「髑髏城の花嫁」3月10日時点進捗状況
http://twitter.com/adachi_hiro/status/45636837598953472
<昨夜10時過ぎ、携帯に田中芳樹さんから電話。何ごとか、と思って出てみたら「執筆中の原稿、6章まで上がったよ」とのことだった。で、「全部で8章だてですよね、あと2章、頑張ってください。今日だけはのんびりしていてもいいですよ」と返したら、苦笑いして電話を切られた。むぅ。>
やっと全体の4分の3に到達ですか。
やはりというか何と言うか、想像以上の遅さとしか評しようがないですね。
当初の予定では、去年の晩秋で「髑髏城の花嫁」は完成しているはずだったのですが(T_T)。
田中芳樹は「納期」という言葉が一体どのような概念と意味を持っているのかについて、小学校レベルから学び直した方が良いのではないかと、今更ながらに思えてなりませんね。
「予定通り遅れています」「生産力の低さで定評のある私」などというタワゴトがジョークとして通用した時期など、すでに15年以上も前の昔に終わっているのですけどね、田中センセイ。
あと、以前にWebコミック化されていた「KLAN」が単行本化されたそうです。
http://a-hiro.cocolog-nifty.com/diary/2011/03/klanno-600e.html
この作品を田中芳樹が執筆を1巻だけに留めて早々に他の作家に丸投げしたことについては、すくなくとも結果論としては評価せずにはいられませんね。
「KLAN」は1巻時点ですでに「創竜伝の劣化版」に成り果てていましたし、2巻以降も田中芳樹が執筆を続けていたら、舞台が現代ということも相まって、創竜伝並に社会評論が大量挿入されまくるゴミのような作品に堕していたのは確実ですから。
田中芳樹に続きを書かれることがなくて「KLAN」という作品も実に幸せだったと思いますよ、創竜伝と薬師寺シリーズの惨状を見る限りでは。
できればその調子で、創竜伝と薬師寺シリーズも同じように他人に丸投げするか、そうでなければ廃棄して欲しい、というのが私の「多分叶えられないであろう」願いですね。
まあもっとも、基本が1話完結で「とりあえずは」使い勝手も悪くない薬師寺シリーズならともかく、ストーリーも作品設定もグチャグチャで意味不明なウルトラトンデモ作品と化している創竜伝を引き継いでくれる作家なんて、世界中探してもいなさそうではあるのですが(爆)。