8月13日は韓国が「アメリカから」独立した日
8月13日は韓国が「アメリカから」独立した日。
韓国の独立記念日は「光復節」と呼ばれており、公式では「8月15日に」「日本から」独立したとされていますが、これは事実に反しています。
1945年8月15日、日本のポツダム宣言受諾による終戦に伴い、当時の朝鮮総督府は朝鮮半島の統治機構の権限を現地の朝鮮人達に付与すると発表。
当時の朝鮮総督だった阿部信行陸軍大将と、朝鮮軍司令官の地位にあった上月良夫陸軍中将により、朝鮮建国準備委員会の結成が命じられ、朝鮮総督府から日の丸が下ろされ、現在の韓国国旗である太極旗が掲揚されました。
これから考えると、1945年8月15日に朝鮮人達が獲得したのは「独立」ではなく「自治権」に過ぎなかったことになります。
ところがその自治権すら、同年9月8日に連合国であるアメリカとソ連が朝鮮半島に進駐してくると、一方的に解消させられてしまいます。
当時のアメリカとソ連は、朝鮮人に統治能力を一切認めず、朝鮮半島をあくまでも「日本の一部」として扱いました。
その結果、一度掲げられたはずの太極旗は引きずり下ろされ、再び日本の日の丸が掲げられたのです。
そして翌日には、日本の朝鮮総督府とアメリカとの間で朝鮮半島の統治権移譲の事務手続きが行われ、今度はアメリカの星条旗が朝鮮総督府に掲揚されるに至りました。
その後、アメリカが朝鮮半島南半分を、ソ連が北半分をそれぞれ占領支配することになります。
韓国が「アメリカの軍政から」独立したのは、終戦から実に3年も経過した1948年8月13日。
この日に大韓民国樹立の宣布式が挙行され、韓国という国が正式に発足したのです。
しかし韓国の初代大統領である李承晩(イスンマン)およびその側近達はこの事実を歪曲し、「我々は日本の敗戦によって【日本の植民地支配】から解放された」と喧伝して国民の愛国心を煽った挙句、8月15日を「光復節」としたわけです。
独立記念日からして自分達の都合が良いように歪曲する韓国に、愚かなる菅直人の談話が言うところの「歴史の事実を直視する勇気とそれを受け止める謙虚さ」など欠片たりとも見出すことができないのですが、こんな連中に迎合して一体何が楽しかったのでしょうか、民主党は。
第一、韓国は自分達の自治権さえも否定し「民族の尊厳」を蹂躙した挙句、軍政による占領統治を3年にもわたって行ったアメリカに対し、何故日本に対するものと同様の謝罪と賠償を要求しないのでしょうか?
こんなダブルスタンダードが存在すること自体、韓国の日本に対する悪意と敵意は一目瞭然なシロモノでしかないのですけどね。