タナウツにおけるブログSEO効果と今後の課題
- 2010/08/04 00:00
- カテゴリー:タナウツSEO・SMO, サイト改造裏話
タナウツのサイト本家にTwitterのツイート保全を目的としたタナウツネット雑記ブログを設置してからというもの、タナウツサイトへのサイト訪問者(ユニークユーザー)数が右肩上がりに上がっています
1日当たりのサイト訪問者数が、今年の3月頃までは平均で120~140人前後だったものが、7月は210~230人と大幅に増加しています。
サイト訪問者が劇的に増えた最大の理由は、ブログ記事がサーチエンジン、特にgoogle検索結果で上位表示されるようになったことにあります。
これまでサーチエンジンからアクセスする1日当たりのサイト訪問者数は、平均で50~80人の間で常に推移していました。
しかしブログ導入後、その数は6月に100人を、7月に入ってからは150人を上回るのが常態となったのです。
ブログの中で最も検索される記事はダントツで映画の感想ネタ。
「(映画名) 感想」で検索すると上位表示される記事が多く、特に「エアベンダー 感想」「インセプション 感想」「ソルト 感想」等の検索キーワードでは一時的に検索結果1位で表示されたこともありました。
タイムリーに話題となっている映画ネタを扱い、しかもその記事がサーチエンジンの検索結果で上位表示される。
これがタナウツの集客性を高め、結果として多くのユニークユーザー数を獲得した原動力になったわけです。
他にも、TwitterやFacebook関連、および銀英伝舞台版関連の記事についても、少数ながらサーチエンジンからのアクセス数が地味に増え続けています。
TwitterやFacebook関連の記事では「誰もが関心をもってそうだが意外と話題にならない」ネタを結構扱っていますから、それ絡みの検索キーワードでよくアクセスされています。
銀英伝舞台版関連では、配役の人の名前で検索に引っかかることが多いですね。
芸能人や舞台俳優などといったジャンルは、今までタナウツではロクに扱ってきませんでしたから、その分の検索アクセス数が増えているわけです。
タナウツネット雑記ブログではTwitterと同様に田中芳樹絡みの制約がなく、私の個人的な趣味に基づく話題の大量投入が、結果的にこれまでタナウツで論じられてこなかった話題とネタの増強に繋がり、アクセスアップをもたらしたというわけですね。
ただ一方で、サイト訪問者数が増えているにもかかわらず、サイトそのもののページビュー数が実は伸び悩んでいるという現象が発生していたりします。
サーチエンジンからの訪問者は一般的に、検索結果に反映される該当ページ以外のサイト内ページは基本的に閲覧しない傾向にあります。
つまり、特定の検索キーワードに反応した該当のWebページだけを閲覧すると、すぐにサーチエンジンの検索結果ページに戻り、別のページを探し始める、という形で、下手すれば5秒以内に「直帰」してサイトから出て行ってしまうんですよね。
この「1ページだけしか閲覧しない直帰者」の割合が、タナウツのサイト訪問者の増大に比例する形で増えているのです。
サーチエンジンによって導かれたサイト訪問者に、検索ページだけでなくタナウツ全体に対し関心や興味を持ってもらうこと。
それが、タナウツにおける今後のサイト運営の大きな課題となりますね。