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2010年08月12日の記事は以下のとおりです。

8月12日は君が代記念日

8月12日は君が代記念日。
1893年のこの日、文部省告示「小学校祝祭日大祭儀式規定」が公布され、小学校の祝日・大祭日の唱歌に「君が代」「一月一日」「紀元節」等の8曲が定められました。

明治以来、「君が代」は日本の国歌であると慣習的に定められており、1999年には「国旗及び国歌に関する法律(通称「国旗国歌法」)」によって法的にも認定されています。
ところが戦後の日本では、「君が代」は国旗である「日の丸」と並んで「右翼的」「軍靴の足音が聞こえる」「国家ナショナリズムを刺激する」「戦争を想起させる歌」などと謂れのない誹謗中傷を朝日新聞・日教組などから叩きつけられ、教育現場では教師達に対し「生徒達に強制的に歌わせるのはよくない」という逆方向の強制行為が公然と行われてきました。
卒業式などに至っては、国旗掲揚および国歌斉唱で一悶着が起きることも珍しくなく、行事の遂行に悩んだ校長が自殺したケースすら存在します。

世界的に見ても、「君が代」はかなり平和的な部類に入る国歌と言えます。
「君が代」の歌詞は「古今和歌集」に編纂されていた短歌のひとつであり、元々は長命祈願や祝い事のために歌われていたものです。
また、日本政府の統一見解でも「君が代」は「天皇を日本国および日本国民統合の象徴とするわが国の末永い繁栄と平和を祈念したもの」とされており、ナショナリズムや軍国主義的な要素などどこを探しても見当たりません。
ちなみに世界的に有名な国歌を調べてみると……。

フランス革命後にフランスの国歌となった「ラ・マルセイエーズ」は、その歌詞の中に「血塗られた軍旗は掲げられた」「市民らよ武器を取れ」などという物騒な単語が存在します。

アメリカの国歌である「星条旗」は、1812年から始まった米英戦争におけるマクヘンリー砦の戦いで、イギリス艦隊による夜間砲撃に耐え抜き、夜明けにはためいていた星条旗をモチーフに作曲された歌で、歌詞にも当然、戦争を想起させる単語で満ち満ちています。

中華人民共和国の国歌である「義勇軍進行曲」に至っては、直訳すると「我らの血肉を以って新たな長城を築こう!」「敵の砲火をついて進め!」となってしまう歌詞が含まれています。

これらの国歌と比較して日本の「君が代」が戦争的であると罵倒する朝日新聞や日教組の連中は、頭か耳鼻科の病院にでも行った方が良いのではないでしょうか(笑)。
しかも、常日頃から「君が代」や「日の丸」を罵倒しまくっている連中は、オリンピックやワールドカップなどの国際スポーツ大会が開催されると、何故かその手の論調を控えてしまうんですよね(苦笑)。
サッカーワールドカップなどは戦争勃発のきっかけになったことすらあるくらいなのですし、国家ナショナリズム高揚に伴う観客同士の争いなどは日常茶飯事的に発生しているではありませんか。
すくなくとも卒業式の国旗掲揚・国歌斉唱などよりもはるかに危険極まりない要素があることは疑問の余地もないことであるはずなのですが(爆)。

世界的にも稀に見るほどに平和的な国歌である「君が代」。
古くから存在する歴史的にも貴重な存在であるこの歌を、いつもとは言わないまでもたまには振り返り、日本人として尊重する日があっても良いのではないでしょうか。

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