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2010年12月20日の記事は以下のとおりです。

尖閣ビデオ流出問題における海上保安庁の大量内部処分

中国漁船衝突事件の尖閣ビデオ流出問題で、海上保安庁が流出者本人を含む関係者50人以上もの職員に対する内部処分を検討しているとのこと。

http://megalodon.jp/2010-1220-0847-16/sankei.jp.msn.com/affairs/crime/101219/crm1012192358013-n1.htm

これって本来、仙谷「健忘」長官をはじめとする民主党政府の関係者が真っ先に責任を取らなければならない問題であるはずでしょう。
海上保安庁は当初、例の尖閣ビデオを即座に公開する方針で準備を進めていたのですし、それに無理矢理ストップをかけて非公開にしたのは民主党政府です。
しかも民主党は、海上保安庁が逮捕した中国人船長を「日中友好」を理由に処分保留で釈放した挙句、その全責任を那覇地検に丸投げしています。
尖閣ビデオの流出事件が起こったのも、そういった事情が背景にあったわけですし、責任論の観点から言っても、海上保安庁よりは民主党政府の支離滅裂な対応ぶりとその責任こそが真っ先に追及されるべきではありませんか。
にもかかわらず、仙谷「健忘」長官をはじめとする民主党政府は、野党および国民からの批判や参議院の問責決議案可決をも完全無視してその座を退こうとしないばかりか、海上保安庁長官をはじめとする海保の人間に全ての責任を擦り付けようとさえしているわけです。
上が取るべき責任を取らず、下の人間「だけ」が責めを追わされる。
こういうのって、「トカゲの尻尾切り」以外の何物でもないと思うのですけどね。

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