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2012年02月05日の記事は以下のとおりです。

2月5日(アメリカ時間2月4日)はFacebookの誕生日

日本時間2月5日(アメリカ時間2月4日)は、世界最大のSNS「Facebook」の誕生日なんですね。
2004年のこの日に、マーク・ザッカーバーグによってFacebookが設立されたのだとか。
実は登録しているFacebookページに、英文で
「Happy 8th birthday to Facebook! Send your birthday wishes at https://www.facebook.com/facebook
というメッセージが届いたことから、この事実を知ることになりました (^^;;)。
全く偶然ながら、今日はたまたま私の誕生日でもあったりするんですよね(^_^;;)。
365~6分の1の確率とはいえ、こういうことってあるんですねぇ。

世界最大のSNSとして君臨するFacebookですが、不思議と日本では今ひとつパッとしない印象がありますね。
一応ユーザー登録者数としては、2011年9月時点で全世界8億人、日本国内限定では1000万人を突破したとのことではあるのですが。
Twitterが2chなどで「バカ発見器」などと揶揄されるほどにトラブル発言が相次いでいるのに対し、Facebookではそういう話をあまり聞かず、かといって「こういう用途に使えます」「私はこんな使い方で楽しんでいます」的な報道や口コミなどもこれまたあまり聞きませんからねぇ。
やはり実名公開方針のために、日本ではmixi以上に実生活と密着したものになっているが故に、却って大人しい動きにでもなっているのかなぁ、と。

本日付のタナウツサイト本家の更新では、Facebook・Twitter・mixi、そして新規に参入したGREEの各種SNS対応ボタンが全ページに付加されることになりましたし、情報拡散に優れているSNSとは今後も連携を深めていきたいところではあるのですが、さてこれが吉と出るのか凶と出るのか……。
このボタン導入には色々と苦労させられただけに、是非とも良い方向に動いてもらいたいものではあるのですけどね。

映画「ペントハウス」感想

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映画「ペントハウス」観に行ってきました。
「ナイトミュージアム」シリーズのベン・スティラーと「ビバリーヒルズ・コップ」シリーズのエディ・マーフィという、アメリカの著名なコメディ俳優2人が初めて共演を果たした、これまたコメディタッチなノリのクライム・アクション作品。

ニューヨーク・マンハッタンの一等地にそびえ立つ、全米一の超高級マンション「ザ・タワー」。
一戸当たりの平均物件価格数百万ドル以上、65階建ての高層ビルから眺望できる景観と最新鋭のセキュリティシステム、さらには居住者の生活をサポートする専属のスタッフによる最上のサービスが受けられるという、まさに金持ちのためにあるようなマンションです。
今作の主人公ジョシュ・コヴァックスは、その「ザ・タワー」の専属スタッフをまとめ、「ザ・タワー」に居住する人々からの要望や苦情を的確に処理することを生業とする管理マネージャー。
「ザ・タワー」居住者の誕生日や好み、性格などに至るまで把握し尽くしているジョシュは、居住者達からも専属スタッフからも頼られる存在でした。
なかでも、「ザ・タワー」の最上階(ペントハウス)に居住し、屋上のプールをも独占的に使用している大富豪アーサー・ショウは、自身の趣味であるチェスの相手をさせるほどにジョシュを信用し、「君を引き抜いてホテルの支配人にしたい」と高く評価していました。
ジョシュもまた自分に目をかけてくれるアーサー・ショウを尊敬しており、2人はまさに理想的な人間関係を具現化しているかのように思われました。
……ショウの正体が判明するまでは。

ある日、ジョシュがいつものように住人からの要望や苦情を処理している中、スタッフのひとりから不審な黒ずくめの車が2日前から「ザ・タワー」の前に駐車されているという報告を受けます。
ジョシュが問題の車を玄関先で確認すると、その車からこれまた怪しい人物が4人、車から降りて「ザ・タワー」の方へと向かってきます。
ジョシュはただちに正面玄関にカギをかけるようスタッフに指示すると、自身は警備室へと向かいます。
そこでは何と、ペントハウス在住のショウが裏口に停められていた別の車に乗せられ、その場から離れる場面が捉えられていました。
これを要人誘拐だと判断したジョシュは、一大事とばかりに警備室を飛び出し、走って車の追跡にかかります。
人と車では最初から勝負になどなりようもないはずでしたが、地の利を熟知していたジョシュは、車が通れない道を使って先回りすることで何とか車を捕捉できていました。
ところがその追跡劇の最中、通りがかりの女性からラリアット?を食らい沈没してしまうジョシュ。
それとほぼ同時に、逃走していた車もまた曲がり角を曲がりきれず横転、そこへ先ほど見かけた黒ずくめの車が停止、逃走車を確保するのでした。
実は黒ずくめの車はFBIのもので、ショウは証券詐欺の容疑をかけられ逃走を図ろうとしていたのです。
のみならず、ショウはジョシュを介して「ザ・タワー」の従業員達全員の年金運用を請け負っていたにもかかわらず、その資金を全て私的流用してしまっていたのでした。
「ザ・タワー」の仕事を辞めて年金生活をするはずだったスタッフのひとり・レスターは、長年働いて稼いだはずの7万ドル以上の積立金をショウに預けたことで全てパーになったことを知ってショックを受け、地下鉄に飛び込もうと自殺未遂に走り、病院に運ばれてしまいます。
ショウを信頼して年金運用を任せてしまった責任もあり、ジョシュは保釈金1000万ドルを支払って保釈されたショウの下へ、従業員達から巻き上げたカネを返すよう直談判へ赴きます。
ところがショウは自責の念を感じるどころか、「投資に失敗はつきもの」と開き直る始末。
この発言に怒りを爆発させたジョシュは、その場でショウがリビングに大事に飾っていた旧型のフェラーリをゴルフクラブで叩き壊してしまいます。
当然のごとく、ジョシュはその日のうちに「ザ・タワー」の総支配人にクビを言い渡されてしまうのでした。
しかし、そんなジョシュの言動に何か感じ入るものでもあったのか、FBIの女性捜査官であるクレアは、酒場でジョシュと顔を合わせ、ショウが逃走資金として用意していたはずの2000万ドルが見つからないという情報を提供します。
使用人としての知識と経験から、ジョシュはショウの部屋が改装された際にも手付かずの状態で残された壁が怪しいと睨むと共に、そのカネを奪取して失われた年金の補填に当てる計画を考えつくのでした。
計画を実行せんと、早速ジョシュは計画遂行のための仲間を集め始めるのですが……。

映画「ペントハウス」でショウの隠し資金を奪取すべく一大作戦を繰り広げる主人公とその仲間達は、しかしジョシュの幼馴染で収監されていたスライド以外は元々が「ザ・タワー」の使用人ということもあり、盗みのノウハウなど最初から全く持ち合わせてもいないズブのド素人集団です。
それどころか、基本的なチームワークすらも皆無に近く、作戦を練っている段階から勝手に離反したり、作戦にない単独行動に出たりする人間が続出した挙句、互いにいがみ合いを始めたりする始末。
さらには、大事なフェラーリを叩き壊されたことに腹を立てたショウが、週末にはジョシュを告訴し、逮捕拘禁させる旨まで明言しており、入念な準備を行うための時間的余裕すらもないという状況だったりします。
そんな彼らの唯一の武器は、「ザ・タワー」の構造や警備体制などといった、元使用人であるが故に身についた経験と知識のみ。
あまりにも悲惨な条件から考えれば、成功するのがいっそ不思議なくらいの奪取作戦ではありましたが、しかしいざ計画が実行されると、決行日がちょうど感謝祭で「ザ・タワー」周辺がお祭り騒ぎになっていたことも手伝ってか、序盤は意外と順調に推移していたりします。
監視カメラが侵入者の姿をバッチリ捕らえているのに、肝心の警備員達は監視映像の方を見ることすらなく雑誌に夢中になる始末でしたし。
順調に行き過ぎて、逆に「これって警備体制の方に重大な問題があるのでは……」などと考えてしまったくらいです。
まあ、凶事が来るかどうかも分からず、そもそも何事もない平穏な日々が長く続いている状況下で、しかもお祭り騒ぎで世間が沸いている時期に、四六時中緊張感を保ち続ける方が無理な相談ではあるのかもしれませんが。

また、ジョシュ達はショウの隠し資金を探し出す過程で、序盤でジョシュが叩き壊したフェラーリの中から、ひとつの元帳を発見します。
それはショウがこれまで行ってきた不正取引の全記録を綴ったもので、それは証拠不十分で無罪になろうとしていたショウを有罪にするだけの動かぬ証拠でもありました。
そして物語終盤、ジョシュはその元帳を使ってFBIに交渉を持ちかけ、元帳を提供する代わりに自分達を無罪放免にしてくれと、一種の「司法取引」を申し出るんですよね。
しかも、ショウを証券詐欺で立件したいFBIはこれに応じて、計画の首謀者であるジョシュを除く全員を無罪放免にしてしまうんですよね(ジョシュは懲役2年)。
この辺りは「司法取引」が当たり前であるアメリカならではの光景ですね。
仮に日本で同じようなケースがあった場合、警察は当然のごとくそのような取引には応じることなく、計画の首謀者にも共犯者達にも刑法通りの重罰を裁判で求刑するでしょうし、また元帳は問答無用で接収された挙句、下手すればその証拠能力が裁判で認められない事態すらも充分に起こりえるのです。
元帳は合法的な手続きに基づいて入手した証拠物品ではないから裁判の場で提出することすら認められない、そういう話になってしまうわけです。
法理論的な観点だけから言えば、むしろ日本のような行政・司法のあり方こそが正しくはあるわけなのですが、現場は当然のことながら理論だけで動いているわけではありません。
日本のような(すくなくとも表面的には)コチコチの法理論最優先の行政・司法形態が望ましいのか、それともアメリカなどのようにある程度の柔軟性があるものが良いのかについては正直微妙な話ではありますね。
もっとも、司法取引が法制化・マニュアル化されていない日本では、警察が一種の誘導尋問を意図して「釈放」「この案件については不起訴にする」などを餌に司法取引モドキなことを容疑者相手にやらかした挙句、裁判の場で堂々と取引内容を覆して被告と新たな紛糾の種になる、といった事例も多々あったりするのですが。

コメディ俳優としての有名どころ2人が共演しているだけあって、作中ではしばしばコメディ的なやり取りがかわされる場面もあったりしますが、基本的には「オーシャンズ11」シリーズばりのシリアスな展開がメインですね。
「オーシャンズ11」シリーズのような「盗みの頭脳戦」が好きという方にはオススメできる作品ですね。

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