独自ドメイン&サブドメインのSEO効果
- 2010/09/01 19:15
- カテゴリー:タナウツSEO・SMO, サイト改造裏話
サイト&ブログを構築する際、そのURL、特にドメインの設定は極めて重要な要素となります。
ドメインには独自ドメインとサブドメインがあり、タナウツの「tanautsu.net」や奇説珍説博物館の「tondemo.info」などのような「全文を独自に設定できる」ドメインを独自ドメイン、「○○○.fc2.com」「▲▲▲.seesaa.net」などのような「特定のドメインの前に名前を付ける」形式のドメインをサブドメインといいます。
一方、ジオシティーズやはてな等、各種プロバイダが提供する無料レンタルスペースでは「geocities.jp/■■■」「d.hatena.ne.jp/×××」といった「独自ドメインの下に『フォルダ名』形式の名前を付ける」形のものが一般的です。
無料レンタルスペースには、技術的な問題や諸々の複雑な手続きを気にすることなく誰もが手軽にできるという利点があります。
独自ドメインとサブドメインには、設置には時間と手間とカネがかかるものの、URLを短縮できる上にURL自体に独自性があり、サイト&ブログのブランディング性を高めることができます。
手軽に出来る無料レンタルスペースを選ぶか、サイトの独自性とブランディング性の向上が図れる独自ドメインORサブドメインを選ぶか、それは人それぞれでしょう。
しかし、サーチエンジンを使って長期的な集客を行いたいのであれば、独自ドメインやサブドメインの設定は必須事項となるでしょう。
実は独自ドメインとサブドメインは、サーチエンジンの検索結果においても、無料レンタルスペースよりも有利となります。
サーチエンジンでは、ドメイン単位で検索ページをひとつにまとめる傾向があります。
特にgoogleの検索結果では、同一ドメイン内にあるページは最大2つまでしか表示されず、それ以降は「(ドメイン)のその他の検索結果を表示する」というリンク先のページに全てまとめられます。
各種プロバイダのドメインの下に名前を付ける形式のサイト&ブログの場合、同一ドメイン上にある他のサイト&ブログのコンテンツページが優先的に表示され、結果として自分のところのコンテンツが検索結果に反映されなくなる、という事態が発生する危険性が高いのです。
それに対し、独自ドメインとサブドメインには、他所との競合の可能性が全くないため、その手の問題を事前に回避することができる、というわけです。
私がタナウツ管理人を引き継ぎ、サイトを移転&新たに設置した際も、特にこだわったのは独自ドメイン問題でした。
URLを短縮すれば見た目も良いですし、URL自体をキャッチフレーズとして利用することもでき、さらにはSEO的にも有利なのですから当然のことです。
だから私がサイトを新規に構築する際、「無料レンタルスペースを借りる」という発想は最初から全くなかったですね。
これからサイト&ブログを構築し、不特定多数の人達を呼び込みたい、と考えている方は、URLに独自ドメインまたはサブドメインを導入することを是非ともオススメしておきます。