福井県おおい町議会が大飯原発再稼働への同意を決議
関西電力大飯原発の再稼働問題で、福井県おおい町議会が再稼働に同意する決議を下しました↓
http://www.asahi.com/national/update/0514/OSK201205140063.html
> 福井県おおい町議会は14日の全員協議会で、関西電力大飯原発3、4号機の再稼働に同意することを議長と病欠者を除く11対1の賛成多数で決めた。午後に時岡忍町長に伝える。
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> 町議会は、東京電力福島第一原発事故を受けた安全対策、町民説明会などで出た住民の意見などを検証していた。
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> 時岡町長は町議会の意向や福井県原子力安全専門委員会の結論などを見極め、週末にも西川一誠知事に同意の意思を伝える。
これで、原発再稼働の大きなハードルと言われていた「地元の同意」が得られたことになります。
ヒステリックな反原発の「空気」で、夏や冬に向けて電力不足や電気料金値上げの不安が現実化する中、ここで再稼働に向けての一歩が進められたのは朗報と言えます。
代替えエネルギーの確立もなしに脱原発や節電を推進するなど、戦前の「欲しがりません勝つまでは」「贅沢は敵だ」の世界でしかないのですし。
あとは、去年の浜岡原発やストレステスト等で見られたような「第二のカンガンス」が出ないことを祈るのみですが、さてどうなりますかねぇ。
去年の九州電力における玄海原発再稼働問題の際も、せっかく再稼働に必要な地元の同意が一旦は得られたにもかかわらず、カンガンスの余計な人気取りパフォーマンスが原因で水泡に帰したのですし。
アレの二の舞は勘弁してもらいたいところではあるのですけど……。