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2010年07月06日の記事は以下のとおりです。

ファイナルファンタジーシリーズとの出会い

今更ながら最近、PS3のファイナルファンタジー(以下「FF」)13をプレイしています。
FF13は諸般の事情があって今までずっと「積みゲー」状態になっていたのですが、発売から半年以上も遅れてようやくプレイ可能に。
2010年7月6日時点では、第11章冒頭に出てくる召喚獣アレキサンダーを倒した後、大平原を攻略中です。

私の場合、FFシリーズは2作目の頃から関わっていて、これまでのシリーズは初期作品のFF1とオンラインゲームであるFF11以外は全てプレイ&クリアしています。
私が最初にFF2に出会ったのは、1988年12月17日のゲーム発売から少し経った1989年の春頃でしたから、もう20年以上の付き合いがあるわけですね。

初期のFFシリーズは、ストーリーは今の水準で見ても秀逸な出来だったのですが、ゲームシステムが今では考えられないほどにとにかく最悪なシロモノでしたね。
FF2では通常のザコ戦1回の戦闘時間が処理の問題から数分かかっても終わらなかったり、フィールド上で突然桁外れに強い敵が出て一撃でゲームオーバーになったり、熟練度システムが難しすぎてキャラクターのステータス成長に大きな支障が出たりするなど問題頻出。
次のFF3ではかなりの改善が見られたものの、それでもミニマム状態で攻撃力・防御力がゼロにされたままの状態で敵と戦わなければならない局面があったり、ラストダンジョンでは全くセーブができなかったりと、まだまだ多くの課題が残されていた状態。
今から振り返っても、「よくこんなゲームをクリアできたなぁ」と当時の自分についつい感心してしまいますね。

FFシリーズのゲームシステムが本当に評価されるようになったのは、スーパーファミコン(SFC)から発売されたFF4以降。
ここでようやく「通常のゲーム進行にすら障害が発生する」レベルの問題が全て解消され、純粋な「やり込み」が楽しめるようになりました。
FFシリーズの知名度と人気が、日本におけるRPG分野の先達であるドラゴンクエスト(以下「DQ」)シリーズに追いついたのもちょうどこの頃ですね。

ちなみにFFシリーズは、私の田中作品との出会いにも意外な影響を与えています。
私が田中作品で最初に読んだのはアルスラーン戦記だったのですが、初期のFFシリーズとアルスラーン戦記のイラストレーターは両者共に天野喜孝氏。
その絵柄の共通点から、アルスラーン戦記は私の目に止まることとなったわけですから、何がきっかけで出会いがあるか、分からないものですね。

今や日本ゲーム業界の最高峰に君臨するFFシリーズ。
次回作のFF14はPS3ではなく、シリーズで初めてWindows版からオリジナルが発売され、かつFF11と同じオンラインゲームになるとのことですが、ライバルのDQシリーズ共々、今後も発展し続けて頂きたいものですね。

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