カンガンス内閣の不信任案が民主党の反対多数で否決
自民・公明・たちあがれ日本の野党3党が共同提出した内閣不信任案は、2日午後の衆議院本会議で採決され、賛成152・反対293で否決されました。
民主党から造反者が大量に出るとの観測で注目されていましたが、実際には十数名が投票を棄権しただけだったようです↓
http://megalodon.jp/2011-0602-1745-32/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110602-00000573-san-pol
内閣不信任案が成立して衆議院解散となり、民主党が選挙で消滅することが何よりの東北および日本の再建に繋がるはずだったのですが、何とも残念な限りですね。
民主党の造反者が少なかった理由としては、菅直人ことカンガンスが「震災対応に一定のめどがついた段階で若い世代に責任を引き継いでいきたい」と自発的な退陣表明を行ったことで、小沢一郎が内閣不信任案に賛同しないよう自分の派閥に呼びかけたのが大きかったようです。
しかし、今までのカンガンスの行状を見ていると、これもまた「口先だけの政治パフォーマンス」でしかないのではないかと思えてならないのですけどね。
それしかやってこなかったからこそ、今回の内閣不信任決議案提出にも繋がったわけなのですし。
それにしても、2年前の与野党逆転以来、アレほどまでの失政を積み重ね続けながら民主党政権の何と頑強なことか…。
かつての自民党政権時代は「カップラーメンの値段を間違えた」「漢字が読めない」「額に絆創膏を貼っていた」程度のことで大臣が辞任に追いやられたり、支持率が低下したりしたものなのですがねぇ(T_T)。
まあこれも、民主党が大好きな偏向マスコミの多大な支援と、何よりも民主党議員の厚顔無恥な体質の産物ではあるのでしょうけど。
正直、民主党にはもう政権与党どころか野党すらも担って欲しくはないですね。
政権与党としてのグダグダぶりはもちろんのこと、野党に戻れば戻ったで、これまでの行状を忘却し去って例のカップラーメンや漢字テストのごとき下らない揚げ足取りに突っ走るのは確実なのですから。
できれば社民党未満のレベルまで壊滅してもらいたいところではあるのですが。
民主党支持者であろう田中芳樹的には「ほっと一息」といったところなのでしょうが、大多数の国民にとっては傍迷惑もいいところの民主党の茶番劇、一体いつまで続くことになるのでしょうか?