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2010年10月10日の記事は以下のとおりです。

映画「ナイト&デイ」感想

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映画「ナイト&デイ」観に行ってきました。
トム・クルーズとキャメロン・ディアス共演のアクション物。

ストーリーは、空港で「運命の出会い」を果たした男が実は組織から追われている人間で、女がそれに巻き込まれるというシチュエーションから始まります。
妹の結婚式の準備から自宅があるボストンへと帰るため、飛行機で移動するためカンザス州のウィチタ空港に来ていた、キャメロン・ディアス演じるジューン・ヘイヴンス。
空港内を移動中、トム・クルーズ扮するロイ・ミラーと2度もぶつかり、運命の出会いと言わんばかりの出会いを果たし、二言三言会話をします。
実はこの出会いは、とある目的からロイが意図的に仕組んだものだったのですが、当初はジューンがそんなことに気づくわけもなく、両者は同じ飛行機に乗ることになります。
ジューンが飛行機内の化粧室に入っている間にロイは飛行機の乗員に扮した工作員達と戦闘を行い、パイロットも含め全員を殺してしまいます。
結果、飛行機は墜落。
混乱するジューンにロイは薬を飲ませて昏倒させ、次に目覚めた時、彼女はボストンの自宅で寝かされていました。
不審に思いながらも、妹の結婚式に出席するためのドレスを新調していた彼女の前に謎の集団が現れ、彼女を車に乗せてどこかへ連れて行こうとし、その後を追ってきたロイとの間でカーチェイスが展開される……、という形で、序盤の物語は進行していきます。

この映画は、全体的に女性であるジューンの視点を中心に展開されています。
ジューンはロイによって何度か薬を投与され意識を失うのですが、その間のストーリーは断片的にしか描写されることなく、目覚めることになる舞台まで一気に物語が進みます。
アクション以上に、いわゆるコメディ的な描写や「大人の会話や雰囲気」的なものが前面に押し出されていますし、アクション物はアクション物でも、この映画はどちらかと言えば「女性向け」に作られているという印象がありますね。
物語の序盤ではロイのお荷物&足手まといだったジューンが、後半では逆にロイを引っ張っていっていましたし。
特にラストの男女逆転なオチは結構笑いましたね。

何でもこの映画、日本に先立って6月に公開されていたアメリカとカナダでは、トム・クルーズ主演のアクション映画としては過去20年の中で最低の興行収益だったのだとか。
ただ、アメリカで大赤字を記録した映画が日本では大ヒットしたという事例も少なからず存在しますので、日本もアメリカの後追いをするとは限りません。
日本でも少なからぬライバル映画がひしめく中での劇場公開となったわけですが、結果は一体どうなりますかねぇ。

10月10日は中華民国国慶日(建国記念日)

10月10日は中華民国国慶日(建国記念日)。
1911年のこの日、清王朝支配下にある武昌で兵士達による反乱が勃発し、これを発端とする辛亥革命により清王朝は滅亡、翌年1月1日に中華民国が誕生しました。
中華民国では辛亥革命が起こった日が国慶日と定められています。

中華民国は建国当初から現在の台湾に臨時政府を樹立するまで内紛・内戦続きな印象があります。
建国当初、孫文が国家元首に当たる臨時政府の大総統に就任したものの、すぐさま国内最大の軍事力を持つ袁世凱との対立が始まり、袁世凱が権力闘争に勝利してとにもかくにもゴタゴタが収束したかと思えば、その袁世凱も1916年に病死。
その後は地方軍閥の群雄割拠、南京国民政府と汪兆銘政権の分裂、日中戦争(支那事変)と続いた挙句、最後は中国共産党との国共内戦に破れ、台湾に落ちのびることとなったわけです。
その台湾でも、二・二八事件をはじめとする現地の本省人との衝突があったわけですが、1996年には複数政党制と大統領制を主体とした民主共和制が導入され、すくなくとも中華人民共和国と比べれば「開かれた政治」を実現しています。
中華民国は、台湾のみの領有となって以降に初めて「平和と安住の時代」を迎えることとなったわけで、何とも皮肉な限りとしか言いようがありませんね。

昨今の中華人民共和国に比べれば、とにもかくにも民主主義を導入している中華民国の方が、細かいところでは対立点もあるにせよ、まだしも提携できそうな相手ではあるのですけどね、日本としては。

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