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2012年05月06日の記事は以下のとおりです。

日本国内の全原発が42年ぶりに全停止

日本で稼動していた最後の原発である北海道の泊原発3号機が定期検査に入り、実に42年ぶりとなる原発全停止が実現する運びとなりました。
ついに来るべきものが来てしまった、という感がありますね↓

http://megalodon.jp/2012-0506-1932-07/sankei.jp.msn.com/economy/news/120505/biz12050523280013-n1.htm
>  北海道電力は5日深夜、定期検査のため泊原発3号機(北海道泊村)の運転を停止した。国内の商業用原発50基でほかに稼働している原発はなく、昭和45年以来、42年ぶりに国内の稼働原発がゼロとなる異例の事態となった。原発稼働停止による電力不足を回避するめどはたっておらず、家庭や企業は一段の節電を求められる。
>
>  泊原発3号機の停止作業は午後5時から行われた。原子炉の出力は89万キロワットから、ほぼ1時間に30%の割合で低下。午後11時ごろには出力ゼロとなった。6日未明には原子炉が完全停止し、「冷温停止」状態に移行する。検査期間は71日間を予定しているが、再稼働にはストレステスト(耐性検査)や地元了解が必要なため、停止期間は「未定」としている。
>
>  政府の需給検証委員会によると、
原発を再稼働できないまま平成22年並みの猛暑となった場合、沖縄を除く日本全体で0・4%の電力不足になると試算。不足率は、北海道電管内で3・1%、原発依存度が高い関西電力管内では16・3%に達する見通しで、今夏の電力需給は極めて厳しい状況に陥る。
>
>  電気事業連合会の八木誠会長(関西電力社長)は5日、原発すべてが停止したことを受け、「日本は化石燃料に過度に依存しないエネルギー構成が大切。立地地域をはじめ広く社会の信頼回復に努め、できる限り早く(原発が)再稼働できるよう最大限の努力を続ける」とコメントした。

原発が停まっても安全性は何ひとつ改善されず、またエネルギー供給の問題をどうするかなど問題が山積しているのですが、原発アレルギーな人達にとってそんな問題は他人事でしかないのでしょうね。
「やっと原発が停まった、良かった良かった」で思考停止しているでしょうし(苦笑)。
原発を停めずに稼動させ続ければ事故の危険性を言い立てまくり、停止して停電しなければ「原発は要らない」、停電すれば「電力会社は何をしているんだ」……。
「サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ」ならぬ「反原発は気楽な運動ときたもんだ」と言いたくなるような状況ですね。
何をやっても自身の発言責任を顧みる必要がなく、自分こそが絶対正義という立場でもって、電力会社がどう動こうと電力会社を絶対悪のごとく好き勝手に攻め立てることができるのですから。
東日本大震災前まではほとんど「死に体」状態だったというのに今日の状況を迎えられて、反原発運動の面々は笑いが止まらないことでしょうね。
実際には、「安全性を確認した上で原発を再稼動して欲しい」という人は意外に多いのではないかと思えてならないのですけどねぇ(-_-;;)。

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