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2012年03月23日の記事は以下のとおりです。

田中芳樹が愛読する「日刊ゲンダイ」

社長氏のTwitterアカウントで面白ツイート発見↓

https://twitter.com/adachi_hiro/status/182722352218513408
田中芳樹さんは、笑えるネタを集めるため、と言って「日刊ゲンダイ」を愛読してる。一度、奥さんがゲンダイと間違えて「夕刊フジ」を買ったことがあって。たいして違わないじゃない、と言った奥さんに田中さんは「君はゲンダイへの愛が足りない」、と。いやいや、ふつうは愛、ないから。>

田中芳樹が「日刊ゲンダイ」を愛読しているって初めて聞きましたよ、私は。
これまでの著書で披露されてきた田中芳樹の思想傾向から考えれば、笑いのネタにしているのは「日刊ゲンダイ」の記事で槍玉に挙げられている政治家や企業などであって、間違っても「日刊ゲンダイ」の記事そのものではないのでしょうけど。
ちなみに「日刊ゲンダイ」といえば、以下のような有名なネタが掲載されたこともあったりするのですが↓

日刊ゲンダイ 2006年9月13日付記事
> 人前でブーッとやらかす恐怖におびえているサラリーマンが急増しているという。
> お腹の中のガスの発生を抑えるオナラ解消薬も売れている。
おなら恐怖症が増えているのはなぜか。まずストレス。緊張すると、唾液と一緒に空気をのみ込み、その一部が腸にたまる。便秘にもなりやすくなり、ますますガスがたまる……ああ、これも小泉失政のツケか――。

「おなら恐怖症の増大」から「小泉失政」へと話の流れを無視してでも強引に繋げるような記事を掲載するような新聞を、田中芳樹は愛読しているわけですね(爆)。
田中芳樹ががなり立てる社会評論も「日刊ゲンダイ」と似たりよったりなレベルですし、やはりシンパシーはそれなりにあるのでしょうねぇ(苦笑)。
次回の薬師寺シリーズ新刊でも、やはり「日刊ゲンダイ」を元ネタにした社会評論が盛大に開陳されたりするのでしょうか?

あと、社長氏のツイートでは「奥さん」という単語が登場していますが、実は私が知っている限り、Web上で社長氏が「田中芳樹の奥さん」について言及したのは今回が初めてだったりします。
何しろ21世紀に入って以降、「田中芳樹の奥さん」という存在は、田中芳樹サイドから「最初からいなかった」かのごとく扱われているのですからねぇ(苦笑)。
ブログ記事だけでなく社長氏の同人本を読んでみても、「田中芳樹の奥さん」に対しては一言たりとも言及された形跡がなく、それどころか今現在の田中芳樹は一人暮らしをしているとまで明言されているわけですし。
まあ「田中芳樹の奥さん」は過去の回想話として持ち出されただけで、今現在の情報が含まれているわけではないのですが。
以前は幾度となく話に出てきた「田中芳樹の奥さん」が、何故21世紀以降はここまで言及されなくなったのかについては、真相が公表されれば十中八九、ごくありふれた他愛もない話でしかないのでしょうが、田中芳樹サイドがここまで何も言及しないことが逆に興味をそそるんですよね。
下手に秘密にすれば、たとえ何ら後ろ暗い所業ではないことであっても「秘密にすること自体」によって結果的に自分の弱みになってしまう、といった主旨のことをアルスラーン戦記8巻で作中キャラクターに語らせていた田中芳樹が、自分の身内のこととなると途端に無為無用な秘密を抱えようとする辺りが何とも笑えてならないところなのですが。
別に発表しても何ら問題ないことだろうに、何故そこまで田中芳樹サイドは「奥さん」のことについて言及を避けようとするのかなぁ、と。

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