情報弱者で旧世代的な思考発想を貫く田中芳樹
http://twitter.com/adachi_hiro/status/15617847317
<ファンの皆様の存在は、田中芳樹にとって大変ありがたいことです。本人はTwitterには来ないので、私から伝えますね。RT @nishidashatner お任せあれ。 RT @WhiteBear_1969: @nishidashatner 銀英伝を愛し始めてから早20数年(略)>
Twitterどころかネット自体、田中芳樹はロクに閲覧していないようですからね~(-_-;)。
本人の情報源は未だ新聞・TVが主流のようですし。
2007年12月に刊行された薬師寺シリーズ最新刊でも、今時の20~30代の人間がリアルタイムな最新情報を調べるのに、ノーパソや携帯を使うのではなく新聞・TVで(しかも翌日に)確認するなどという、当時から換算しても10~15年ほどは遅れた情報収集方法を堂々と開陳していましたが、これがそのまま田中芳樹の情報収集に関する認識でもあるのが何ともねぇ……。
銀英伝ではヤンが立体TVのリモコン嫌い丸出しな発言を繰り出し、夏の魔術シリーズではポケベルに対する偏見混じりな会話が作中の主人公クラスの登場人物達によって交わされ、そして現実世界の田中芳樹は未だ携帯電話を持っておらず、電子書籍についても否定的でサインペンを使った作品執筆に勤しんでいるという……。
今時、「旧世代の人間」「情報弱者」という言葉がこれほどまでにピッタリ合致する作家というのもなかなかいないのではないでしょうか(苦笑)。
そもそも他ならぬ田中芳樹自身、新聞やTVの報道のあり方(記者クラブ問題や『右傾的』偏向報道問題など)には少なからず否定的な発言も行っていた過去があります。
にもかかわらず、どうしてそんな連中の報道から繰り出される政治評について何ら疑問を抱くことなくそのまま鵜呑みにするのか、前々から不思議に思えて仕方がないのですけどね。