海上保安官・一色正春が書類送検
尖閣ビデオを流出した海上保安官・一色正春が書類送検されました。
これに伴い、海上保安庁は一色正春に対し停職の懲戒処分を発表、処分と同時に事前に提出されていた辞職届を受理、一色正春は依願退職となりました。
なお、書類送検されたことによって、これまで一部週刊誌でのみ名前が公開されていた海上保安官の実名が公表されています。
http://megalodon.jp/2010-1222-2241-12/sankei.jp.msn.com/affairs/crime/101222/crm1012221834027-n1.htm
その他、鈴木久泰海上保安庁長官をはじめとする海上保安庁の職員23名が懲戒・内規処分を受けています。
刑事処分の判断は来年1月中に行われる予定で、現時点では不起訴処分になる可能性が高いとのこと。
尖閣ビデオ自体に秘密性が高くないから、というのが理由のようですが、一方では仙谷「健忘」長官がなりふり構わず政治介入してくる可能性も否定できず、予断を許さない状態です。
何しろあの「健忘」長官は、法を捻じ曲げてまで件の中国人船長を釈放させた張本人なわけですし、一般人並の遵法精神があるかどうかさえ怪しいものなのですから(苦笑)。
今回の件でも、未だに自分の責任を棚上げして海上保安官をひたすら断罪する始末ですし↓
今回の処分どころか流出事件が起こったそもそもの発端は、本来公開される予定だったビデオを、仙谷「健忘」長官が中国に迎合して場当たり的に機密扱いし出したことにあるはずなのですが、そういう自覚は相変わらず全くないようで。
無能なお飾り首相でしかないカンガンス共々、肝心要の最高責任者が何ら責任を取らずに居座っている時点で、今回の処分は茶番もいいところなのですけどね。
ところで、辞職して「元」海上保安官となった一色正春の今後はどうなるのでしょうか?
43歳で辞職というのは、一般的には再就職も難しい状況にあります。
ただ一色正春の場合は、職を辞したところで、今回の件を本にしてまとめれば莫大な印税収入は充分に見込めるでしょうし、その知名度と国民から圧倒的に支持されている背景から、再就職のクチは意外と多そうな気もするのですが。
しかし一方で、今の民主党政権をはじめとする左派勢力や親中派、さらには中国のお偉方など、非常に多方面からの怨み辛みまで買っているわけですから、連中の様々な嫌がらせ、下手をすれば「実力行使」の危険性も少なからず存在します。
場合によっては民主党ないし仙谷「健忘」長官の意向による問答無用の強権発動が襲い掛かってくる可能性すらありえるわけですし、ブログでも開設して常に自己の存在および主張をアピールするなど、何らかの自己防衛手段を講じた方が良いかもしれませんね。