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2011年04月23日の記事は以下のとおりです。

金曜ロードショー「ANOTHER GANTZ」感想

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2011年4月22日に放送された、映画「GANTZ」、および4月23日から公開予定の映画「GANTZ:PERFECT ANSWER」を繋ぐもうひとつのストーリー「ANOTHER GANTZ」を観賞しました。
映画「GANTZ」に登場した人物達が抱える裏の事情や、続編の「GANTZ:PERFECT ANSWER」に繋がる前身・伏線話を盛り込んだアナザーストーリーです。

「ANOTHER GANTZ」は、映画「GANTZ」の内容をダイジェスト的に紹介しつつ、原作にも登場するというルポライター・菊地誠一の視点を中心で物語が進行していきます。
作中では田中星人との戦いで死んだ西丈一郎、あばれんぼう星人・おこりんぼう星人・千手観音・巨大大仏との戦いで加藤に告白し生命を落とした岸本恵、最後まで生き残った鈴木良一のエピソードが語られています。
彼らに取材を試みつつ、黒い球ガンツの真相に迫っていくルポライター・菊地誠一ですが、その最中に黒い服を着た男達に襲撃され、物語終盤では黒服に眉間を撃たれ、そのまま帰らぬ人となってしまいます。
物語序盤で死亡フラグらしき誰かとの語らいが展開されてはいましたが、原作について書かれているWikipediaの記述を読む限りではキーマンとして結構長いこと生きていたらしいので、ここで死ぬというのは驚きでしたね。

作中で語られていた人物エピソードのうち、西丈一郎については、Wikipediaの記述を読む限りで、高校で集団イジメを受けていたり、同じ学校の女子生徒に告白されていたりと、かなり原作の設定をベースにしている感がありましたね。
さすがに、「ラブレターを出した女子生徒を除き、クラスメイトを全員惨殺した」というエピソードだけは省略されていたようですが(苦笑)。
「ANOTHER GANTZ」の映画「GANTZ」ダイジェストシーンでは、PG-12指定を受けていた映画版における残虐シーンは全てカットして紹介されており、たとえば身体が血飛沫と共に飛び散るシーンなどは一切入っていなかったんですよね。
TV放送されるとなれば、やはりその辺りの「規制」は厳しくならざるをえないのでしょうね。

岸本恵の場合は、自身が死ぬことになる戦いの直前における、告白を決意する過程が描かれています。
本人はほとんど何もしゃべっていませんでしたし、ただひたすら行動で心情風景を表現するということに徹していました。
そして、映画「GANTZ」で最後まで生き残り、物語当初は「さえない上に存在感のない中年」だったのが妙に貫禄のある御仁に変貌した感のある鈴木良一のエピソードでは、死に別れた妻の遺影に対し、「お前を生き返らせる」と語りかけるシーンが描写されています。
原作はともかく映画版「GANTZ」では、星人を倒して100点を獲得すると「好きな人を生き返らせる」ことができるらしいので、ガンツメンバーと全く関係のない人も蘇らせられるのではないか、とすくなくとも鈴木良一は考えているようで。

ガンツを追跡していく重田正光、謎の集団のリーダー格らしい黒服、さらには映画「GANTZ」最後の戦いで死んだはずの加藤が何故か生きているなど、続編となる映画「GANTZ:PERFECT ANSWER」へと繋がることになるであろう重要な伏線も出てきています。
これが「GANTZ:PERFECT ANSWER」でどう反映することになるのか、映画本編のお楽しみといったところですね。
もちろん私も、映画「GANTZ:PERFECT ANSWER」は映画館へ観に行く予定です。

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