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2011年03月17日の記事は以下のとおりです。

帰ってきた伝説の「健忘長官」

何と、あの伝説の「健忘長官」が再び帰ってきてしまいました。
菅直人ことカンガンスは、参院で問責決議され、今年の1月に官房長官の職から退いていた仙谷由人を官房副長官として起用する人事を強行。

http://megalodon.jp/2011-0317-2234-07/sankei.jp.msn.com/politics/news/110317/plc11031721030045-n1.htm

蓮舫と辻元清美を抜擢した人事といい、今回の件といい、カンガンスの人を見る目は「ある意味」確かなものがありますね。
もちろん、トンデモで驚天動地な電波人間を見極める目が、という意味ではありますが(爆)。
さすがのカンガンスでも、あの健忘長官が問責決議まで食らった過去の経歴をまさか忘れてしまったわけではないでしょうに、よくもまあここまで呆れ果てた人事ができたものです。
問責決議を可決させた野党が盛大に反発するのが最初から目に見えていますし、これまでに健忘長官がやってきた過去の所業を鑑みれば、被災地で救助・復旧活動に当たっている自衛隊に対する負の影響も懸念されます。
「今は非常時だから何でもできる」という目先の打算でも弾き出して有頂天になってでもいるのでしょうかね、カンガンスは。

現代の「フォーク准将」を地で行くカンガンス

東日本大震災における福島第一原発事故の対処について、菅直人ことカンガンスが「私は原子力に強いんだ」と自称した挙句、「最悪の事態になったら、東日本がつぶれることも想定しなければならない。そういうことに対する危機感が非常に薄い」とひたすら東京電力に八つ当たりする発言を繰り出したのだそうです↓

http://megalodon.jp/2011-0317-0112-15/sankei.jp.msn.com/politics/news/110316/plc11031623250039-n1.htm

……一体誰のせいで今の惨状を招いているのか、当のご本人はまるで理解できていないのではないですかね?
地震直後の初動対応でこいつが無為無用な政治パフォーマンスを目的に「陣頭指揮」にこだわった挙句、現場を引っ掻き回すようなことをしなければ、早期に解決した可能性だってありえたかもしれないのですが↓

http://megalodon.jp/2011-0317-0121-53/sankei.jp.msn.com/politics/news/110315/plc11031521100044-n1.htm
http://megalodon.jp/2011-0317-0133-56/sankei.jp.msn.com/politics/news/110315/plc11031521100044-n2.htm
http://megalodon.jp/2011-0317-0136-43/sankei.jp.msn.com/politics/news/110315/plc11031521100044-n3.htm

カンガンスが実際にやったことはといえば、現場の活動を妨害しつつ、東電の社員を怒鳴りまくっただけではありませんか。
一連の愚劣な言動の数々からは、「最悪の事態」とやらを想定しているようにはとても見えないのですけどね。
無能なくせに自分の無能ぶりを自覚せず、やたらと動き回りたがる居丈高な上司など、誰にとっても有害無益以外の何者でもないでしょう。
そこに来て「私は原子力に強いんだ」などとまでほざくサマは、まるで銀英伝の「フォーク准将」をリアルで見ているかのような錯覚にすら襲われてしまいましたよ。
そのうちこいつは突然転換性ヒステリー症でも引き起こし、盲目になって倒れてしまったりするのではないですかね(爆)。
この未曾有の国難に際して、こんな「売国無能」な阿呆と、こんな阿呆を首相に据えた民主党が政権を担っていることは、日本にとって大変不幸なことであるとしか言いようがないのですが。

それにしても、今回の原発問題におけるカンガンスの言動ほど、田中芳樹御用達の持論である「お前が戦争に行け」論の破綻ぶりを実地で証明している事例もないですね。
確かにカンガンスは、放射能汚染というリスクを背負いつつ現地に直接赴き、「陣頭指揮」に当たったわけなのですが、その結果はというと「何もしない方がマシだった」としか評しようのない惨状を呈している始末です。
最高指揮官たる政治家が「前線」に出たところで全く無意味、それどころか有害ですらあることを、カンガンスは見事に実証してのけたわけです。
リアルで実例ができてしまった以上、今後田中芳樹はもはや愚論と化した「お前が戦争に行け」論は振り回さない方が良いのではないかと私は思えてならないのですが、当の田中芳樹自身は果たしてどう考えているのでしょうかね。

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