8月9日は野球の日
8月9日は野球の日。
「や(8)きゅう(9)」の語呂合わせと、この時期に高校野球で野球に対する関心が高まることから制定された日です。
ところで、高校野球を主催している朝日新聞社は、1911年に「野球害毒論」なる連載を新聞紙上に掲載していたことがあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E7%90%83%E5%AE%B3%E6%AF%92%E8%AB%96
ちなみに、朝日新聞社が現在の高校野球の前身である全国中等学校野球大会を主催するようになったのは、件の「野球害毒論」を掲載したわずか4年後の1915年。
朝日新聞の掌返しの変節ぶりは、当時から健在だったというわけですね(笑)。
しかも現在の高校野球は、高野連なる硬直しきった組織が様々な弊害を撒き散らしていたり、野球賭博に代表される利権や犯罪の温床になっていたりするなど、「野球害毒論」の頃とは全く別の理由で「有害」になりつつあるという笑うべき惨状に。
そうでなくても高校野球には、まるで戦前の軍隊教育のごとく無茶な練習で選手の身体を壊したり、勝利した学校が校歌斉唱したり、敗北した学校が砂を持ち帰ったりするなどといった、常日頃の朝日新聞であれば「右翼」「軍靴の足音が聞こえてくる」とヒステリックに喚き散らすであろう要素が目白押しです。
戦前の日本についてアレほどまでに舌鋒鋭い罵倒を繰り広げ、戦後の日本に謝罪と反省と賠償を求める報道を社是としている朝日新聞ともあろうものが、「右翼の祭典」としか言いようのない高校野球を主催するなど、本来あってはならないことであるはずです。
今こそ朝日新聞は、社是の遵守と高校野球改革のためにも、かつての「野球害毒論」の原点に立ち返り、高校野球から一切の手を引くべきなのではないでしょうか。
まあ、あの変節漢のトンデモ新聞にそんな芸当ができるとは到底思えませんが(苦笑)。