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2011年05月20日の記事は以下のとおりです。

九州大学が「女性枠」の導入を中止決定

九州大学が、理学部数学科の2012年度一般入試から導入予定だった「女性枠」を中止すると発表しました。
実力に拠らず「女性」という理由だけで合格判定を出すのは「法の下の平等に反する」「男性差別である」との意見が複数寄せられたためだそうです↓

http://megalodon.jp/2011-0520-1951-27/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110518-00000009-maiall-soci

特定の職種で「女性が少ないから」といって「女性枠」を設け、一種の数合わせ的に「男女平等」を実現しようとするのは、本当に実力のある男性を不当に差別することになるだけでなく、当の女性達に対してさえも良い結果をもたらすとは言えません。
欧米でも「アファーマティブ・アクション」という名の少数民族や被差別者に対する優遇措置が行われてきましたが、その結果発生したのは「あいつはアファーマティブ・アクションで採用された奴だから信用ならない」という更なる差別の拡大でした。
本来試験に通らなかったはずの黒人が「アファーマティブ・アクション」で採用されたものの、周囲の優秀な人達の水準についていけず落ちこぼれるといった事例や、本当に優秀なはずの黒人が「お前は優遇されたからいいよなぁ」とあらぬ目で見られたりするわけです。
数合わせの「男女平等」は、当の昔に滅んだはずの共産圏が唱えまくっていた「結果の平等」以外の何物でもなく、実力によらない一種の「特権階級」とそれに対する反発を生むだけでしかないのです。

今回の九州大学の「女性枠」中止決定は、男女平等=女性優遇の図式に一石を投じる形になりましたね。
元々男性と女性は、身体的のみならず脳の構造からして根本的に異なっており、男性は空間能力に長け、一点集中と論理的思考を得意とするのに対し、女性は言語能力が優れ、広い視野を持つという特性の違いがあります。
これは男性ホルモンと女性ホルモンの働きによるもので、男性は胎児の頃にテストステロンという男性ホルモンを大量に浴びて男性としての脳を形成していくのに対し、女性はエストロゲンという女性ホルモンを分泌して女性的な脳を構築していきます。
このホルモン分泌の有無、働きの大小によって千差万別の脳というものが生まれるのですが、一般的な男女の脳は幼少の頃から違いが生まれるわけです。
これから考えれば、理工系というジャンル自体が女性には基本的に不向きな分野とすら言えるわけですから、その事実を無視して単なる数合わせ的な「男女平等」を実現したところで無意味も良いところなのですけどね。

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