日本赤十字社&各自治体の義援金が民主党に利用される危険性
東日本大震災で被災者のために寄せられた義援金が、何と未だに被災者に対し1円たりとも配布されていない状態が続いています。
被災地が北海道の一部、そして青森から千葉までと広範囲に及んでおり、また被害の実態調査すら難しい現状のために、義援金の配分をどうするかについて決める義援金配分委員会の設置すらできないからです。
結果、日本赤十字社や各地方自治体で集められた義援金の総計がすでに1000億以上にも達しているにもかかわらず、その資金が未だ寸分たりとも有効活用されないという異常事態が生じてしまっているわけです。
http://megalodon.jp/2011-0405-1850-26/www.jrc.or.jp/contribution/l3/Vcms3_00002069.html
http://megalodon.jp/2011-0403-2219-40/mainichi.jp/select/weathernews/news/20110330k0000e040104000c.html
この事態を受け、民主党カンガンス内閣の総務相・片山善博が、NHKの番組で義援金の配分を政府が差配すると述べました↓
http://megalodon.jp/2011-0404-2021-33/www.asahi.com/politics/update/0403/TKY201104030098.html
様々な理由から調整に難航が予想される義援金配分について、政府が介入して多少強引にでも決めてしまう、という主旨自体は確かに理解できます。
被災者に一刻も早く義援金を配布し、復興の足がかりにしなければ、被災者は援助を受けることができず、義援金を出した側も全く報われないのですから。
時間をかければかけるほど意味が薄れてくるのですから、配分を早く決めて欲しいと誰もが考えるのは当然のことです。
しかし問題なのは、その配分を決めるための機関が、よりによって民主党の政府であるという点です。
震災前から「無能な働き者」としてその辣腕を存分に発揮し続けてきた民主党政権は、震災発生後もその無能ぶりをこれでもかとばかりに振るい倒し、結果、震災以上の「人災」を引き起こしている惨状を呈しています。
しかも民主党のカンガンスは、原発問題でも「陣頭指揮」にこだわった挙句現場を悪戯に掻き回して事態を悪化させたり、野党である自民党に対し何の根回しもなく突然大連立構想を持ち出して拒絶されたことを「非協力的」とアピールしたりと、この期に及んでも政治パフォーマンスに固執するスタンスを見せ付けています。
他にもカンガンスの元秘書である民主党議員が、政治的圧力を不当に行使して一部地域を計画停電から外すなどという不公正な所業を働いていたりしていますし。
能力的にも倫理的にも、こんな連中に客観的かつ公正な義援金配分がマトモにできると考えられる方が変なのではないでしょうか。
義援金の配分さえも政治パフォーマンスに利用されたり、下手をすれば民主党が義援金の一部を着服したりする可能性すら否定できないのです。
被災者を想う善意によって集められた義援金が民主党によって悪用される、そんな事態は絶対に避けなければなりません。
それにしても、何故こんな史上最悪の大震災が発生してしまう時期に限って、史上最悪の無能・無責任な民主党ごときが、よりにもよって政権与党などに据えられていたりするのでしょうか?
天災の発生自体は避けられなかったでしょうが、政権与党としての責任も能力も意思もない民主党が国民を踏みつけてふんぞり返るような事態は、本来回避することができたはずなのですけどね。