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2010年08月の記事は以下のとおりです。

タナウツにおけるブログSEO効果と今後の課題

タナウツのサイト本家にTwitterのツイート保全を目的としたタナウツネット雑記ブログを設置してからというもの、タナウツサイトへのサイト訪問者(ユニークユーザー)数が右肩上がりに上がっています
1日当たりのサイト訪問者数が、今年の3月頃までは平均で120~140人前後だったものが、7月は210~230人と大幅に増加しています。

サイト訪問者が劇的に増えた最大の理由は、ブログ記事がサーチエンジン、特にgoogle検索結果で上位表示されるようになったことにあります。
これまでサーチエンジンからアクセスする1日当たりのサイト訪問者数は、平均で50~80人の間で常に推移していました。
しかしブログ導入後、その数は6月に100人を、7月に入ってからは150人を上回るのが常態となったのです。

ブログの中で最も検索される記事はダントツで映画の感想ネタ。
「(映画名) 感想」で検索すると上位表示される記事が多く、特に「エアベンダー 感想」「インセプション 感想」「ソルト 感想」等の検索キーワードでは一時的に検索結果1位で表示されたこともありました。
タイムリーに話題となっている映画ネタを扱い、しかもその記事がサーチエンジンの検索結果で上位表示される。
これがタナウツの集客性を高め、結果として多くのユニークユーザー数を獲得した原動力になったわけです。

他にも、TwitterやFacebook関連、および銀英伝舞台版関連の記事についても、少数ながらサーチエンジンからのアクセス数が地味に増え続けています。
TwitterやFacebook関連の記事では「誰もが関心をもってそうだが意外と話題にならない」ネタを結構扱っていますから、それ絡みの検索キーワードでよくアクセスされています。
銀英伝舞台版関連では、配役の人の名前で検索に引っかかることが多いですね。
芸能人や舞台俳優などといったジャンルは、今までタナウツではロクに扱ってきませんでしたから、その分の検索アクセス数が増えているわけです。
タナウツネット雑記ブログではTwitterと同様に田中芳樹絡みの制約がなく、私の個人的な趣味に基づく話題の大量投入が、結果的にこれまでタナウツで論じられてこなかった話題とネタの増強に繋がり、アクセスアップをもたらしたというわけですね。

ただ一方で、サイト訪問者数が増えているにもかかわらず、サイトそのもののページビュー数が実は伸び悩んでいるという現象が発生していたりします。
サーチエンジンからの訪問者は一般的に、検索結果に反映される該当ページ以外のサイト内ページは基本的に閲覧しない傾向にあります。
つまり、特定の検索キーワードに反応した該当のWebページだけを閲覧すると、すぐにサーチエンジンの検索結果ページに戻り、別のページを探し始める、という形で、下手すれば5秒以内に「直帰」してサイトから出て行ってしまうんですよね。
この「1ページだけしか閲覧しない直帰者」の割合が、タナウツのサイト訪問者の増大に比例する形で増えているのです。

サーチエンジンによって導かれたサイト訪問者に、検索ページだけでなくタナウツ全体に対し関心や興味を持ってもらうこと。
それが、タナウツにおける今後のサイト運営の大きな課題となりますね。

銀英伝舞台版のアンネローゼ役に「白羽ゆり」を選抜

ファイル 109-1.png

銀英伝舞台版のキャスティング一覧の中で唯一残っていたアンネローゼの配役が公式サイトにて発表されました。
キャストは「白羽ゆり」。

銀英伝舞台版公式サイトのキャストページ
http://www.gineiden.jp/teikoku/cast.html
白羽ゆりの紹介ページ
http://www.avexnet.or.jp/aaa/profile/02.html
白羽ゆりのオフィシャルブログ
http://ameblo.jp/yuri-shirahane/

プロフィールによれば、白羽ゆりは1978年12月28日生まれの31歳。
本名は「戸浪由香」というのだそうで、そこから「となみ」という愛称でファンからは呼ばれている模様。
経歴を見ると、かつては宝塚歌劇団に所属し星組・雪組のトップ娘役を務め、また舞台「ベルサイユのばら」におけるマリー・アントワネットなどといった大役を多く演じた実績もあるとのこと(宝塚歌劇団は2009年5月に退団)。
素人の目から見ても、かなりの大物を引っ張ってきたのではないかという感はありますね。
あと、ラインハルト役の人と同様、アンネローゼ役もまた金髪のヅラが必須になるので、ヅラとの相性がどうなるのかについても注目されそうです。

さて、これで銀英伝舞台版第一章を構成する主要キャラクターのキャスティングは全て出揃いましたが、脇役的なキャラクターの登場予定およびキャスティング発表は一体どのようになっていくのでしょうか?
実は脇役キャラクターというのは主要キャラクター以上に発表のタイミングが難しいんですよね。
というのも、脇役キャラクターの中には作品の中でも特定の箇所にしか登場しない人物も多々含まれているため、キャラクターを発表した時点で「舞台が扱うストーリー」までもが自動的に特定されることにもなりかねないからです。
たとえば、銀英伝外伝の惑星カプチェランカの戦いにしか登場しないヘルダー大佐を脇役として発表したら、その時点で「惑星カプチェランカの戦い」が舞台のストーリーになることが確定してしまいますし、同じく銀英伝外伝3巻にしか登場しないリューネブルクやグリンメルスハウゼンなどについても同じことが言えます。
というか現時点でさえ、キルヒアイスとフリードリヒ四世のキャスティング発表によって、舞台となる話が銀英伝2巻以前に特定できているわけですからね。
これから考えると、今後脇役キャラクターのキャスティング発表があるとしたら(宣伝戦略の観点から言っても、ない方が変なのですが)、舞台版のストーリーを公表する際に付随して一緒に発表する、という形を取る可能性が高いのではないでしょうか。
個人的には、銀英伝外伝におけるラインハルト&キルヒアイスコンビの敵役としての役割を担うベーネミュンデ侯爵夫人とその手下達は絶対に出てくるのではないかと考えているのですが。

ただ、銀英伝舞台版のストーリー予測は、ヒルダの突然のキャスティング参戦でかなり難しくなってしまったところがありますからねぇ(-_-;;)。
銀英伝2巻以前のストーリーだと、ヒルダはリップシュタット戦役直前に父親とラインハルト相手に直談判したシーンくらいしか目立った出番がありませんし。
辻褄を合わせるためのオリジナルストーリーでも作るつもりなのでしょうか。

銀英伝舞台版のヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ役に「宇野実彩子」を配置

ファイル 108-1.png

銀英伝舞台版におけるヒルダことヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ役が公式サイトにて発表されました。
キャストは「宇野実彩子」。

銀英伝舞台版公式サイトのキャストページ
http://www.gineiden.jp/teikoku/cast.html
宇野実彩子の紹介ページ
http://www.avexnet.or.jp/aaa/profile/02.html

プロフィールによれば、宇野実彩子は1986年7月16日生まれで今年24歳。
経歴を見ると、主に歌手やダンサーとして活動をしている人物のようで、AAA(トリプルエー)という音楽グループでメインボーカルを担当。
最近は「ランデブー!」という映画で主演を演じたりしているのだそうで、経歴だけを見ればまずまずの配役、と言えるでしょうか。
本人の写真を見る限りでは、前髪が何となく原作キャラクターを想起させるものがありますし。
しかしオーベルシュタイン役の人もそうなのですが、配役に際しボーカルの人を引っ張ってくる傾向があるのは、やはり舞台の音響を考慮してのことなのでしょうか?

ところで、本来当然のことではあるのですが、今回はどうやら「8月2日発表!」という公約を無事守ることができたようで、まずは何よりですね>銀英伝舞台版公式サイト。
ただ正直、これまでの傾向から考えて、深夜、それも「0時頃」に発表してきたのはかなり意表を突かれた感があったのですが。
これまでのサイト運営のあまりな惨状に、さすがに少しは考えるところがあったのですかねぇ(-_-;;)。

例のキャスト一覧ページに掲載されている銀英伝舞台版のキャスティングも、主要人物については残すところアンネローゼただひとりとなりました。
いつの間にかキャスト一覧から消されてしまったオフレッサーはどうなってしまうのか、また他の脇役的なキャラクターは一体どうなるのかなど、未だ気になるところは多々あるのですが。

映画「ソルト」感想

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映画「ソルト」観に行ってきました。
アンジェリーナ・ジョリー主演のアクション物。
今日は映画の日で、しかも昼過ぎ頃に映画を観に行ったこともあり、スクリーン内は完全に満席状態。
ネットでチケットを購入していなかったら席が取れなかったところでしたね。

物語は、北朝鮮でスパイの疑いをかけられた経歴を持つCIAエージェントであるイヴリン・ソルトが、ロシアの諜報員オルロフによって「ロシア(正確には旧ソ連時代から)のスパイ」という疑惑をかけられ、恋人の安否を確認するため逃亡を図るところから始まります。
序盤から中盤にかけては、イヴリン・ソルトが本当に疑惑通りのロシアのスパイか否かがあえて分からないようにしているストーリー進行で、CIAの追撃から智恵とアクションを駆使して逃亡するシーンをメインに話が展開されます。
オルロフの証言によれば、潜入スパイの目的は「アメリカ副大統領の葬儀に出席するために来米するロシア大統領」の暗殺。
CIAからの追撃から逃げ切ったイヴリン・ソルトは、まるで当然であるかのごとくアメリカ副大統領の葬儀が行われる場所へと向かうのですが、彼女の目的は一体何なのか、そして彼女の真の正体とは!?

映画の観客から見たイヴリン・ソルトの立ち位置は中盤付近で二転三転します。
「これが正体か!」と観客に思わせたところで、突然「その立場からは」全く辻褄の合わない行動に出たりしますし。
彼女の真の正体と目的は物語終盤で明らかとなるのですが、この辺り、単純なアクション映画というだけでなく、一種のミステリー的な要素も多々あります。
ちなみに、物語終盤の彼女の言動は「次なるストーリー」へのプロローグにもなっていて、実際この映画、明らかに「次回に続く」と言わんばかりの終わり方をしています。

それにしても、アメリカの中枢および社会に浸透し、何十年も潜み続けるスパイの恐ろしさというものを、これ以上ないほどリアルに表現している作品と言えますね、映画「ソルト」は。
現実にも、少し前にアメリカで物議を醸していた「アンナ・チャップマン摘発事件」というニュースがありましたし。

http://sankei.jp.msn.com/world/america/100629/amr1006291918008-n1.htm
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%9E%E3%83%B3

かのアメリカでさえこういうことが実際に起こりえるわけですし、ましてや「スパイ天国」とさえ呼ばれる日本の惨状は如何ばかりか、少々ぞっとするものがあります。
その上、マスコミや政治中枢に潜むスパイ達にとって都合の悪いこの手の映画は、日本では18禁エロ映画などよりもはるかに作りにくい空気がありますしねぇ(T_T)。

「髑髏城の花嫁」7月31日時点進捗状況

ファイル 106-1.jpg

http://a-hiro.cocolog-nifty.com/diary/2010/07/post-223c.html
<本人としては、次に編集さんにお渡しするときは、第3章と第4章をまとめてお渡ししたいなあ、と言っていました。頑張ってほしいです。はい。>

これまでの「髑髏城の花嫁」の執筆状況をまとめてみると、4月で初荷、6月に第2章まで完成、そして8月は3章の終わり~4章の始め付近?を執筆中ということになるのですが……。

何と言うか、今までにないくらい執筆のスピードが遅いですね。
創竜伝13巻などは、刊行3ヶ月前のイラク戦争の社会評論があったことから、執筆開始から3~4ヶ月前後で完成したと推察されますし、田中小説版キング・コングなども同じくらいの時間で完成しています。
「髑髏城の花嫁」の前巻となる「月蝕島の魔物」も、その前に刊行されたアルスラーン戦記12巻の発売日から換算すると、約8ヶ月で完成し刊行されています。
それに対し「髑髏城の花嫁」は、「らいとすたっふ」社長氏のブログを読む限りでは今年に入ってからずっと執筆を続けているはずなのに、全8章の未だ半分にも到達しない始末。
ただでさえ去年は体調不良とやらでロクに執筆していないというのに、それから回復してさえこの惨状って……。

下手すると、今年は田中芳樹直筆の作品が1作も出ない年になってしまうかもしれませんね(T_T)。
ストレス解消目的の薬師寺シリーズも、かつては筆がノリにノって仕方がないと言わんばかりの刊行ペースだったというのに、ここ2年半ほどは続巻が止まった挙句、垣野内成美女史によるマンガに追いつかれてしまう始末ですし。

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