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2010年06月の記事は以下のとおりです。

6月10日は路面電車の日

6月10日は路面電車の日。
1995年に広島市で行われた第2回路面電車サミットにおいて、6(ロ)=路面、10(テン)=電車の語呂合わせにより制定された記念日となります。

私が住んでいる熊本では、最盛期に比べれば規模は縮小しているにせよ、今も昔も路面電車が熊本市街を中心に運行され続けています。
特に熊本城をバックに通町筋駅周辺を走る路面電車の、近代とレトロが入り混じった光景は「熊本の象徴」となり、旅行パンフレットや映画などでも多用されています。
私が知っている映画では、1994年公開映画「ゴジラVSスペースゴジラ」と2009年公開映画「感染列島」に、1カットながらその映像が使用されていましたね。

一時は自動車の普及により不用どころか渋滞の元凶とまで断じられ、その多くが消えていった路面電車は、現在、日本全国でわずか20箇所にも満たない地域で細々と運行されている状況です。
しかし近年では、環境や障害者・高齢者に優しいバリアフリー都市再開発の観点から、路面電車は日本のみならず世界的にも再評価されつつあり、逆に導入が進められている事例もあります。
この機会に、路面電車について考えてみるのも良いのではないでしょうか。

「髑髏城の花嫁」6月9日時点進捗状況

ファイル 51-1.jpg

http://a-hiro.cocolog-nifty.com/diary/2010/06/2-b53c.html
<現在、田中さんが鋭意執筆中の『髑髏城の花嫁』。
 今日は、第2章を編集さんにお渡しする日です。
 今回も前回同様、8章構成だと思いますので、まだまだ先は長いのですが、それでも少しずつ進んでいるのは、素直にうれしいです。>

http://twitter.com/adachi_hiro/status/15686915114
<@adachi_hiro: 田中芳樹さんの新作『髑髏城の花嫁』、第2章まで出来た〜。へへへ、一足お先に読ませていただきます。秘書の役得〜。>

全8章構成でまだ2章…。
確か4月に初荷が出ているとありましたが、この調子では果たしていつ終わることになるのやら。

田中芳樹の場合、作品を執筆するペースはスタートダッシュが遅いものの、終盤に近づくにつれて次第に速くなってくる傾向にある、ということが「らいとすたっふ」ブログにて公表されています。
しかしそれを考慮に入れても、今年初め頃から執筆を開始していながら、6月に入って未だ全体の4分の1という体たらくなわけですから、これでは2010年内は「髑髏城の花嫁」を出すだけで手一杯になりそうですね。

せめて、次の執筆予定とされる薬師寺シリーズかアルスラーン戦記の最新刊くらいまでは年内に出るのではないかと期待したかったところなのですけど、どうもそれは望み薄のようです(T_T)。
さすがに「髑髏城の花嫁」さえも来年持ち越し、というところまではいかないだろうと思いたいところですが。

情報弱者で旧世代的な思考発想を貫く田中芳樹

http://twitter.com/adachi_hiro/status/15617847317
<ファンの皆様の存在は、田中芳樹にとって大変ありがたいことです。本人はTwitterには来ないので、私から伝えますね。RT @nishidashatner お任せあれ。 RT @WhiteBear_1969: @nishidashatner 銀英伝を愛し始めてから早20数年(略)>

Twitterどころかネット自体、田中芳樹はロクに閲覧していないようですからね~(-_-;)。
本人の情報源は未だ新聞・TVが主流のようですし。

2007年12月に刊行された薬師寺シリーズ最新刊でも、今時の20~30代の人間がリアルタイムな最新情報を調べるのに、ノーパソや携帯を使うのではなく新聞・TVで(しかも翌日に)確認するなどという、当時から換算しても10~15年ほどは遅れた情報収集方法を堂々と開陳していましたが、これがそのまま田中芳樹の情報収集に関する認識でもあるのが何ともねぇ……。

銀英伝ではヤンが立体TVのリモコン嫌い丸出しな発言を繰り出し、夏の魔術シリーズではポケベルに対する偏見混じりな会話が作中の主人公クラスの登場人物達によって交わされ、そして現実世界の田中芳樹は未だ携帯電話を持っておらず、電子書籍についても否定的でサインペンを使った作品執筆に勤しんでいるという……。
今時、「旧世代の人間」「情報弱者」という言葉がこれほどまでにピッタリ合致する作家というのもなかなかいないのではないでしょうか(苦笑)。

そもそも他ならぬ田中芳樹自身、新聞やTVの報道のあり方(記者クラブ問題や『右傾的』偏向報道問題など)には少なからず否定的な発言も行っていた過去があります。
にもかかわらず、どうしてそんな連中の報道から繰り出される政治評について何ら疑問を抱くことなくそのまま鵜呑みにするのか、前々から不思議に思えて仕方がないのですけどね。

唐沢俊一検証blogがコミックマーケット78当選

「漫棚通信」をはじめとする個人ブログ&サイトからの盗作、凡人の想像を絶するガセビアの数々、そして何よりも被害者をクレーマー呼ばわりして開き直る傍若無人な人格で、一躍その道の権威となりおおせた唐沢俊一。

その唐沢俊一のP&Gを暴き続けてきた「唐沢俊一検証blog」運営サークル「西理研」が、2010年8月13日~15日にかけて行われるコミックマーケット78に当選しました。

http://d.hatena.ne.jp/kensyouhan/20100607/1275896411

「西理研」のコミケ当選は今回で3回目となります。
日時・場所は以下の通り↓

サークル名 :西理研
参加日   :8月15日(コミケ3日目)
場 所   :東2ホールO-39a

また、同日夕方から「唐沢俊一検証イベント」も併せて開催されます。

前回のコミックマーケット77では、唐沢俊一が「むしろラッキー」なコミケ落選という奇策を駆使し敵前逃亡を敢行したために、残念ながらkensyouhan氏による検証本の贈呈はなりませんでしたが、今回のコミケで唐沢俊一は一体どのような手段に訴えるのか、その動向が注目されます。
個人的には、前々回のコミックマーケット76の際に八面六臂な大活躍で一躍有名になったドラゴン山崎共々コミケに参加してもらい、一流芸人顔負けの笑劇を披露してくれるとコミケもサークルも大いに盛り上がるのではないかと思うのですが、やっぱり今回も性懲りもなく敵前逃亡することになるのでしょうかね~(苦笑)。

ちなみに私自身は、前回に引き続き今回のコミケの開催期間中も上京する予定です。

Twitterでは複数アカウントが認められている事実

Twitterを利用しているユーザーは、最低一度はTwitterのヘルプページを閲覧し、規約やルールに関する文章を読んだことがあるかと思います。
しかしそこには、実はTwitterでは「ユーザーひとりで複数のアカウントを所有することが【公式に認められている】」という事実が存在しているということをご存知でしょうか?

かくいう私自身、実は昨日まで「Twitterはmixiと同じように複数アカウントの所持【それ自体】を禁止している」とばかり思っていたんですよね。
Twitterのヘルプコーナーである「Twitterルール」ページ内の「スパムと不正利用」欄には、以下のようなことが明記されています。

http://jptwitterhelp.blogspot.com/search/label/Twitter%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%AB
―――――――――――――――――――――――――――
*シリアルアカウント:秩序を乱すことや不正利用を目的として、連続したアカウントを作成することを禁じます。大量にアカウントを作成した場合、その全てのアカウントが凍結の対象となります。

*ユーザー名の無断占拠:ユーザー名の無断占拠を禁じます。半年以上活動していないアカウントは事前通知なしに削除する可能性があります。どのような行為が無断占拠とみなされるか決定する際に、考慮に入れる事項を以下に掲げます。

 ・ 多数のアカウントを作成する。
 ・ ユーザー名を他のユーザーが使用できないようにする目的でアカウントを
  作成する
 ・ 売買目的でアカウントを作成する
 ・ 第三者のコンテンツを流用して投稿し、その第三者の名のもとに利用を
  継続する

―――――――――――――――――――――――――――

これを素直に読めば、Twitterではその活動内容を問わず「大量にアカウントを作成する」「多数のアカウントを作成する」行為そのものを「不正利用」「無断占拠」と定義している、という解釈が充分に成立します。
また、複数アカウント所持そのものを禁止しているmixiなどでは、当然のことながら「複数アカウント所持=秩序を乱すことや不正利用」という定義になりますし、上記の文章からmixiの定義をTwitterにそのまま照らし合わせても何の不思議もないでしょう。
実際私は、ここから
「大量にアカウント=多数のアカウント=複数のアカウント2つ以上のアカウント
という風に脳内変換で全部結び付けられ、「ああ、Twitterでもアカウントは2つ以上持ってはいけないんだな」などとすっかり頭から思い込んでいたわけです。

ところが昨日、アスク!リツイートのポイント稼ぎのためにキャンペーン広告レポートの感想を書こうとしてレポートを読んでみたところ、フォロワー増&マーケティング戦略のひとつとして複数アカウントが推奨されていたんですよね。

http://www.mind-support.com/tw2.pdf

それを読んだ感想は当然「これって規約違反じゃないの?」というものでした。

そこで私は、わざと目立つ文章を書いてRTしてもらおうという意図も兼ね、以下のようなツイートをアスク!リツイートに登録しました↓

http://twitter.com/tanautsunet/status/15461325717
<複数アカウントを活用したフォロワー集めは、Twitterの規約に違反していると運営側から見做され、関連アカウント全てを永久削除されてしまう可能性があるのでは? かなりのリスクが伴う手法だと思うのですが。>

そしたらレポートの作者の方から以下のツイートと同内容のダイレクトメールが来まして↓

http://twitter.com/shikaku_ishida/status/15468022241
<レポート内の複数アカウントについて。ツイッター側では『秩序を乱すことや不正利用を目的として、連続したアカウントを作成すること』は禁じています。それぞれのアカウントを大切に育てること(続く)>

http://twitter.com/shikaku_ishida/status/15468118388
<内容あるツイート&フォロワーさんとの関係を築くことが前提にあれば、規制にかからないのかなと思っております。その辺りはツイッター側の判断にもなりますので、レポート内からヘルプページにリンクさせて頂いた次第です。>

この説明によれば、Twitterでは「秩序を乱すことや不正利用を目的とした」または「半年以上活動していない無断占拠とみなされる」複数アカウントが禁止の対象なのであって、複数アカウントの所持「そのもの」は認められているとのこと。
ここで初めて私は、「Twitterは複数アカウント所持が認められている」という事実の存在を知ったわけです。

その説明を受けた後、真偽を確かめるべくTwitterのアカウントに関する情報を調べ、ぶち当たったのが、2010年2月5日に発生したUCC上島珈琲のTwitterスパムボット事件。
この事件は、UCC上島珈琲がTwitterで所有していた総計11のアカウントから同一のメッセージが自動送信され、それを受け取ったユーザー達の間で「スパムではないか」と騒がれたというもの。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1002/09/news081.html
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1002/09/news081_2.html

この事件ではTwitter運営側からも3つほどがアカウント停止を受けているのですが、その理由は「複数のアカウントから同一のメッセージが送信されたことが『秩序を乱すことや不正利用』に該当する」というもので、「複数のアカウントを所持していたこと【それ自体】」は特に問題視されていなかったとのこと。
この事例から、件のレポートを書いていた作者の方の説明が正しかったことを確認することができたわけです。

ただそうは言っても、Twitter側も複数アカウント所持を無条件で認めているわけではなく、複数アカウント所持にスパム認定&アカウント削除等のリスクが付き纏うこともこれまた事実だったので、Twitterヘルプの説明だけでは問題大有りだからその辺に関する注意はレポート中にも促しておいた方が良いと、これは私の方から提案。
作者の方にもその辺りのことは理解して頂けたようで、結果、件のレポートには【追記】が付加されるようになりました(6ページ後半の部分)。

それにしても今回の件では、Twitterヘルプページの「とんち問答」「古文書解読」のごとき文章構成と、mixiルールをそのままTwitterに投影していた私自身の勘違いと思い込みぶりに、何度も苦笑せずにはいられませんでしたね。
特に「ユーザー名の無断占拠」に関するルール説明は、文章構成が支離滅裂で誤解&恣意的な解釈の余地大有りですし。
ただ、私と同様に「Twitterはmixiと同じように複数アカウントの所持【それ自体】を禁止している」と考えている人は意外と多いような気もするのですが、その辺り、どんなものなのでしょうか。

Twitterの隆盛とmixiの衰退

ここ1年ほどのTwitterの隆盛に対して、日本におけるSNSの最大手・mixiの衰退ぶりは目を覆わんばかりですね。
会員数1700万人以上と謳っている割には、かろうじて稼動しているのはゲームアプリくらいなもの。
ただでさえ閉鎖的な日記やコミュニティに至っては、以前にもまして閑散としてしまっている印象があります。

元々mixiは「濃い」交友関係が築きやすい反面、閉鎖的かつ身内同士で籠もりやすい傾向がありますが、最近ではそこにシステムと既存ユーザーの(悪い意味での)保守化が加わって「新規参入者お断り」的な閉塞感が漂いまくっています。
古参ユーザーやマニアの意向を最優先するあまり、新規ユーザーが排除されるシステムは確実に行き詰まります。

かくいう私も、数値だけは大きい会員数を見込んだSEO・SMO効果を期待してmixiに参入したクチだったのですが、いざ参入してみたらマイミク承認の壁と閉鎖的な空気に阻まれ、新規マイミクの獲得もコミュニティの拡大もままならない状態(T_T)。
どうにも色々な制約が多すぎるのがなぁ……。

逆にTwitterが現在勢いに乗っているのは、TVやマスコミ等で一種のブームになっていることもさることながら、新規ユーザーが参入しやすく、たとえ「ゆるい」ものであっても手軽に交友関係を構築しやすい環境に大きな要因があるでしょう。
別にネットに限らず、マーケティング戦略全般にも多かれ少なかれ言えることなのですが、利益を出す商品やシステムというのは、全く何も知らない新規ユーザーをいかに多く取り込み、のめりこませるかが発展の鍵を握るのです。

Twitterもまた、今のmixiのように衰退する時がいずれはやってくることになるのでしょう。
しかし、新規ユーザーに優しくかつ手軽な環境が維持される限り、システム改良を重ね続けることで、その日を限りなく遠ざけることは充分に可能です。
Twitterがmixiの二の舞にならないことを、Twitterユーザーのひとりとして切望したいところです。

民主党政権のことを書きたくても書けない田中芳樹

普天間問題と口蹄疫問題、外国にバラ撒く子ども手当て他、自身の政治とカネと「お前が言うな」妄言大量噴出の問題で上下左右にブレまくり、日本の国益に多大な被害を与えたルーピー脱税王・鳩山がついに辞意を表明しましたが、我らが田中芳樹御大の心中は如何ばかりでしょうかね。
「政権交代を実現させた偉大な善玉の政治家」として、小説中に登場させたかったでしょうに(T_T)。

まあ小説中で鳩山や民主党政権のことをネタにしたくても、小説中のどこにそのネタを入れるのか、という問題もあるのですけどね。
創竜伝の場合、最新の13巻では森・小泉・安倍モデルの政治家達によるクーデター騒動の真っ只中な上、創竜伝世界の日本では一度も政権交代が起こったことがないことが作中に明記されており、しかもそれを前提とした万年野党批判まで存在します。
下手に鳩山および民主党のエピソードを挿入すれば、ただでさえ混沌の極みにある惨状がさらに収拾つかなくなることは確実です。

一方の薬師寺シリーズは、最新の8巻時点で安倍モデル政権が末期的な様相を呈している状態にありますが、それにとって代われる人物は麻生モデルの外務大臣という設定となっています。
そこに無理矢理、鳩山および民主党を登場させ、善玉として活躍させるエピソードを入れたところで唐突感は否めませんし、話が余計におかしくなるだけでしかありません(まあ8巻の安倍・麻生モデル政権を出したのも後付感バリバリでしたけど)。

また、薬師寺シリーズには「薬師寺涼子は永遠の27歳」という田中芳樹自身の発言によるとんでもない制約が存在します。
そして作中の時間経過は、1巻開始時点の10月半ば頃から8巻時点の9月までですでに10ヶ月以上に達しています。
作中時間経過が1年以上に達すると、薬師寺涼子(のみならず薬師寺シリーズの登場人物全員)が絶対確実に年齢をひとつ重ねなければならなくなるため、今後の薬師寺シリーズでは作中の時間を最大でもあと1ヶ月半までしか進めることができないのです。
たった1ヶ月半の時間経過で、これまでの作品設定を引っくり返すだけのどんな急転直下な政治エピソードが入れられるというのでしょうか?

まあ、ただでさえ遅筆でボロボロな惨状を呈している現代物小説に対して、その時その場の時事ネタを挿入するという小説執筆スタイル自体が、田中芳樹的にはそもそも間違っているのですけどね。
これまでの愚行の数々を見る限り、田中芳樹が前非を悔い改めてそのスタイルを是正してくれる見込みはほとんどなく、今後も同じ愚行が繰り返されるのが最初から目に見えているのが何ともねぇ(-_-;;)。

アクアラインを肯定する社長氏

Twitter上における浜田幸一のつぶやき
http://twitter.com/555hamako/status/15228143738
<皆さん!いろいろ言われますが、アクアライン便利でしょう 作ると言った時はみんなに バカだと言われたんです。そう言えば、あんな所に蛍なんかいねーのになんで、海蛍なんだ?そっちの方がバカだう!>

それに対する社長氏のリプライ
http://twitter.com/adachi_hiro/status/15228330487
<@555hamako アクアラインが出来た(しかも安くなった)おかげで、鴨川シーワールドに行きやすくなりました。>

社長氏も、そこまでアクアラインのことを評価するのであれば、かつて薬師寺シリーズでアクアラインをボロクソに罵り倒していた田中芳樹を少しは諫めたらどうなのですかね?
田中芳樹はアクアラインについて、かつてこんなことを書いていたのですが↓

薬師寺シリーズ6巻「夜光曲」 祥伝社ノベルズ版P196下段~P197上段
<「海上へ出るわ。東京湾マリンドライブ、わかる?」
 いそいで私は脳裏の地図を確認した。東京湾マリンドライブ、正式名称はたしか東京湾横断自動車道路。神奈川県川崎市と千葉県木更津市との海上を、海底トンネルと橋でつないだ海上道路だ。泡沫経済の時代を象徴する巨大公共事業の産物である。
 最初、東京湾横断自動車道路の通行料は、片道五〇〇〇円に設定されていた。往復で一万円になる。
 一日一万円、一ヵ月に二〇日通勤で二〇万円。そんな大金を支払って通勤するサラリーマンが五万人以上もいる、と、国土交通省のお役人たちは考えていたのだ。通勤定期券を発行し、企業に負担させればいい、というわけである。だがむろんそんな気前のいい企業が、この不景気な時代でなくとも、存在するはずがない。
 ときどき私は、中央官庁の官僚というやつらは、知能指数(IQ)を高く見せること以外まるきりアホではないか、と思うことがある。半分は非秀才のヒガミだが、あれほど巨額の国民の血税を公私にわたって浪費し、何の責任もとらず天下りまでして平気でいられるのは、アホでなければ生来の犯罪者だろう。

しかし、アクアラインで交通の便が良くなったという事実は、田中芳樹のクソミソな評価が致命的なまでに間違っていることを証明しているわけです。
その事実を無視して薬師寺シリーズの作中にて見当ハズレなアクアライン罵倒論を展開した挙句、自身の発言に責任を取らず頬被りを決め込んで平然としていられる田中芳樹は、アホでなければ生来の犯罪者なのではないでしょうか(笑)。

ところでこれは以前から疑問に思っているのですけど、田中芳樹と「らいとすたっふ」の社長氏って、政治思想が相当なまでに異なるのではないですかね?
社長氏は自身のブログで民主党政権に対する懐疑的なスタンスをしばしば披露しているのに対して、田中芳樹の日頃の主義主張は民主党政権のすくなくとも諸政策を完全肯定していますし。

ベストセラー作家として社長氏に諸々の雑務を任せることで好き勝手振舞える田中芳樹と、その秘書として雑務や出版業界に従事する過程で否応なく現実を直視せざるをえない社長氏の立場の違いがそのような思想的相違を生み出しているのでしょうか?
両者が互いの政治思想や評論などについてどう思っているのか、一度当人達に聞いてみたいものですね。

銀英伝舞台版のオーベルシュタイン役は「貴水博之」

ファイル 44-1.png

銀英伝舞台版におけるオーベルシュタイン役が公式サイトにて発表されました。
キャストは「貴水博之」。
当人のプロフィールによれば、年齢は40歳とのことですが、写真を見る限りでは10歳以上は若く見えます。

銀英伝舞台版公式サイトのキャストページ
http://www.gineiden.jp/teikoku/cast.html
貴水博之の公式サイト&ブログ
http://www.guanbarl.jp/LINKS/takami/

ただこの人、ラインハルト役・キルヒアイス役の俳優と違って、本業はミュージシャン・ボーカリスト・作詞家とのことで、過去の経歴を見ても有名どころのTVドラマや劇場公開映画等の出演歴がありません。
TV出演経験自体はあるようですが、それはあくまでも音楽番組におけるミュージシャンとしての出演ばかりです。

舞台経験としては、主にミュージカル系や芝居、それにVシネマ等の出演を中心にこなしているのだそうで、劇団員としては全くのド素人というわけでもないようですが、前2者が有名どころの主演歴を持っているだけに、経歴的にはやや地味な感じがありますね。
ある意味、ラインハルトの影たるオーベルシュタインとしてはふさわしいのかもしれませんが(苦笑)。

それにしても、原作の「痩せて青白い顔」という不健康な部分が強調されている記述を見慣れている人間としては、実年齢よりもはるかに若く見えるイケメンなオーベルシュタインというのも何か原作と違う印象がありますね。
音質が良いとのことなので、そちらの需要を当て込んでの抜擢なのでしょうか?
いずれにせよ、この人がオーベルシュタインを舞台上でどのように演じるのか、気になるところです。

本日よりブログオープン&一般公開

本日より、田中芳樹を撃つ!ウェブサイト内に管理人雑記ブログが正式にオープンしました。
ブログ記事については「田中芳樹を撃つ!Twitter商館」開設の2010年4月2日分よりアップされていますが、ブログ自体は本日より一般公開となります。

タナウツネット雑記ブログは、「田中芳樹を撃つ!Twitter商館」における様々なツイートをテーマ毎にひとつにまとめて追記・修正・編集を行い、掲載することで過去ログとして閲覧しやすくすることを主な目的とするブログです。

「田中芳樹を撃つ!Twitter商館」に投稿されたツイートの内容は、RTやTwitter関連ツールによる自動投稿、アスク!リツイート向けのポイント稼ぎ広告用ツイート等を除き、一定の時間を置いて当ブログでも掲載されます。

「田中芳樹を撃つ!Twitter商館」には「田中芳樹関連に話題を限定する」等の制限がないため、当ブログでも同様に話題の制限は設けません。

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