映画「ライフ -いのちをつなぐ物語-」感想
映画「ライフ -いのちをつなぐ物語-」観に行ってきました。
イギリスのBBCが製作したドキュメンタリー映画作品。
この映画は、世界各国で生息している様々な動物の変わった生態を、案内人によるナレーションでひたすら紹介していく形式で進んでいきます。
ストーリー性は皆無と言って良く、代わりに「生命の強さ」というものが作品の根幹を支えるテーマとなっています。
紹介される動物は以下の通り↓
南極 ウェッデルアザラシ
日本 ニホンザル
ケニア アフリカゾウ
コスタリカ イチゴヤドクガエル
コンゴ ニシローランドゴリラ
アルゼンチン ハキリアリ
ブラジル フサオマキザル
ケニア ハネジネズミ
イスラエル アイベックス
エチオピア ヒゲワシ
ベリーズ バシリスク
ベネズエラ オリオフリネラ
アメリカ ハエジゴク
マダガスカル カメレオン
インドネシア コモドオオトカゲ
ケニア チーター
アメリカ バンドウイルカ
メキシコ沖 トビウオ
メキシコ沖 バショウカジキ
リトル・ドバゴ島 アカハシネッタイチョウ
アメリカ カイツブリ
チリ チリクワガタ
カナダ ミズダコ
トンガ ザトウクジラ
紹介内容は動物によって様々。
天敵はいないが苛酷な環境で動物を産み育てる動物。
独特のやり方で獲物を捕らえたり餌を調達したりする動物。
逆に天敵から身を守るために特殊な技能を発揮する動物。
いずれも方法は千差万別ですが、「生きる」ために様々な進化を経ていった動物達が観察できます。
個人的には、高度な農耕社会モドキな社会システムを構築していたハキリアリと、断崖絶壁を巧みに駆け上がったり下りたりしていたアイベックスが印象的でした。
それ以外の動物達も「一体これどうやって撮ったの?」と言いたくなるほど、まさに「動物目線」な映像でしたね。
世界18ヶ国24箇所で70人以上ものカメラマンが3000日以上かけて撮影を行ったというだけあって、映像はなかなか綺麗で、ドキュメンタリーとしては充分に見応えのある出来です。
動物もののドキュメンタリーが好きという方には必見でしょうか。