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2011年05月07日の記事は以下のとおりです。

総務省の流言飛語規制要請と山本弘のデマ規制肯定論

東日本大震災に絡み、国民の不安を悪戯に煽る流言飛語がネット上に流布しているとして、総務省は法令や公序良俗に反する情報の自主的な削除を含めた「適切な対応」をとることをサイト管理者等に要請したと発表しました。
言論統制にも繋がりかねない総務省の対応に、ネット上では不安と反発の声が高まっています↓

http://megalodon.jp/2011-0507-1806-32/r25.yahoo.co.jp/fushigi/jikenbo_detail/?id=20110411-00005906-r25&vos=nr25in0000001
http://megalodon.jp/2011-0428-2305-50/www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban08_01000023.html

山本弘などは「悪質なデマを流す自由」は「言論の自由」に含まれない、などと断言していましたが、現実はこんなものなんですよね。
「悪質なデマ」とは誰がどのような基準で判断するのか、普通の言論が「悪質なデマ」と断定されるのではないか、という問題が常にクローズアップされるわけですし、また全く同じ「悪質なデマ」の流布なのに、恣意的かつダブルスタンダードな手法で特定の誰か「だけ」が規制されないとも限らないのですから。
「悪い表現は弾圧しても構わない」という考え方がいかに危険なシロモノなのか、仮にも売文業を営んでいるはずの山本弘であれば誰よりも真っ先に理解しなければならないはずなのですけどね。

まああの自称SF作家の場合、南京問題やホロコースト問題などでは公然と言論統制推進派の立場で発言したりしていますし、何よりも己の掲示板やブログでも徹底した言論統制や検閲を行ったりしているわけですから、「悪質なデマ」とやらに神経過敏な反応を示したとしても何ら不思議ではないのですが(苦笑)。
ただ、それならば何故都条例のような表現規制問題については規制反対派として論を展開したりするのかが、傍目から見るとどうにも理解に苦しむところではあります。
もちろん、両者の相違には「山本弘個人の正義感や利害」が絡んでいるか否かという、全くもって身も蓋もない理由が絡んでいたりするわけですが(爆)。
己の正義感に反するから南京問題やホロコースト問題は規制しても構わないと主張し、発言を放置すれば己の利害が侵害されるから掲示板やブログでは言論統制を行う。
一方で、都条例による表現規制は自身の利害が侵されるから反対する。
山本弘の言動の基準というのは所詮こんな程度の脆いシロモノでしかないわけで、しかもそのことに対する自覚が微塵もないからこそ、あのキチガイ会長はあれほどまでのダブスタ発言を平気でやらかすわけです。
だからこそ私は、山本弘は本来言論統制推進派の人間であるべきだろう、などと主張したりもするわけなのですけどね。

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