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2011年01月14日の記事は以下のとおりです。

中国漁船衝突事件の中国人船長と一色正春が不起訴処分に

中国漁船衝突事件で逮捕された中国人船長、および尖閣ビデオを流出させた元海上保安官・一色正春を、検索当局が不起訴(起訴猶予)処分とする方針を固めたとのこと。

http://megalodon.jp/2011-0114-1035-13/sankei.jp.msn.com/affairs/trial/110113/trl1101132322014-n1.htm

これでとりあえず、中国漁船衝突事件絡みのゴタゴタは一段落したことになります。
ただ、この処分結果を受けてなお、自称健忘症患者である仙谷由人、および自らの非を認めるということを知らない民主党は、あくまでも「ビデオは公開すべきでない」「今後も公開する予定はない」などと言い募るつもりなのでしょうか?
民主党は40分以上の尖閣ビデオが流出した後でさえ、わずか6分間のビデオしか公開しないという滑稽な対応をやらかしていましたし。
この事件で失われた日本の国益は少なからぬものがありましたが、国民の反感を買いまくったカンガンス内閣および民主党の支持率を墜落させた点「だけ」は、消極的ながら唯一評価できることなのかもしれません。

1月14日はキルヒアイスの誕生日

1月14日は、銀英伝の登場人物であるジークフリード・キルヒアイスの誕生日です。
キルヒアイスといえば、現在公演中の銀英伝舞台版で配役として出演している崎本大海の身長問題が何かと取り沙汰されることが多い昨今ですが、さて、舞台における彼の活躍は果たして如何ほどのものなのでしょうか?
私は舞台を直接観に行くことができないので、当面公演DVDの発売待ちということになりますが。

銀英伝舞台版といえば、今頃になって気づいたのですが、総合監修という立場にあるらしい田原正利なる人物のブログの11月27日以降の記事に、銀英伝舞台版について言及されているものがいくつかあったようで。

2010年11月27日記事
http://mtahara.blog75.fc2.com/blog-entry-68.html
2010年12月7日記事
http://mtahara.blog75.fc2.com/blog-entry-71.html
2010年12月8日記事
http://mtahara.blog75.fc2.com/blog-entry-72.html
2010年12月9日記事
http://mtahara.blog75.fc2.com/blog-entry-73.html
2011年1月6日記事
http://mtahara.blog75.fc2.com/blog-entry-75.html
2011年1月7日記事
http://mtahara.blog75.fc2.com/blog-entry-76.html
2011年1月9日記事
http://mtahara.blog75.fc2.com/blog-entry-77.html
2011年1月12日記事
http://mtahara.blog75.fc2.com/blog-entry-79.html

これによると、舞台初日は少なからぬトラブルもあったのだそうで。
リアルタイムにチェックできなかったのが今となっては悔やまれますね(苦笑)。

それと、キルヒアイスといえば私個人にとっては結構思い出深いエピソードがひとつあるので、それについて少し。

キャリアソフトというゲームメーカーが開発したゲームソフトに「ラングリッサー」というシリーズ作品があります。
その3作目となる「ラングリッサーⅢ」のエンディング後に聴くことができる声優さんのフリートークの中に「作中の登場人物のひとりであるエマーリンクというキャラクターがキルヒアイスを元ネタに作られた」という主旨の発言があるんですよね。
作品名については何も言及されてなかったのですが、「キルヒアイス」でメジャーな存在といえば銀英伝のアレ以外にはありえないわけで、「ああ、ラングリッサーシリーズって田中作品から元ネタを抽出していたのね」と納得することしきりでした。
何しろ、「ラングリッサー」シリーズはその全作品に田中作品にある元ネタを加工して採用しているとしか思えない設定やストーリーが大量に存在していて、田中作品のファンであればネタ探しだけでも楽しめること請け合いなのですから。
特に「ラングリッサーⅣ」のパクリ具合は凄まじく、設定どころかキャラクターデザインからしてヤンそっくりの登場人物や、「アンジェリナ」という人名からしてマヴァール年代記のヒロインまんまの女性キャラクターがいたり、ストーリーは銀英伝1巻~2巻の流れをほぼ踏襲していたり、ラスボスはルビンスキー親子の設定が反映されていたりと、ゲーム性もさることながらそのパクリ内容だけで十二分に楽しめた作品だったりします。
「ラングリッサー」の後継ゲーム作品となっている「グローランサー」シリーズにもまた「ラングリッサー」ばりに田中作品からのパクリネタがあちこちに散見されるため、キャリアソフトの製作陣は絶対田中作品の愛読者に違いないという確信までもったものです。

舞台化についても言えることですが、小説に留まらず他の媒体や他作品にも波及するだけの影響力を持つ辺り、何やかや言っても往年の田中芳樹の小説は優れた質を誇る作品だったと言えるでしょう。
そんな田中芳樹が何故、他作品からパクリまくった薬師寺シリーズのごとき作品などを書き殴っているのか、私は今もって全く理解することができないのですが。
田中芳樹が大好きであろう「独創性」という観点から見たら「あの」創竜伝にすら遠く及ばない作品ですからねぇ、アレって。

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