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2012年03月19日の記事は以下のとおりです。

映画「ジュラシック・パーク」が3D映像リメイク公開決定

スティーブン・スピルバーグ監督製作の1993年公開映画「ジュラシック・パーク」が、3D映画として2013年7月にアメリカでリメイク公開されるとのことです。
何でも2013年は「ジュラシック・パーク」誕生20周年とのことで、それに合わせてのことだそうですが……↓

http://www.cinematoday.jp/page/N0040369
>  [シネマトゥデイ映画ニュース] スティーヴン・スピルバーグ監督による大ヒット映画『ジュラシック・パーク』の3D版が2013年7月19日に全米公開されると米パラマウント ピクチャーズが発表した。1993年に公開された同作は、来年2013年が20周年の節目であり、それに併せての3D版公開となる。
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>  『ジュラシック・パーク』は、バイオ・テクノロジーで現代によみがえったという設定の下、恐竜を当時最先端のVFX技術で描いたことが話題になったパニック・ムービー。2012年現在、スピルバーグ監督作としてはトップの世界興行収入を記録している大ヒット作で、シリーズ化もされた。2001年公開の『ジュラシック・パーク III』以来となるシリーズ第4作の製作も決定している。
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映画『アバター』のヒットは、その後多くの3D作品が製作されるきっかけとなっただけでなく、旧作の3D化も推し進めた。アニメーション映画『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』が自身初の3D監督作となったスピルバーグだが、いまだ3D実写映画の監督作はない。そのため、『ジュラシック・パーク』が初の3D実写監督作になる可能性もある。(編集部・福田麗)

「ジュラシック・パーク」は、今更言うまでもなく2Dで製作された映画であり、2013年公開の映画も当然のごとく3D加工処理を施した作品となります。
しかし正直、レンタルDVDでも観賞できる公開済みの旧作映画に、レンタルよりも高い映画料金+3D料金を支払ってまで【映画館で】観賞する価値など、ほとんどないと言わざるをえないでしょう。
現在公開中の「スターウォーズ」シリーズや、2012年4月公開予定の映画「タイタニック」の3D版もそうなのですが、既に公開済みの旧作映画を3D編集加工して再公開する必要が一体どこにあるというのでしょうか?
2D映画の後付3D映像が、元から3Dを意図して製作された映画のそれに劣ることは、これまで多数の事例によって証明済みのはずなのですが。
品質劣化な3D映像を押し売り&ボッタクリ商売ばかりしているようにしか見えない今の3D映画は、このまま行けば衰退必至なのではないかと思えてならないのですが。

地方の場合、この手の旧作映画がスクリーン枠を取ってしまうことで、本来上映されるべき映画がその分観られなくなってしまう、という問題も実はあったりします。
ただでさえ、都会と地方の映画格差はかなり大きなものがあるのに、さらにその格差を、しかもレンタルDVDでも充分に間に合うような映画でもって広げることに意義があるとは到底思えません。
この手の旧作3D上映は、スクリーン数に余裕がある都会限定にして欲しいですね。
ただでさえ上映映画本数が都会と比べて著しく少ない地方で、旧作3D映画の横行は死活問題にもなりかねないのですから。
映画制作者のネタ切れと利権が絡んでいるとしか思えないこの傍迷惑な3Dブーム、一体いつまで続くことになるのでしょうかねぇ……(T_T)。

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