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2010年09月の記事は以下のとおりです。

日本最初のスクランブル交差点「子飼橋交差点」

大都市の中心街で多く見られるスクランブル交差点。
日本では東京の銀座や渋谷駅前にあるものが特に有名ですが、日本で最初のスクランブル交差点は、熊本県熊本市の子飼橋交差点だったりします。
名前の由来は白川に架かっている子飼橋から。
場所はこんなところです↓

この交差点の近くには熊本大学と子飼商店街があり、また熊本市中心地に近いこともあってか、ここは熊本の中でも交通量がかなり多い部類に入ります。

ここに日本最初のスクランブル交差点が誕生したのは1969年。
当時、この交差点には路面電車の終着となる電停があり、路面電車の利用客が電停から道路に溢れ、自動車交通の妨げになる問題が発生していました。
それを解消するために設置されたのがスクランブル交差点で、元々は電停対策がメインだったわけですね。
ただ、肝心の電停は、1972年に熊本市電黒髪線が廃止されたことにより消滅し、現在では路面電車の路線を潰して拡張された道路に僅かながらその名残を残すのみです。
しかし、スクランブル交差点はその後も生き残り、現在もK字の交差点で道路横断の橋渡しとして機能しているわけです。

ちなみに、熊本県で一番人の往来が多いスクランブル交差点は、熊本市の下通り・上通りアーケード街を結ぶ通町筋電停周辺の交差点。
場所はこことなります↓

この交差点は熊本の象徴でもあり、観光パンフレットや映画などでもしばしば登場しています。
熊本で「スクランブル交差点」といったらまずこちらの方が知名度も高く有名なメジャーどころで、名前は知らなくても「見たことがある」という人は結構多いのではないでしょうか。

銀英伝舞台版のアフタートークショー開催

銀英伝舞台版の出演者・原案者によるアフタートークが開催されるそうです。
2011年1月11日~14日のそれぞれ19:00から開催予定とのこと。

http://www.gineiden.jp/teikoku/schedule.html

舞台自体は1月7日~16日までの予定なので、初日と最終日以外の客入りが比較的少ない日程の集客が目的なのでしょうね、これって。
ちなみに、田中芳樹自身もトークショー初日に参加する予定のようです。
一体何を話すつもりなのやら。

親子愛をテーマにしたハリウッドらしからぬ映画「A.I.」

ファイル 136-1.jpg

スティーブン・スピルバーグ監督が製作を手がけた2001年公開映画「A.I.」。
日本でも有名なスピルバーグ監督は、大衆娯楽映画を多く製作する傾向にあります。
しかし、映画「A.I.」は元々、1999年に亡くなった故スタンリー・キューブリック監督の企画を受け継いだ作品であったためか、親子愛がテーマの非常に哲学的な内容となっています。

映画「A.I.」は、自分達の御都合主義でロボットを好き勝手に使役したり敵視したりする人間達のエゴイズムと、「感情」をプログラミングされた少年ロボットが「母親の愛」を求める姿が描かれています。
前者は「ターミネーター」シリーズを筆頭にハリウッド映画ではさして珍しいものではありませんが、後者は極めて稀有なパターンです。

この映画のストーリーは、一言で表現するならば「近未来版ピノキオ」。
母親に「子供としての愛情」を抱くようプログラムされた、主人公である少年ロボット・ディビットが、諸事情あって母親に捨てられた後も母親から愛されることを望み続け、ロボットから人間になる方法を探すべく、時間的にも物理的にも長い旅に出るのです。

その旅の結末は、ある意味では主人公の願いを叶えるものであり、別の見方では単に主人公にとって都合の良い幻想を見せただけのシロモノと、個人によって「哀しいハッピーエンド」とも「単純なバッドエンド」とも解釈しえる非常に意味深なもので、映画ファンの間でも賛否が分かれています。
その哲学的なラストシーンはハリウッド映画の中でもかなり異色です。

そのため、映画「A.I.」はアメリカではあまりヒットしなかったものの、日本では逆に大ヒットして制作費を楽々と回収したのだとか。
確かにこの映画はハリウッド映画の長所にして魅力でもある「単純明快な面白さ」といったものがありませんし、どちらかと言えば日本人向けの映画と言えるでしょうね。

好みは分かれるかもしれませんが、「ハリウッド映画らしからぬハリウッド映画」を求める方には、映画「A.I.」は是非ともオススメしたい一品です。

映画「バイオハザードⅣ アフターライフ(3D版)」感想

ファイル 135-1.jpg

映画「バイオハザードⅣ アフターライフ(3D版)」を観に行ってきました。
カプコンの人気ゲーム実写映画化シリーズ第4弾。
正式の劇場公開は9月10日で、今回は先行上映となります。
内容が内容なので、当然のことながらPG-12指定作品です。

物語は東京都渋谷の日常風景、および地下にあるアンブレラ東京本部から始まり、しばらくは東京本部の構成員による日本語による会話が延々と展開されます。
その東京本部を、前作「バイオハザードⅢ」で製造されていた大量のクローン達を引き連れた主人公アリスが襲撃。
襲撃の最中、東京本部の首領格であるウェスカーは、脱出用の飛行機(V-22オスプレイのような機体)を使って逃亡し、その際に東京本部を爆破。
本部もろともアリス集団を葬り去ったかに見えましたが、飛行機内にすでに潜り込んでいた(らしい)アリスの一人がウェスカーを襲撃。
2人の揉み合いの末、飛行機は山岳に墜落し、アリスは脱出、ウェスカーは行方不明となります。
序盤は大体こんな流れです。

作中に登場する敵は、ゲーム版「バイオハザード4&5」に登場する敵キャラクターがベースとなっています。

過去の「バイオハザード」映画シリーズの全てでそうでしたが、今作も女優ミラ・ジョヴォヴィッチが演じる主人公アリスの超人的な強さは健在ですね。
アリスの強さは、映画「マトリックス」シリーズを想起させるスローモーションなアクションシーンで随所に披露されています。
彼女に限定すれば非常に安心して観賞できる作品と言えますね。

ただ、ミラ・ジョヴォヴィッチは今後の「バイオハザード」映画シリーズには出演しないとのことで、今後の続編がどうなるのかは気になるところです。
今作も、「新たな敵の出現」直後にエンドロールという、明らかに続編があるかのような終わり方をしていたので、続編自体は製作されるのではないかと思うのですが……。

……とWikipediaの情報を元に文章を書いていたら、最新のニュース記事では、ミラ・ジョヴォヴィッチ本人がこんなことを述べていたとのことでした↓

http://npn.co.jp/article/detail/37827122/
<そんなミラは「最初の小さなホラー映画がここまで大人気シリーズになるとは思っていなかったの。次があるなら、絶対にやるわ。だって8年も演じているのよ(笑)」と今後の更なるシリーズ化にも言及し、「何本もの良質な続編を作るには、キャスト・スタッフたちの情熱と愛情が必要。このシリーズの素晴らしいところは、スタジオシステムに則るのではなく、監督のインスピレーションによって作られているところね」とその人気を支える作り手たちの姿を明かしていた。>

どうやら続編製作についての問題は現時点では解消されているようですね。

「らいとすたっふ」の杜撰な情報管理

http://twitter.com/aoi6407/status/22796045543
<@wrightstaff 今回の舞台ヤッパリヤンの出演ないデスヨネ。続編よろしくお願いいたします。ヤンが子供の時から好きで結婚したい男性は今でもヤンです(笑)。今でも、ヤンが亡くなる場面を思い出すだけで泣けます。なので次に期待!>

http://twitter.com/wrightstaff/status/22845137444
<@aoi6407 ご愛読ありがとうございます。今回は「第一章 銀河帝国編」ですから、続編もあるのではないでしょうか。

……は?
銀英伝舞台版の「同盟編」が「帝国編」の半年後に予定されているって、ついこの間社長氏自ら公言していませんでしたっけ?
私もネタにしていましたし↓

http://twitter.com/adachi_hiro/status/21652810564
https://www.tanautsu.net/blog/archives/weblog-entry-124.html

変に曖昧な返答など返していないで、素直に社長氏の発言をそのまま孫引きして回答すれば良いでしょうに。
Twitterの「らいとすたっふ」公式って、自分のところの仕事内容すらも把握できていないのでしょうか?
それとも、社長氏が公言していた「同盟編」に関する情報というのは、まだ門外不出の機密事項だったり、何ら根拠のないガセ情報だったりするのでしょうか?
いずれにしても、あまりにも会社としての情報管理が杜撰過ぎて泣けてくる話ではありますね(T_T)。

「KLAN」シリーズのWebコミック化

田中芳樹原案の「KLAN」シリーズがWebコミックとして配信されるそうです。

http://flex-comix.jp/titles/klan.html
http://a-hiro.cocolog-nifty.com/diary/2010/09/klan-4e0f.html

このシリーズは、私が知っている限りの田中作品の中では究極の駄作と言って良いシロモノですね。
「あの」創竜伝のさらなる劣化版、と言えば、どれくらいヒドいシリーズであるかお分かり頂けるかと。
何しろ、田中芳樹が直接手がけた「KLAN」1巻は、私が手に取った田中作品の中で唯一「あまりの下らなさに腹が立ってブックオフに叩き売った」作品ですからねぇ~(-_-;;)。
創竜伝や薬師寺シリーズでさえ、そこまでやったことはなかったのですが(苦笑)。

そんなシロモノを他作家に丸投げした挙句、さらにWebコミック化で使い回して何度も繰り返しカネを集めようとする「らいとすたっふ」の企業戦略というのは、何とまあ逞しいものだとついつい感心してしまいますね。
再販本を乱発したり、パチンコ&パチスロに作品を売り飛ばしたりと、やっていることは創竜伝&薬師寺シリーズで批判されている政治家や大企業並に読者をバカにし食い物にしているとしか評しようがないシロモノですし(苦笑)。
まあ「らいとすたっふ」も営利企業なわけですし、「企業が利潤を求めて何が悪い!」と普通ならば私も擁護するところなのですけど、常日頃の田中御大の発言とは大いに矛盾する企業活動だよなぁ、と。

あまりにも涙ぐましい返答(T_T)

http://twitter.com/cherrychoco23/status/22236260148
<@wrightstaff 次回作はいつになりますか?薬師寺涼子の大ファンです(^u^)>

http://twitter.com/wrightstaff/status/22499594665
<@cherrychoco23 ご愛読ありがとうございます。田中には続刊の構想がすでにあるようです。いつと申しあげることはできませんが、執筆の予定はありますので、楽しみにお待ちいただければ幸いです。>

田中芳樹の執筆事情を鑑みると、これはあまりにも涙ぐましい返答ですね。
何しろ、今年の4月には「タイタニア続巻が出る」という情報がYahoo!ニュースにまでなったというのに、現実は年内に「髑髏城の花嫁」が1冊出るかどうかといったところなわけですからねぇ。
読者を無駄に期待させたあのニュースは一体何だったのだろうかと、ついつい何度も疑問に思ってしまう今日このごろです(苦笑)。
ましてや、薬師寺シリーズの最新刊なんて最初から来年持ち越し確定ですし、「髑髏城の花嫁」の執筆状況を見ても、田中芳樹の遅筆はこの期に及んでも却って磨きがかかってすらいる始末です。
全く、せっかくの田中芳樹ファンに対してあんな返答をしなければならない「らいとすたっふ」には、他人事ながら心の底から同情したくなります(T_T)。

独自ドメイン&サブドメインのSEO効果

サイト&ブログを構築する際、そのURL、特にドメインの設定は極めて重要な要素となります。

ドメインには独自ドメインとサブドメインがあり、タナウツの「tanautsu.net」や奇説珍説博物館の「tondemo.info」などのような「全文を独自に設定できる」ドメインを独自ドメイン、「○○○.fc2.com」「▲▲▲.seesaa.net」などのような「特定のドメインの前に名前を付ける」形式のドメインをサブドメインといいます。
一方、ジオシティーズやはてな等、各種プロバイダが提供する無料レンタルスペースでは「geocities.jp/■■■」「d.hatena.ne.jp/×××」といった「独自ドメインの下に『フォルダ名』形式の名前を付ける」形のものが一般的です。

無料レンタルスペースには、技術的な問題や諸々の複雑な手続きを気にすることなく誰もが手軽にできるという利点があります。
独自ドメインとサブドメインには、設置には時間と手間とカネがかかるものの、URLを短縮できる上にURL自体に独自性があり、サイト&ブログのブランディング性を高めることができます。
手軽に出来る無料レンタルスペースを選ぶか、サイトの独自性とブランディング性の向上が図れる独自ドメインORサブドメインを選ぶか、それは人それぞれでしょう。

しかし、サーチエンジンを使って長期的な集客を行いたいのであれば、独自ドメインやサブドメインの設定は必須事項となるでしょう。
実は独自ドメインとサブドメインは、サーチエンジンの検索結果においても、無料レンタルスペースよりも有利となります。
サーチエンジンでは、ドメイン単位で検索ページをひとつにまとめる傾向があります。
特にgoogleの検索結果では、同一ドメイン内にあるページは最大2つまでしか表示されず、それ以降は「(ドメイン)のその他の検索結果を表示する」というリンク先のページに全てまとめられます。
各種プロバイダのドメインの下に名前を付ける形式のサイト&ブログの場合、同一ドメイン上にある他のサイト&ブログのコンテンツページが優先的に表示され、結果として自分のところのコンテンツが検索結果に反映されなくなる、という事態が発生する危険性が高いのです。
それに対し、独自ドメインとサブドメインには、他所との競合の可能性が全くないため、その手の問題を事前に回避することができる、というわけです。

私がタナウツ管理人を引き継ぎ、サイトを移転&新たに設置した際も、特にこだわったのは独自ドメイン問題でした。
URLを短縮すれば見た目も良いですし、URL自体をキャッチフレーズとして利用することもでき、さらにはSEO的にも有利なのですから当然のことです。
だから私がサイトを新規に構築する際、「無料レンタルスペースを借りる」という発想は最初から全くなかったですね。

これからサイト&ブログを構築し、不特定多数の人達を呼び込みたい、と考えている方は、URLに独自ドメインまたはサブドメインを導入することを是非ともオススメしておきます。

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