではプリウスαよりもプリウスの方が要望に叶っていたわけです。
プリウスαの車体自体はプリウスよりも好みであっただけに、この決定的な格差だけは実に惜しいものがありましたねぇ(T_T)。

さて、そんな紆余曲折あって購入した新車プリウスですが、確かに燃費については巷で高く評価されるだけのことはありますね。
公式サイトや宣伝などに書かれている「30~35㎞/L」という燃費はあくまでも「カタログスペック」でしかなく、実際にはそこまで行かないということではあったのですが、それでも近場を走っているだけで平均17~18㎞/L、遠出をすれば22~26㎞/Lまで伸ばすことが可能です。
これまでのクルマでは、近場をうろつくだけだと7~8㎞/L、遠出をしても10~12㎞/Lの燃費しかなかったのですから、それを鑑みれば実に倍以上燃費が向上していることになります。
さらにプリウスには、電気だけをエネルギーとして動く「EVモード」と呼ばれる機能が搭載されています。
これは、あらかじめバッテリーに電気が充電されている時に、エンジンを起動することなくバッテリーからクルマを動かすことができるという優れもので、特に駐車場などでの短距離・低速走行を行う際には非常に便利なシロモノです。
クルマが最も燃料を食うのはクルマの発進時であるため、これを上手く活用すれば更なる燃費の節約も可能となるわけです。
また、「EVモード」で動いている際のプリウスはエンジン音がないため、「本当に稼働しているのか?」という疑問すら浮かんでしまうほどの静粛性を誇っています。
プリウスの静粛性は燃費と並んで結構話題になってはいましたが、実際に見るとまさに想像以上の静粛性ですね。
往年のアメリカTVドラマ「ナイトライダー」シリーズに登場するドリームカー・ナイト2000こと「KITT」の基本性能の中に、エンジン音を消してクルマを静かに走行させる「サイレントモード」と呼ばれるものがあったのですが、プリウスはそれをリアルで実装しているわけです。
カーナビ・TV電話に続き、またひとつ「ナイトライダー」の世界が近づいたわけで、技術の進歩は凄いなぁと改めて感動してしまったものでした。

燃費や性能的には文句のつけようのないプリウスですが、その長所を生かしきれるか否かは私の今後の運用次第といったところですね。
あまり長距離を走ることがなければ、せっかくの長所も宝の持ち腐れとなってしまうのですが、果たしてどうなることやら。

「マジカル頭脳パワー!!」の発展?番組「快脳!マジかるハテナ」

往年の人気TV番組「マジカル頭脳パワー!!」をベースとする新番組が2012年10月から、毎週木曜日19時からスタートするみたいですね。
新番組名は「快脳!マジかるハテナ」。

http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/tv/tnews/20120828-OYT8T00633.htm
>   日本テレビは、様々な脳トレクイズの先駆けとなった「マジカル頭脳パワー!!」を発展させた新番組「快脳!マジかるハテナ」(毎週木曜夜7・00)を10月からスタートさせる。司会は人気お笑いコンビの雨上がり決死隊と、日テレ朝の顔である桝太一アナウンサーが務める。
>
>  「マジカル頭脳パワー!!」は、知識も、学力もいらず、頭のキレやひらめきだけで楽しめるクイズ番組として1990年から99年まで放送され、大人気を博した。
>
>  
「快脳!マジかるハテナ」は、前身番組の楽しさと魅力を受け継ぎ、見て楽しむだけでなく学校や会社などでも出しあって楽しめるクイズを満載していく。
>
>  司会を務める桝アナは、ゴールデンタイム(午後7~10時)の番組のレギュラー出演は初めて。マジメ一辺倒の東京大学卒の桝アナが、バラエティー番組の大先輩となる雨上がりの2人によって、どんな顔を見せるのかも見所になるという。
>
>  雨上がり決死隊の宮迫博之は「『マジカル』の冠がついたクイズ番組をやらせていただくのは、光栄でもあり、不安でもあり…ですが、とにかく楽しんで、盛り上げていきたいです」とコメント。蛍原徹も「他の番組でクイズに答えることはあまりないのですが、この番組ではクイズにたくさん答えて、自分の、『意外な新しい一面』をみせられるよう、頑張ります」と意気込む。
>
>  桝アナも「ゴールデン初の司会の仕事なので、緊張しております。とにかく、真剣に謙虚に取り組んでいきます。個人的にクイズも大好きなので、楽しみにしていマス!」と語っている。

前身番組を楽しさと魅力を受け継ぐとのことですが、「マジカル頭脳パワー!!」は放映された時期によって番組構成もクイズ内容も大きく異なるんですよね。
マジカルミステリー劇場などのレベルの高いクイズをメインに出題していた初期。
ユニークなクイズが増え、一般視聴者も手軽に楽しみやすくなった中盤前期。
「マジカルバナナ」等に代表されるパーティゲームがメインとなり、視聴率が最盛期を誇った中盤後期。
そして、所ジョージが降板し、番組形態が崩壊の一途を辿っていった末期。
個人的には初期から中盤前期頃が一番面白い番組でした。
司会者の板東英二&番組スタッフVS最強の解答者だった所ジョージの対決構図、全体的にレベルの高い解答者同士の頭脳戦と誰もが楽しめる掛け合い、クイズの質の高さと面白さなどが魅力で、当時は何かと番組を中止に追い込むプロ野球中継の頻発をウザく思いながら、毎週欠かさず見ていたものでした。
ちなみに余談ながら、私がプロ野球を本格的に毛嫌いするようになったのもこの頃からですね(苦笑)。
しかし、「マジカルバナナ」に代表されるパーティゲームが台頭した中盤後期から、番組構成がどんどん芸能人達の内輪な集い的なものへと変質していき、さらにそこへ所ジョージの降板が事実上のトドメを刺す形で次第に視聴しなくなっていき、最後の1年間は「ああ、まだやってたの?」的なものにまで成り下がっていました。
当時もつくづく思ったものでしたが、「マジカル頭脳パワー!!」は所ジョージがいてこその番組でしたからねぇ(-_-;;)。
テレビ番組も、あの当時はあれだけ輝いていたのだなぁ、と昨今の惨状を鑑みるとついつい嘆きたくもなってしまいますね(T_T)。

その「マジカル頭脳パワー!!」が今回、装いも新たにリニューアルされ日本テレビ系列で放映されることが決定したわけです。
ファンとしては本来喜ぶべきところなのでしょうが、しかし前述のように「マジカル頭脳パワー!!」は放映時期によってその面白さは大きな開きがあります。
そして、今のテレビ局の放送体質から考えると、視聴者的には本当に面白かった初期や中盤前期よりも、今のスタンダードな芸能バラエティ番組的な要素を持つ中盤後期や末期のスタイルを採用する可能性の方がはるかに高いと言わざるをえないところなんですよね。
今の内輪かつ馴れ合いな芸能バラエティ番組に慣れてしまった芸能人達が、往時の板東英二や所ジョージ並の凄腕な頭脳とユーモアセンスを披露してくれるとも考えにくいですし。
もちろん、予測に反して板東英二や所ジョージの再来と言わんばかりの頭脳とユーモアセンスを持った人間が登場する可能性も、今のテレビ局のスタンスではおよそ絶望的とは言え、万が一にもないとは限らないのですが……。
最初の1回だけは懐かしさも手伝ってそれなりの視聴率を達成できるかもしれませんが、2回目以降が続かなくなる可能性がかなり高いのではないかと。
視聴率の低迷に悩み苦しむテレビ局も、いよいよ本格的なネタ切れ時代に突入した、ということになってしまうのでしょうかねぇ……。

情報番組「ZIP!」の兄弟犬「ZIPPEI(ジッペイ)」が熱中症で死去

日本テレビ系の朝の情報番組「ZIP!」で人気の兄弟犬「ZIPPEI(ジッペイ)」が、車内熱中症で死亡していたことが判明しました。
飼い主が9匹の犬を連れて車で外出時、停めていた車のエアコンが切れたことが原因なのだそうです↓

http://megalodon.jp/2012-0811-0210-02/sankei.jp.msn.com/entertainments/news/120810/ent12081011380014-n1.htm
>  日本テレビ系の朝の情報番組「ZIP!」で人気の兄弟犬「ZIPPEI(ジッペイ)」が、車内熱中症で死んでいたことが10日、わかった。日テレが同日放送した同番組内で発表した。
>
>  同局によると、ZIPPEI兄弟の飼い主が9日、兄弟を含む9匹の犬を連れて車で外出。
外出先で日陰の駐車場に車を止め、犬を車内に残して車を離れた。約1時間後に車に戻ったところ、つけたままにしておいたエアコンが停止しており、9匹ともぐったりしていたという。介抱したが、番組に出演していた兄弟を含む7匹が死んだ。
>
>  ZIPPEI兄弟はシベリア原産のスピッツ「サモエド」で、いずれも4歳。同番組が始まった昨年5月から出演し、人気を集めていた。番組制作以外では通常、飼い主のもとで過ごしており、兄は今月7日から、弟は先月21日から、それぞれロケを終えて飼い主に戻されていたという。

真夏の車内に長時間犬を、それも9匹も残すって、この飼い主は犬の管理がまるでなっていないとしか言いようがないですね。
私の実家も室内犬のマルチーズを5匹飼っているのですが、冬ならまだしも、真夏の車に長時間犬を放置なんて思いもよらないのですが。
昨今の「熱い」夏は犬にとっても負担が大きいものであり、この時期は散歩時ですら、熱されたアスファルトで足の肉球を火傷したり、「照り返し」でバテてしまったりすることが珍しくもありません。
そのため、散歩は日中の時間帯を避け、朝か夕方の気温が下がった時間帯に行ったり、靴を履かせたり熱中症対策の水を常に携帯したりといった慎重な配慮が、飼い主には当然求められます。
散歩でさえそうなのに、ましてや蒸し焼きになるのが確実な日中の車内に長時間置いて留守にするなど、自殺行為も甚だしい非常識な扱いだったと言わざるをえないところなのですが。
エアコンが何故停まっていたのかは不明ですが、たとえ過失であるにせよ、飼い主の犬の管理は雑もいいところだったと評さざるをえないでしょう。
飼い主が犬を本当に可愛がっていればいるほど、今回の事件でのショックは大きなものになるのではないかとは思うのですが……。

ところで、私は件の番組は全く見ていなかったのですが、「ZIPPEI(ジッペイ)」という犬には、以前にも「テレビ局からの要請による声帯手術疑惑」というネタで騒がれていたことがあったみたいですね。
日本テレビによれば、手術はあくまでもテレビ出演以前から飼い主が行っていたもので、その目的は近所のクレーム対策だったとのことですが↓

人気犬ジッペイ声帯手術に批判 提供元「出演目的の切除でない」
http://www.j-cast.com/2012/02/03121184.html?p=all

テレビの出演目的から犬に声帯手術を施した、というのであれば論外もいいところですが、近所からのクレーム対策としてのそれは決してありえないことではない、とは私も思わずにはいられないですね。
私の実家の犬達も、声帯手術は受けていないものの、避妊手術ならば施していたりしますし。
実家の犬達の場合は、つがいのマルチーズに1度仔犬を産ませた上で全犬に手術を施す、という経緯を辿っているのですが。
犬の避妊手術は、仔犬が悪戯に産まれて管理が困難になることを事前に防ぐという以外にも、性器関係の犬の病気を事前に予防するという意味合いもあり、人間が犬を飼うための必要悪という一面もあります。
声帯手術なども、犬の鳴き声がうるさく、かついくら躾をしても改善の見込みがなく、近所から苦情が来るような騒ぎにまでなれば、必要に迫られて……という面は確実にあるのではないかと。
実際、私の実家の犬達も、普段は大人しいものの、家に来客や宅配便などが来たり、散歩時に余所の犬と遭遇したりした際には、狂ったように吠えかかったりするものですし。
この辺りは「人間の都合」という要素も絡んでくるので、単純に「悪」と決めつけて断罪できるものではないでしょうね。
もちろん、もし「ZIPPEI(ジッペイ)」がテレビ出演目的で声帯手術を受けていたというのであれば、話の構図はまた違ってくるでしょうけど。

飼い主の杜撰な管理で「ZIPPEI(ジッペイ)」兄弟は死んでしまったわけですが、日本テレビ系列番組の「ZIP!」の今後は一体どうなるのでしょうかね?
番組自体は犬をメインにしたものではないでしょうから、番組消滅まではさすがにいかないでしょうけど、コーナー自体がなくなる可能性は充分に考えられるかと。
ある程度の冷却期間を置いて再び別の犬を「番組の顔」として持ってくる、という可能性もなくはないでしょうが、テレ東系列の「LOVE!○○くんが行く!」シリーズの旅行犬達の病死と違って、こちらは事故死に近いものがありますからねぇ。
下手に復活させても、番組どころかテレビ局のイメージそのものが大幅にダウンするリスクもありますし、コーナーの行方が気になるところではあります。

「ナイトライダーネクスト」のDVD発売&レンタル開始

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アメリカの人気テレビドラマシリーズ「ナイトライダー」の続編となる「ナイトライダーネクスト」のDVD&ブルーレイボックスが発売されたそうですね。
2012年7月3日に前半部の、8月2日に後半部のテレビ放映分が収録されたものが、それぞれ発売されるのだそうで↓

http://www.cinematoday.jp/page/N0043640
>  [シネマトゥデイ映画ニュース] 1980年代に人気を博したテレビドラマ「ナイトライダー」の新シリーズ「ナイトライダー ネクスト」に登場する、人工知能搭載のスペシャルカー「ナイト3000」(キット)が初来日を果たし、3日、東京夢の島マリーナで行われたDVD&ブルーレイ発売記念記者発表会に登場した。
>
>  まだ日本に到着したばかりというキットは、おなじみの声で「皆さん、こんにちは。ナイト3000、通称キットです。ナイトといっても夜ではありません。騎士のナイトです」とまずはダジャレであいさつ。さらに「DVDとブルーレイが1枚でも多く売れるよう、ぜひ宣伝活動のご協力をよろしくお願いします」と来日の目的をよく認識して、作品のPRを欠かさなかった。
>
>  そんなキットが日本で行ってみたい場所はといえば、この日もマリーナからその雄姿が見られた東京スカイツリー。キットによれば「ブルーレイボックスのアウターケースの厚さが2.4センチですから、634メートルの東京スカイツリーまで積み重ねますと、2万6,417枚で高さを超えます。ですから、ブルーレイの売上目標としては2万6,417枚をオススメします」とのことで、瞬時の計算でスーパーマシンぶりを発揮していた。
>
>  またこの日は、ミスFLASH2012の3人(遠野千夏、葉加瀬マイ、小松美咲)が応援に駆け付けたが、キットは「わたしは人間には興味がありません」とすげない反応。しかしここでもすぐに「マイケルがいたら大変です。マイケルは美人が大好きですから」とつなげ、あいにく相棒不在のこの日だったが、パートナーの特徴をよくつかんだ名コンビぶりを見せていた。
>
>  本作は1980年代に人気を博した「ナイトライダー」の新シリーズ。登場するスペシャルカーはナイト2000からナイト3000へパワーアップし、旧シリーズでドライバーだったマイケル・ナイトの息子マイク・トレーサーがナイト3000を操る。(取材・文:長谷川亮)
>
>
海外ドラマ「ナイトライダー ネクスト」DVDとブルーレイボックスは7月3日発売 税込み価格 DVD :2万4,000円、ブルーレイ:2万6,000円) レンタルも同日開始

ちなみに公式サイトはこちら↓

http://knightridernext.com/

以前フジテレビ系列で深夜放映されていた際は「関東限定」などという、都会と地方の地域間格差を象徴するような弊害がくっついている始末でしたからねぇ(-_-;;)。
おかげで、九州在住の私は全く観賞できないという事態に直面する羽目に(T_T)。
一昔前ならともかく、ネットや携帯機器などの情報獲得ツールが著しく発達したこのご時勢にこんなありえない地域間格差があるのも、テレビが衰退する理由のひとつなのではないか、と少々八つ当たり気味ながらも思わずにいられないところなのですけどね(苦笑)。
まあ、この手の地域間格差が存在するのは何もテレビに限ったことではなく、映画やその他の媒体などでも似たような話があったりするのですが。

それはさておき、熊本でもレンタルで観賞することができるのであれば、ナイトライダーファンとしては是非とも観賞したいところですね。
しばらくは慢性的な「貸し出し中」状態が続くでしょうから、ある程度時間が経ってからということにはなりそうですが。

TBSが映画専門番組を18年半ぶりに復活

TBS系列の2012年4月の番組改変で、映画専門枠の番組が18年半ぶりに復活するとのことです。
番組名は「水曜プレミアシネマ」。

http://megalodon.jp/2012-0308-0854-58/www.cinematoday.jp/page/N0039893
>  [シネマトゥデイ映画ニュース] 29日、TBSは4月期の番組改編説明を東京・赤坂の放送センターで行い、18年半ぶりに映画専門枠を復活させることを明らかにした。番組名は「水曜プレミアシネマ」となり、4月4日から毎週水曜21:00の放送、長年苦戦を強いられてきたという同時間帯の底上げを狙う。
>
>  
TBSの映画枠としては、1993年に終了した「水曜ロードショー」以来18年半ぶりの映画専門枠新設となる同番組。同局では、特に水曜のゴールデン・プライム帯の視聴率で長年苦戦を強いられており、2ケタを取るのもやっとの状態だったというが、本番組でその改善を目指す。
>
>  近年、テレビドラマの続編やコラボレーションによる自社出資映画が増加する中、同局も公開が迫る映画『劇場版 SPEC~天~』などを製作している。番組では、『ROOKIES -卒業-』などの人気邦画はもちろん、海外のヒット作をラインナップし、水曜日の固定ファン獲得を狙う。近年テレビ各局の映画枠に関しては、映画以外のスペシャルドラマと並行した放送が行われるなど、一時期に比べ明らかに減少傾向となっており、18年半ぶりのTBS映画専門枠の復活は、新旧映画ファンにとってうれしい知らせだろう。
>
>  そのほか同局では、企画にバリエーションを持たせることにポイントを置いた昨年の10月改編の多様化を進め、各曜日の「タテの流れ」を意識した編成を展開予定。お笑いコンビさまぁ~ずの深夜番組がゴールデンに進出する「まさかのホントバラエティー イカさまタコさま」(水曜19:00)や、錦戸亮が現役アイドルの本人役として出演、実際のTBS番組とも積極的なかかわりを持っていく「パパはアイドル!(仮)」(木曜21:00)、中居正広と江角マキコ、AKB48が司会を務める音楽バラエティーなど、ドラマ・バラエティーにも強力なラインナップをそろえる。(編集部・入倉功一)
>
> 「水曜プレミアシネマ」は4月4日 水曜21:00より放送開始予定

TBSにおける映画専門枠の復活は、単にTBS自体の衰退を示すのみならず、ここ最近の映画の隆盛とTVの凋落を象徴するものでもあるでしょう。
何しろ、TBSが映画専門枠を18年半ぶりに復活させる最大の理由は、「21時から放映されている自社製作のドラマ番組等で視聴率が取れない」ことにあるのですから。
まあ番組の制作費をケチりまくったり、特定層にしかウケない脚本によるストーリーが何度も披露されたりしては、むしろそうならない方が不思議ではあるのですが。
かつて映画を衰退に追いやったTVが、自身の衰退に歯止めをかけるために映画に頼らざるをえなくなる、というのは何とも皮肉な話で笑ってしまいますね。

ただ、今回の措置が果たして視聴率回復の一手となるかは正直微妙なところではありますね。
映画をTV放映する際、2時間という放映時間の枠内に映画を収める目的や、残虐描写や性描写等に対する規制が厳しいことなどから、シーンのあちこちがカットされてしまうことがよくあります。
しかし、映画館やレンタルDVDなどで作品を観賞すれば、全編ノーカットの内容を生で観ることができるのですし、そもそも余計なCMがたびたび入ることもないのですから、その点では映画館&レンタルDVDに対して圧倒的に不利と言えます。
年間に何本も映画を観るような人間であればあるほど、この問題は無視できないものになりますし、カットされる映像の中に重要な描写があろうものなら論外もいいところです。
そうでなくても、TV局による金太郎飴的な視聴率至上主義の番組作成によって、世間一般ではテレビ離れが著しく加速しているというのに。
如何にカットを少なくし、ウザいCMを上手く番組内にはめ込むかに、今回の企画の成否が左右されると言っても過言ではないのですが、果たして今のテレビ局にそんな柔軟性があるのかどうか、心許ない限りではあります。

逆に、昔と違って有利な点があるとすれば、テレビ局が主催して製作した映画というのが昔と比べて飛躍的に増えている点でしょうか。
映画「麒麟の翼」や2012年4月公開予定の映画「SPEC~天~」などのように「テレビドラマの続編が映画に進出した作品」や、映画「大奥」のように「映画→テレビドラマ→映画」という流れでコラボレーションを組んでいる作品など、昔だったらありえないような構成の映画が増えていますし、映画単独でもテレビ局が主催しているものが少なからず存在します。
それらの作品は当然、著作権料や放映料などがこれまでよりも安くなるでしょうから当然経費の削減にもなりますし、また映画とテレビの連携企画などもこれまでよりずっとやりやすくなり、そこから映画ファンを引き込むことも可能となるわけです。
日本テレビなどはこれで少なからぬ成功を収めていますし、TBSもこれにあやかったのではないのかなぁ、と。
さし当たっては、映画「大奥」が「水曜プレミアシネマ」で放映されるのはほぼ確実でしょうね。
「大奥」シリーズは、映画版も続編となるテレビドラマ版も全てTBS系列主催ですし。

TBSの試み、果たして成功しますかねぇ。

ブランドは何とか存続するらしいハドソン

コナミの子会社に吸収合併されるゲーム会社ハドソンの続報ですが、どうやら会社のブランド自体は消滅することなく何とか生き残るとのこと。

http://megalodon.jp/2012-0118-1803-13/www.hudson.co.jp/osirase00.html
> 2012年1月18日
> 株式会社ハドソン
> 平素からハドソン商品をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
>
> 株式会社ハドソンは、2012年1月19日開催の株主総会での決議をもって、3月1日に株式会社コナミデジタルエンタテインメントと合併いたします。
> 今後もコナミグループの一員として、お客さまに新しいエンタテインメントをお届けできるよう努力してまいります。
>
> なお、
合併後も『ハドソン』ブランドの商品・サービスは、展開を継続いたしますので、これまでと変わらぬご愛顧を賜わりますようお願い申し上げます。

http://megalodon.jp/2012-0118-1815-24/www.itmedia.co.jp/news/articles/1201/18/news098.html
>  ハドソンは1月18日、吸収合併で解散後もハドソンブランドの商品・サービスは展開を続ける方針を明らかにした。
>
>  上原和彦社長名で、合併についてWebサイトで告知。「合併後も『ハドソン』ブランドの商品・サービスは、展開を継続いたしますので、これまでと変わらぬご愛顧を賜わりますようお願い申し上げます」としている。
>
>  ハドソンは3月1日付けでコナミデジタルエンタテインメントが吸収合併し、解散する。

吸収合併後におけるハドソンのブランドは、あくまでもコナミデジタルエンタテインメントの一部としてソフトを出したりサポート対応をしたりするようになるのでしょう。
とはいえ、既に桃鉄シリーズは終了が確定してしまっているわけですし、高橋名人をはじめとする古参の社員&開発スタッフも軒並み去ってしまっている現状では、よほどのことでもない限り先細りは確実ですし、復活の目も厳しそうではあるのですが。

今後ありそうな展開としては、過去に出した作品の再リメイクといったところになるのかなぁ、と。
もっとも、ハドソンのソフトはPS2やモバイルゲームなどで結構リメイクされていたりするので、それをやっても今更な感は否めないところですけど。

ゲームメーカー・ハドソンが2012年3月1日付で解散

コナミの完全子会社になっている往年のゲーム会社ハドソンが、同じコナミの子会社であるコナミデジタルエンタテインメント(KDE)に吸収合併されることが明らかになりました。
合併日となる2012年3月1日をもって、ハドソンは解散することになります。

http://megalodon.jp/2012-0117-2203-21/www.itmedia.co.jp/news/articles/1201/17/news114.html
>  コナミデジタルエンタテインメント(KDE)は3月1日付けでハドソンを吸収合併し、ハドソンは解散する。ハドソンが1月17日、関東財務局長に提出した臨時報告書で明らかになった。
>
>  KDEの親会社・コナミは昨年4月にハドソンを完全子会社化。ハドソンは携帯電話向けコンテンツを制作しているが、「SNS分野におけるビジネスチャンス拡大に向け、グループのデジタルエンタテインメント事業の中核会社であるKDEに経営資源を集中し、より一層の連携強化を図る」として合併する。
>
>  ハドソンは1973年、札幌市のアマチュア無線機器販売店としてスタート。その後パソコン用ゲームソフトの販売に乗り出し、任天堂「ファミリーコンピュータ」向けソフトに進出。「バンゲリングベイ」などで知られ、「ファミリーベーシック」を任天堂と共同開発した。

コナミに完全子会社化された上、高橋名人がハドソンを退社するなど、暗いニュースが続きまくっていたハドソンも、とうとう年貢の納め時が来てしまったわけですね。
ここ数年では最大の売りで「会社の看板」となっていた桃太郎電鉄シリーズも、東日本大震災勃発によって最新作が製作中止を余儀なくされた挙句、開発スタッフの離反もあってシリーズそのものにまで終止符が打たれてしまいましたし。

http://megalodon.jp/2012-0117-2243-51/news.nicovideo.jp/watch/nw161044
>  『桃太郎電鉄』シリーズが終了する。ゲームクリエイターで『桃太郎電鉄』シリーズ生みの親であるさくまあきら氏は2011年12月11日夜、ニコニコ生放送の番組「小池一夫のニコニコキャラクター塾!」で、来年1月に発売されるドコモ携帯向けの『桃太郎電鉄 東海編』を最後にシリーズを終了させることを明らかにした。
>
>  さくま氏は『桃太郎電鉄』の生みの親で20年以上に渡りシリーズを作ってきたが、番組では2012年1月リリースの携帯電話向け『東海編』を最後にシリーズを終了させることを宣言した。司会の漫画原作者・小池一夫氏から「なんか裏がありそうだな」とその理由を尋ねられたさくま氏は、同シリーズを発売してきたハドソンが同じくゲームメーカー・コナミの完全子会社になったことに触れ、
>
> 「(ハドソンには)10年間僕と一緒にゲームを作ってきた優秀な連中がいたから、ゲームを作ってこられた。だが、この4人のトップレギュラーのうち3人が新しい会社は息苦しいと言って辞めた」
>
> と語り、「あのメンバーを作るのに10年かかった。同じものをまた作るのは難しい」と終了に至った経緯を説明。今後も過去タイトルの移植が発売される可能性は残しつつも、新作が出ることはないとした。

子供の頃からハドソンのゲームソフトを楽しんできた一ファンとしてはやはり寂しい限りですね。
最近でもNintendo Wiiから発売された「デカスポルタ」というスポーツゲームを購入していましたし。
飛ぶ鳥を落とす勢いだった80年代後半以来のハドソンファンだった私としては、「栄枯盛衰」という格言の生きた実例を実地で目の当たりにした感じです。
会社の解散はもうどうしようもないでしょうが、せめて社員達は新しい職場でまた活躍を続けて欲しいものですね。

「ナイトライダー」シリーズの続編「ナイトライダーネクスト」日本放映決定

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往年の人気アメリカTVドラマ「ナイトライダー」の新作シリーズ「ナイトライダー ネクスト」が、2012年1月16日よりフジテレビ系列の深夜帯で放映されるそうです↓

http://megalodon.jp/2012-0115-1523-29/www.cinematoday.jp/page/N0038493
>  [シネマトゥデイ映画ニュース] 1980年代初頭にアメリカで放映され、日本でも大ヒットした海外ドラマ「ナイトライダー」のカムバック作品「ナイトライダー ネクスト」の日本放映がついに開始される。
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>  「ナイトライダー」はアメリカで1982年から1986年まで、80以上のエピソードが放映されたアクションドラマ。元刑事の主人公マイケル・ナイトが、人工知能KITTを搭載した、言葉の話せるスーパーカー「ナイト2000」と共に、正義の騎士として悪と戦う姿を描く。
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>  日本でも放映され多くのファンを獲得、マイケルを演じたデヴィッド・ハッセルホフの出世作となった。当時放映されたエピソードは思い出せなくとも、KITTに搭載された夢のような機能の数々や、印象的な効果音、テーマ曲を覚えている人も多いはず。
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>  そんな人気シリーズの新作が、フジテレビの深夜枠で放送開始。主人公は、マイケルの息子であるマイク・トレーサーにバトンタッチし、スタイルもガラリと変わり、変形機能を搭載して復活したニューマシーン「ナイト3000」と共に悪と戦う。英語版では、人工知能KITTの声をヴァル・キルマーが担当。アメリカでは2008年に放送されていたもので、ようやくの日本放送となる。
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>  本作の「序章」にはデヴィッド演じるマイケル・ナイトがゲスト出演し、日本語吹替えを当時マイケルの声を演じたささきいさおが担当、さらにKITTの吹替えも当時と同じく野島昭生が担当し、日本でのシリーズ人気を盛り上げたコンビの登場となる。往年のファンにとっては、絶対に見逃せない放送となりそうだ。(編集部・入倉功一)
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> 「ナイトライダー ネクスト」は1月16日からフジテレビにて放送開始。「序章・前編」を1月16日深夜26:45~27:35、「序章・後編」を1月23日深夜26:45~27:45、1月30日から第1話~第17話を毎週月曜日の深夜26:30より放送する

往年の「ナイトライダー」シリーズは私も大のファンで、テレビ放映当時はリアルタイムで観賞していましたし、1990年代に熊本で再放送されていた際も熱心に追っていたものでした。
新型車となる「ナイト3000」は、画像を見る限りでは旧「ナイト2000」よりもクルマの形状がゴツくなっている感じはありますが、wikipediaによれば「トランスフォーマー」のごとき変形機能もあるのだとか。
旧「ナイト2000」に搭載されていた機能のいくつかは明らかに時代を先取りしたものがありました(カーナビやTV電話など)が、「ナイト3000」のそれは一体どうなるのやら。
放映時間がアレなのでリアルタイムでの視聴は無理ですが、機会があれば観てみたいものですね。

「若者のテレビ離れ」を招いたテレビ局の問題

厚生労働省の「全国家庭児童調査」によると、テレビを観ない子供が2004年よりも2倍強にまで急増しているそうです。

http://megalodon.jp/2011-1223-1950-38/sankei.jp.msn.com/life/news/111223/trd11122313450013-n1.htm
>   テレビやDVDを「ほとんど見ない」と答えた子どもの割合が2009年は6.6%に上り、2.6%だった前回04年調査の2倍超に増えたことが22日、厚生労働省の「全国家庭児童調査」で分かった。高校生に限ると10.5%で、04年より6.6ポイント増えた。(サンケイスポーツ)
>
>  見ている場合でも、1日の視聴時間は全体的に減少。「2時間以上3時間未満」は3.7ポイント減の26.0%、「3時間以上」は3.4ポイント減の25.8%だった。
>
>  一方、携帯電話の利用時間は増え、「1時間以上2時間未満」が3.3ポイント増の9.8%で、「2時間以上」が2.8ポイント増の16.7%だった。
>
>  調査は全国の小学5年から18歳未満の子どもを対象に5年ごとに実施。今回の調査には1098人が答えた。

昔は「テレビっ子」という言葉が流行語となったほどに、テレビは国民生活と密接に結びついていたものだったですが、時代も大きく変わりましたね。
昨今のテレビの衰退ぶりがまたもや証明された形です。

子供がテレビを観なくなった大きな理由としては、携帯電話やネットの台頭でそちらに熱中するようになった結果、テレビを観なくなったという事情ももちろんあるでしょう。
ただ、テレビの場合は「子供向けの番組が著しく減った」という要素も少なからずあるのではないでしょうか。
以前はゴールデンタイムの早い時間帯である19時~20時頃は子供向けアニメや特撮番組が放送されていたものだったのですが、最近はどのチャンネルを見てもバラエティー番組ばかり。
また子供向け番組そのものも、テレビ東京系列に著しく偏っている傾向が顕著な一方、それ以外のテレビ局ではほとんど放映されることすらありません。
かつては夏休みの朝から昼、および夕方頃にかけて積極的に放映されていたアニメの再放送なども、最近では影も形もなくなってしまいました。
子供向けの番組をテレビが全くやっていないのに、子供がテレビを観るなどありえないでしょう。

で、何故テレビから子供向け番組が激減したのかと言えば、やはりこんな事情があったりするわけで↓

http://megalodon.jp/2011-1223-2051-55/www.cyzo.com/2011/08/post_8094.html
>  夏休みの子ども向け再放送、なぜやらなくなってしまったのか。テレビ番組の構成作家は言う。
>
>
「単純に一言でいうと、視聴率が取れないということになってしまいますね」
>
>  アニメ番組自体に視聴率が期待できない時代だというのである。
>
> 「一部を除くと、ゴールデンでもアニメはほとんどやらないということなどからも分かる通り、テレビ全体で見るとアニメは下降線をたどっているんです。
テレビは子どもよりも、40代50代が見るものにどんどん変わってきていますね
>
>  数字が取れないと、やはりいいスポンサーもついてくれなくなるわけで、
>
> 「テレビは結果を見てやる側面が強いので、その傾向は強まっていきますよね。ただ逆に、たまたまアニメ再放送をやって、たまたま結果がよかったらまた流れ始めるのかもしれませんしね」

……そりゃテレビを観る子供が減るのは当たり前でしょうねぇ。
当のテレビ局側が40代50代向けの大人向け番組ばかり制作しているのであれば、ただでさえテレビ以外の選択肢が増えている子供がテレビを視聴しなくなるのは至極当然というものです。
TVにおける時代劇の衰退と同じで、ここでもやはり視聴率至上主義が大きな弊害となっているわけです。
ここでさらに子供からの視聴率が獲得できなくなれば、テレビ局側はそれを改善するどころか、今よりも一層子供に背を向けた番組ばかりを作って視聴率稼ぎに邁進し、更なる若年層のテレビ離れを加速させるのでしょう。
それは「若者のテレビ離れ」という世代論で片付けることなどできない、テレビ局側の自業自得以外の何物にもならないでしょう。
今の調子で若年層のテレビ離れを進めていけば、最終的には誰もテレビを観なくなり、目先の視聴率稼ぎすらも不可能になる、という事態にいずれは直面することにもなりかねないにもかかわらず。
昨今のテレビ事情を見る限り、テレビはこの救いようのない悪循環にどっぷりハマっている惨状を呈しているとしか評しようがないですね。
目先の視聴率至上主義を捨てない限り、テレビが往年の実力を復活させることができるとは到底考えられないのですが。

TVにおける時代劇の衰退と本当の需要

TBSの時代劇番組「水戸黄門」が最終回を迎え、42年続いたシリーズそのものにも終止符を打つことになりました。

http://megalodon.jp/2011-1220-2108-04/www.j-cast.com/2011/12/20116977.html
>  TBS系の時代劇「水戸黄門」が2011年12月19日に最終回を迎え、42年間にわたる放送にひとまず終止符を打った。
>
>  この日は、スペシャル番組として放送された。番組では、歴代の「格さん」役や由美かおるさん、あおい輝彦さんらレギュラーが出演し、最終回に花を添えた。

TVにおける時代劇の衰退は、制作費の高騰と視聴率の低迷が大きな原因であると言われています。
しかし、視聴率の低迷は時代劇に限らず全てのTV番組どころかTVそのものが抱える問題でもありますし、視聴率1位であるはずの番組最高視聴率が20%にも届かないなどという惨状を呈していたこともある昨今のTV業界で、「水戸黄門」の視聴率がそこまで群を抜いて低いということもないのではないか、と個人的には思えてならないのですが。
制作費についても、高い品質の番組を作ろうとすればそれだけ費用もリスクもあるわけですから、それをケチって良い番組が作れる方がおかしいのではないかと。
現に、安い制作費で作られているバラエティー番組など、昨今はあまりにも安易に乱発され過ぎて視聴者から飽きられており、むしろTV離れの大きな原因にすらなっているくらいです。
何かとテレビ局批判の対象になる「韓流ブーム」なども、そうした流れの延長線上にある問題でしょう。
アレも、テレビ局側にしてみれば「自前で製作するより安くて手軽だからプッシュしている」というのが偽らざる本音なのでしょうし。
それで番組の品質を下げ、更なる視聴者離れを加速させているのでは世話は無いのですけどね(苦笑)。
制作費と視聴率にこだわる今の番組制作スタンスを、テレビ局は一度抜本的に見直す必要があるのではないかと。

一方で、時代劇そのものの需要は、昔と比較してもそれほど下落しているというわけでもないようです。
たとえば、こんな事例もありますし↓

http://megalodon.jp/2011-1220-2218-10/www.j-cast.com/2011/12/10115176.html?p=all
>  TBSの「水戸黄門」が2011年12月19日に最終回を迎えるなど、お茶の間で長年親しまれてきたテレビ時代劇が今まさにがけっぷちに立たされている。
>
>  そんな中で加入者を伸ばしているのが、早朝から深夜まで時代劇を放送している「時代劇専門チャンネル」だ。視聴世帯数は2011年9月現在816.1万世帯に上り、有料放送としては屈指の人気チャンネルとなっている。

(中略)
>  契約者増で同チャンネルでは過去作にとどまらず、すでにスカパー!などとの共同出資でオリジナル作品制作にも乗り出している。11月には第2作「鬼平外伝 熊五郎の顔」を、BSスカパー!で放映した。こんごも撮影所を維持し、時代劇を制作できるスタッフを確保しながら、自前の時代劇コンテンツを作り続けていくことも狙いと見られる。

時代劇専門チャンネル公式サイト
http://www.jidaigeki.com/

また映画でも、2010年後半は時代劇作品が数多く公開されましたし、興行収益的にもそれなりの成功を収めているものもあるわけです。
作品内容も以前の時代劇と比べてマンネリ感が少なく、今風にアレンジされていて一般受けしやすいものになっているものが大半です。
今も時代劇に相応の需要があることはこれらの事例からも明白でしょう。

制作費と視聴率しか眼中にないスタンスを今なお頑迷に固持し続けているテレビ業界の未来はあまり明るいものではないでしょうが、時代劇は媒体を変えて生き続けて欲しいものですね。

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