九州キャンピングカーショー2011に行ってきました
- 2011/05/21 19:20
- カテゴリー:その他色々, 九州・熊本ローカル事情
2011年5月21日~22日にグランメッセ熊本で開催されている、九州キャンピングカーショー2011に行ってきました。
http://www.grandmesse.jp/event-syosai.html?eid=10770&year=2011&month=5
http://www.k-campingcar.jp/
個人的にキャンピングカーは昔から好きな部類に入る車種ですね。
クルマの中で普段の生活を満喫しながら旅行をする、というシチュエーションに昔から憧れていましたし、その影響もあって今でもステーションワゴンやミニバンといったタイプの「荷台が大きい&7~8人乗りのクルマ」を愛用していたりします。
ステーションワゴンやミニバンは、後ろをフラットにすることで寝床を即席で作ることができる、という利点があって「旅行の際などに簡易寝床として利用できるのではないか?」と考えた結果がそういう好みに繋がったわけです。
もっとも、自分のクルマでそんな使い方をしたことは実のところ今まで一度もなかったりするのですけどね(T_T)。
いつかは実現したいと考えてはいるのですが。
キャンピングカーといえば、以前にタナウツ掲示板で最大級の物議を醸した銀英伝考察3の移動要塞論も、元々はキャンピングカー好きが高じて思いついた発想だったりします。
完全自給自足でどこへでも手軽に移動可能なシステムというのは、キャンピングカー究極の完成形でもあるわけですからね。
実際のキャンピングカーは、電源や水の確保などの手間が必要だったり、大きいクルマの場合は小回りが効かず、小さいクルマでは積載量に限界があったりするなど、色々と課題も多いのですが、外部補給不要の自給自足能力を持つ移動要塞にそんなものはないわけですし。
「何て便利な物を持っているんだ、そして何故その便利さに作中の誰も気づかないんだ!」というのが、私の移動要塞論の出発点でしたからねぇ。
グランメッセ熊本の会場では、牽引トレーラータイプやハイエース等の大型車ベース、さらには軽自動車を改造した小型なものまで、様々なキャンピングカーが展示されていました。
一昔前のキャンピングカーは、必ずMT車でしかも燃料が軽油でパワーが弱くスピードが出ないなどの問題点もあったのですが、最近はAT車が当たり前でガソリン車も普通に出てきているようです。
運転席周囲もカーナビが標準装備できる最新式の仕様になっており、普通車を運転する感覚で運転できるようになっているのが良いですね。
特にバックモニターなどは、後ろがふさがっていることも少なくないキャンピングカーには絶対必須の装備なわけですし。
驚いたのは、クルマのエンジンと連動しているバッテリーとは別に、独自のバッテリーを使い稼動するエアコンを搭載していたキャンピングカーが複数台あったこと。
これはエンジンを切っていても動作するわけで、大容量のバッテリーを搭載していれば、丸1日エンジンを切っていてもエアコンを動かすことができるのだとか。
エアコン以外にも、テレビやノートパソコンに電子レンジ・冷蔵庫など、キャンピングカーで使用するであろう電気製品は意外とたくさんあるので、エンジンから独立したバッテリーとそのサポートを行う発電機は、これからのキャンピングカーには必需品となっていくでしょうね。
水の確保はともかく、バッテリーと発電機はこれからの技術革新でまだまだ伸びていく分野でしょうし。
他にも、軽自動車の内装を改造してキャンピングカーに仕立て上げていたスペースや、キャンピングカーについての説明会なども開かれており、キャンピングカー好きには一見の価値があるイベントでしたね。
熊本在住の方でキャンピングカー好きという方は観に行かれてはいかがでしょうか?