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カテゴリー「その他色々」の検索結果は以下のとおりです。

玄海原発の再稼動を佐賀県知事が容認の意向

佐賀県玄海町にある九州電力玄海原子力発電所の2号機と3号機の運転再開問題について、佐賀県の古川康知事は「安全性の問題はクリアされたと考える」と述べ、再稼働を容認する意向を示しました。

http://megalodon.jp/2011-0630-0106-15/mainichi.jp/select/wadai/news/20110630k0000m040111000c.html

震災以降、長々と続いてきた原発停止に伴う九州電力管内における電力不足問題は、果たしてこれで解決へと向かうことができるでしょうか?
カンガンスの阿呆が浜岡原発全面停止要請などという愚挙に出なければ、この問題ももっと早く解決していたはずなのですが…。
実のところ、原発を止めたところで事故の危険がなくなるわけでは全くないんですよね。
福島第1原発の4号炉も定期点検中で停止していたにもかかわらず、電源喪失で使用済み核燃料プールの冷却ができなくなり爆発したのですから。
それを無視して原発を止めたところで少しも危険がなくならないばかりか、電力会社の負担を悪戯に増大させて電力不足と電気料金の値上げを招くだけで、百害あって一利なしです。
にもかかわらず、こんな実体がスッカラカンなその場凌ぎの政治的パフォーマンスなどが何故あそこまで人気を得ることができたのやら…。
その後もカンガンスは、再生エネルギー法案絡みで相も変わらずその場凌ぎの人気取りと利権確保に汲々としていますが、自己保身を最優先するあまり、国政を悪戯に弄ぶのもいい加減にして欲しいものです。
第一、今回の玄海原発再稼動問題でも、民主党幹部の海江田万里経済産業相が裏でコソコソと動いていたわけで、カンガンスがアピールするほどに「脱原発」を志向しているわけでもなく、言動の一貫性がありませんし。

原発の安全対策はもちろん強化する必要があるでしょう。
しかしそれは「原発を止めれば直ちに実現できる」などという安易なものではなく、ありとあらゆる危機を事前に想定した上での対策を積み重ねることで初めて可能になることなのです。
もちろん、ありとあらゆる想定を行ったところで、全く予想外の事態が生じて事故が発生することもありえますが、それでも事前の想定があるのとないのとでは対処の仕方も全く異なってきますし、事故を未然に防げる可能性も高くなるでしょう。
むしろ、原発をむやみやたらと危険視してただひたすら遠ざけようとするスタンスこそが、事故の想定さえも封殺し、結果として大事故を招くことにも繋がりかねないのです。
自衛隊を悪戯に危険視した挙句に手足を法律で雁字搦めに縛り上げた結果、阪神大震災における初動の救助活動に多大な支障を来たし、結果として大きな犠牲を出すことになった事例はあまりにも有名な話でしょう。
それと同じ愚行を、今度は原発問題で再び繰り返そうというのでしょうか?

そこにいるだけで深刻な害を撒き散らす上に何の利益ももたらさないが故に即刻叩き潰されなければならない民主党政権と異なり、原発問題は長期的に取り組んでいく必要があるものなのです。
一時の感情に任せて原発を廃止すれば、原発よりも先に経済と雇用問題に殺されることにもなりかねないのですから。
そのためにも、玄海原発ができるだけ早く再稼動し、他の原発もこれに追随して当面の電力問題を乗り切ってくれることを願ってやみませんね。

九州新幹線全線開業CMがカンヌ国際広告賞で金賞に

2011年3月12日に全線開業した九州新幹線のCMが、カンヌ国際広告賞で金賞を受賞しました。
また、一連のCM集を収録したDVDが6月24日から全国で販売されます。

http://megalodon.jp/2011-0623-2308-01/www.tku.co.jp/pc/news/view_news.php?id=23778&mod=3000

開業直前という時期になって発生した東日本大震災により、当日全く報道されることがなかった九州新幹線全線開業のニュース。
そしてCM集もまた、東日本大震災直後に広まった「自粛」ムードによってお蔵入りを余儀なくされ、テレビなどではほとんど放映されることがありませんでした。
しかしこのCMは、消沈した被災者をも含めた大多数の日本国民を元気付けるCMだったのであり、まさにあの大変な時期「だからこそ」、むしろ大々的に放映されるべきだったCMなのです。
そのCMがカンヌ国際広告賞という世界的な賞を受賞したというのは、久々に嬉しいニュースですね。

九州新幹線全線開業CM

九州キャンピングカーショー2011に行ってきました

2011年5月21日~22日にグランメッセ熊本で開催されている、九州キャンピングカーショー2011に行ってきました。

http://www.grandmesse.jp/event-syosai.html?eid=10770&year=2011&month=5
http://www.k-campingcar.jp/

個人的にキャンピングカーは昔から好きな部類に入る車種ですね。
クルマの中で普段の生活を満喫しながら旅行をする、というシチュエーションに昔から憧れていましたし、その影響もあって今でもステーションワゴンやミニバンといったタイプの「荷台が大きい&7~8人乗りのクルマ」を愛用していたりします。
ステーションワゴンやミニバンは、後ろをフラットにすることで寝床を即席で作ることができる、という利点があって「旅行の際などに簡易寝床として利用できるのではないか?」と考えた結果がそういう好みに繋がったわけです。
もっとも、自分のクルマでそんな使い方をしたことは実のところ今まで一度もなかったりするのですけどね(T_T)。
いつかは実現したいと考えてはいるのですが。

キャンピングカーといえば、以前にタナウツ掲示板で最大級の物議を醸した銀英伝考察3の移動要塞論も、元々はキャンピングカー好きが高じて思いついた発想だったりします。
完全自給自足でどこへでも手軽に移動可能なシステムというのは、キャンピングカー究極の完成形でもあるわけですからね。
実際のキャンピングカーは、電源や水の確保などの手間が必要だったり、大きいクルマの場合は小回りが効かず、小さいクルマでは積載量に限界があったりするなど、色々と課題も多いのですが、外部補給不要の自給自足能力を持つ移動要塞にそんなものはないわけですし。
「何て便利な物を持っているんだ、そして何故その便利さに作中の誰も気づかないんだ!」というのが、私の移動要塞論の出発点でしたからねぇ。

グランメッセ熊本の会場では、牽引トレーラータイプやハイエース等の大型車ベース、さらには軽自動車を改造した小型なものまで、様々なキャンピングカーが展示されていました。
一昔前のキャンピングカーは、必ずMT車でしかも燃料が軽油でパワーが弱くスピードが出ないなどの問題点もあったのですが、最近はAT車が当たり前でガソリン車も普通に出てきているようです。
運転席周囲もカーナビが標準装備できる最新式の仕様になっており、普通車を運転する感覚で運転できるようになっているのが良いですね。
特にバックモニターなどは、後ろがふさがっていることも少なくないキャンピングカーには絶対必須の装備なわけですし。
驚いたのは、クルマのエンジンと連動しているバッテリーとは別に、独自のバッテリーを使い稼動するエアコンを搭載していたキャンピングカーが複数台あったこと。
これはエンジンを切っていても動作するわけで、大容量のバッテリーを搭載していれば、丸1日エンジンを切っていてもエアコンを動かすことができるのだとか。
エアコン以外にも、テレビやノートパソコンに電子レンジ・冷蔵庫など、キャンピングカーで使用するであろう電気製品は意外とたくさんあるので、エンジンから独立したバッテリーとそのサポートを行う発電機は、これからのキャンピングカーには必需品となっていくでしょうね。
水の確保はともかく、バッテリーと発電機はこれからの技術革新でまだまだ伸びていく分野でしょうし。

他にも、軽自動車の内装を改造してキャンピングカーに仕立て上げていたスペースや、キャンピングカーについての説明会なども開かれており、キャンピングカー好きには一見の価値があるイベントでしたね。
熊本在住の方でキャンピングカー好きという方は観に行かれてはいかがでしょうか?

九州大学が「女性枠」の導入を中止決定

九州大学が、理学部数学科の2012年度一般入試から導入予定だった「女性枠」を中止すると発表しました。
実力に拠らず「女性」という理由だけで合格判定を出すのは「法の下の平等に反する」「男性差別である」との意見が複数寄せられたためだそうです↓

http://megalodon.jp/2011-0520-1951-27/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110518-00000009-maiall-soci

特定の職種で「女性が少ないから」といって「女性枠」を設け、一種の数合わせ的に「男女平等」を実現しようとするのは、本当に実力のある男性を不当に差別することになるだけでなく、当の女性達に対してさえも良い結果をもたらすとは言えません。
欧米でも「アファーマティブ・アクション」という名の少数民族や被差別者に対する優遇措置が行われてきましたが、その結果発生したのは「あいつはアファーマティブ・アクションで採用された奴だから信用ならない」という更なる差別の拡大でした。
本来試験に通らなかったはずの黒人が「アファーマティブ・アクション」で採用されたものの、周囲の優秀な人達の水準についていけず落ちこぼれるといった事例や、本当に優秀なはずの黒人が「お前は優遇されたからいいよなぁ」とあらぬ目で見られたりするわけです。
数合わせの「男女平等」は、当の昔に滅んだはずの共産圏が唱えまくっていた「結果の平等」以外の何物でもなく、実力によらない一種の「特権階級」とそれに対する反発を生むだけでしかないのです。

今回の九州大学の「女性枠」中止決定は、男女平等=女性優遇の図式に一石を投じる形になりましたね。
元々男性と女性は、身体的のみならず脳の構造からして根本的に異なっており、男性は空間能力に長け、一点集中と論理的思考を得意とするのに対し、女性は言語能力が優れ、広い視野を持つという特性の違いがあります。
これは男性ホルモンと女性ホルモンの働きによるもので、男性は胎児の頃にテストステロンという男性ホルモンを大量に浴びて男性としての脳を形成していくのに対し、女性はエストロゲンという女性ホルモンを分泌して女性的な脳を構築していきます。
このホルモン分泌の有無、働きの大小によって千差万別の脳というものが生まれるのですが、一般的な男女の脳は幼少の頃から違いが生まれるわけです。
これから考えれば、理工系というジャンル自体が女性には基本的に不向きな分野とすら言えるわけですから、その事実を無視して単なる数合わせ的な「男女平等」を実現したところで無意味も良いところなのですけどね。

九州電力玄海原発2・3号機の「再開は問題ない」という見解

定期検査で停止中の九州電力玄海原発2・3号機の運転再開問題で、経済産業省原子力安全保安院は、佐賀県玄海町町議会の原子力対策特別委員会に対し「再開は問題ない」との見解を伝えました。

http://megalodon.jp/2011-0516-1941-18/www.nishinippon.co.jp/nnp/item/242277

カンガンスの単なる政治パフォーマンス以外の何物でもない浜岡原発の停止が全国各地の原発再稼動に多大な悪影響を与えている中、電力不足と電力料金値上げを防ぐためにも、一刻も早い原発再開が待たれるところです。
以前にも述べたことなのですけど、原発の廃止というのは、原発に代わる代替の発電システムの商用実用化を達成して初めて検討すべきものなのであって、一時の感情から原発を止めたところで、電力不足と電気料金値上げに翻弄された挙句、結局原発を再稼動する羽目になるのは最初から目に見えています。
原発に賛成している人達も、それによって電気料金が値上げされ、結果として自分達の生活が困窮しても構わない、などと考える人は極少数派でしょう。
突然ドラスティックな代替エネルギーが商用実用化された、などという夢物語的なことでも起きない限り、当面の間は代替エネルギーの開発に全力を注ぎつつ、地震および津波の対策を強化しながら原発を使っていく以外にはないと思うのですけどね。

その場凌ぎの感情に訴えるだけの人気取りしか能のない民主党などのために、何故国民が不便な生活を強いられなければならないのでしょうか?
カンガンスの浜岡原発全面停止の決定は、決して賞賛されるべきものなどではないのです。

5月9日はヨーロッパ・デー

5月9日はヨーロッパ・デー。
1950年のこの日、当時のフランス外相ロベール・シューマンが、石炭・鉄鋼をヨーロッパ各国で共同管理するECSC(ヨーロッパ石炭鉄鋼共同体)の創設を提案、1951年のパリ条約によりECSCが正式に発足しました。
ECSCは現在のEU(ヨーロッパ連合)の前身とされており、そのことを記念し、1985年にEUの首脳会議であるヨーロッパ理事会で、この日がヨーロッパ・デーとして制定されています。

しかしここ数年、EUでは大変な問題が持ち上がっています。
ギリシャやアイルランド・ポルトガルなどが深刻な財政危機に陥り、先週末にはついにギリシャが統一通貨ユーロから脱退し自国の独自通貨へ戻ることを検討しているとの報道まで流される事態になりました。
ギリシャも含めたEU各国は報道の否定に躍起になっていますが、一連のEU加盟国の経済問題が、EUの前途に暗い陰を落としているのは紛れもない事実です。

http://megalodon.jp/2011-0508-2152-26/sankei.jp.msn.com/economy/news/110507/fnc11050710000005-n1.htm

ギリシャにとって、ユーロからの離脱は自国の経済を立て直すための有力な選択肢となりえます。
独自通貨を採用している場合、通貨の暴落によって自国の輸出競争力を拡大することができるためです。
しかし、ユーロを採用している限り、ギリシャは経済の建て直しもおぼつかない状態が続くわけです。
日本でも過剰な円高で輸出がやりにくくなっていると盛んに報道されていますが、ギリシャの場合は「経済が破綻しているにもかかわらずユーロ高」という最悪の惨状を呈しているわけです。
統一通貨ユーロの構造的な問題がここにきて露呈している感じですね。
EU、および統一通貨ユーロは今、存続か解体かの大きな岐路に立たされていると言っても過言ではない状況なのではないでしょうか。

もし万が一にも統一通貨ユーロが破綻しようものならば、そのショックは大津波となって世界各国の経済を直撃することになるでしょう。
今後のEUの動向がどうなっていくのか、注視していく必要があるでしょうね。

九州と世界の原発に関する動き

佐賀県玄海町の岸本英雄町長が、定期検査に入り操業再開が延期されている九州電力の玄海原子力発電所の2号機と3号機について「電力需要が高まる夏場まで再開を延期するのは現実的でない」と早期再開を容認する考えを明らかにしました。
運転再開容認の理由としては、「発電再開を延ばせば、いずれ九州の経済も立ち行かなくなる。住民生活への影響を考えれば、電気の安定供給が必要だ」と説明しています。

http://megalodon.jp/2011-0414-1958-12/www.nishinippon.co.jp/nnp/item/236907

もちろん、「地震や津波だけでなくあらゆる災害に対する安全対策の徹底」と「十分な住民への説明」を強く求めることも忘れてはいませんし、それは当然のことです。
しかし、これで夏場に予想される九州の電力不足問題も、とりあえずは解消の方向へ一歩前進したと見て間違いないでしょう。
関東地方で荒れ狂った計画停電の惨状を見れば、アレが九州を襲った場合は、とんでもない経済活動の停滞と大混乱が九州でも再現されることが火を見るより明らかなのですから、被災しているわけでもない九州がわざわざ計画停電に突入するなど愚の骨頂でしかありません。
タナウツも決して人事ではなく、現行のサイトが置かれているサーバは九州内にあるのですから、九州で計画停電が発生すれば、当然タナウツも影響を受けること必至です。
今の九州電力に原発に代わる代替発電案があるようには見えませんし、これをきっかけに玄海原発が動いてくれれば、すくなくとも当面の電力問題は解消へ向かうはずなのですけどね。

また、中国海南省三亜で開かれたブラジル・ロシア・インド・中国・南アフリカの新興5ヶ国(BRICS)首脳会議では、「核は将来の新興国のエネルギー構成で重要な位置を占め続ける」という原発の重要性を強調する内容を盛り込んだ「三亜宣言」が発表されました。

http://megalodon.jp/2011-0414-2055-55/www.nishinippon.co.jp/nnp/item/237059

激増していく人口問題やエネルギー安全保障、さらには環境への負荷などといった観点から言えば、すくなくとも当面の間は原発が引き続き重要なエネルギー供給源として君臨し続けることは確実でしょう。
ただでさえ環境負荷が大きな上に燃料をバカ食いしていく火力では原子力の代わりになど到底なりえませんし、かといって自然エネルギーにはまだ原発にとって代われるだけの力がありません。
代替エネルギーの研究を進め、商用実用化と普及を目指しつつ、当面は原発と共存し安全対策強化に努めていくしかない。
それが現実というものなのですが、今蔓延っている日本の原発忌避の風潮はこれと対極の道に邁進しているようにしか思えず、正直不安なところではありますね。

4月13日は決闘の日&宮本武蔵について

4月13日は決闘の日。
慶長17年4月13日(1612年5月13日)に「巌流島」で行われた、佐々木小次郎と宮本武蔵による決闘が行われたことから定められた記念日です。

「巌流島」の正式な地名は「船島」といい、現在の住所も「山口県下関市大字彦島字船島」となっています。
この島の周囲はかつて暗礁が多く、また海流がよく変わることから航行の難所としても知られ、豊臣秀吉も文禄・慶長の役の際に築城された肥前国松浦郡名護屋(現在の佐賀県唐津市)から大坂城へ戻る際に乗船が転覆し、毛利水軍に助けられたという逸話があったりします。
「巌流島」で行われた決闘は、宮本武蔵と佐々木小次郎それぞれの門弟達が互いの優劣を巡って揉めたことが発端とされており、両者はそれに半ば巻き込まれる形で決闘にまで至ったもののようです。
宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘は、周知のように宮本武蔵が勝利するのですが、頭を打たれた佐々木小次郎はその時まだ死んではいませんでした。
しかし息を吹き返した直後、隠れ潜んでいた宮本武蔵の門弟達が現れ、佐々木小次郎は傷を負っていたこともあり、集団リンチを受けて殺されてしまいます。
当然、佐々木小次郎の門弟達は怒り狂い、宮本武蔵を殺そうとするのですが、宮本武蔵は豊前小倉藩家老・門司城代の沼田延元の助けで何とか逃げおおせることができたとのこと。
「巌流島」という通称の由来も、佐々木小次郎がこの島で死んだことと、彼が編み出したとされる剣術の流派「巌流」から取ったものなんですね。

一方、「巌流島」の決闘で佐々木小次郎を倒した宮本武蔵は、剣豪・兵法家としてよく知られていますが、芸術家・工芸家としてもその名を残しています。
宮本武蔵は多くの水墨画を残しており、現在でも「鵜図」「枯木鳴鵙図」「布袋観闘鶏図」などの作品が各地の美術館などに館蔵されています。
また工芸品でも、黒漆塗の「鞍」、舟島での戦いに用いた木刀を模したとされる「木刀」一振、二天一流稽古用の大小一組の「木刀」が現在に残されています。
これらの品々はいずれも、「巌流島」の決闘以降、各地の藩大名に仕えていた頃に製作されたものと言われています。
宮本武蔵が最後に仕えた大名は肥後熊本藩の細川家で、熊本城東部の千葉城に屋敷が与えられ、家老以上の身分でなければ許可されない鷹狩りが許されるなど、客分としては破格の待遇で迎えられています。
晩年の宮本武蔵は、門弟達に剣術や兵法を教えながら、芸術・工芸に精を出したり、熊本市西部にある金峰山の霊巌洞で「五輪書」という兵法書を執筆したりしていたようです。
宮本武蔵が死去したのは、「巌流島」の決闘から33年後の正保2年5月19日(1645年6月13日)。
その亡骸は現在の熊本県熊本市弓削の武蔵塚に葬られ、宮本武蔵の名は現在に至るも周囲の地名に残されています。

決闘の日と、意外な形で熊本と縁があった宮本武蔵のお話でした。

4月4日はヤン・ウェンリーの誕生日

4月4日は銀英伝の登場人物であるヤン・ウェンリーの誕生日です。
田中芳樹同様、当のご本人にとっては災厄の日以外の何物でもないのでしょうけど(苦笑)。
ちなみに、ヤンが生まれた年は宇宙歴767年。
銀英伝世界における宇宙歴1年=西暦2801年なので、西暦で換算すると3567年4月4日にヤンは誕生したことになります。
ヤンは2011年でマイナス1556歳となったわけですが、30歳になったことをあれほど嘆いていたヤンは、さてこの年齢にどういう感想を抱いているのでしょうか(爆)。

ところで銀英伝といえば、2011年6月下旬に上演予定となっているはずの舞台版の続報がパタリと止まったままなのですが、アレって一体いつになったら続報が発表されるのでしょうか?
一応、上演を行う予定であるサンシャイン劇場は震災でも無事だったようですし、上演予定自体も中止にはなっていないようなのですが↓

銀英伝舞台版公式サイト
http://www.gineiden.jp/
サンシャイン劇場
http://www.sunshine-theatre.co.jp/

舞台のストーリー内容やミッターマイヤー&ロイエンタール以外のキャストはどうなっているのかとか、第二章である同盟編はいつ公開するのかとか、やれる宣伝はいくらでもあるはずなのですけど。
第一章上演の際には、数ヶ月も前から宣伝が小出しにかつ頻繁に行われていたことを考えると、宣伝戦略という点ではかなり遅れを取っている感が否めません。
一体何をやっているのかと、外部の人間としては少々心配にならざるをえないところですね。

ただ社長氏のツイートによれば、チケットの売上自体は予想を上回る盛況ぶりという話ではあるようです↓

http://twitter.com/adachi_hiro/status/54467714193948672

しかし一方では、震災の影響でチケットの売上数よりも客足が少なくなることも予想されますし、場合によっては計画停電に巻き込まれる懸念もあります。
果たして舞台はきちんと開催され、かつ成功を収めることができるのでしょうか?

中露韓朝の4ヶ国が原発対策の遂行を理由に日本侵攻を表明

東日本大震災による福島第1原発の問題を受けて、中国・ロシア・韓国・北朝鮮の4ヶ国は、1日、日本に対し水爆攻撃と軍事侵攻を行う共同声明を発表した。

声明では、日本の原発問題の遅れと政府・国民の危機意識のなさを非難。「我々の安全をも左右する日本の原発問題を見過ごすことはできない。このまま放っておいても埒が明かないので、我々が一挙に原発問題を解消する」としている。

その内容は、福島第1原発の半径100㎞圏内に総計5000発以上の水爆ミサイルを叩き込み、圏内の汚染地域を原発もろとも消滅させると共に、ロシアは北海道を、中国・韓国・北朝鮮3国は西日本への軍事侵攻を行いこれを占領、治安の回復と安定を図るというもの。

作戦完了後も、政治的な混乱を避ける目的から、民主党政権は引き続き存続を容認する方針が確認されている。

国連が定める「敵国条項」では、第二次世界大戦中に枢軸国だった国に対し、国連加盟国が国連決議の必要なく単独かつ無条件に軍事的制裁を課すことを容認している。日本は当時枢軸国でこの条項の適用対象国であるため、日本への軍事侵攻は国際法上合法となる。このことから、国連でも今回の作戦を非難する動きはないようだ。

アメリカも日本国内に駐留している在日米軍の現状維持、および日本政府に対し「思いやり予算」を現行の10倍に増額させるよう圧力をかけることを条件に4ヶ国の軍事侵攻を事実上黙認する方針を定めた。これについては、元々日本に対し抱いていたアメリカの不信感と不満が、今回の震災における民主党政権の不誠実な対応で限界に達したことが背景にあるのではないか、と専門家は分析している。

作戦の成否について、ロシア軍高級将校のひとりは「赤子の手を捻るようなものだ」と自信のほどを語り、「これでロシア長年の悲願だった不凍港が手に入る」と感涙に咽ぶ一幕も。さらに中国・韓国の政界関係者達も「震災支援のみならず、領土問題や歴史認識問題も清算できる素晴らしい解決策になる」と今回の作戦の意義を強調した。

4ヶ国の共同声明を受け、民主党の菅直人首相もただちにこれを了承。軍事侵攻を円滑に進めさせるため、陸海空全ての自衛隊員に対し、水爆ミサイル着弾地域となる原発の半径100㎞圏内に全軍集結するよう通達を出すと共に、世界史上にも前例がない無防備国家宣言のデモンストレーションを大々的に行う準備を進めている。

外国人からの献金問題と震災対応で立て続けの失態を演じ続け、国民および与野党からの批判が殺到する事態を憂慮する菅首相は、これをきっかけに他国の軍を使い国民と野党を制圧することで自身への批判を封殺した後、平和へのアピールで内閣支持率アップを図る狙いがあるものと見られる。

ただ、4ヶ国の中では「無能な働き者は役に立たない」という理由から菅直人首相を退陣させる案もひそかに浮上しており、また中国人民解放軍野戦軍司令官としての待遇を要求する小沢一郎氏や、「健忘症患者は扱いやすい」との理由から仙谷由人氏を擁立する動きも活発で、日本の政界をめぐる混迷はまだまだ続きそうだ。

※4月1日はエイプリルフールです。

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