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長崎の中国漁船大量入港に見る日本の「非対称戦争」の弱さ

長崎県の五島市玉之浦町の玉之浦港に、中国漁船が90隻も一度に入港するという事態が発生しました。
台風7号の接近と、玉之浦港が日中間の協定に基づく国際緊急避難港に指定されていることによるものだそうですが……↓

http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20120719/02.shtml
>  台風7号の接近に伴い、五島近海にいた中国漁船が18日、五島市玉之浦町の玉之浦港に相次いで避難した。市によると、中国漁船の入港は2年ぶり。入港した船は90隻(同日午後5時現在)に上り、一度に入った数では過去10年で最多。天候が回復するまで停泊する。
>
>  市水産課によると、玉之浦港は日本、中国の協定に基づき国際緊急避難港に指定。天候悪化の際に一時的に中国漁船が避難できる。
>
>  17日夜から五島海上保安署に、入港するとの連絡が相次いで入った。多くは底引き網漁船。船の故障や急病人の発生など特別な事情を除き乗組員は上陸できず、同保安署の巡視船が海上で監視、警戒を続けている。

一国の港に、他国の漁船が、それも数隻ではなく90隻もの数が一度に入港・停泊するという事態なんて、一体どうやったらそんなことが起こり得るのでしょうか?
そもそも、彼らは何故日本に避難などしてきたのかというところからして疑問符がついてしまいますし。
日本海や東シナ海での漁業ならば中国本土や韓国の港の方が近いでしょうし、そもそも台風接近って事前に分かっていた情報でもあるはずなのですが……。
90隻の大半が底引き網漁船ということを鑑みただけでも、日本の領海内で不正な漁を行っていた可能性があるのではないでしょうか?

また、最近の中国の反日感情を鑑みると、この機に乗じて中国側が何らかの反日工作を仕掛けてくる可能性も懸念されます。
自作自演的にわざと自船を自沈させて日本側の受け入れ拒否を非難するとか、どさくさに紛れて破壊工作員を日本国内に潜伏させるとか、その方法はいくらでもありますし。
第一、中国の漁船と称する船舶が、実は中国海軍の偽装船や工作船である可能性でさえも、実のところ全くないわけではないのですからねぇ(-_-;;)。
実際、尖閣諸島へ接近してくる漁船などは、中国海軍の偽装船の疑いが濃厚であると言われているのですし、90隻というあまりの数の多さを考えても、大船団による上陸作戦の予行演習や偵察を兼ねている可能性すらありえるのではないかと。

世界のテロ組織やゲリラ・特殊部隊などにとって、日本ほどに事件を起こしやすい国もそうはないのではないでしょうか?
武器と工作員さえ日本国内に送り込めれば、テロどころか国会や皇居の制圧なども容易に行えそうですし。
もちろん、この手の内部破壊工作の類は、日本に限らず「起こってしまったら終わり」という一面がありますし、どこの国でも「事件を未然に防止する事前抑止力」という方向で対策を打つものではあります。
その点で日本の公安や公安調査庁などの警察機構、海上保安庁や自衛隊などの「事前抑止力」自体は決して低いものとは言えないでしょう。
ところが、日本のがんじがらめな法体系と、警官が銃を1発撃っただけで始末書レベルの不祥事のごとく書き立てるマスコミの「とにかく体制叩き」な体質は、スパイや工作員の日本国内への浸透や破壊活動その他の工作を容易なものとしており、また「事前抑止力」の発揮をも困難なものとしています。
一般的に難しいとされている武器の日本国内大量搬入も、実際には重火器も含めた大量の武器庫が発見されたりするといった事件も発生しているわけですし↓

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/06/29/kiji/K20120629003567540.html
>  28日午後2時ごろ、北九州市戸畑区の2階建て建物内で、ロケットランチャーや拳銃5丁、実弾数十発の銃火器があるのを、立ち入った福岡県警の捜査員が見つけた。
>
>  ロケットランチャーは濃い緑色の金属製で長さ約70センチ。県警は建物が暴力団の武器庫の可能性があるとみて銃刀法違反などの容疑で調べている。
>
>  県警と北九州市は半径25メートル以内に住む93世帯、計181人に避難を呼び掛け全員公共施設などに避難した。捜査員は「戦争でも始めるつもりか。発射したらビルが吹っ飛ぶぞ」と顔をこわばらせた。

相手が最初から「やる気」で、かつ手出しもできないような状況を演出した上でことを起こした際に、果たして「事前抑止力」だけで制圧ができるものなのか、はなはだ疑問なところではあります。
あのアメリカやヨーロッパ諸国ですら、しばしばテロ事件の発生を許してしまうことを鑑みれば、いくら「事前抑止力」を充実させても起こるものは起こる、常にそう考え、そのような非常事態をも想定した体制は絶対に必要不可欠でしょう。

では、そこまで工作員の浸透やテロ・国内武装蜂起が容易なはずの日本で、何故その手の事件が全く発生しないのか?
それは在日米軍の存在が「結果的に」大きな抑止力となっているためです。
スパイや工作員の浸透であればまだ日本の統治機構の範疇に属する問題ですし、テロや武装蜂起なども「発生した瞬間」までは、まだ御しやすい日本「のみ」を相手にするだけで済みます。
しかし、テロや武装蜂起が引き起こされ、日本国内が無政府状態や内乱状態になったりすると、その直後から在日米軍は本格的に動くことが可能となります。
日本の国内組織をがんじがらめに縛りつける日本の国内法も、在日米軍には全く適用されませんし、日本人の人質などもアメリカ軍には全く通用しません。
極端なことを言えば、国会議事堂や皇居などにミサイルを撃ち込み、人質もろともテロリストを殲滅し勝利を宣言する、そんな選択肢すらも最終的にアメリカは取ることが可能なのです。
もちろん、それはアメリカとしても「最後の手段」ではあるでしょうし、日本にしてみれば最悪の結果以外の何物でもありませんが、この「最後の手段」があるのとないのとでは、相手に与える脅威の度合いがまるで異なります。
日本とは全く関係なく、己の利害のためのみのために動くアメリカと在日米軍の存在があるからこそ、最終的にはそれをも相手どらなければならない大規模テロや武装蜂起の類は事前に抑止されている、というわけです。
在日米軍と言えば、「侵略の抑止」という観点で語られることが多い存在ですが、この「テロと武装蜂起の抑止」というのも意外に大きな要素と言えるのではないでしょうか?
なまじ日本が法やマスコミの問題でがんじがらめになっているのですからなおのこと。

中国側も、日本「だけ」が相手なのであれば、威圧にせよ侵略にせよ本当に楽な話ではあるでしょうね。
最新兵器などを持ち出すまでもなく、少数の特殊部隊や工作員だけでいくらでも好きなだけ引っ掻き回すことが可能な存在なのですから。
この非常時を一切想定しない日本の歪な体制、いいかげん変革する必要があるのではないかとおもえてならないのですけどね。

平成24年(2012年)7月九州北部豪雨に見る治水・公共事業の重要性

7月11日から14日にかけて熊本・福岡・大分を襲った「平成24年(2012年)7月九州北部豪雨」。
この豪雨では、白川の氾濫で阿蘇地方を中心とした白川流域に多大な浸水被害をもたらし、九州3県で死者・行方不明者合わせて総計30名以上の犠牲者を出しています。

阿蘇から熊本の市街地を経て有明海へと流れる白川は、昔から水害が絶えない河川であり、古くは加藤清正の時代から治水事業が続けられてきました。
白川は中流域が非常に急勾配で、阿蘇地方で降った雨と、阿蘇の火山灰を含んだ土砂が一気に流れ込んでくる特性を持ち合わせています。
そのため、阿蘇地方で集中豪雨が発生すると、その影響はたちまちのうちに白川下流域にまで出てきてしまうことになるわけです。
今回の豪雨では、阿蘇地方で500mm以上もの大雨が降ったことが、白川流域の被害を拡大する一大要因となりました。
毎年自然災害が猛威を振るう中、治水事業の重要性はますます高まっているのではないでしょうか?

民主党の管直人ことカンガンスは、かつて己のブログで「あい続く天災をストップさせるには昔なら元号でも変えるところだが、今必要なのは政権交代ではないか」などとのたまいました。
当時は自民党が政権を握っており、この発言もいつものごとく「政権交代」のためのイチャモンの類でしかなかったのですが、民主党政権発足以来の災害の数々は、皮肉にもこの言葉が正しいものであることを証明していると言えますね(苦笑)。
九州だけでも口蹄疫や新燃岳の噴火という災厄がもたらされましたし、全国的には言うまでもなく東日本大震災が発生している事例があります。
これから考えれば、2009年9月以降に発生した自然災害は全て民主党政権にその責任が求められるということになり、他ならぬ民主党自身の主張から言ってさえも政権交代が求められることになるわけですね(笑)。
もちろん、いくら「親中韓朝・反日」を党是としているとしか思えない民主党といえども、まさか日本を衰退させるために意図的に天変地異を引き起こしているなどということはさすがにないでしょうが、連中の施策は「コンクリートから人へ」や事業仕訳けの事例、さらには災害時の鈍重な対応に見られるがごとく、災害の被害を収束どころかむしろ拡大する方向を向いているとすら言えるものです。
民主党が政権にいる限り、放射能など比べ物にならないレベルで国民の財産と生命が脅かされることになるのはこれからも明らかでしょう。
毎年のように繰り返される自然災害の被害を可能な限り少なくするためにも、頭がお花畑な「無能な働き者」でしかない民主党を一刻も早く政権の座から叩き出し、可能ならば存在そのものをも消滅に追い込み、余計な蠢動すらも封じ込めた上で、日本の国土を災害から守るための正しい治水・公共事業を行っていくことが、今は求められているのではないかと思うのですが。

ところで「平成24年(2012年)7月九州北部豪雨」では、田中芳樹の生家があったとされる熊本市の白川流域に位置する黒髪地区も多大な被害を蒙っています。
かつて日本の治水事業について「コンクリートの護岸で覆う自然破壊」「想像力といったけど、景色を見て、いいなあと思う気持ちってないのかな」的なことをのたまっていた田中芳樹は、今回の水害についてどのような感想を抱いたのでしょうかねぇ。
まあ、原発問題を語る際に民主党の存在を無視するがごとく、自分に都合の悪いことは当然のごとくスルーを決め込むのでしょうけど。

熊本県PRマスコットキャラクター「くまモン」について

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熊本では完全に「県を代表する顔」として定着した感がある、熊本県のPRマスコットキャラクター「くまモン」。
2011年度の「ゆるキャラグランプリ」で1位を獲得して以降は全国的な知名度も高まり、地域密着のアイドル的存在としてもメジャーな存在となりました。
今回はこの「くまモン」について少し。

元々この「くまモン」というのは、2011年3月12日の九州新幹線全線開業へ向けて、中国・関西地方の新幹線沿線地域に対する熊本県の宣伝広報を行う目的から作られたマスコットキャラクターでした。
名称の由来は「熊本の者」を熊本弁で言い換えた「熊本者(くまもともん。熊本弁では「者(もの)」を「もん」と表現する)」から。
「くまモン」の公式設定による誕生日は3月12日となっているのですが、これも九州新幹線全線開業に合わせたものです。
テレビでの露出や、各種団体とのタイアップ&広報活動などにより、熊本県のPRのみならず「くまモン」自体の知名度と人気も高まっていきました。
そして、九州新幹線全線開業を間近に控えた2011年3月7日、熊本県議会の一般質問で、蒲島郁夫熊本県知事は「新幹線の全線開業後も継続して熊本ブランドのPRに『くまモン』を利用していく」ことを表明。
これ以降、「くまモン」の活動は全国に広がり、熊本県の恒久的なPRマスコットキャラクターとしての地位を確立させていくことになるわけです。

熊本県内の土産物屋などに行くと、どこでも必ずと言って良いほどに「くまモン」関係の商品のグッズが置かれている光景を目にします。
「くまモン」は2010年12月24日より、熊本県の許可さえあれば日本国内なら誰でも自由に商品開発・グッズ販売などに利用することが可能となっています。
元々熊本県の全面バックアップの元に宣伝広報を行っていた「くまモン」はそれなりの人気があったこともあり、「くまモン」を自社商品に使用する企業は、熊本を地盤とする会社を中心に400社以上にも上ります。
マスコットキャラクターを使った商品が売れ、売上と知名度が上がることによって、マスコットキャラクター自体もお客の間に浸透していく、という良循環が上手く機能している感じですね。
もっとも、こんなシロモノが出てくるのは少々困り物ではあるのですが↓

http://megalodon.jp/2012-0709-1947-08/www.asahi.com/national/update/0608/SEB201206080015.html
>   熊本県のゆるキャラ「くまモン」にそっくりなデザインのキーホルダーが中国で出回っている。県の上海事務所の職員が街の雑貨店で見つけた。
>
>  
デザインは県に申請すれば無料で使えるが、国外企業は許可されていない。県が出す許可番号もない。体が白いものまで、売られている。
>
>  偽物が出回るのは人気者の証拠だが、県は「くまモンは県民の共有財産。複雑な気持ち」。くまモンは「ルールは守ってほしいモン!」とコメントした。

偽物「くまモン」のキーホルダー
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本当に見境のない国ではありますね、お隣の自称4000年の歴史持ちな人民共和国は(苦笑)。
いつものことながら、「さすがパクリ大国!」と嘲笑うしかないのが何とも言えないところで(-_-;;)。
まあ、こういうのが出てくること自体、「くまモン」がマスコットキャラクターとして成功しているという証ではあるのかもしれませんが。

「くまモン」人気は一体どこまで続くことになるのですかねぇ。

九州新幹線による旅客流動の増大効果

熊本県がまとめた2011年度の各種公共交通機関の旅客流動によると、関西地方の旅客流動が2010年度比54%増の140万人となっており、中でもJR利用者数は前年度の3倍に増大しているとのこと↓

http://megalodon.jp/2012-0622-1941-27/kumanichi.com/news/local/main/20120621006.shtml
>  県は21日、2011年度にJR(新幹線)や航空機、高速バスなどを利用して県内へ出入りした人数(旅客流動)をまとめた。関西地方との旅客流動は140万人で、前年度比54%の増加。特にJR利用数は10年度の28万5千人から82万2千人と3倍に増えており、新幹線効果が表れた。
>
>  九州新幹線鹿児島ルートの開業効果を把握するのが目的。JR利用数は各新幹線駅の乗降客数をもとに、開業後に2回実施したアンケート結果などから推計した。
>
>  一方、関西と鹿児島県の旅客流動は168万人で前年度比33%増加。内訳では航空機の利用が53%を占めており、JR利用数は熊本を下回る63万9千人にとどまった。
>
>  ただ、
中国地方との旅客流動を比較すると、熊本県の43万2千人(前年度比162%増)に対し、鹿児島県は終着駅効果などもあり56万4千人(同407%増)。福岡県との旅客流動でも、高速バスが定着している熊本は前年度比28%増(402万4千人)にとどまったのに対し、鹿児島県は50%増(270万1千人)だった。
>
>  また、熊本県内の新幹線4駅で利用目的調査も実施。「出張」32・7%、「帰省」17・1%、「観光」13・1%で、その他は買い物や通学通勤、冠婚葬祭など多岐に渡った。
>
>  県交通政策課は「関西方面は県の交流人口拡大を図る戦略が功を奏した。新幹線の終着駅として強みがある鹿児島県と比べても善戦した」と話している。(福井一基)

2011年3月12日に全線開業した九州新幹線の効果が如実に表れていると言える結果ですね。
九州新幹線が全線開業するまでの熊本駅は、鹿児島本線という交通路の中間点という絶好の条件に恵まれているにもかかわらず、九州ブービー賞などという不名誉な地位を享受する羽目になっていたのですから(T_T)。
新幹線も含めたJR利用者数はやはり増大傾向にはあるようで、まずは何よりですね。
ただ、やはり近距離、特に福岡県との旅客流動では高速バスに押されて伸び悩み気味ではあるようで。
まあ、熊本と福岡の場合、新幹線では距離が近すぎる上に高速バスの方が利便性も高いのですから、当然予測される結果ではありましたが。
南の鹿児島だと、高速を走っても2~3時間近くかかるわけですから、新幹線の方が利便性が高い面もあるのですけど。

熊本駅自体の利便性の悪さを鑑みると、熊本駅は長距離の地域との連携を強化して観光戦略を前面に打ち出していった方が理に叶っているのではないかと思えてならないですね。

長崎名物「長崎ちゃんぽん」が韓国で商標登録申請

九州・長崎の名物「長崎ちゃんぽん」が、お隣の韓国で商標登録申請をされている事実が判明しました。
韓国の企業ではなく個人が、2011年11月に韓国語表記で申請したのだとか↓

http://megalodon.jp/2012-0619-1957-35/www.j-cast.com/2012/06/19136145.html
>   長崎名物「長崎ちゃんぽん」が韓国で商標登録申請されていることが明らかになった。
>
>  読売新聞の報道によると、2012年6月18日の県議会の一般質問で発覚。
韓国の個人が2011年11月に韓国語表記で申請している。9月に審査が始まる見通しで、県は登録しないよう韓国に働きかける方針。
>
>  韓国では2007年にも「長崎ちゃんぽん」が韓国語で商標登録申請されたが、却下された経緯がある。韓国では近年、青唐辛子などで韓国風に味付けした長崎ちゃんぽんが人気なのだという。

他人のものをパクっては「起源」を主張する韓国特有の病理は相変わらず酷いですね。
韓国は日本の伝統文化や武芸・食文化、さらには日本古来の動植物などに至るまで「自国が起源」と主張することで有名な国です。
のみならず、最近では中国の漢字や歴史上の人物についてまで「起源」を主張し、ついに古代ヨーロッパ人や各種古代文明、ついには宇宙創生(ビッグバン)の「起源」まで主張し出したため、韓国独特の性癖は今や「韓国起源説」として世界に轟いているありさま。
この「起源を騙る」という一点においてだけは、韓国の右にでる国はまずないとすらいっても過言ではないでしょう。
唯一、対抗馬があるとすれば、それは韓国と同じ朝鮮民族で「黒い山葡萄原人」なるものを根拠に「人類起源は朝鮮民族」と謳った北朝鮮くらいになるでしょうか(苦笑)。
当然、長崎ちゃんぽんについても韓国は「起源」を主張するつもりなのでしょう。
長崎のみならず、九州全体で見ても「長崎ちゃんぽん」は人気のメニューですし、そこに韓国勢力がでかいツラをして「起源」を主張する光景など願い下げです。
他国にとっては傍迷惑もいいところなのですが、いいかげんどうにかならないのでしょうかねぇ、こういうのって。

熊本タクシーが加藤清正と細川ガラシャのラッピングタクシーを運行

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2012年9月13日に発売予定のニンテンドー3DSソフト「戦国無双 Chronicle(クロニクル) 2nd」のキャラクターとして登場している加藤清正と細川ガラシャのデザインをラッピングしたタクシーが、熊本市内を走り始めたとのことです。
2013年の6月末までの1年間の運行を予定しているのだとか。

http://megalodon.jp/2012-0618-2118-27/kumanichi.com/news/local/main/20120618003.shtml
>   戦国時代をテーマにした、携帯型ゲームのキャラクターに使われている加藤清正と細川ガラシャをデザインしたラッピングタクシーが熊本市内で走り始めた。
>
>  導入したのは熊本タクシー(熊本市、倉岡斌[あきら]社長)。
同社が3月から始めた短文投稿サイト「ツイッター」のアカウント(利用者名)に、同ゲームのファンが戦国武将とタクシーとのコラボを提案。同ゲームを制作するコーエーテクモゲームス(横浜市)の関係者がたまたま投稿を見つけ、熊本タクシーに申し出て実現した。
>
>  このほど、清正公ゆかりの加藤神社(熊本市中央区)で出発式があり、企画を聞き付けた“歴女”ら約50人が集合。菊池市の緒方真美さん(25)は「郷土愛もあって加藤清正が大好き。神々しくて感動しました」と大喜びだった。
>
>  同タクシーは来年6月までラッピングタクシーを走らせる。同社の担当者は「ツイッターを通して全国から声援をもらっている。熊本のPRにつながれば」と話している。

ちなみに、熊本タクシーのTwitter公式アカウントはこちら↓

https://twitter.com/kumamototaxi

この企画が成功するのか否かは正直言ってかなり未知数な部分もあるのですが、色々な意味で面白い話ではありますね。
ゲーム会社とタクシー会社のコラボという話もあまり聞かない話ならば、Twitterでの提案から企画が立ち上げられたというのもそうですし。
こういう形の企画というのはなかなか珍しいですし、上手くいって欲しいものです。

あと、一度こういう企画が始動したとなると、他の地方でも追随する動きが出てきそうですね。
北海道を除けば、ゲームのキャラクターにもなっている有名どころの武将というのは日本各地にそれなりの数いるでしょうし。
まあ、右へ倣えのごとくのあちこちで追随されても希少価値が薄れてしまうのですが、どうなりますかねぇ。

熊本市が全国20番目の政令指定都市に正式移行

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2012年4月1日0時をもって、熊本市は正式に政令指定都市へと移行しました。
九州では北九州市・福岡市に次いで3番目、全国では20番目に誕生した政令指定都市となります。
2012年時点で73万人以上の人口を抱える熊本市は、中央区・東区・西区・南区・北区の5つの行政区が設けられ、市内在住者の住所が一律で変更となる他、各行政区毎に区役所が設置され、市の権限が大幅に強化されます。

熊本市の政令指定都市化は長年叫ばれ続けていただけに、熊本在住の人間としてはようやく実現したかという感はありますね。
まあ政令指定都市化の恩恵が受けられるのは熊本市在住者だけですし、その在住者にしても、当面は住所の変更と役所の手続き関係以外で特に生活面で変わるものはないのでしょうけど。
政令指定都市化によって、熊本市および熊本県全体がより発展していくことを願いたいものですね。

ところで熊本市といえば、田中芳樹の実家も政令指定都市化で影響を受けることになるのでしょうかね?
田中芳樹の出身学校(熊本市立黒髪小学校・熊本市立桜山中学校・熊本学園大学付属高等学校)を見る限りでは熊本市に実家があるみたいですし、今でも時々帰郷しているという社長氏の報告などがあることを鑑みると、すくなくとも熊本県内に今でも実家があることは確実です。
ただ、その後引越しをして熊本市外の市町村へと転出した可能性はありますから、今でも熊本市在住であるとは限らないのですが。
まあ、東京&軽井沢暮らしが長い田中芳樹にとって、熊本という場所は「自分の出身県」という以上の認識と感情はもうないのかもしれませんけどね。

2012年4月5日追記:
田中芳樹の実家は今現在も熊本市内にあるそうです。
ソースは「らいとすたっふ」社長氏のツイート↓

https://twitter.com/adachi_hiro/status/187727033588137986
<田中さんが、「実家の住所が変わったよ」と。へ?と思って聞き返したら、熊本市が政令指定都市になったのですね。>

熊本市以外の熊本県内に住んでいて2012年4月1日に住所が変わるわけもないのですから、これで確定でしょう。
しかしそうなると、田中芳樹の実家って今でも熊本市の黒髪地区近辺にあるのでしょうかねぇ。

熊本市慈恵病院の「赤ちゃんポスト」制度の実態

熊本市島崎にある医療法人聖粒会・慈恵病院で実施されている「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」の運用状況が公表されました。
それによると、「子供を預ける施設が見つからないから」「子供の相続遺産を着服するため」などといった身勝手な理由から子供を捨てる親が少なくないそうで↓

http://megalodon.jp/2012-0329-2353-26/kumanichi.com/news/local/main/20120329003.shtml
>  「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」の在り方を議論する熊本市要保護児童対策地域協議会の専門部会(弟子丸元紀部会長)は29日、中期的検証報告書をまとめ、幸山政史市長に提出した。報告書は、親が仕事や海外留学のために子どもを預けるなど、身勝手な事例も複数あり、「安易な預け入れにつながっている」と指摘している。
>
>  専門部会は2009年10月から11年9月までの2年間に預けられた30人を対象に、ゆりかごの利用状況や背景などを分析。11年4~9月の半年間で新たに6人が預けられたことも判明した。07年5月のゆりかご設置以降5年間の合計は81人となった。
>
>  報告書によると、
(1)仕事や留学のため、預ける施設が見つからないための利用(2)未成年後見人の伯父がおいの男児を預けた後、子どもの相続財産を着服した事件-もあった。自宅や車中で出産したり、生後すぐに飛行機でゆりかごに向かったりするなど、母子の生命にかかわりかねない事例もあった。
>
>  報告書は、ゆりかごの匿名性を「母子の緊急避難として機能している」と評価する一方、子ども自身が出自を知る権利を保障するため「実名化を前提に、預け入れ者の秘密を守る手法の検討が必要」と強調した。
>
>  国には身元判明につなげるため、医療機関で生まれた子どもの出生届を、市町村が処理したかどうか確認できる全国的システムの導入を求めている。
>
>  ゆりかごは、親が育てられない子どもを匿名で受け入れようと慈恵病院(熊本市)が07年5月に設置した。
>
>  中期的検証は県が担っていたが、10年4月の児童相談所開設に伴い、市が引き継いだ。 報告書は幸山市長が厚生労働省に提出する。(舞永淳子)

「赤ちゃんポスト」制度自体は「子供の救済」という目的から導入されたもののはずですが、現実は親の身勝手な都合で利用されてしまっている側面も多々あるわけです。
先天的な障害を持つ赤子を捨てるケースもあるそうですし。
ただそれにしても、わざわざ熊本県外から飛行機に乗ってきてまで子供を捨てに来る親がいる、というのも驚きではありますね。
そこまでして子供を捨てなければならないのかと。

匿名で子供を受け入れる、という制度の弊害が悪い方向でモロに出ている感が出ていますね。
しかし匿名でなければ「赤ちゃんポスト」の意味はまるでなく、そこらの児童相談所でも充分に機能を代替できることになってしまいます。
制度の存続自体を検討しなければならないレベルにそろそろ到達しつつあるのではないですかね、「赤ちゃんポスト」は。

2012年3月の熊本県知事選挙で現職の蒲島郁夫が再選

2012年3月25日に行われた熊本県知事選挙で、現職の蒲島郁夫(65)が再選を果たしました。

http://megalodon.jp/2012-0326-0004-04/kumanichi.com/news/local/main/20120325006.shtml
>  任期満了に伴う知事選は25日投票、即日開票の結果、無所属現職の蒲島郁夫氏(65)が、無所属新人で共産党県委員長の久保山啓介氏(68)を大差で退け再選を決めた。多党相乗りの蒲島氏に、久保山氏は共産党公認を受けずに挑戦。政党対決色が薄まり、現職への信任投票的色合いが濃かったこともあり、投票率は過去最低を0・23ポイント下回る38・44%だった。
>
>  蒲島氏は熊本市水前寺公園の熊本テルサで、「(100年後の礎を築くなど)4つの約束を常に忘れず、決断し、スピード感を持って、目標を達成し、信頼される県政でありたい」と抱負を述べた。
>
>  今回は、現職不出馬を受け新人5人の混戦となった前回から一転。現職と新人の一騎打ちとなり、蒲島氏の実績評価と、少子高齢化の進展などを踏まえた郷土づくりの将来展望が問われた。
>
>  蒲島氏は、1期目の政策判断を強調し、(1)九州新幹線全線開業と政令指定都市誕生のチャンスを生かす(2)100年後の礎として道州制の州都を目指す(3)安心できる長寿社会、子育て環境を実現する(4)成長するアジアの活力を取り込む-の4本柱のマニフェスト(公約集)を提示。実現のため4年間で、国費を含め500億円を確保すると訴えた。
>
>  選挙戦で蒲島氏は「政党や団体と等距離を保つ」として自ら公認・推薦を要請しなかったが、前回に引き続き県議会最大会派の自民党と公明党が全面支援。前回対立候補を擁立した民主党や社民党も支援に回った。海外への農業研修経験者でつくる県国際農友会や個人後援会を母体に、県農業者政治連盟や連合熊本、県商工政治連盟など約80の団体も推す分厚い組織に乗って安定した戦いを展開した。
>
>  共産党と友好団体による選挙態勢で臨んだ久保山氏は現職批判を繰り返したが、及ばなかった。
>
>  当日有権者数は147万4343人。(亀井宏二)

2008年3月に行われた前回の熊本県知事選が実に5人もの立候補者による激戦だったことを考えると、今回の選挙は実にあっさりしたものではありましたね。
立候補者はたったの2人で現職と新人の一騎打ち、しかも新人側は政党の応援すらもロクにないという状況では、最初から勝負は見えているようなものですし。
九州新幹線全線開業が任期中に実現したというのもプラスに働いたことは疑いようもなく、まさに「安定の選挙戦」といったところでしょうか。

再選を果たした蒲島郁夫熊本県知事には、今後ともさらに熊本の発展に寄与してもらいたいところではありますが、さてどうなることやら。

九州新幹線における熊本駅の利用状況

JR九州が発表した、九州新幹線鹿児島ルートにおける2011年4月~12月の各駅利用状況によると、熊本駅・新玉名駅・新八代駅・新水俣駅の熊本県内の駅全てで、1日当たり平均の利用者目標数に到達したのだそうです。
九州新幹線全線開業から、もうまもなく1年になるのですねぇ↓

http://megalodon.jp/2012-0222-2150-24/kumanichi.com/news/local/main/20120221005.shtml
>  JR九州(福岡市)は21日、九州新幹線鹿児島ルートの昨年4~12月の各駅利用状況を発表した。熊本駅は1日平均1万3550人と目標を450人上回り、好調さを維持。新玉名、新八代、新水俣の3駅も目標数を達成した。同社はてこ入れ策として昨年6月に導入した熊本~博多の「ビックリつばめ2枚きっぷ」を4月以降も1年間継続する。
>
>  熊本県内では、熊本のほか、新玉名も950人と目標を50人上回った。新八代と新水俣はそれぞれ目標通りの1950人、1000人。4~6月は熊本と新八代が目標を下回ったが、7月以降は関西や中国地方からの観光客が順調に増えたとみている。
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>  鹿児島県では、鹿児島中央が1万4150人と目標を2500人上回ったほか、出水、川内も好調さを維持。半面、博多に近い筑後船小屋と新大牟田は目標を大きく下回った。
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>  一方、
昨年3月12日~ことし2月19日の新幹線の累計利用者は前年の在来線特急比で熊本~鹿児島中央の66%増に対し、博多~熊本は38%増と目標の40%をやや下回った。
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>  会見した唐池恒二社長は「博多~熊本は開業当初の不調が影響したが、その後盛り返しており、ほぼ想定したペースだ」と述べた。
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>  同社は4月から、「ビックリつばめ2枚きっぷ」に付帯している1500円分の利用券の使い道として、現在のアミュプラザ博多に駅レンタカー九州熊本駅営業所を追加。博多発熊本行きの利用増を図る。
>
>  併せて、新たに博多~新玉名の日帰り2枚きっぷを4900円で発売。福岡市内~光の森の2枚きっぷ(7300円)も新設して割安感を打ち出す。(井村知章)

準備万端に整えていながら、 開業前日に東日本大震災に見舞われ「自粛」を余儀なくされてしまうという、これ以上ないほどに不幸なタイミングでスタートを切る羽目になった九州新幹線全線開業ですが、まずは最初の1年の課題突破は達成できたと言っても良いのではないでしょうか。
スタートダッシュで盛大にコケた挙句、その後も延々と客足が遠のく状態が続く、などという最悪のシナリオもありえたわけですし。
ただ、最初の1年は九州新幹線それ自体に物珍しさと観光スポットとしての魅力があり、それが集客を推進する原動力のひとつにもなったわけですが、これまでに開業した多くの新幹線路線がそうだったように、今後はその魅力も「そこにあるのが当たり前」という認識の浸透と共に少しずつ減少していくことになります。
もちろん、それは新幹線のみならず、公共交通機関としての本来あるべき正しい姿ではあるのですが。
全線開業して九州南北および本州を結んだ九州新幹線の真価が試されるのは、むしろこれからとなるでしょうね。

ところで、九州新幹線における熊本駅の1日平均利用者数が1万3550人とのことなのですが、これってここ数年の熊本駅の状況から考えると実は凄い快挙だったりするんですよね。
何しろ、九州新幹線全線開業前の熊本駅における1日平均乗車人数は1万人前後をウロウロしており、2009年には1万人を割り込んでしまうという惨状を呈していました。
それが九州新幹線だけでそれまでと同等以上の利用者数を獲得したということは、熊本駅全体の1日平均乗車人数が一挙に2倍以上に跳ね上がったことを意味するわけです。
それに加えて、九州新幹線から降りて既存の路線を利用したり、逆に既存の路線を使って熊本駅まで行き、九州新幹線を利用したりする人も当然いるわけですから、熊本駅の利用者数がさらに上乗せされることになるのは確実です。
これで、九州第3の都市であるにもかかわらず、九州内におけるターミナル駅としてはブービー賞、駅の寂れ具合では事実上の九州ワーストという歪な構図もようやく改善されることにはなりそうで、地元民としては何よりですね。

あと、熊本~鹿児島中央間の利用状況が大きく伸びているのに対して、博多~熊本間はやはり伸び悩み気味ではあるみたいですね。
まあこれは充分に予想できたことで、博多~熊本間が片道35分の所要時間しかかからないといっても、現実問題として「熊本駅に行くまで」がやたらと時間がかかるという事情がありますからねぇ。
熊本から福岡までだと、新幹線よりも高速道路を使った方が、熊本駅までの移動時間も含めて考えると逆に早いくらいですし、そのくせ料金も高めですし。
まあ熊本・福岡両市いずれかの中心街にオフィスを構えている会社や、熊本や福岡に出張するビジネスマンなどの場合はまた話も違ってくるのでしょうが、観光その他の用途で使う「足」としては、博多~熊本間はあまり使えない路線なのではないかと。
料金的にも時間的にも、競合関係にある高速バスを博多~熊本間で上回るのはかなり難しいのではないかと、今でも思えてならないのですが……。

九州新幹線および熊本駅には、今後も是非発展し続けてもらいたいものですね。

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