薬師寺シリーズ9巻の9月26日時点進捗状況
らいとすたっふの社長氏から、久々に田中芳樹の執筆状況が報告されました。
http://twitter.com/adachi_hiro/status/118095397716623360
<昨夜、田中さんと電話していて、「ようやく筆が進み始めたよ」とのこと。(二ヶ月遅いんじゃい!)という心の声を黙殺し、「いやあ、それは良かった」と答える。で、「ずいぶん当初の構想から違った展開になっちゃった」と。「え?どんな風に」と聞いたのだけど、「読んでのお楽しみ~」だって。むぅ。>
二ヶ月?
四ヶ月の間違いではないのでしょうか?
2011年10月31日刊行予定の「髑髏城の花嫁」が脱稿したのが5月上旬とのことでしたし、遅くとも5月の下旬頃には薬師寺シリーズの新刊執筆に着手したものとばかり思っていたのですが……。
まあ、執筆開始から筆が加速するまで2ヶ月かかるので……ということなのかもしれませんが、いずれにせよ、こんな状況では薬師寺シリーズ最新刊の年内刊行は不可能もいいところでしょうね。
来年出るかどうかすらも保証の限りではないというのが、相変わらず救いようのないところではあるのですけどね(T_T)。
それにしても、当の本人が「ストレス解消のために執筆している」とネタでなくマジで主張していたはずの薬師寺シリーズが、何故かくも遅筆な惨状を呈さなくてはならないのでしょうか?
まさか、ストレス発散対象たる自民党が野党に転落して民主党が与党になった挙句、その民主党の不祥事が擁護も不可能なレベルで大量に出てきたから、というわけではあるまいに(爆)。
あんな愚劣で構成がまるで練られていないその場凌ぎな作品を執筆するのにすらも時間がかかるって、どれだけ効率と燃費が悪いのですかね、田中芳樹は。
社長氏による当面の執筆スケジュールによれば、薬師寺シリーズ新刊の次がいよいよ「あの」タイタニア4巻とのことなのですが、それを読者が手に取れるのは果たしていつになることやら。
今の調子では、来年の刊行も絶望的でしょうし、再来年もかなり微妙と言わざるをえないのではないかと。
まあそれ以前に、創竜伝14巻刊行無期限延期の前例に倣い、社長氏が読者にも無断で執筆スケジュールを勝手に変更する可能性も否定できないところではあるのですが(苦笑)。
タイタニア4巻の場合、社長氏の公式ブログのみならず、NHK BS2やYahoo!ニュースにも「田中芳樹が刊行を公言した」という記録があるわけですし、それを覆したら最悪炎上騒動にまで発展しかねないでしょうから、予定変更はさすがに難しいだろうとは思うのですけどね。