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2012年01月の記事は以下のとおりです。

ブランドは何とか存続するらしいハドソン

コナミの子会社に吸収合併されるゲーム会社ハドソンの続報ですが、どうやら会社のブランド自体は消滅することなく何とか生き残るとのこと。

http://megalodon.jp/2012-0118-1803-13/www.hudson.co.jp/osirase00.html
> 2012年1月18日
> 株式会社ハドソン
> 平素からハドソン商品をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
>
> 株式会社ハドソンは、2012年1月19日開催の株主総会での決議をもって、3月1日に株式会社コナミデジタルエンタテインメントと合併いたします。
> 今後もコナミグループの一員として、お客さまに新しいエンタテインメントをお届けできるよう努力してまいります。
>
> なお、
合併後も『ハドソン』ブランドの商品・サービスは、展開を継続いたしますので、これまでと変わらぬご愛顧を賜わりますようお願い申し上げます。

http://megalodon.jp/2012-0118-1815-24/www.itmedia.co.jp/news/articles/1201/18/news098.html
>  ハドソンは1月18日、吸収合併で解散後もハドソンブランドの商品・サービスは展開を続ける方針を明らかにした。
>
>  上原和彦社長名で、合併についてWebサイトで告知。「合併後も『ハドソン』ブランドの商品・サービスは、展開を継続いたしますので、これまでと変わらぬご愛顧を賜わりますようお願い申し上げます」としている。
>
>  ハドソンは3月1日付けでコナミデジタルエンタテインメントが吸収合併し、解散する。

吸収合併後におけるハドソンのブランドは、あくまでもコナミデジタルエンタテインメントの一部としてソフトを出したりサポート対応をしたりするようになるのでしょう。
とはいえ、既に桃鉄シリーズは終了が確定してしまっているわけですし、高橋名人をはじめとする古参の社員&開発スタッフも軒並み去ってしまっている現状では、よほどのことでもない限り先細りは確実ですし、復活の目も厳しそうではあるのですが。

今後ありそうな展開としては、過去に出した作品の再リメイクといったところになるのかなぁ、と。
もっとも、ハドソンのソフトはPS2やモバイルゲームなどで結構リメイクされていたりするので、それをやっても今更な感は否めないところですけど。

ゲームメーカー・ハドソンが2012年3月1日付で解散

コナミの完全子会社になっている往年のゲーム会社ハドソンが、同じコナミの子会社であるコナミデジタルエンタテインメント(KDE)に吸収合併されることが明らかになりました。
合併日となる2012年3月1日をもって、ハドソンは解散することになります。

http://megalodon.jp/2012-0117-2203-21/www.itmedia.co.jp/news/articles/1201/17/news114.html
>  コナミデジタルエンタテインメント(KDE)は3月1日付けでハドソンを吸収合併し、ハドソンは解散する。ハドソンが1月17日、関東財務局長に提出した臨時報告書で明らかになった。
>
>  KDEの親会社・コナミは昨年4月にハドソンを完全子会社化。ハドソンは携帯電話向けコンテンツを制作しているが、「SNS分野におけるビジネスチャンス拡大に向け、グループのデジタルエンタテインメント事業の中核会社であるKDEに経営資源を集中し、より一層の連携強化を図る」として合併する。
>
>  ハドソンは1973年、札幌市のアマチュア無線機器販売店としてスタート。その後パソコン用ゲームソフトの販売に乗り出し、任天堂「ファミリーコンピュータ」向けソフトに進出。「バンゲリングベイ」などで知られ、「ファミリーベーシック」を任天堂と共同開発した。

コナミに完全子会社化された上、高橋名人がハドソンを退社するなど、暗いニュースが続きまくっていたハドソンも、とうとう年貢の納め時が来てしまったわけですね。
ここ数年では最大の売りで「会社の看板」となっていた桃太郎電鉄シリーズも、東日本大震災勃発によって最新作が製作中止を余儀なくされた挙句、開発スタッフの離反もあってシリーズそのものにまで終止符が打たれてしまいましたし。

http://megalodon.jp/2012-0117-2243-51/news.nicovideo.jp/watch/nw161044
>  『桃太郎電鉄』シリーズが終了する。ゲームクリエイターで『桃太郎電鉄』シリーズ生みの親であるさくまあきら氏は2011年12月11日夜、ニコニコ生放送の番組「小池一夫のニコニコキャラクター塾!」で、来年1月に発売されるドコモ携帯向けの『桃太郎電鉄 東海編』を最後にシリーズを終了させることを明らかにした。
>
>  さくま氏は『桃太郎電鉄』の生みの親で20年以上に渡りシリーズを作ってきたが、番組では2012年1月リリースの携帯電話向け『東海編』を最後にシリーズを終了させることを宣言した。司会の漫画原作者・小池一夫氏から「なんか裏がありそうだな」とその理由を尋ねられたさくま氏は、同シリーズを発売してきたハドソンが同じくゲームメーカー・コナミの完全子会社になったことに触れ、
>
> 「(ハドソンには)10年間僕と一緒にゲームを作ってきた優秀な連中がいたから、ゲームを作ってこられた。だが、この4人のトップレギュラーのうち3人が新しい会社は息苦しいと言って辞めた」
>
> と語り、「あのメンバーを作るのに10年かかった。同じものをまた作るのは難しい」と終了に至った経緯を説明。今後も過去タイトルの移植が発売される可能性は残しつつも、新作が出ることはないとした。

子供の頃からハドソンのゲームソフトを楽しんできた一ファンとしてはやはり寂しい限りですね。
最近でもNintendo Wiiから発売された「デカスポルタ」というスポーツゲームを購入していましたし。
飛ぶ鳥を落とす勢いだった80年代後半以来のハドソンファンだった私としては、「栄枯盛衰」という格言の生きた実例を実地で目の当たりにした感じです。
会社の解散はもうどうしようもないでしょうが、せめて社員達は新しい職場でまた活躍を続けて欲しいものですね。

銀英伝舞台版公式サイトが回復&配役について

昨日1日、エラー画面が出るかサーバが重かったかで終始アクセスできなかった銀英伝舞台版公式サイトがようやく回復したようですね。

銀英伝舞台版公式サイト
http://www.gineiden.jp/
第二章 自由惑星同盟編 トップページ
http://www.gineiden.jp/doumei/

先日の記者会見で発表された配役の情報が公式サイトでも公開されています。
配役の人の名前と顔写真、その他詳細情報は以下の通りなのだそうで↓

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Wikipediaの項目ページ「河村隆一」
http://ow.ly/8w1Or
公式サイト
http://www.kawamura-fc.com/

ファイル 508-2.jpg
Wikipediaの項目ページ「馬渕英俚可」
http://ow.ly/8w1KE
公式サイト
http://horipro.co.jp/talent/PF016/
公式ブログ
http://blog.livedoor.jp/mabuchinco/

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Wikipediaの項目ページ「野久保直樹」
http://ow.ly/8w21b
公式サイト
http://nokubonaoki.com/
公式Twitter
https://twitter.com/nokubo_naoki

ファイル 508-4.jpg
Wikipediaの項目ページ「大澄賢也」
http://ow.ly/8w2ak
公式サイト
http://www.god-phoenix.com/talent/
公式ブログ
http://ameblo.jp/osumi-kenya/

ファイル 508-5.jpg
Wikipediaの項目ページ「天宮良」
http://ow.ly/8w2eY
公式サイト&ブログ
なし

ファイル 508-6.jpg
Wikipediaの項目ページ「中川晃教」
http://ow.ly/8w2my
公式サイト
http://akinori.info/
公式ブログ
http://blog.owakuri.com/

ファイル 508-7.jpg
Wikipediaの項目ページ「松井誠」
http://ow.ly/8w2u6
公式サイト
http://www.makotooffice.com/
公式ブログ
http://ameblo.jp/makoto-matsui/

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Wikipediaの項目ページ「西岡徳馬」
http://ow.ly/8w2zu
公式サイト
http://www.staff-up.net/profile/nishioka_tokuma.html
公式ブログ
http://gree.jp/nishioka_tokuma

これらの俳優さんの中で、私が知っている映画作品にも出ている人は、馬渕英俚可(2009年公開映画「感染列島」)と西岡徳馬(2007年公開映画「椿三十郎」、2011年公開映画「小川の辺(おがわのほとり)」「神様のカルテ」)がいますね。
後者については、知っている作品のうちの後2作が去年観賞だったこともあり、調べる過程で「ああ、あの人ね」とピンと来るものがありました。
「小川の辺」は序盤だけ登場の奸臣的な役回りで、「神様のカルテ」では主人公を信濃医大にスカウトしようとしていた人を演じていましたね、この人は。
銀英伝におけるシトレの役回りは「神様のカルテ」のそれに近いものがあるので、その点ではまずまずの配役と言えるでしょうか。
ただ、シトレって原作でもアニメでも黒人という設定なのですけど、日焼けして黒人ぶりを演出でもしたりするのでしょうか(^^;;)。

あと、舞台版第二章が原作2巻までのストーリーを扱うとなると、物語の終盤でメルカッツが亡命してくるはずなのですが、そうなると、第一章でメルカッツ役をやっていたジェームス小野田とシュナイダー役の村上幸平も出てくることになるのでしょうか?
ほとんど終盤ですからチョイ役にはなるのでしょうけど。
舞台版第一章でもしっかり亡命を宣言していましたからねぇ、あの2人は。

トリューニヒトやグリーンヒル親娘、その他キャラクターを誰が演じるのかも気になるところではありますが、それは続報に期待といったところですね。

銀英伝舞台版第二章の製作発表記者会見

本日、銀英伝舞台版第二章「自由惑星同盟編」の製作発表記者会見が行われました↓

http://megalodon.jp/2012-0116-1744-31/mantan-web.jp/2012/01/16/20120116dog00m200028000c.html
>  歌手の河村隆一さんが16日、田中芳樹さんのSF小説を舞台化した「銀河英雄伝説 第二章 自由惑星同盟編」の制作発表に登場。後に「魔術師ヤン」「奇跡のヤン」と呼ばれる戦術の名将、自由惑星同盟のヤン・ウェンリーを演じる河村さんは原作の大ファンといい、「プライベートで買い物に出かけても、友人と食事をする時でも、『ヤン・ウェンリーだったらこういうオーダーはしないかな』なんて考えたりしています」と常に役柄を意識していることを明かし、「ファンを裏切らないように頑張って演じていきたい。すごくワクワクしています」と意気込みを語った。
>
>  「銀河英雄伝説」は、田中芳樹さん原作の壮大なスペースオペラで、銀河帝国の“常勝の天才”ラインハルトと自由惑星同盟の“不敗の魔術師”ヤンの二人の天才の対決を中心に銀河の興亡を描いた大作。88年からアニメ化され、本編110話、外伝52話、劇場版3作が製作された。マンガ化、ゲーム化もされている。昨年、俳優の松坂桃李さん主演で「銀河帝国編」として初めて舞台化された。「銀河帝国編」は、松坂さん演じる銀河帝国側のラインハルトの目線で描かれ、その後、2本のスピンオフ作品も上演された。
>
>  今回の「自由惑星同盟編」は河村さん演じるヤン、自由惑星同盟側の視点で描かれ、その後、今年中に2本の舞台が行われる予定。河村さんのほか、馬渕英俚可さん(ジェシカ・エドワーズ役)、野久保直樹さん(ジャン・ロベール・ラップ役)、大澄賢也さん(ムライ役)、天宮良さん(アレックス・キャゼルヌ役)、中川晃教さん(オリビエ・ポプラン役)、松井誠さん(ワルター・フォン・シェーンコップ役)、西岡徳馬さん(シドニー・シトレ役)らが出演する。
>
>  ヤンの親友であるラップ役の野久保さんは、「ヤンの親友と言うことで、すごい大役をいただきました。今の自分の力の120%を必ず出したいと思います」と意欲十分で、ラップの婚約者ジェシカ役の馬渕さんは「河村さん演じるヤンと野久保さん演じるラップとは同級生で、密かな三角関係。現実では絶対にあり得ない、夢のようなシチュエーションがあるのでとても楽しみ。反戦運動に立ち上がる意志の強い女性でもあるので、そのへんもしっかり演じたい」と笑顔で抱負。西岡さんは「原作を読んで、マンガもアニメも見たが、人間の性(さが)みたいなものを扱ってるものだなと思って、すごく深い、いいお芝居ができるんじゃないかと思ってます。今からこのメンバーでどう作ろうかとワクワクしているところ」と期待していた。
>
>  この日は、原作者の田中さんも駆けつけ、河村さんがプロデュースした今作のテーマ曲「Searching for the light」も初披露された。「銀河英雄伝説 第二章 自由惑星同盟編」は、東京国際フォーラム・ホールCで4月14日~同22日、NHK大阪ホールでは同28~29日に上演予定。(毎日新聞デジタル)

この記事を書いている今現在、何故か銀英伝舞台版公式サイトは「Service Unavailable」とだけ書かれたページが出てくるだけで事実上アクセスできない状態が続いているのですが、何ともタイミングの悪い話ですね。
こういう時こそサイトにアクセスが集中し、格好の宣伝にもなるというのに。

まんたんウェブの記事から考える限り、ヤン以外の配役も発表されているようですね。
例によって私にとっては全然知らない人ばかりなのですが(^^;;)。
それに、本作以外にもまた外伝の舞台をやるようなのですが、今度は誰にスポットを当てた話になるのでしょうかね?
シェーンコップは既に外伝3巻で盛大にエピソードが語られているわけですし、アッテンボロー辺りの話にでもなるのでしょうか?

ストーリーについては、第一章と同じく原作2巻まで、救国軍事会議クーデター辺りまでを扱うようなのですが、エル・ファシル脱出辺りは入るかどうか微妙なところですね。
案外、その辺をオリジナル外伝ストーリーとして別個に舞台化するかもしれませんし。

いよいよ本格的に銀英伝舞台版第二章の始動となるわけですが、さて肝心の出来はどうなるのやら。

「ナイトライダー」シリーズの続編「ナイトライダーネクスト」日本放映決定

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往年の人気アメリカTVドラマ「ナイトライダー」の新作シリーズ「ナイトライダー ネクスト」が、2012年1月16日よりフジテレビ系列の深夜帯で放映されるそうです↓

http://megalodon.jp/2012-0115-1523-29/www.cinematoday.jp/page/N0038493
>  [シネマトゥデイ映画ニュース] 1980年代初頭にアメリカで放映され、日本でも大ヒットした海外ドラマ「ナイトライダー」のカムバック作品「ナイトライダー ネクスト」の日本放映がついに開始される。
>
>  「ナイトライダー」はアメリカで1982年から1986年まで、80以上のエピソードが放映されたアクションドラマ。元刑事の主人公マイケル・ナイトが、人工知能KITTを搭載した、言葉の話せるスーパーカー「ナイト2000」と共に、正義の騎士として悪と戦う姿を描く。
>
>  日本でも放映され多くのファンを獲得、マイケルを演じたデヴィッド・ハッセルホフの出世作となった。当時放映されたエピソードは思い出せなくとも、KITTに搭載された夢のような機能の数々や、印象的な効果音、テーマ曲を覚えている人も多いはず。
>
>  そんな人気シリーズの新作が、フジテレビの深夜枠で放送開始。主人公は、マイケルの息子であるマイク・トレーサーにバトンタッチし、スタイルもガラリと変わり、変形機能を搭載して復活したニューマシーン「ナイト3000」と共に悪と戦う。英語版では、人工知能KITTの声をヴァル・キルマーが担当。アメリカでは2008年に放送されていたもので、ようやくの日本放送となる。
>
>  本作の「序章」にはデヴィッド演じるマイケル・ナイトがゲスト出演し、日本語吹替えを当時マイケルの声を演じたささきいさおが担当、さらにKITTの吹替えも当時と同じく野島昭生が担当し、日本でのシリーズ人気を盛り上げたコンビの登場となる。往年のファンにとっては、絶対に見逃せない放送となりそうだ。(編集部・入倉功一)
>
> 「ナイトライダー ネクスト」は1月16日からフジテレビにて放送開始。「序章・前編」を1月16日深夜26:45~27:35、「序章・後編」を1月23日深夜26:45~27:45、1月30日から第1話~第17話を毎週月曜日の深夜26:30より放送する

往年の「ナイトライダー」シリーズは私も大のファンで、テレビ放映当時はリアルタイムで観賞していましたし、1990年代に熊本で再放送されていた際も熱心に追っていたものでした。
新型車となる「ナイト3000」は、画像を見る限りでは旧「ナイト2000」よりもクルマの形状がゴツくなっている感じはありますが、wikipediaによれば「トランスフォーマー」のごとき変形機能もあるのだとか。
旧「ナイト2000」に搭載されていた機能のいくつかは明らかに時代を先取りしたものがありました(カーナビやTV電話など)が、「ナイト3000」のそれは一体どうなるのやら。
放映時間がアレなのでリアルタイムでの視聴は無理ですが、機会があれば観てみたいものですね。

映画「マイウェイ 12,000キロの真実」感想

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2012年映画観賞のトップを飾る作品は「マイウェイ 12,000キロの真実」。
1944年のノルマンディー上陸作戦時に捕虜になったという東洋人の証言を元に作られた韓国映画です。
韓国映画は、2001年に日本で公開された映画「リベラ・メ」以来、実に11年ぶりの観賞であり、さらに今作が2作目の作品となります。
しかも「リベラ・メ」は元々「ハリウッド系」と勘違いして観に行った映画でしたし、最初から韓国映画と承知の上で観賞した作品としては、実は今作が初めてだったりするのですが(^^;;)。
さて、その出来の程は如何に?

物語は、1948年のロンドンオリンピックにおけるマラソン競技が映し出されるところから始まります。
競技の終盤になったところで突如、265番のゼッケンを付けた選手が他の先頭走者をごぼう抜きしていく描写が展開されます。
競技を実況していたアナウンサーが叫んだ、ここでは後ろ姿しか描写されないその選手の名前は「韓国のキム・ジョンシク」。
そしてここから、舞台は1928年の日本へと移っていくのです。

日本の併合下にあった1928年当時の朝鮮。
その中心地であった京城(現在のソウル)に、現地の憲兵隊司令官の孫である長谷川辰雄が親に連れられてやってきました。
まだ少年だったこともあってか、両親と一緒に乗っている車の中でこれからの生活に不安を抱く長谷川辰雄。
しかし窓から外を見ると、自分のことを見つめながら車を一緒に走っている自分と同年齢くらいの少年の姿が。
そして憲兵隊司令官である祖父の家に着くと、長谷川辰雄は門の前まで出迎えに出ていた祖父に使用人の兄妹を紹介されます。
その兄こそがキム・ジョンシクであり、長谷川家の使用人をやっている朝鮮人の息子だったのです。
同じ「足が速い」ことを特技としている2人は、その場で競争を開始。
以後、2人は様々なマラソン競技大会で競い合うようになり、自他共に認めるライバル関係となっていきます。
ところが、そんな2人の良好な関係は、とあるマラソン大会の直後に行われた祝賀パーティーで一変します。
長谷川辰雄の祖父が、朝鮮人によるものと思われる爆弾テロによって殺されてしまったのです。
そのありさまを目の当たりにした長谷川辰雄は、以後、朝鮮人を激しく憎むようになってしまい、同じ朝鮮人であるキム・ジョンシクに対しても「二度と俺の前に現れるな、その時は殺す」という脅し文句を叩きつけて絶交してしまうのでした。

その後、キム・ジョンシクは人力車の仕事で生計を立てていくのですが、その走りがベルリン・オリンピックに「日本代表」として出場し金メダルを獲得した朝鮮人のソン・ギジョン(孫基禎)の目に止まり、彼に1940年開催予定の東京オリンピック出場者を選考するためのマラソン大会に出場する権利を与えてくれます。
もちろん、そのマラソン大会には、あの長谷川辰雄も当然出場することが決まっており、当然のごとく2人はマラソン大会で雌雄を決することになります。
結果的に言えば、マラソン大会を1位で制したのはキム・ジョンシクだったのですが、彼はレース終盤で日本人選手の妨害を受けた上、その選手を転ばせたということで失格扱いを受けてしまいます。
その裁定に不満を持ったキム・ジョンシクは審査員達に胸倉を掴むレベルの直談判をやらかし、それに刺激された現地の朝鮮人達も一斉に暴動を展開。
もはやマラソン大会どころではなくなる騒動にまで発展してしまいます。
キム・ジョンシクをはじめとする暴動に参加した朝鮮人達は裁判にかけられ、刑罰として日本軍への強制徴用を言い渡され、望まぬ軍での戦いを強いられることになるのですが……。

ここまでの展開を観た際に最初に出た私の感想は、「ああ、やっぱりこの映画は反日的な韓国人が作ったものなのだなぁ」というものでしたね。
日本の併合下にあった当時の朝鮮人達が、その出自を巡って日本人から差別を受けていた、という事例は確かにあったでしょう。
しかし、暴動を起こした朝鮮人に対して日本軍への強制徴用を言い渡す、などというようなことは、当時の朝鮮における政治・経済的事情から考えてもありえません。
というのも、当時の朝鮮人にとって日本軍に入ることは「金と名誉が得られる」ことと同義だったのであり、1938年に志願兵募集が開始されて以降、その倍率は常に高い水準を維持していたのです。
朝鮮で日本の国民徴用令が適用されたのは1944年な上、その前年の志願兵募集では、6300人の募集に対して30万人以上が殺到する事態となっており、倍率は実に48倍にも達していました。
朝鮮人にとって当時の日本軍というのはそれほどまでの垂涎の職種でもあったわけです。
それが暴動を起こしたことへの刑罰として得ることができる、というのであれば、誰でも進んで暴動を起こし、喜んで徴用されていったことでしょう。
それをわざわざ「強制連行された」と言わんばかりの主張に置き換えてしまう辺りに、昨今の日韓で揉めている従軍慰安婦問題と全く同じ構図があったので、「いかにも韓国だよなぁ」という感想を抱かざるをえなかった次第で(笑)。

また、当時の日本軍側にとっても、軍内における朝鮮人の管理・扱いは頭の痛い問題でした。
日本軍に入った朝鮮人達は、日本軍の権威を笠に着てやりたい放題なことばかりやらかしており、大東亜戦争時においても「占領地で最も残虐な行為をやっていたのは朝鮮人だった」などと現地の人間にすらも言われていたりします。
作中でも、ノモンハン事件で捕虜になった日本人に対して、ソ連の威光を笠に着て残虐に扱った挙句に暴動を引き起こされた朝鮮人が登場していましたが、あの朝鮮人が媚び諂っている対象を日本軍に置き換えると話が分かりやすくなるのではないかと。
朝鮮人の「強者の権威を背景にした弱者に対する残虐非道ぶり」は、ベトナム戦争でも現地住民からアメリカ軍以上に恐れられていましたし、当時にも全く同じ問題が存在していたわけですね。
また当時の日本陸軍も、朝鮮人の扱いにはかなり手を焼いていたようで、こんな通達まで出していたりするほどでした↓

一、いつ、いかなる時でも唐辛子粉を食事に際し好きなだけ使わすこと。
一、絶対に頭、体を叩いてはいけない。怨みを持って復讐する気質があり、脱走の原因となる。
一、清潔な食事運搬用バケツと雑巾バケツの区別をよく教えること。
一、危険な状況下では銃を投げ捨てて哀号!と泣き出す習癖があるから、日本兵二名で一名の朝鮮兵を入れて行動せよ。

こんなに管理が大変な朝鮮人を押し付けられれば、当の日本軍だってウンザリせざるをえないところでしょう。
ましてや作中のケースでは、日本に対し反感を抱き、暴動まで起こすことも辞さない朝鮮人達が相手です。
意に沿わないことをやらされているのですから当然のごとく士気も低く、また脱走やサボタージュその他諸々の問題を引き起こす可能性も濃厚に存在するのです。
現に作中でも、強制徴用された朝鮮人達は不平タラタラでやる気が全くありませんでしたし、実際に軍を脱走までしていました。
こういう面々では当然、志願した朝鮮人達よりもはるかに管理が難しくなりますし、そもそもマトモな兵力として使用できるかどうかすらも、大いに疑問符と言わざるをえないところです。
そして、もし万が一にも軍内の朝鮮人達が問題を起こせば、それは当然、軍を管理している上層部が責任を取らされることになるのです。
そんな「厄介事」を自ら好き好んで抱えようとする「日本人」が一体どこにいるというのでしょうか?
ただでさえ、朝鮮人の入軍志願者が多すぎて困っているくらいなのに。

そんな朝鮮人達を効率よく扱うにはどうすれば良いのか?
それについては、皮肉なことに作中のソ連が見事に実践していますね(苦笑)。
作中におけるソ連軍は、ノモンハン事件で捕虜にした日本人と朝鮮人達に対して「自分達の命令に従うか、死ぬか」という選択を、銃口を突きつけて強要していました。
逆らう者は反抗の余地も与えずにその場で即刻射殺。
そこまでやられれば、別に朝鮮人でなくても人は動かざるをえないわけです。
残念ながら、現実どころか作中の日本軍でさえも、朝鮮人に対してそこまで徹底した管理を行うことはできませんでした(爆)。
ソ連のやり方は、スターリン統治下では3000万人以上もの自国民を粛清し、独ソ戦争では2000万以上もの自国の国民を完全武装したドイツ軍相手に万歳突撃させまくった国ならではの手法ではあったのでしょうけど。
なので、ソ連が日本軍の捕虜達に軍服を着せてドイツ軍相手に万歳突撃をさせた、という話の方は充分にありえそうなエピソードではあるんですよね。
自国の国民すらも粗末に扱うような国が、他国、しかも「敵国ドイツと同盟を締結している日本」の捕虜に対して容赦するとは到底考えられない話なのですし。

しかしまあ、ソ連に捕虜にされた朝鮮人達は、作中のような過酷な扱いを受けながら「日本の方がソ連よりはまだマシだった」とは寸毫たりとも考えなかったのですかねぇ。
同じ捕虜になった日本人に対してボロクソに罵ったり暴力を振るったりしているにもかかわらず、ソ連の将校に対しては陰口すらも全く叩いていませんでしたし。
それだけソ連軍の「調教」が凄まじかったのかもしれませんが、ああいうのを見ていると「当時の日本もソ連と同じくらいのことを朝鮮人に対して行った方が良かったのではないか?」と逆説的に思わなくもなかったですね(爆)。
中途半端に扱っているから作中のような造反や暴動を朝鮮人に起こされたりもするわけで(苦笑)。

戦争映画としては、去年観賞した映画「聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-」よりも「戦争をやっている」的な派手なシーンや「戦場の残虐な現実」が上手く描かれていますね。
負け戦の連続なので、物語的にはかなり暗いと言わざるをえませんが。
また、「リベラ・メ」で問題になった「アクションシーンなどのメイン描写そっちのけの心理描写乱発」も、今作では比較的抑え目で、また作中の戦争描写とも程よくマッチしている感じです。
日本絡みの歴史考証ではツッコミどころが多々ありまくりますが、「戦争描写がメインの戦争映画」「日本人と朝鮮人の友情物語」として観る分にはそれなりの出来なのではないかと思います。

「男性は仕事、女性は家庭」は本当に男女差別的で時代錯誤な概念なのか?

「男性は仕事、女性は家庭」と言えば、大多数の人が「時代錯誤な家父長制的家族形態の名残」と見做し、特に男性がそう主張した場合は「差別主義者」と罵られたりするのが昨今の風潮にして「空気」です。
ところが、滋賀県および同県の男女共同参画審議会が行った調査によると、そういう考え方に肯定的な「女性」が年々増加傾向にあるのだそうです↓

http://megalodon.jp/2012-0112-2151-32/www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20120109000030
>  「男性は仕事、女性は家庭」と考える20代女性が増えている背景や要因を突き詰めようと、滋賀県が調査に乗り出した。このほど若者を対象にしたアンケートを実施、仕事も家庭も両立している手本となる人の有無が影響しているかどうかなど、詳しい分析を進めている。
>
>  県の調査で、
「男性は仕事をし、女性は家庭を守る」という考え方に肯定的な20代女性は2005年に23・1%、06年は29・8%、09年は38・2%と増加傾向にある。国の調査でも同様の傾向がみられ、県の男女共同参画審議会で調査を始めた。
>
>  アンケートは昨年10月に実施し、県内20代の男女約560人(女性6割、男性4割)から回答を得て、中間報告をまとめた。
>
>  「男性は仕事、女性は家庭」との考え方に肯定的だった女性は33・1%。
理由として、「子どもの成長にとって良い」が29・1%と最も多く、「役割分担した方が効率が良い」「自分の家庭がそうだったから」と続いた。子どもが小さいときは「保育園などに預けず、母親が面倒を見るべき」とした女性は33・9%だった。
>
>  また、「男は仕事、女性は家庭」とした女性のうち、仕事と家庭を両立し、社会で活躍するため手本となる人がいると答えた人は27・7%。いないと答えた人は46・2%で、いる人よりも割合が高かった。県男女共同参画課は「手本となる人の有無などが影響していると見ているが、より詳細に評価、分析を進めたい」としている。今年3月ごろに検討結果案をまとめる。

当の女性からこう言われるようでは、男女共同参画とやらいう壮大な社会実験は大失敗だった、としか評しようがないのではないですかねぇ(苦笑)。
実際、女性が会社へ働きに出ても、この不景気では「労働力の過剰供給」にしかならず、労働単価が悪戯に下がるだけでしかないですし、またこの間の記事のように「おめでた」なことがあってさえ、祝福どころか「無計画で妊娠するのは無責任だ! ふざけるな! クビにしろ!」などと人事が迫られるケースもあったりするわけで。
また女性の社会進出が進んだと言っても、その就労実態は、男性並に深夜残業をこなしまくる重労働を避け、パート労働者や事務職などの「比較的軽負担で済む仕事」が大部分を占める、というのが実情だったりします。
その挙句、30歳未満の女性に限定すれば可処分所得が男性を上回るという統計結果まで出てくる始末ですし。
一見すると給与における男女平等が実現した、という美談になりそうな話ですが、実際のところは「不況の影響もあって長年停滞し続けている男性の給与水準に女性のそれが追いついただけ」でしかないのですからね、これは。
そこまで全体的な労働単価が下落した結果、「共働きでなければ一家の生計を立てることができない」という家庭が激増することになってしまい、これが少子化の原因のひとつにまでなっているわけです。
これが男性のみならず女性にとっても、また社会全体にとっても不幸なことでしかないのは疑問の余地がありますまい。

実は「女性の社会進出」を推進することで本当に利益を得ているのは女性ではなく、「安価な労働力の大量供給とそれに伴う単価の削減」が可能となる企業や公的機関だったりするんですよね。
元々「女性の社会進出」というのは、「女性【にも】男性と同じように就業できる【機会】を与えよう」という「機会の平等」を達成するために始まったものでした。
ところが今の「女性の社会進出」は、「女性は男性と同じように就業【しなければならない】」という「空気」に支配され、しかもそれが「女性全体の利益になる」と当の女性をも含めた社会全体が錯覚レベルで信じ込まされているのです。
挙句の果てには、能力を問わず女性を優先的に大学受験や雇用などで優遇しようとする「ポジティブ・アクション」や「クォータ制」と呼ばれる制度の導入まで推進しようとする始末。
「男女平等」というのは、算術的な「男女の数合わせ」で達成される類のシロモノなどではないはずなのですけどね。
「女性の社会進出」や女性の優遇策を推進しようとする企業や公的機関側にしてみれば、そうすることで「女性に優しい企業」と自社のイメージをアップさせることができると共に安価な労働力もゲットできるのですから、そりゃ笑いが止まらないことでしょう。
単なる企業&公的機関の利権や都合でしかないものを、「女性全体の利益」と粉飾することで錦の御旗のごとく崇め奉られている。
そこに「男女平等」についての根深い誤解と不幸が仕込まれているように思えてならないのですが。

生物学的に見ても、男女の間には身体的格差のみならず脳構造の相違による考え方の違いがあり、それを同列に並べて同じように扱うこと自体が非合理的なのです。
男性は男性の、女性は女性の、それぞれの長所と利点を生かし、共に社会を支え合う。
これこそが本当の意味での「男女平等」ではないのでしょうか。
今世間一般で声高に叫ばれている「男女平等」とやらは、以前に論じた映画「スターシップ・トゥルーパーズ」で描写された「男女混同のシャワーシーン」のごとく、男女間の身体的・脳科学的な違いを無視し、かつ「女性を男性並に会社で働かせる」ことで実現されるという、硬直しきった固定観念によって支えられているマガイモノでしかありません。
こんな「非科学的」で「時代錯誤」な考え方こそが、本来あるべき「男女平等」に反するものでしかないはずなのですが……。

「食べログ」やらせ問題の影響でネット系企業の株価が下落

ステルスマーケティングと呼ばれている「食べログ」の口コミやらせ問題の影響で、ミクシィやGREEなどといったネット系企業の株価が軒並み下がっているそうです↓

http://megalodon.jp/2012-0112-2035-30/www.j-cast.com/2012/01/11118557.html?p=all
>  「食べログ」を運営しているカカクコムや「アメーバブログ」のサイバーエージェント、オンラインゲームなどのGREEやDeNA、ソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)のミクシィといったインターネット企業の株価が急落している。
(中略)
>  ネット上での「やらせ疑惑」はこれまでも少なからずある。2007年頃から、有名タレントの公式ブログやファッション雑誌のカリスマ読者モデルのブログなどで、あからさまなPRが行われるようになったが、それを宣伝・PRとわかっている読者がいる半面、知らない読者もいて、結果的に「やらせ」のようにみえるわけだ。
>
>  最近も、あるタレントが紹介した商品を、ほとんど同じような文章で複数のタレントが一斉に公開して話題となったし、ツイッターでも「ステマ」の手法を使った宣伝活動が活発になり、多数のフォロワーを持つ有名人がキーワードをつぶやくことによって対価を得ることを暴露している。
>
>  そんなことから、
SNSなどのクチコミ情報やブログでの情報への信頼が薄れており、ネット企業の株価もそれを反映しているようだ。
>
>  「アメーバブログ」を運営するサイバーエージェントの株価は、1月4日に25万4100円だったが、1月11日には前日比7300円安の23万1500円と8.9%下落した。
>
>  携帯オンラインゲーム銘柄で、芸能人ブログを運営するGREEも4日の2648円から13.8%も下落して、11日は前日比117円安の2282円だった。「モバゲー」のDeNAは11日に年初来安値を記録、前日比128円安の1899円で引けた。4日と比べて17.1%も下落している。
>
>  SNS大手のミクシィも11日は前日比8100円安の20万5000円に下げ、4日と比べて11.3%も下落した。

「クチコミ情報やブログでの情報への信頼が薄れた」というのが株価下落の理由とのことですが、他のネット企業にしてみればとんだ「とばっちり」もいいところでしょうね。
株価下落の憂き目に遭った企業にしてみれば、「食べログ」の不祥事で何故俺のところまで悪影響を受けなければならないんだ、と文句のひとつも言いたいところなのではないかと。
株価下落の理由自体、別に今回の事件以前からも普通に言われていたことでしかなく「何故今頃になって……」とは私も思わざるをえないですね。
「ネットの情報は玉石混交」という事実は、むしろネットをやる際の基本的な心得とすら言えるものですし、じゃあ「大手マスコミの情報は信用できるのか?」と問われれば、誰もが首を傾げざるをえないところでしょう。
毎日新聞がかつての英語版サイト「WaiWai」で嘘八百の下劣な18禁ネタを乱発しまくって「変態新聞」としての声価を確立したのはあまりにも有名な話ですし、朝日新聞なども国際問題にまで発展するレベルの虚報を昔から出しまくって平然としていますからねぇ。
TVはTVで、目先の視聴率稼ぎと反自民・民主党贔屓な報道を露骨に行って恥じる様子もないのですし、何よりも大手マスコミは互いに庇い合う体質のために相互批判もロクに行われないのが致命的なのですが。
ネットにせよ既存の大手マスコミにせよ、メディア媒体をただ無条件に信用するのは危険である、というだけの話なのであって、玉石混交から玉を見出せる目こそが重要なのですけどね。

Googleが「Google+」と連動した新検索システムを発表

世界最大の大手検索エンジンGoogleが、「Google+」と「Picasa」の情報や画像を検索結果に反映させる「Search plus Your World」を発表しました。

http://megalodon.jp/2012-0111-1831-38/www.itmedia.co.jp/news/articles/1201/11/news029.html
>  米Googleは1月10日(現地時間)、Google検索の検索結果に同社のソーシャルサービスGoogle+のデータを反映させる「Search plus Your World」を発表した。まずは数日をかけて、英語版Google検索(www.google.com)で英語の検索語を入力した場合に有効にしていくという。
>
>  Search plus Your Worldは、Google+のデータを利用する3つの新機能、「Personal Results」「Profiles in Search」「People and Pages」で構成される。ユーザーがGoogleアカウントでログインし、Google+のアカウントも持っている場合に最も有効だが、Google+のアカウントを持っていなくても反映される機能もある。なお、Googleアカウントにログインしていても、検索設定で完全に無効にすることもできる。
>
>  また、検索結果ページの右上に表示されるトグルボタンで、Google+のデータを反映させない検索結果を表示することも可能だ。

「Google+」は、Googleが鳴り物入りで導入した割にはどうにも「鳴かず飛ばず」なイメージが拭えないのですが、これで少しはテコ入れされることになるのでしょうか?
「Google+」の勢いが良かったのは公開直後だけで、その後の利用状況は低迷を続けているのが実情のようですし↓

http://ceron.jp/url/jp.techcrunch.com/archives/20111221searches-google-plus-petering-out/
> 毎年恒例のZeitgestの今年のリストでGoogleは、”Google+”が今年の急成長検索項目の第二位だった、と謳っていた。それに、この夏のロンチから2週間で”会員数1000万“を達成するなど、たしかにその成長は著しかった。人びとは、Google+って一体何だよ、と知りたがった。しかもそれは、1年前には存在しなかったのだから、検索回数の増加率が天文学的なパーセンテージになるのも、当然だった。
>
> でもその発表を、増加率ではなく量(検索回数そのもの)で第二位だったと誤解すると、今でもたくさんの人がGoogle+を検索してるかな、と思うだろう。でも、事実は違う。Zeitgeistのサイトにあるのは、今年の7月の時点での、”Google+”の検索における人気のデータだ。つまり、年間をとおしての増加、ではない。
>
> そこにないものは、”Google+”の検索の量的な推移を示すデータと、
”Google+”の検索が減りつつあるという事実だ。それを知るためには、Google Insights for Searchに行くべきだ。このすごいサイトでは、どんな語でも、それの検索量とその推移が分かる。”Google+”について調べた結果は、上の図のようになる。全体的な推移は、よろしくない。たしかに7月には急上昇が見られ、そのときユーザ数1000万と騒がれ、次は、一般公開された9月に小さなピークがある。そしてその後は、Google+の”検索人気”は衰えている。

ある単語におけるGoogleとTwitterの検索数を比較しても、こんな結果が出るそうですし↓

ファイル 502-1.jpg

「Google+」はGoogle本家と連動しているわけなのですから、当然SEO的にはかなりの強みがあるはずなのに、それでこの弱さというのはどうにも解せないところではありますね。
やはり、あまりにも後発すぎてTwitterやFacebookなどに遅れを取ったのが痛かったのでしょうか?

ちなみに、今回のGoogleの発表について、Twitter側ではこんな反発の声が上がっているのだとか↓

http://megalodon.jp/2012-0111-1835-40/www.itmedia.co.jp/news/articles/1201/11/news103.html
>  Twitterは、Googleが1月10日に公開した新検索機能について、これはコンシューマーとWebパブリッシャーにとって「悪い」ことだと非難した。
>
>  「フォロワー」と呼ばれるユーザーに対し140字の短いテキストを投稿できるマイクロブログサービスであるTwitterは、Google検索の変更について、人々はTwitterで共有されているような最新ニュースを見つけることが難しくなるだろうと述べた。
>
>  「わたしたちは最新のニュースを最初にTwitterで見るようになっている。その結果、Twitterアカウントとツイートは最も適切な(検索)結果になっている」とTwitterは声明で述べている。
>
>  「Googleの変更の結果、情報を探すことは難しくなるだろうと懸念している。これは人々やWebパブリッシャー、報道機関、Twitterユーザーにとって悪いことであると考える」と声明は続けている。
>
>  Twitterの批判は、Googleが検索結果をよりパーソナライズされたものにする新機能について発表した数時間後に公表された。これはWeb企業間での競合の激化を表すものだ。またGoogleは、自社サービスを検索結果で優遇しているとして独占禁止法違反に問われている最中でもある。

GoogleはかつてTwitterに買収交渉を打診して断られた経緯もありますし、まあお互いに良い感情を相手に持ってはいないでしょうね。
Google側としては、自分の立場を脅かしかねないTwitterとFacebookを検索から排除して「Google+」を推進していきたいところではあるのでしょうが、今回Googleが発表したシステム変更は、サーチエンジンとSNSの世界に一体どのような影響を与えることになるのでしょうか?

専用メガネ不要の3D映像が一般的になる日はいつ?

映画館でメガネなしの3D上映が実現するのは、その手の研究者によれば「真面目に研究をして、20年くらいかかる」とのことです。
テレビサイズはともかく、スクリーンの巨大サイズで3Dを実現するのはまだまだ課題も多いのだそうで↓

http://megalodon.jp/2012-0110-1748-00/www.cinematoday.jp/page/N0038284
>  ニンテンドー3DSなどで裸眼で観ることができる3D映像が身近になりつつあるが、映画館でメガネなしの3D上映が実現するのはいつになるのか……株式会社IMAGICAで、3Dスーパーバイザーを務める灰原光晴氏が語った。「真面目に研究をして、20年くらいかかります」。灰原氏が、研究者に話を聞くと、そう応えが返ってくるという。しかし、「ということは、その研究をしている人も、その研究を真面目にする気はないんですよね」と灰原氏。理論上はできるという映画館でのメガネなしの3D上映だが、その実現にはまだまだ長い道のりが必要だという。
>
>  左目を隠し、右目だけで見て指し示したものを、両目で見てみると、ずれが生じる。左目だけで見たものを、両目で見ても、同じようにずれが生じる。現在、映画館で導入されている3Dの映写システムは、この、幼いころに誰もが一度はやったことがあるであろう“目の遊び”、“視差”を利用している。2台のカメラを使って右目には右目用の映像、左目には左目用の映像を撮影し、3Dメガネを使い、右目には右目用の映像だけを、左目には左目用の映像だけを映し出すことによって、立体視が実現しているのだ。
>
>  では、映画館でメガネを使わずに立体視を実現するためには、どうすればよいのだろうか? 灰原氏は、現在は右目用の映像、左目用の映像と2視点で制作しているものを、多視点映像にすれば、メガネを使わない立体視は、理論上は可能だと言う。しかし、それを大きなスクリーンで実現するとなると、まだまだ課題は山積み。
「テレビの裸眼3Dは広がっていくと思いますが、スクリーンサイズは難しいですね」という灰原氏の言葉から“真面目に研究すれば20年”という月日は、リアルな数字なのであろう。

裸眼の3Dで連想するものと言えば、私の場合は映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」の2015年の世界に登場していたジョーズの3D映像ですね。
主人公の眼前まで飛び出して消滅したあの3D映像は、いかにも「未来的な世界」を連想させるものではありましたし、当時は「30年後ならばああいうのも社会的に普及しているのではないか?」という期待感もあったのですが。
同映画に登場していたような「空を飛ぶクルマ」も、実験的なものはあっても未だ商用実用化の目処までは立っていませんし、あの映画における「2015年の未来世界」は本当に絵空事のままで終わってしまうのでしょうかねぇ(T_T)。

ただ3D映像については、裸眼よりもまず「メガネ付3D」で確実に立体感を持った映像が出せるようにして欲しい、というのが大多数の映画ファンの本音なのではないでしょうか?
ただでさえ3D映画は3D料金があるために普通の映画よりも料金が高いというのに、「どこら辺が3D映像なの? 映像が飛び出るシーンなんて全編通して全くないんだけど?」と首を傾げざるをえないような作品があまりにも多すぎるのですが。
「通常よりも料金が高い」というだけでも敬遠する理由になるというのに、下手すればアイスの当たり棒レベルくらいに当たり率が低いというのではねぇ……。
挙句の果てには、そもそも3D演出をしなければならないような描写がどこにもないはずの映画までもが3D対応になっていたりする始末ですし。
何故3D映画はアレほどまでにハズレが多いのかと、つくづく疑問に思わざるをえないのですが。
こういう惨状を呈しているから、「3D料金はボッタクリと同じ」「映画業界の利権でもあるのでは?」などと言われてしまうのですが。

「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」のような3D映像が、一部のテーマパークのアトラクションだけでなく、そこらの街角や映画館などでも一般的にも見られるようになる日が来るまでには、果たしてあとどれくらいの年月を必要とするのでしょうか?
そんな日が早く来てくれることを願いたいものなのですけどね。

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