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2012年07月25日の記事は以下のとおりです。

googleが実施した「Panda(パンダ)アップデート」の打撃

ファイル 700-1.jpg

1週間前、googleの公式ブログにて、こんな発表が行われました↓

http://news.mynavi.jp/news/2012/07/19/034/
> Googleは7月18日の公式ブログで、Google検索のアルゴリズム変更に関する記事を公開した。今回の変更により、ユーザーに有益な情報を掲載する高品質なWebサイトが適切に評価されるようになるという。
>
>
同社は2011年に英語をはじめとする言語を対象として「Pandaアップデート」と呼ばれるアルゴリズム変更を実施している。この際には日本語における実施はされなかったのが、今回、日本語と韓国語においてPandaアップデートが行われた。
>
> Pandaアップデートは検索結果に表示されるWebサイトの掲載順位に関するもので、他サイトからのコピーで構成されるような、ユーザーにとってあまり価値のないWebサイトの掲載順位を下げ、独自の研究や報告、分析など、ユーザーにとって有益な情報を提供しているWebサイトの検索順位を適切に評価する狙いがある。
アルゴリズム変更の影響は日本語、韓国語ともに約4%の検索結果に影響する見込み。

この記事で挙げられている「Panda(パンダ)アップデート」が言うところの「ユーザーにとってあまり価値のないWebサイト」というのは、コピペパクリだけで構成されたようなサイトやブログ以外にも、アフィリエイトブログや広告が多く貼られているサイト、コンテンツの中身が薄いサイトなどが該当するとのことです。
「Pandaアップデート」は、サイトやブログのページの内容を判断して順位をつける検索アルゴリズムである、ということになるでしょうか。
……で、これの何が問題なのかというと、今回googleが行ったこの「Pandaアップデート」によって、タナウツのアクセス数がユニークユーザー数・ページビュー数共に半分以下にまで低下してしまったんですよね(T_T)。
「Pandaアップデート」が実施された2012年7月18日より以前のタナウツは、ユニークユーザー数が平均2000人前後、ページビューのそれが3500前後のアクセス数を記録していました。
ところが7月18日以降になると、ユニークユーザーは800~900人前後、ページビュー数も2000以下にまで激減。
7月15日と16日なんて、ユニークユーザー3000人台、ペービジュー4600以上にまで達していたのですから、それから考えれば実に6~7割以上ものアクセス減です。
わずか1日で、しかもサーチエンジンの検索絡みで、これほどまでのアクセス減に見舞われたのは今回が初めてです。
今年(2012年)に入ってからは好調にアクセス数を伸ばしていただけに、突然のアクセス激減はさすがにショックでしたね。

しかし、今回の「Pandaアップデート」で、何故タナウツが順位低下のターゲットにされなければならないのか、私としては心当たりが全くないのが辛いところではあるんですよね(T_T)。
タナウツには、サイト内のどこにもアフィリエイトのような宣伝・広告の類は全く設置されていませんし、サイト内で総計2000ページ以上もあるコンテンツの中身が薄いなんてこともありえないでしょう。
もちろん、2chまとめサイトのごとく、余所からのコピペで成り立っているサイトというわけでもないのですし。
サイトおよび各種コンテンツの独自性も、他に2つとはないと言って良いものを誇っていますし、サイトの歴史もゆうに10年以上、tanautsu.netドメインに移転してから数えても既に3年以上経過しています。
本来タナウツは「Pandaアップデート」のターゲットにされるようなサイトではなく、すくなくともサイトの内容的な観点から見た原因は全く見出しようがない、というのが実情だったりするわけです。
「Pandaアップデート」に引っかかる要素や原因が分からないから、対策の打ちようがない。
しかし、タナウツが「Pandaアップデート」のターゲットにされたという結果は厳然と存在し、かつ今後状況が自動的に改善される保証もない。
この2重の問題が、タナウツの管理人たる私としてはジレンマを覚えずにいられないところなのでしてね(T_T)。

「Pandaアップデート」でタナウツのアクセス数が激減した最大の理由は、ブログ内にある映画感想記事の検索順位が大きく下落したことにあります。
ここ最近のタナウツネット雑記ブログにおける映画感想記事は、サーチエンジンで軒並み検索3位以上での表示という高水準を維持していたのですが、7月18日以降、これが一挙にランクダウン。
特に「アメイジング・スパイダーマン」および「BRAVE HEARTS/ブレイブハーツ 海猿」の感想記事は、人気がある映画で検索3位圏内表示という理想的な状況にあり、集客力もかなりのものがあったため、検索順位の下落でその集客力のほとんどが消し飛んでしまったのは大きな痛手でした。
完全に消えたわけではないのがせめてもの救いではありましたが、その後観賞した映画の感想記事も、検索上位が満足に取れなくなっている状態に陥っています。
映画感想記事の集客力を頼りにしてタナウツのアクセス数を増やしてきた私にとって、この事実は結構重いものがありますね(T_T)。

一方で「Pandaアップデート」は、これまで不動であり続けた「田中芳樹」検索の順位にも微妙な変化を与えています。
2012年7月24日現在、google本家で「田中芳樹」検索を行うと、タナウツは検索4位で表示されます。
これまでの「田中芳樹」検索では、タナウツは常に3位表示されていたわけですから、これだけ見ればこんなところにも「Pandaアップデート」の悪影響が出ていることになります。
ところが、全く同じ検索をスマートフォン版のYahoo!Japanで行うと、こちらは逆にらいとすたっふ公式サイトをも上回る検索2位で表示されているんですよね。
そもそも、日本におけるgoogleとYahoo!Japanは、検索関係で提携を結んでいてデータを共有しているので、この両者で検索結果が違うというのは本来ありえないことであるはずなのですが……。
両者の間で検索順位があまりにも異なり過ぎていて、どちらが正しい検索結果なのか理解不能な状態です。
ここ数日、検索順位は不安定な状態が続いていますし、今の状態では正直いつまた検索結果が大きく変更されるやら不安もいいところ。
「Pandaアップデート」の弊害共々、この状況はいいかげん何とかならないものなのかと(-_-;;)。

日本で実施された「Pandaアップデート」はまだ不完全なアルゴリズムなのだそうで、まだしばらくは試行錯誤的な更新で、検索順位が不安定な状態が続くとのことです。
できれば今後の更新で、どう見ても「誤爆」されたとしか思えないタナウツの状況を是非とも改善してもらいたいところですね。

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