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2012年06月10日の記事は以下のとおりです。

銀英伝外伝舞台「撃墜王編」の全配役発表と問題点

銀英伝舞台版公式サイトが更新され、出演キャストの全配役が発表されました。
公式サイトはこちら↓

銀英伝舞台版公式サイト
http://www.gineiden.jp/
銀河英雄伝説 撃墜王篇
http://www.gineiden.jp/gekitsui/
撃墜王篇の出演キャスト一覧
http://www.gineiden.jp/gekitsui/cast.html

ただこの配役、正直かなりの問題点を抱え込んでいると言わざるをえないところですね。
配役の内容は以下のようになっているのですが↓

中川晃教 =オリビエ・ポプラン
横尾 渉 =ジークフリート・キルヒアイス
二階堂高嗣=コールドウェル
中村誠治郎=イワン・コーネフ
大山真志 =サレ・アジズ・シェイクリ
仲原裕之 =ウォーレン・ヒューズ
岩永洋昭 =ワルター・フォン・シェーンコップ
三上 俊 =モランビル
長澤奈央 =ナオミ
桑代貴明 =ユリアン・ミンツ
川隅美慎 =ビクトル・フォン・クラフト
松村泰一郎=ライナー・ブルームハルト
海宝直人 =カスパー・リンツ
内藤大希 =ザムチェフスキー
ニコラス・エドワーズ=ラインハルト・フォン・ローエングラム
高山猛久 =アーサー・リンチ
川合敏之 =アドリアン・ルビンスキー
佐藤和久 =ヨッフェン・フォン・レムシャイド
深澤英之 =ラザール・ロボス
藤咲ともみ=ハンナ
内田羽衣 =ケイト
大澄賢也 =ムライ
天宮 良 =アレックス・キャゼルヌ

問題なのは赤文字部分の配役になるのですが、これらの配役を担うキャストは、正伝となるであろう第一章・第二章で配役を担っていた「中の人」とは明らかに異なっています。
問題となっている3者の第一章・第二章の配役とキャストは以下のようになっていました。

ジークフリート・キルヒアイス=崎本大海
ワルター・フォン・シェーンコップ=松井誠
ラインハルト・フォン・ローエングラム=松坂桃李

……何故今回、主要人物とすら言える登場人物のキャストが変わってしまっているのでしょうか?
同じ出演者が一人二役を演じたりするケースはともかく、同じ登場人物のキャストはシリーズ通じて同一にしておかないとマズいでしょう。
第一章・第二章の舞台を観た後に「撃墜王編」を観賞したら、顔ぶれが全く異なることから違和感バリバリになるのは必至なのですが。
今までの舞台でも、ジークフリート・キルヒアイス役の崎本大海がオーベルシュタイン編で友情出演するなどといったことを行い、キャストの一貫性を保っていたことを鑑みると、今回の措置はあまりにも不自然であると言わざるをえません。
特にシェーンコップなんて、直近の舞台である第二章の登場人物なのですからなおのこと、一貫性は保って然るべきでしょうに。
まあ、今回交代になってしまったキャスト達はそこそこの大物ではあるようなので(特に松坂桃李は最近の邦画でも名前を見かけるようになりましたし)、その辺りの「大人の事情」が影響してはいるのでしょうけど、こんな無理が生じるくらいならば、そもそも最初から大物を配置しなければ良かったのではないかと。
「客寄せパンダ」的な宣伝目的で大物を配置したことが、今回のような外伝では逆に仇となって返ってきているような感すらあります。
舞台に限らず、キャストの一貫性というのは極めて大事な要素なのではないかと思えてならないのですけどねぇ。

こんなことが今後も起こるとなると、今後発表されるであろう第三章の舞台などでも、「主要キャストが以前の舞台とは全くの別人になっている」という事態が想定されてしまうわけで、正直大丈夫なのかと考えずにいられないところなのですが。
それとも、舞台という場ではこういうことが日常的に行われていたりするのでしょうか?

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