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2011年12月の記事は以下のとおりです。

銀英伝舞台版の大阪公演が決定

銀英伝舞台版第二章・自由惑星同盟編が、東京だけでなく大阪でも舞台公演されることが決定しました。
NHK大阪ホールで2012年4月28日と29日にそれぞれ1回ずつ公演されるのだとか。

銀英伝舞台版公式サイト
http://www.gineiden.jp/
第二章 自由惑星同盟編 トップページ
http://www.gineiden.jp/doumei/
大阪公演告知
http://www.gineiden.jp/doumei/special02.html

ただ、東京での舞台公演が総計14回であることを考えると、何とも少ない回数とは言わざるをえないところですね。
大阪を中心とする阪神・関西圏は、東京を中心とする関東圏に次ぐ人口と経済力を持っているのですから、客入りもそれなりの数は見込めるはずなのですが……。
これが東京と大阪の格差なのかなぁ、などと変なことをついつい考えてしまったり(^^;;)。

一応、公演場所となる多目的ホールのNHK大阪ホールは、舞台の座席数が1階席と2階席を合わせて1417席あるのだそうで↓

NHK大阪ホール
http://www.nhk-osakahall.jp/

第一章・銀河帝国編が上演された青山劇場の舞台座席数が1200でしたから、舞台の規模的にはそれと比較しても決して見劣りするものではないのですけどね。
公演時期を見ても、世間一般的にはゴールデンウィークの初日と2日目、それも土・日という「一般人が足を運びやすい」時期をチョイスしていますし。
外伝はどうだったのか不明ですが、すくなくとも第一章・銀河帝国編の舞台では観客席を全部埋めるほどの盛況ではあったようなので、大阪公演でも観客席を全部埋められる自信と勝算自体はあるのでしょう。

第二章・自由惑星同盟編のストーリー内容や配役の詳細について未だ何も伝わってこないのですが、そちらの続報にも期待したいところですね。
相変わらず私は舞台公演を観には行けないのですが(T_T)。

金正日の死去と朝鮮有事の可能性

北朝鮮の金正日が死去したと、朝鮮中央テレビと朝鮮中央放送・平壌放送が一斉に報じました。

http://megalodon.jp/2011-1219-1922-22/sankei.jp.msn.com/world/news/111219/kor11121912050003-n1.htm
>  【ソウル=加藤達也】北朝鮮の朝鮮中央テレビと朝鮮中央放送、平壌放送は19日正午からの「特別放送」で、最高指導者の金正日総書記が死去した、と伝えた。69歳だった。葬儀の日程などは不明。
>
>  北朝鮮は昨年から金総書記の三男で朝鮮労働党中央軍事委員会副委員長を務める金正恩氏を中心とする三代世襲態勢への移行を推進していた。金総書記の死去が今後の北の核活動を含む対外政策にどのように影響するか、米韓など各国は不測の事態に備え情報の収集と分析に全力を挙げる。

後継には金正日の三男・金正恩が有力視されていますが、その権力基盤は極めて不安定であると内外から評価されており、今回の事件が発端となって権力闘争や内乱が勃発する可能性も囁かれています。
また一方では、国内の不協和音や国民の不満をそらすために、韓国や日本に対する挑発的な軍事行動などに打って出る危険性も考えられますね。
北朝鮮は2010年11月に韓国西方にある延坪島に陸上砲撃を敢行していますし、日本に対しても拉致事件その他の所業を働いていた前科があるのは周知の事実です。
そして、北朝鮮は日本にも韓国にも朝鮮総連等の出先機関を持っており、本国の意を受けたそれらの出先機関が何らかの破壊工作等を行ってくる危険性もないとは言い切れません。
既に韓国軍は、北朝鮮の暴発に備えて全軍が非常警戒態勢に突入しているのとのことで、日本も何らかの警戒態勢を布くべきなのではないかと。
まあ、北朝鮮を心の祖国と仰いでいる議員が多いと言われる民主党政権にそんなことができるのかと問われれば、大きな疑問符をつけざるをえないところなのですけどね。

映画「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」感想

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映画「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」観に行ってきました。
トム・クルーズ主演のイーサン・ハントが様々なミッションに挑む人気のスパイアクションシリーズ第4弾。

物語の冒頭はハンガリーのブダペストから。
とある建物の屋上に出てきた1人の男が、2人の追跡者に追われているところが画面に映し出されます。
追われていた男は屋上から飛び降りつつも反撃し、瞬間的に膨らんだクッションによってほとんど無傷で降り立ち追跡者から逃れることに成功しますが、その直後に通りがかりの女性に扮した暗殺者サビーヌ・モローによって殺されてしまいます。
そこから舞台は、ロシアの刑務所に囚われの身となっている主人公イーサン・ハントへと移ります。
何故彼がそんなところにいるのかについては物語後半および終盤で明らかになるのですが、この伏線の張り方もなかなかに上手いですね。
それはさておき、そんな彼を救うべく、イーサン・ハントが所属するアメリカの秘密組織IMF(Impossible Mission Force:不可能作戦班)によって派遣された2人のエージェントが、イーサン・ハントの脱出の手引きをし、彼を救出することに成功します。
2人のエージェントに対し、自分が救出されたということは何か重要な任務があってのことだろうと問い質すイーサン・ハント。
実は2人のエージェント、ジェーン・カーターとベンジー・ダンは、冒頭で殺されてしまったもうひとりのエージェントであるトレヴァー・ハナウェイと共に「コバルト」というコードネームを持つ人物と協力する密使を追っており、彼から核ミサイル発射コードを奪取するのですが、その直後にサビーヌ・モローによってコードを奪われてしまったのでした。
そしてIMFからは、「コバルト」についての情報が保管されているモスクワのクレムリンに侵入し、情報が消される前に手に入れるよう命じられるのでした。

ロシア軍の高官に変装し、幾分かのアクシデントがありつつも何とか保管庫への侵入に成功するイーサン・ハントとベンジー・ダンの2人。
しかし時既に遅く、肝心の「コバルト」に関する情報は消されてしまった後でした。
この時点でミッション失敗が確定してしまい愕然とするイーサン・ハントですが、そこへ追い討ちをかけるかのように、IMFの周波数を使ったクレムリンの爆破通信がどこからともなく流れてきます。
身の危険を感じ、ただちにクレムリンからの逃走を図る2人でしたが、クレムリンの爆破テロがあまりにも大規模すぎて結局巻き込まれてしまい、イーサン・ハントは意識を失ってしまいます。
次にイーサン・ハントが目覚めたのは、爆破テロに巻き込まれた人達でごった返しているロシアの病院。
そこにはロシア側の諜報員であるアナトリー・シディロフが、イーサン・ハントをクレムリン爆破事件の犯人として事情聴取する姿勢を見せつけていました。
何しろ、爆破前にIMF周波数による爆破通信が流れていたのですから、これ以上の有力な証拠はないわけです。
しかし、当然のことながら全く無実のイーサン・ハントは病院を脱出し、IMFと連絡を取り、たまたまロシアに滞在していたIMFの長官および分析官であるウィリアム・ブラントと合流します。
IMF長官はイーサン・ハントに対し、彼にクレムリンの爆破テロ事件の容疑がかかっていること、そしてロシアとの核戦争を避けるためにアメリカ政府が「ゴースト・プロトコル」を発動し、IMFが解散になった事実を伝えます。
その上でIMF長官は、イーサン・ハントに引き続き任務を続けさせ、IMFの汚名を返上させるために、彼を逃がそうとするのでした。
ところがそこへ、アナトリー・シディロフ率いる狙撃隊が襲撃。
乗っていた車は川に転落してしまい、IMF長官も殺されてしまったのでした。
運良く初撃を逃れたイーサン・ハントとウィリアム・ブラントは、何とかその場を脱出し、「コバルト」の行方を追うのですが……。

映画「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」では、ミッションを遂行する際にとにかくアクシデントが頻発します。
一番その手のアクシデントが頻発しているのは、ドバイの最高峰828メートルの高さを誇るビルであるブルジュ・ハリファでのミッション時。
変装に必要不可欠であるはずのマスク製造装置が故障してしまったり、エレベータなどの操作にビルの外側からサーバルームに侵入しなければならないことが現地で判明したりと、登場人物ならずとも「おいおい大丈夫か」と言いたくなるほどにトラブルが頻発し、その都度イーサン・ハントが無茶苦茶なアクションと決断で尻拭いをしなければなりませんでした。
映画の予告でよく喧伝された、トム・クルーズ本人がノースタントで演じたという「ブルジュ・ハリファ外壁のロッククライミングシーン」も、そういう過程を経てやる羽目になったシロモノだったりします。
突発的かつ準備不足なままに制限時間も厳しいギリギリの状態でミッションに挑むのですから、色々と不測の事態が起こってしまうのもある意味当然のことではあるのですが、子の辺りは見ている方も終始ひたすらハラハラさせられましたね。

また今作では、最新技術を駆使したであろう様々な小道具も見所のひとつです。
冒頭のシーンでも、ポケットに入る程度の大きさから起爆と共に巨大なクッションとなる小道具が登場していましたし、2回の瞬きと共に写真が取れるコンタクトレンズや、東京モーターショー2011にも出展されたというBMW-i8も出てきます。
本格的な実用化はまだ先のことではあるでしょうが、いずれは作中に登場していた小道具も一般的になる日が来るのでしょうねぇ。

作中の舞台は、ブダペスト(ハンガリー)・モスクワ(ロシア)・ドバイ(アラブ首長国連邦)・ムンバイ(インド)と、まさに世界のメジャーどころを転戦しています。
ストーリーも「自分達に着せられた冤罪を晴らす」と「核戦争の阻止」がセットになっている、久々にハリウッドらしい単純明快な勧善懲悪物になっています。
それでいて、一種の人間ドラマ的な要素もふんだんに盛り込み、特にウィリアム・ブラント絡みのエピソードはラストで大どんでん返しがあったりしますし。
ただ、この辺りのエピソードについては前作のストーリー設定なども絡んできますので、予め前作を復習しておいた方が良いかも知れません。

トム・クルーズのファンという方はもちろんのこと、アクション物&スケールのでかい作品が好みという方にも文句なしにオススメできる一品ですね。

日韓首脳会談における韓国大統領の脅迫言動

2011年12月18日に日韓首脳会談が開催されたのですが、その際、日韓両首脳は従軍慰安婦問題についてこんなことを語っていたのだとか↓

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2011121800074
> 【従軍慰安婦】
>  李明博韓国大統領 両国関係の障害になっている慰安婦問題を優先的に解決する真摯(しんし)な勇気を持たなければならない。
>  野田佳彦首相 わが国の法的立場は決まっている。決着済みだ。人道的な見地から、これまでもわれわれもさまざまな努力をしてきた。これからも人道的な見地から知恵を絞っていこう。(市民団体が日本大使館前に設置した少女像について)誠に残念。早期に撤去してほしい。
>  大統領 
日本政府がもう少し関心を示してくれれば、起きなかった。誠意ある措置がなければ、第2、第3の像が建つ。

この間起こった在韓日本大使館前の慰安婦像設置問題について、日本政府高官は当初「韓国政府に直接抗議はしない」との見解を示していました。
それが一転して抗議したことについては一定の評価も可能でしょう。
何しろ、これまでの民主党の傾向から考えたら、慰安婦増設置問題について何も言及しないばかりか、相手方の言うがままにカネの支払いを約束するなどということすら充分に起こりえたことなのですから。
震災の後遺症に苦しむ東北の復興をロクに進めないばかりか増税すら画策する民主党&野田政権が、韓国に対しては5兆円もの通貨スワップを気前良く約束した事例も過去にはあったりしますし↓

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201110/2011101900346
>  日韓両国は19日の首脳会談で、韓国銀行(中央銀行)と政府・日銀が結んでいる外貨融通協定(スワップ協定)の限度額を現在の5倍強の700億ドル(約5兆4000億円)まで拡大することで合意した。韓国では欧州債務危機に端を発した世界的な金融市場の混乱で通貨ウォンが急落し、ドルなどの外貨不足が懸念されている。日韓両国は今後の緊急時の備えとして融通枠を拡充し、東アジアの金融為替市場の安定強化を目指す。

しかし、日本側の抗議に対する韓国側の回答がこれまた振るっていますね。
「日本政府がもう少し関心を示してくれれば、起きなかった。誠意ある措置がなければ、第2、第3の像が建つ」
って、一種の脅迫か何かですか?
アレって当の韓国国内の行政区にすら無許可に建造されているというのに、一国の大統領ともあろうものが、日本攻撃のために自国民の違反行為を積極推奨しているとしか思えない発言なのですが。
経済的に援助し、韓国向けの談話などを発表して日本側がどれだけ譲歩しても、当の韓国には日本に感謝するつもりなど毛頭ないばかりか、「まだ足りない」と更なる譲歩を迫り続けるだけでしかありません。
世界最大の反日国家としても有名な韓国と外交関係を続けていても無益どころか有害ですらあるのですし、いっそのこと国交を断絶しても良いのではないかという意見が出てくるのも当然ですね。
そうなって困るのは日本以上に韓国側でしょうし。

韓国の日本大使館前に設置された「慰安婦記念碑」問題

韓国ソウルの日本大使館前に、韓国の反日団体が日本にも行政管轄区にも無断で「慰安婦記念碑」という名のブロンズ像を設置したことが問題となっています。

http://megalodon.jp/2011-1217-2203-33/sankei.jp.msn.com/world/news/111214/kor11121415100003-n1.htm
>  【ソウル=加藤達也】日本による朝鮮半島統治時代の元慰安婦を支援する「韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)」は14日、ソウル市鍾路(チョンノ)区にある在韓日本大使館前の路上に元慰安婦を象徴する碑を建立、除幕式を行った。
>
>  大使館の目の前に反日的な構造物が設置されたことに日本側は反発しており、
武藤正敏駐韓大使は韓国外交通商省を訪れ「外交公館の尊厳にかかわる」と抗議し、碑の撤去を求めた。
>
>  碑は下地のコンクリートパネルと少女のブロンズ像からなり、像の隣には空席の椅子が並べられている。まだ暗い午前7時前に現場に運ばれ、業者がコンクリートカッターでブロックの歩道を約150~180センチ四方に切断。土を掘り整地した後、コンクリートパネルを敷き詰めた。
>
>  当初、碑の設置を許可していた鍾路区は、その後「無断設置は違法」と態度を見直しており、
路面舗装を崩す行為は罪に問われる可能性もある。業者は取材に対し「依頼されてやっているだけでよく分からない」と話した。
>
>  パネルには韓国語と英語、日本語で「(運動の)崇高な精神と歴史を引き継ぐため」と建立目的が刻まれており、日本政府への謝罪と補償を要求する団体の運動を美化している。
>
>  正午前からは、仮設舞台が設けられた大使館前の路上で、日本からの参加者数十人も含む約1000人(警察当局による)が参加した除幕式が開かれた。
>
>  与野党議員らのほか、鐘や鼓を打ち鳴らす伝統舞踊家や歌手、女子高校生らが次々と登壇。大型スピーカーを通して日本政府を糾弾し、感極まって言葉に詰まる者もいた。公式謝罪などを要求するシュプレヒコールが上がり、式は2時間あまりで終わったが、その後も椅子に座って記念撮影をする人の列が続いた。

「従軍慰安婦強制連行」などという、当時全く存在しなかった上に、それを広めた当人ですら虚構であると暴露しているようなシロモノを、韓国との政治的取引から河野談話などで安易に肯定してしまったツケが未だに尾を引いていることを、まざまざと見せつける事件ですね。
今時一般庶民の交通事故ですら、安易に「自分が悪い」と謝ってはいけないなどと言われているくらいなのに、駆け引きと騙し合いが常識である政治の世界で、日本政府はやってもいないことを「自分が悪い」と謝ってしまうのですから、どこまでお人好しなのかと。
「従軍慰安婦強制連行」の虚構を積極的に広めまくった朝日新聞などは、自らがやらかした虚報について知らぬ顔を決め込み、全く責任を取ろうとすらしていないというのに。
しかも、ここまで一方的にやられていながら、日本政府はただ「誠に残念だ」などと述べるに留まり、韓国政府への直接抗議はしないとの方針を固めたのだそうで↓

http://megalodon.jp/2011-1217-2227-53/sankei.jp.msn.com/world/news/111215/kor11121509400001-n1.htm
>  韓国の元慰安婦支援団体が在韓日本大使館前に「慰安婦の碑」を建立したことに対し日本政府は14日、韓国政府に撤去を求めた。ただ、繰り返し建設を認めないよう韓国側に要求してきたにもかかわらず「無視」された経緯を考えると、撤去要求にも効果は見込めない。しかも、政府高官らは17、18両日の李明博大統領の京都訪問では直接この問題を提起しないとするなど大統領に配慮を示した。
>
>  「建設が強行されたのは誠に残念だ」
>
>  藤村修官房長官は14日の記者会見でこう指摘した。それならば当然、大統領訪日の際に抗議するかというと、そうはならない。
>
>  藤村氏は首脳会談について「大きな(テーマの)話をする。『双方に難しい問題がある』という表現にはなると思う」と述べた。
首相が碑建設問題に関して直接抗議することはないとの見通しを示したものだ。
>
>  玄葉光一郎外相も14日の記者会見で「誠に残念だ」との表現にとどめた。こうした対韓過剰配慮が、日韓間の歴史問題を長期化・複雑化させてきたのが実態だ。10月に訪韓した首相は、大統領に韓国側の非礼を説く絶好の機会だったにもかかわらず、慰安婦の碑建設について触れようとせず、それを「大人の外交」(同行筋)と自賛した。
>
>  自民党の外交部会、領土に関する特命委員会は14日の合同会議で、韓国に抗議し、碑の撤去を要求するよう求める決議を行った。会合で外務省は「外交機密」を理由にこれまでの対応について明らかにしなかったため、批判が続出した。
>
>  民主党政権の慰安婦問題へのあいまいな姿勢が国民のフラストレーションを増し、むしろ日韓関係の正常化を阻害している。(阿比留瑠比、坂井広志)

日本政府の事なかれ主義もここに極まれりな話としか言いようがないのですが。
そして、ここまで韓国に対して過剰な配慮を示しても、当の韓国側は譲歩どころかますます居丈高な態度を取る始末↓

http://megalodon.jp/2011-1217-2233-10/sankei.jp.msn.com/world/news/111217/kor11121721500006-n1.htm
>  日本を訪問した韓国の李明博大統領は17日、元従軍慰安婦の問題について「日本(政府)が政治的決断や誠意を見せれば解決できる」とし、問題解決が未来志向の日韓関係を進める上で「大きく寄与する」と表明した。
>
>  大阪市内で開かれた在日韓国人との懇談会で語った。
>
>  李大統領は、日韓関係の重要性を繰り返し強調。その上で、元慰安婦の女性らが高齢で次々に死去する中、「この問題を解決しなければ、日本は永遠に負担を負うことになる」と指摘した。(共同)

自分達の足元で起こっている国際問題がありながらコレなのですから、その面の皮の厚さ「だけ」は見上げたものですね。
まあ、こと政治の世界においては韓国のような態度がむしろ一般的なのであって、他国の事情に過剰に配慮し本来やるべき抗議すらも引っ込めてしまう日本のような国こそが異常なのですが。
「政治・外交の常識」というものを、もっと日本は身につけるべきなのですけどね。

中国の環境汚染を象徴する「真っ赤な水が流れる川」

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世界第2位の経済大国と史上最悪の環境汚染国を一身に兼ねる中華人民共和国こと中国。
その中国の河南省洛陽市で、市内を流れる川の水が真っ赤に染まるという問題が発生しました。

http://megalodon.jp/2011-1216-2210-05/news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1215&f=national_1215_060.shtml
>  中国河南省洛陽市で13日、市内を流れる川の水が赤く染まっているのが発見され、環境保護当局が汚染源の調査に乗り出した。中国新聞社が報じた。
>
>  現地時間13日午前11時ごろ、同市の市街地を流れる川で「まるで血に染められたような」赤い水が流れているとの通報があった。
赤い水は川の北側にある暗渠(あんきょ)から流れてきたもので、150メートルほどの階段状の水路を経て川に合流していた。付近の住民によると、前日までは特に異変が見られなかったという。
>
>  所轄の環境保護当局担当者らは真っ赤に染まった川の写真を見て驚いたという。同日午後に現場を訪れた同市環境保護局の黄保軍副局長は、赤い水が流れた暗渠は雨水管であることを指摘したうえで
「上流にある企業の汚水と雨水が混ざって起きた可能性が高い」と推測した。
>
>  中国メディア各社は、衝撃的な「赤い川」の写真を報じた。写真は中国新聞社のウェブサイト、中国新聞網の掲載記事。
>
>  当局は原因や発生源について調査を進めているが、詳細は明らかになっていない。(編集担当:柳川俊之)

画像も掲載されていましたが、普通ではありえないくらいに真っ赤な水ですね。
一体どうやったらこんな色の水ができるのか、むしろそちらの方が知りたいくらいです(苦笑)。

以前から中国では水も大気も土壌も汚染が深刻を極めていると囁かれてきました。
経済成長を重視し、ひたすら効率を重視するあまり、中国の企業や工場が汚染物質を浄化する費用と手間を惜しんで何もせず垂れ流しにしていたのは有名な話です。
そして、その汚染された水と土壌をベースに中国国内で生産される農作物などは、都市部の人間ですら「毒菜」と評するほどに汚染されまくっている曰くつきのシロモノだったりします。
しかも、環境汚染の実態が広く知られるようになってさえ、当の中国の環境保護に対する意識は救いようがないほどに低く、いくら法で規制を行っても、法の目を掻い潜り手段を問わず環境汚染に邁進する企業や団体が少なくないのです。
環境保護をしようとすれば、浄化のためのカネと手間がかかり、目先の利益が減るからやりたくない、というのが本音なわけです。
そればかりか、その手の取り締まりをする側の中国政府でさえ、環境汚染をネタにして特に日本から経済的・技術的支援をタカるようなことすら平然と行ったりする始末です。
あの国でマトモな環境保護ができるとしたら、それによって【短期的】かつ【何よりも莫大な利益と利権】が獲得できると【誰もが確信できる】という前提条件が絶対に必要でしょうね。
もっとも、そんな夢物語的な技術ないし儲け話が簡単に実現しえるのであれば、誰も苦労などしないのですが。

こんな国が日本の隣にあるということ自体、日本にとっては傍迷惑以外の何物でもありませんね。
中国の環境汚染は日本のそれにも大きな影響を与えているのですし。

ブーメランと公約破りの常習犯である民主党と愉快な仲間達

健忘症患者の現役政治家としてのその名を轟かせている民主党の仙谷由人政調会長代行が、度重なる野党からの問責決議可決についてこんな発言を繰り出したのだとか↓

http://megalodon.jp/2011-1215-2139-29/sankei.jp.msn.com/politics/news/111214/stt11121413200000-n1.htm
>  民主党の仙谷由人政調会長代行は14日、都内で行われたシンポジウムで、野党が参院で一川保夫防衛相ら2閣僚の問責決議を可決したことについて「毎年その戦術を行使するのは統帥権干犯と同じで、政党政治に大きな禍根を残す」と述べた。
>
>  昭和5年のロンドン海軍軍縮条約に関し、当時の野党が「天皇の統帥権干犯」を理由に政府を批判した歴史になぞらえて自民党などの対応を批判した格好だ。仙谷氏は官房長官だった
昨年11月、沖縄・尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件への対応をめぐり問責決議が可決され、1月の内閣改造で退任。その恨み節が炸裂(さくれつ)したようだ。
>
>  また「解散がない参院が内閣に重いパンチを打ち込んでいく制度ははなはだ奇妙で、野党が(問責閣僚が出席する)国会審議に出ないと公言することが常態化すると政治は止まる」と述べ、二院制のあり方や参院改革の必要性を訴えた。

そもそも、問責決議案を提出して与党を攻撃し政局を優位に進める、という戦法を最初に乱発しまくっていたのは、野党時代の民主党でしょうに
民主党は2008年と2009年に、それぞれ当時の福田・麻生両首相をターゲットに問責決議を提出・可決していましたが、仙谷由人の言によればこれも充分に「統帥権干犯と同じで、政党政治に大きな禍根を残す」に該当するのでは?
まさか、全く同じことを自分が他人にやるのは良いがその逆はケシカラン、という話ではあるまいし(爆)。
相も変わらず、相手への非難が自分に帰ってくるブーメランを投げるのが得意な連中、としか言いようがありませんね(苦笑)。

また民主党は、震災の影響や野党との協議などで一度は廃止を決めたはずの「子ども手当」を「子どものための手当」という名前に変更した上で、引き続き存続させる方針を決定したのだそうで↓

http://megalodon.jp/2011-1215-2226-10/sankei.jp.msn.com/politics/news/111215/stt11121500170000-n1.htm
>  民主党は14日、国会内で厚生労働部門会議を開き、平成24年度から変わる子ども手当について、新名称を「子どものための手当」にし、所得制限の対象である年収960万円を超える世帯に子供1人当たり5千円支給する案を了承した。民主党は自民、公明両党との協議を経た上で24年度予算案に必要経費を盛り込みたい考えだが、児童手当の拡充を主張する両党の同意を得るのは困難で、3党協議が開催される見通しも立っていない。
>
>  民主党案が実現すれば手当の支給は、制限所得以下の世帯に対する1万~1万5千円との2本立てになる。名称は、21年の衆院選マニフェスト(政権公約)の目玉政策が継続していることを印象づけるため、省略すれば「子ども手当」となるよう“微修正”にとどめた。

震災復興すらロクに進めていない上、マニフェストに反した増税論ばかり主張しまくる民主党が、未だに「子ども手当」とやらにこだわるのも笑止な限りでしかないのですが。
マニフェストに反した政策を推進しようとする時点で、本来ならば解散総選挙を行い再度民意を問わなければ筋が通らないでしょうに。
政権維持のための政策、などという本末転倒なシロモノを、しかも増税してまで維持されましてもねぇ……。

「政権交代こそが最大の景気対策!」などとかつての民主党がほざいていたお題目は、今こそ誰もが信じられるであろう真実になっているのではないかと思えてならないのですけどね。

12月14日は元禄赤穂事件の日

旧暦の元禄15年12月14日は、浅野内匠頭長矩を中心とする播州赤穂藩の関係者47名が、吉良上野介義央の屋敷に討ち入り、主君の仇討ちを完遂した元禄赤穂事件の日。
元禄赤穂事件の日は、西暦に直すと1703年1月30日に当たるのですが、現代でも12月14日が元禄赤穂事件の日として扱われています。

「忠臣蔵」の名で知られる元禄赤穂事件は、「忠臣としての模範となる義挙」から「単なる要人テロ」まで、今でも毀誉褒貶の様々な評価が行われる事件です。
もっとも、基本的には赤穂浪士四十七士が正義とされ、襲撃される側である吉良上野介義央は悪人呼ばわりされるのが一般的な評価ではありますが。
「忠臣蔵」のような話は、一般大衆的には「美談」として受け入れられやすい反面、権力者にとっては、秩序を乱し、最悪は自身の身すらも危うくなるシロモノにもなりかねないので、その処理をめぐっては何とも頭の痛い悩みにもなるでしょうね。
現に、当時の徳川5代将軍綱吉も、江戸幕府の家臣一同も、赤穂浪士四十七士を処罰するか助命するか、また処罰するにしても斬首・遠島などの重罰にするか切腹にするかなどで議論が紛糾したそうですし、最終的に赤穂浪士四十七士に切腹を命じることになった綱吉は、それが統治者としての評価をも落とす原因のひとつにもなってしまいました。
当時の法に照らし合わせれば、当時の綱吉および江戸幕府の評定は妥当なものだったはずですし、ここで「義挙だから」と特別な措置を取ったりすれば模倣者が頻出する可能性も考えられたのですから、この事件で綱吉を非難するのは筋が通らないとは思うのですけどね。
戦前の「5・15事件」などは、まさに国民の助命嘆願運動に迎合して首謀者達を軽い量刑で裁いたがために「2・26事件」をさらに誘発することにもなったわけですから。
綱吉にしてみれば、本来当事者ではなかったにもかかわらずとんだとばっちりを食らう羽目になった、とでも愚痴を言いたくなったことでしょうね(苦笑)。

この日、かつての播州赤穂藩だった兵庫県赤穂市では休日とされ、また「忠臣蔵」として広く知られる赤穂浪士四十七士を祝う「赤穂義士祭」が開催されています。
赤穂市近隣在住でお祭り好きの方は観に行かれると良いかもしれませんね。

九州新幹線全線開業の経済効果と熊本駅の動向

九州新幹線全線開業の経済効果が、鹿児島県だけで365億1千万円に達したのだそうです。

http://megalodon.jp/2011-1213-2210-15/sankei.jp.msn.com/economy/news/111213/biz11121320260029-n1.htm
>  鹿児島銀行系のシンクタンク、鹿児島地域経済研究所(鹿児島市)は13日、九州新幹線の3月12日全線開通に伴い人の動きが活発化した5~12月は、県内の経済効果が前年同期比で365億1千万円となったとする集計結果を発表した。
>
>  同研究所によると、1月の霧島連山・新燃岳噴火と、開通前日に発生した東日本大震災の影響により、1~4月の県外からの宿泊者数は16%減少。しかし、5~12月には24.5%増に転じ、年間を通じた推計値は10.6%増の771万5千人となった。
>
>  一方で、新幹線効果が薄れる来年5月以降は、県外からの宿泊者数が減少するとの見通しを示した。阪口健治主席研究員は「首都圏や中京圏からの観光客を掘り起こすため、官民一体で体験型旅行など新たな価値を生み出すことが必要だ」と述べた。

福岡と熊本でもそこそこの経済効果は上がっていると思うのですが、こちらはどうなっているのか気になるところです。
熊本の場合、2010年5月に発表された予測では220億円の経済効果が出るとのことでしたが↓

http://www.dik.or.jp/pdf/press_1005_shinkansen.pdf

九州新幹線全線開業に伴い、九州第3の都市とは思えぬほどに利便性が悪く利用者も少なかった熊本駅がどのように変わったのかも気になるところです。
JR九州限定の1日当たりの乗車人数で見ると、2010年度も九州7県のターミナル駅の中で未だに下から2番目な位置付けですし(T_T)↓

http://www.jrkyushu.co.jp/profile/outline/data.jsp#2
1位:博多駅>3位:鹿児島中央駅>4位:大分駅>8位:佐賀駅>9位:長崎駅>12位:熊本駅>30位以下:宮崎駅

これが2011年度になるとどのように変わるのかが注目ですが、さてどうなっていることやら。
熊本県民としては、さすがに「万年ブービー賞」の地位からは脱出して欲しいものなのですけどねぇ。

全線開業の前日に東日本大震災が発生したために話題性を全部そっちに持っていかれた挙句、「自粛ムード」によるダメージまで蒙るという不幸なスタートを切る羽目になった九州新幹線。
しかし、5月以降は観光客も増え、まずまずの経済効果を上げることが出来たようでまずは何よりです。
新幹線ブームが収束すると予想されている来年以降にはまた別の問題も浮上するでしょうが、九州新幹線には今後も九州経済の発展に寄与して欲しいものですね。

警視庁が「自転車の歩道走行を認める」方向へ

警視庁は「自転車は車道走行が原則」とする取り締まり方針を事実上撤回したようですね。
警視庁がまとめた自転車総合対策推進計画によれば、大型車の多い道路などでは歩道の幅を過度に問わず、これまで通り自転車の歩道走行を認めるとのこと↓

http://megalodon.jp/2011-1212-2112-31/sankei.jp.msn.com/affairs/news/111212/dst11121216050007-n1.htm
>  自転車の交通マナーの向上をはかるため、警視庁は12日、自転車総合対策をまとめた。歩道での走行は歩行者の安全確保を前提にしたうえで柔軟に認めることや、違法な運転に対する取り締まり強化の方針などを盛り込んだ。来年1月1日から東京都内を対象に実施する。
>
>  警察庁で10月、これまで「原則幅2メートル以上の歩道」で認めてきた自転車の走行を「原則幅3メートル以上の歩道」に見直すことを柱にした規制強化を打ち出したことを受けてとりまとめた。
>
>  警視庁によると、
総合対策では、大型車の多い道路などでは歩道の幅に過度にとらわれることなしに、これまで通り自転車の歩道走行を認める。
>
>  法令では、「自転車は車道走行が原則」とされているが、利用者から「車道での走行は怖い」などの声があるほか、現状でも都内の歩道の約6割では自転車走行が認められていることなどから、道幅が一定程度確保されていれば、車道通行を強制しないことにした。
>
>  一方、歩道でスピードを出して徐行しなかったり、ジグザグ走行したりする危険な運転の交通指導を強化し、従わない場合は摘発する。
>
>  車道でも携帯電話の通話やヘッドホンを聞きながらの走行は同様に指導を強化する。競技用自転車などで、ブレーキを付けずに公道を走った場合は、すぐに交通切符を切るなど、自転車の取り締まりを積極的に行う。
>
>  自転車が車道を安全に走れるように専用通路「青色レーン」整備や駐車違反取り締まりも進める。
>
>  警視庁は今後、各警察署で重点地区を設置。集中的に街頭指導を行い、交通ルールの周知徹底を図る。

全国一律で「自転車は車道走行が原則」の適用と取り締まり強化が実施され、クルマとの接触事故の恐怖に常に晒されるという最悪の事態が回避されて、自転車利用者にとってはとりあえず一安心といったところでしょうか。
特に地方では「歩行者がひとりも歩いていない歩道」から自転車を車道に叩き出すための取り締まりが実施される、などという意味不明なことが行われかねなかったわけですし。
自転車利用者のマナーが叫ばれていますが、クルマ利用者のそれだって充分過ぎるほどに問題を抱えていますし、被害の規模や死傷率などから言っても間違いなくそちらの方こそが本来優先されるべき話でしょう。
ここ数年で自動車事故および死傷者が激減したと言っても、その総数は自転車事故のそれを未だ大きく上回っているのですから。

また、日本の道路事情を鑑みれば、自転車のための専用路線を新たに作るというのは、莫大な手間と費用がかかるというだけでなく、結果としてクルマと歩行者の双方にしわ寄せがいくことにもなりかねません。
よほどに余裕のある広さを持つ道路でもない限り、自転車専用路線を作るために歩道と車道が削られる道路が頻出するのは確実です。
地方の道路ではそんなことをする意味がありませんし、都会では道路幅縮小と工事の頻発で交通渋滞の原因にもなりかねません。
個人的には、これまでないがしろにされてきた自転車教育を充実させるのが「急がば回れ」のことわざのごとく一番なのではないかと思うのですが、これにしても一朝一夕に出来るようなことではありませんし。

自転車問題は、ただ取り締まりを強化すれば解決するようなものではなく、すくなくとも最低10年単位の時間を費やしてゆっくり解消していかなければならない案件と言えるでしょうね。

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