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2012年09月の記事は以下のとおりです。

映画「ハンガー・ゲーム」感想

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映画「ハンガー・ゲーム」観に行ってきました。
アメリカで大ベストセラーとなった、スーザン・コリンズの同名小説を原作とするサバイバル・スリラー作品。
今作ではストーリー構成上、血みどろの殺し合いや死体の描写が少なくないことから、PG-12指定されいます。

現在のアメリカ合衆国?の崩壊後に誕生したらしい、近未来の独裁国家パネム。
パネムは首都であるキャピトル、および周囲を取り巻く複数の地区によって成立しており、キャピトルに居住する少数の富裕層が、周囲の地区の労働者達を奴隷同然に酷使するという支配体制を築き上げていました。
そんな不平等な支配体制を、支配される側であるキャピトル周囲の地区が不満に思わないわけもなく、彼らはキャピトルおよび中央政府に対してしばしば暴動や反乱が引き起こされていました。
中でも、75年以上前に勃発した13地区の一斉蜂起は、第13地区の完全崩壊および多数の犠牲者を出すという結果にまで至っていました。
この反乱の鎮圧後、パネムの中央政府は、壊滅した第13地区以外の12の地区に対する懲罰的な措置と、自分達自身の娯楽を満たすことを目的とする「ハンガー・ゲーム」という名のビッグイベントを開催することを思いつきます。
「ハンガー・ゲーム」とは、件の反乱に参加していた残り12の地区から、12~18歳までの若い男女2人ずつを選出させ、総計24名の男女を最後のひとりになるまで戦わせるという、一種のサバイバルゲームです。
生存確率は24分の1、ただし勝者には一生遊んで暮らせるだけの富貴と名誉が与えられる「ハンガー・ゲーム」は、以後、年1回のペースで実に73年にわたって開催され続けてきました。
そして映画の冒頭では、新たに開催される予定の第74回「ハンガー・ゲーム」に向けての男女選出が行われようとしている渦中にありました……。

炭鉱が盛んな第12地区で貧しい生活を営んでいる、今作の主人公カットニス・エバディーン。
炭鉱夫だった父親を亡くした過去を持つ彼女は、幼い妹のプリムローズ・エバディーンを何かと気にかけつつ、生計の足しにすべく弓矢を使って狩猟をする生活を送っていました。
しかし、第74回「ハンガー・ゲーム」は、そんなささやかな生活を送っていたカットニスの人生をも一変させてしまうことになります。
第12地区における第74回「ハンガー・ゲーム」のくじ引き選考で、彼女の妹であるプリムローズがゲームの女性出場者として選出されてしまったのです。
問答無用で連れ去られようとしたプリムローズを助けるべく、カットニスは無我夢中で自分が第74回「ハンガー・ゲーム」に出場すると宣言します。
何でも「ハンガー・ゲーム」への出場に自分から志願するケースは、すくなくとも第12地区では初めてだったらしく、カットニスの志願はあっさりと受け入れられます。
一方、第12地区における第74回「ハンガー・ゲーム」の男性出場者は、カットニスの級友で、かつてカットニスが生活苦で飢えていた際にパンを恵んでくれたピータ・メラークが選出されました。
母親および妹に「必ず帰ってくる」と告げ、カットニスは第74回「ハンガー・ゲーム」に参加すべく、ピータと共にパネムの取得キャピトルへと向かうことになるのですが……。

映画「ハンガー・ゲーム」の原作小説は、その設定の相似性から日本の小説「バトル・ロワイアル」との関連が以前から指摘されています。
何しろ両作品には、

1.舞台が近未来の独裁国家で、強権的な支配体制が構築されている。
2.ある程度まとまった数の10代男女の未成年者達が、最後のひとりになるまで殺し合いに狂奔するサバイバルゲームを主軸にしている。
3.ゲームフィールドは広大だが限定された空間で、かつゲーム主催者による監視が常にありとあらゆる手段を駆使して行われている。

などといった共通項があるのですから。
かくいう私自身、映画の予告編を見た際には「これってアメリカ版バトル・ロワイアル?」という感想を抱いたくらいですし(^^;;)。
もっとも、原作者であるスーザン・コリンズ自身は「原作のハンガー・ゲームを出版するまで、バトル・ロワイアルの存在自体知らなかった」と述べてはいるのですが。
ただこういうのって、実際には参考にしていたとしても「これは俺のオリジナルだ!」と言い張ることが珍しくもないですし、作中の設定やストーリー展開に少なからぬ共通点や類似性が多いことからも、やはり何らかの関連性は疑わざるをえないものがあります。
まあ真実は原作者のみ知るところではあるのですが、果たして真相は如何なるものなのやら。

かくのごとく「バトル・ロワイアル」が何かと引き合いに出される映画「ハンガー・ゲーム」なのですが、ただ実際に映画を観る限りでは「確かに設定面における共通項は少なくないが、ストーリー展開では明確な違いも存在する」というのが正直なところではありましたね。
たとえば、「バトル・ロワイアル」で生徒達に支給されていた武器には銃火器や爆弾の類も少なくなく、アクション映画ばりの銃撃戦が行われることすらあったのに対し、「ハンガー・ゲーム」のゲームフィールドで提供される武器はナイフや弓矢など原始的なものばかりです。
作中の「ハンガー・ゲーム」では地雷は登場していたのですが、銃火器はとうとう一度も出てくることはなく、各出場者達は最後までナイフや弓矢などの武器を使った戦いに終始していました。
また、「バトル・ロワイアル」と比べてゲームの開催期間が長く、単純な戦闘能力だけでなく原始的な生活能力までもが試される場となっており、出場者同士による戦いだけでなく、猛毒の木の実などを食べて出場者が死んだりするケースなども披露されていたりします。
「バトル・ロワイアル」では時間が経つにつれて、入ったら即首輪が爆発して死ぬ「侵入禁止エリア」が増えていき、行動範囲が狭められていくというルールがあったのですが、「ハンガー・ゲーム」にそのようなルールは特にありません。
ただその代わりとして、安全圏に居座ろうとする出場者を、ゲーム主催者側が仮想空間のゲームフィールドをいじって強引に叩き出すという行為を行ってはいましたが。
何よりも一番違うところは、「バトル・ロワイアル」の参加者達がある日突然、それも必要最小限の説明だけで問答無用でさっさと戦場に放り込まれるのに対し、「ハンガー・ゲーム」の出場者達は充分な準備期間を置いてゲームが始められる、という点ですね。
「バトル・ロワイアル」では「今自分達がどのような状況に置かれているのか」ということすら理解しえずに殺されていった参加者達が、特に序盤では少なくなかったですし、理解しても甘い認識のまま殺される参加者が後を絶たなかったものでしたが、「ハンガー・ゲーム」にはそのような出場者は最初からおらず、ゲーム開始直後から誰もが覚悟を決めて殺し合いなり逃亡なりを初めていましたから。

個人的には、「ハンガー・ゲーム」よりも「バトル・ロワイアル」の方が、生死を争うサバイバルゲームとしては合理的に出来ているように見えましたね。
「バトル・ロワイアル」はゲームシステム的に参加者同士による殺し合いが自動的に発生せざるをえないようになっているのに対し、「ハンガー・ゲーム」はゲーム主催者が事あるごとにいちいち介入しないと、参加者同士の遭遇および戦闘がなかなか発生しないルールになってしまっているのですから。
そもそも、原則非公開の「バトル・ロワイアル」と違い、「ハンガー・ゲーム」は全国民に生中継される一種の「国民的イベント」でもあるのですから、ゲーム主催者による介入が常に目に見える形で行われるというのは、エンターテイメント的な観点で見てさえもマイナスにしかならないのではないかと思うのですけどね。
作中では自分達の都合から、「勝者はひとりのみ」というルールそれ自体を勝手に変更したり、かと思えば撤回したりまた復活させたりと、二転三転なルール改竄が平気で横行していましたし。
あのシステムでは、「ゲーム主催者による八百長」が疑われても仕方のない要素が少なくありませんし、エンターテイメントや掛け試合としても成立し難い一面が否定できないのではないかと。

あと、ゲームの勝者として生き残れる者は一人しかいないにも関わらず、勝つために徒党を組む者達の間で心理的な駆け引きがないなど、やや不自然な設定が少なくないですね。
生き残る確率を上げるために、さし当たっては徒党を組んで多数で少数を圧倒する、という行為自体は、「バトル・ロワイアル」でも「ハンガー・ゲーム」でも共通して見られた現象です。
しかし、ゲームのルール上「勝者(生存できる者)はひとり」でしかない以上、徒党を組んだ者達の間では、「自分はいずれ裏切られるのではないか?」「ならば先手を打ってこちらから裏切るべきではないのか?」といった深刻な不信感が芽生えてもおかしくはないんですよね。
徒党を組んだメンバーで他の勢力を圧倒した後は、徒党を組んだメンバー同士で戦いが始まるのは誰の目にも最初から明らかなのですから。
「勝者(生存できる者)はひとり」というルールの中で徒党を組むという行為は、戦闘力で他者を圧倒しえる反面、自分がいつ寝首をかかれるか、逆に自分が仲間達を殺す機会を常に伺うなどという二律背反的な状況およびそれに伴う葛藤を招くことになるわけです。
しかし「ハンガー・ゲーム」では、その手の葛藤が全くと言って良いほど描かれていなかったりするんですよね。
「ハンガー・ゲーム」で徒党を組んでいた面々は、ただその戦闘力に物を言わせて殺戮を楽しんでいただけでしたし、仲間達を疑うようなピリピリした雰囲気すら全くないありさま。
それは主人公であるカットニスにも言えることで、成り行きで彼女が第11地区出身の少女ルーと手を組んだ際、彼女もルーも「2人が最終的に生き残ったら2人で殺し合いをしなければならない」という可能性を全く考慮していないとしか思えない言動に終始していました。
ルーと同じく第11地区出身の黒人男性などは、殺されたルーの仇を討ち、あまつさえ「ルーが世話になったから一度だけだ」とカットニスをわざわざ逃がす行動に走ってさえいましたし。
参加者全員が顔見知りである「バトル・ロワイアル」と違い、「ハンガー・ゲーム」で顔見知りと言えるのは、よほどの偶然でもない限りは同じ地区の出場者だけなのですから、もう少し感情を排した打算的な殺し合いが展開される方が、むしろストーリー展開としては却って自然なのではないかと思えてならなかったのですが。
この点においても、「バトル・ロワイアル」の方が「ハンガー・ゲーム」よりも構成が上手いのではないかと。
ただ、あまりにもエグい描写や設定が目白押しの「バトル・ロワイアル」をある意味【ぬるく】したような「ハンガー・ゲーム」は、それ故に一般受けしやすいものにはなっていると思います。
かくいう私も、途中からは結構「安心して観賞できた」クチでしたし(^^;;)。

映画「ハンガー・ゲーム」は、既に続編の製作と日本公開が決定しているとの情報が、映画のエンドロール直前にて披露されています。
その点から言えば、今作は「シリーズ1作目」として観賞するのも良いかもしれません。

安倍新総裁誕生に伴うマスコミと田中芳樹の安倍バッシング衝動

自民党の安倍新総裁誕生に伴い、とにかく叩けと言わんばかりに3500円のカツカレーネタを、鬼の首でも取ったかのごとく捲し立てる日本の大手マスコミ。
ところが何と、朝日新聞・毎日新聞・大阪朝日新聞の社内ビルにあるレストランで出されているカレーが、3500円を上回っていることが判明しました。

http://matome.naver.jp/odai/2134888334246252401
レストラン「アラスカ」朝日新聞社店のビーフカレー:3675円
毎日新聞社が入っているパレスサイドビル内の「アラスカ」パレスサイド店のカレー:5040円
大阪朝日新聞社ビル13階の「アラスカ」大阪本店のカツカレーセット:6300円

ただでさえ日本有数の高級取りと言われているマスコミ関係者が、どのツラ下げて庶民感覚と言えるのかとはつくづく考えてはいたのですが、まさかこんなところで足をすくわれるとは、大手マスコミも思ってもみなかったことでしょう(爆)。
自分のところのお膝元に高級レストランを構えていて、場所の近さから常食している可能性すらある新聞社が、3500円のカツカレーを叩く滑稽なありさまは、まさに素晴らしいブーメランの一言に尽きますね(笑)。

それにしても、民主党の場合は不祥事どころか高級バーや料亭にいくら通っても批判ひとつしなかった大手マスコミが、安倍新総裁誕生以降に繰り広げまくっている叩きネタは、あまりにもショボ過ぎて却って笑いのネタと化していますね。
テレビではこんなネタに走っていますし↓

http://www.j-cast.com/2012/09/28148223.html
>  自民党新総裁に選ばれた安倍晋三元首相について、フジテレビ「とくダネ!」の出演者が「お腹痛くなっちゃって辞めちゃった」という発言をしたことに、ネット上で疑問が相次いでいる。安倍元首相は、多くの患者がいる難病を患っていたからだ。
>
>  「投げ出し辞任5年…復帰へ不安の声」
>  「早くも内紛…党員票逆転勝利に地方の怒り」
>
>  新聞の2012年9月27日付テレビ欄では、安倍晋三元首相の復帰劇をこううたう「とくダネ!」の番組内容が書かれていた。
>
>  実際の番組でも、
司会の小倉智昭さんが「様々な方面から不安の声も上がっております」とスタートさせると、安倍氏が「政権を投げ出した」経緯や閣僚の不祥事などをたどる映像が次々に流された。
>
>  そして、経営コンサルティング会社の代表をしているコメンテーターの田中雅子さんに、話が振られた。すると、
田中さんは、安倍氏について「お腹痛くなっちゃって辞めちゃったということで…」と話し始めた。これに司会の小倉さんが「ちょっと子どもみたいだったと思うよ」と口を挟み、田中さんも「そうなんですよ、そうなんですよ」と続けた。
>
>  田中さんはさらに、日本は経済も政治も厳しい局面にあるとして、「だから、本当にね、本当にね、病気で辞めるなんて本当にもう2度と言ってほしくない」と訴えた。ただ、総裁選のことについては、素人なのでよく分からないとも話した。
>
>  安倍氏は、辞任理由の1つに病気を挙げたが、全国に10万人規模でいる厚労省指定の難病「潰瘍性大腸炎」を患っていることを後に明かした。腹痛に苦しんだのは、このためだ。それだけに、ネット上では、腹痛を巡る番組出演者らの発言に批判が相次いだ。

相手は政治家でもあり、健康問題はかなり重要な事項となりえますから、病気が政治家としての仕事に悪影響があるのではないかという懸念なり問題なりを提起すること自体は、充分に妥当なものではありうるでしょう。
しかし、上記のようなマスコミの報道内容は、病気を患っている人そのものをバカにしている以外の何物でもなく、場合によっては「潰瘍性大腸炎」を患っている人達全体に対する愚弄にも該当しかねません。
当のマスコミだって、この手の報道が自殺行為以外の何物でもないことはその身を以て思い知っているでしょうに、相手が安倍新総裁になるとなりふり構っていられないのでしょうかねぇ(-_-;;)。
ここまでマスコミが必死になっている様を見ていると、私などは逆に「マスコミにとって都合が悪いことだからこそ、安倍新総裁はますます信用できる」という考えに傾斜してしまうのですが(苦笑)。

ところで、今回の安倍新総裁誕生は、我らが田中芳樹御大にとっても「希望の一手」となりえたのではありませんかね?
何しろ、田中芳樹は民主党による政権交代が実現して以降、それまで得意になって展開していた政治批判を一切引っ込めてしまい、民主党政権がやらかした福島第一原発問題を、肝心の民主党の存在を伏せて批判したりしているありさまだったのですから。
田中芳樹は、創竜伝13巻で布施という安倍氏モデルの悪役政治家を登場させていたり、薬師寺シリーズ8巻で「失政ばかりやっている時の総理」として描いていたりします。
田中芳樹お得意の遅筆と政治情勢の変化で、すっかり時代錯誤となってしまったはずのその手の描写が、安倍氏再登板によって再び日の目を見る可能性が出てきたわけですから、昨今のマスコミと同じく何が何でも自民党政権を罵り倒したい田中芳樹にとっても、実にありがたい話ではあるでしょうね。
ただ2012年9月現在、田中芳樹はタイタニア4巻の執筆に着手しているはずなので、この事態が却って田中芳樹の執筆スケジュールに悪影響を及ぼす危険性も考えられなくはないのですが。
今、安倍新総裁を罵倒するために田中芳樹が創竜伝なり薬師寺シリーズなりの執筆に取り掛かりたくても、現行のタイタニア4巻と次のアルスラーン戦記14巻の執筆予定は既に埋まってしまっているのですから、それに取りかかれるのはゆうに5年は先の話になってしまうでしょうしねぇ(爆)。
田中芳樹におかれましては、安倍新総裁を罵倒したいという衝動と誘惑に駆られることなく、タイタニアとアルスラーン戦記の続巻執筆に専念するよう、一読者として願わずにはいられませんね。

映画「イノセンス・オブ・ムスリム」の製作者が当局に拘束

イスラム諸国で反米暴動の発端となった映画「イノセンス・オブ・ムスリム」を制作したコプト教徒のナクラ・バスリ・ナクラが、保護観察下の状態で動画投稿サイトへ動画を投稿したとして、アメリカの司法当局に拘束された模様です↓

http://sankei.jp.msn.com/world/news/120928/amr12092809550003-n1.htm
>  米司法当局は27日、イスラム諸国で激しい反米抗議デモを引き起こしたイスラム教預言者ムハンマドの侮辱映像の制作者とされるロサンゼルス近郊在住の男性を拘束した。米メディアが伝えた。
>
>  男性は米国で金融詐欺事件を起こし、現在は保護観察中。
保護観察の担当官の許可なくインターネットを使用しないことなどを義務付けられていたが、司法当局は男性がこの義務に違反したと判断した。
>
>  男性はキリスト教の一派、コプト教徒のナクラ・バスリ・ナクラ氏(55)。問題の映像を動画投稿サイトに掲載したと指摘され、義務違反の疑いがあるとして保護観察の担当官が15日に事情聴取。米メディアは再収監などあらためて厳しい処分が言い渡される可能性があると伝えていた。(共同)

件の映画製作者は、既に出演者からも、詐欺と「精神的苦痛を受けた」との理由から告訴されている状態にあります。
いよいよもって「年貢の納め時」な感が否めないところですね。
しかし、そういう事態になるであろうことは充分に予測できたはずなのに、それでもなおかつ「イノセンス・オブ・ムスリム」をあのような形で制作しなければならなかった理由とは如何なるものがあるのでしょうか?
今後の公判などでその辺りの理由も明かされていくのでしょうが、宗教的な理由以外の要素でもあったりするのでしょうかねぇ。
たとえば、イスラム諸国の敵意をアメリカに向けさせ、アメリカを窮地に陥れることが実は本当の目的とか。
そういうのがあれば、いよいよもって本当の「映画の世界」になってもくるのでしょうけどねぇ(苦笑)。

自民党の安倍新総裁選出とカツカレー(笑)問題

2012年9月26日に行われた自民党総裁選で、安倍晋三元首相が石破茂を決選投票で破り、新総裁に選出されました↓

http://megalodon.jp/2012-0926-1952-01/sankei.jp.msn.com/politics/news/120926/stt12092614210009-n1.htm
>  自民党総裁選は26日行われ、安倍晋三元首相が新総裁に選出された。国会議員票と党員票の合計で行われた1回目の投票では、過半数を得た候補者がおらず、1位の石破茂前政調会長と2位の安倍氏との間で、国会議員による決選投票が行われた。その結果、安倍氏が108票を獲得し、石破氏の89票を上回り、逆転勝利した。

2009年8月に民主党が悪夢の政権交代を実現してからというもの、日本は大手マスコミの温情的なバックアップの下、ルーピー鳩山・菅直人ことカンガンス・野駄目カンタービレと史上最悪の愚かな首相を【排出】し続けてきました。
そのことによって、日本がどれほどまでに多くの国益を失い、国民生活をも窮地に追い込んできたかは、想像を絶するものがあると言えます。
しかし、安倍新総裁の下で再度の政権交代が実現すれば、その不毛かつ国家国民のためにならない愚行に終止符を打つことも可能になります。
マスコミが報じないだけで、かつての安倍・麻生政権は、他国にすら誇り得るだけの功績を上げ得ていたのですから。
2009年の政権交代直前の自民党はマスコミの猛攻撃を受けていたものの、その内容はと言えば「カップラーメンの値段や漢字を間違えた」だの「ホッケの煮付け」だの、挙句の果てには「ボールペンのキャップを口にくわえた」だのといった、ゴシップ記事として見てさえもどうでも良いシロモノばかりときているわけです。
存在するだけで有害な正真正銘の「無能な働き者」以外の何物でもない民主党のお歴々に比べれば、安倍新総裁ははるかに頼りになる人物であると言えるでしょう。

しかし、今回の安倍晋三元首相の自民党総裁選出という事態を受けて、かねてより自民党を敵視しているマスコミが、またもや「カップラーメンの値段や漢字間違い」クラスのみみっちいバッシング報道を繰り広げることが容易に想定されます。
実際、既に安倍バッシングは始まっているようで、MBS(TBS系列の毎日放送)の「ちちんぷいぷい」という番組がその先陣を切った模様です。
その内容は何と、「安倍晋三が総裁選前に3500円のカツカレーを食べていた、庶民感覚が足りない!」などという失笑ものの内容だったそうで↓

MBS所属アナウンサー・山中真(出演番組のひとつが「ちちんぷいぷい」)のツイート
https://twitter.com/makorine1120/status/250899302568820736
<ちなみに安倍さんが昼に食べたホテルニューオータニの高級カツカレー、特別メニューでお値段3500円以上するとか!

番組中の実際の発言を記録したツイート
https://twitter.com/MariKei1/status/250875692810661888
「安倍氏は投票前に高級レストランでカツカレーを食べていたんですが。みなさん一体いくらだと思いますか???なんと!普通のカレーで3500円もするんですが、それに特別オーダーでカツをのせて。もういくらなのか見当もつきませんね~」 MBS山中真アナウンサーのレポート>

さすがは「あの」毎日変態新聞の系譜に連なるTBS系列の面目躍如、といったところになるのでしょうかね、これって(苦笑)。
かつての麻生総理の時代に「カップラーメンの値段当てクイズ」程度のネタで自民党バッシングを展開しまくっていたあの時代を忘れられないのでしょうが、今度は3500円のカツカレーごときで自民党総裁となった安倍晋三元首相を論うとはねぇ…。
確かにカツカレー単品の価格としては高い部類に入るでしょうけど、3500円の食事であれば、別に庶民であっても飲み会とか付き合いとか家族団欒などで、毎日ではなくても一人頭でも普通に食べることくらいあるでしょうに。
ましてや、それが一般人ではない政治家や資産家などであればなおのこと。
しかも、件のカツカレー自体、自民党総裁選投票前の決起集会で出席者の多くに配膳されていたものであり、別に安倍新総裁「だけ」が食べていたわけではないんですよね。
MBSの山中真は、安倍氏がカツカレーを食べている画像をアップしているのですが、これは当人も認めているように明らかに決起集会時のものですし、ニコニコ動画では他の出席者の席にも配膳されている様子が撮影されています↓

http://p.twipple.jp/6I1d7
昼の出陣式で高級カツカレーを食べる安倍新総裁。これが勝因ではないだろうけど。>
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実際の動画

自民党をひたすら敵視し、叩けるものならばたとえどんなに下らないネタでも酷使して徹底的に叩くマスコミの偏向報道も相変わらずのようで。
これが民主党であれば、入会金や年会費が数百万単位の会員制バー通いでさえスルーだというのに。
それにしても、カップラーメンの次がカツカレーだったことを鑑みると、今度はうどんかハンバーグか、あるいは何かとスキャンダルのネタになっている焼肉かしゃぶしゃぶ辺りにでもターゲットを据えたりするのでしょうかね(爆)。
下手すれば、「呼吸をして空気中の二酸化炭素を増加させている!」という理由でもってバッシングを繰り広げてくるかもしれませんし(笑)。

「安倍叩きは社是である」などと社を代表する論説主幹が堂々と言い切った朝日新聞を筆頭に、マスコミが安倍新総裁、ひいては自民党を叩くのは、それが公正なのではなく単なるイデオロギーの一種でしかありません↓

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/books/breview/590194/
> 【書評】『約束の日 安倍晋三試論』小川榮太郎著
>
>  メディアと政治家との関係に関心がある人に、ぜひ読んでもらいたい。戦後体制からの脱却と公務員制度改革、教育改革、憲法改正への道筋作り…。文芸批評、音楽批評を専門とする著者が畑違いの政治分野で丹念に追跡し、拾い集めた安倍政権の足跡、実績と、スキャンダル暴露と印象操作に終始した朝日新聞の報道のあり方をたどると、あまりの乖離(かいり)に愕然(がくぜん)とするだろう。
>
>  
「安倍の葬式はうちで出す」。本書では、この安倍内閣当時の朝日幹部のグロテスクな言葉が繰り返し引用される。政治評論家の三宅久之は著者に、朝日の若宮啓文論説主幹(現主筆)とのこんなやりとりを明かしたという。
>
>  
三宅「朝日は安倍というといたずらに叩(たた)くけど、いいところはきちんと認めるような報道はできないものなのか」
>
>  
若宮「できません」
>
>  
三宅「何故(なぜ)だ」
>
>  
若宮「社是だからです」
>
>  特定の政治家を叩き、おとしめることが社是である新聞社とはどんな存在だろうか。それは、むしろ政治的意図をあらわにしたプロパガンダ機関というべきだが、社論を決定する地位にある人物がこう述べたというから驚く。

民主党の阿呆共もさることながら、こういう偏向マスコミこそが何よりも害になるのです。
公正中立とは名ばかりで偏向報道ばかり繰り返すマスコミの専横を、今度こそ決して許してはならないでしょうね。

ノートパソコンの安価で利便性の良い購入戦略

通信回線をギガコースにグレードアップするのに併せる形で、ノートパソコンも新調することになりました。
それまで自宅にあったノートパソコンは、数年前に導入したどうにも古すぎるシロモノで、通信速度どころか、通常起動すら遅く運用に多大な支障をきたすありさまでした。
そこで今回、これまた良い機会ということで「持ち運びの良さ」と「そこそこの機能」を併せ持つノートパソコンの導入に踏み切ったわけですね。

今回導入したノートパソコンは、デスクトップパソコンと同じくパソコン工房から購入したもので、「Ultrabook」と呼ばれる以下の機種になります↓

Ultrabook(TM)Lesance NB S3441/L
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寸法 :約幅333mm×奥行230mm×高さ19mm
OS :Windows(R)7 Home Premium SP1 64bit
CPU:インテル(R) Core i5 3317U(1.7-2.6GHz) 2コア/HT対応(合計4スレッド) キャッシュ 3MB
メモリ:4GB×1スロット
SSD:64GB
HDD:500GB
解像度:1360×768(14インチ)
その他:130万画素Webカメラ内蔵

ノートパソコンにも色々な機種が存在する中、今回これを導入することを決断した最大の理由は、このノートパソコンがSSDとHDDのハイブリットであったことが挙げられます。
SSDはパソコンの起動を早くしてくれる他、様々なアプリケーションを高速起動してくれますが、他方では容量が少ないという問題があります。
そのSSDをパソコンで導入するとなると、容量の問題をHDDでカバーできるハイブリッドタイプがやはり望ましいわけですね。
ところがパソコン工房で販売していたノートパソコンは、SSDとHDDのハイブリッド仕様にはほとんど対応していないものばかり。
何でも、ハイブリット仕様にするとそれだけノートパソコンが大きくなり、持ち運びが不便になってしまうという問題もあるのだとか。
カスタマイズでハイブリッドが可能なノートパソコンもあるにはあったのですが、確かにサイズが大きくなってしまう上に値段も高額になってしまうというものばかり。
デスクトップパソコン購入時と異なり、今回はそこまでカネをかけるわけにもいかなかったので、安価というのも無視できない条件だったりするんですよね。
そうなると、最初からハイブリッド仕様である「Ultrabook」が一番条件に合致していることになってしまうわけで、今回は選択の余地が最初からあまりなかったというのが正直なところだったりします(T_T)。
まあ性能自体は、私が今まで購入してきたどのノートパソコンよりも高性能なスペックではあったのですが。

今回もデスクトップパソコン買い替え時と同様、市販のウィルス対策ソフトとMicrosoft Officeは一切導入しない形での購入となりました。
やはりカネのかかるソフトは、フリーで代替するのが一番ですし(^^;;)。
また、これは以前のデスクトップパソコンでも行ったことなのですが、マイドキュメントやデスクトップにあるファイルの格納用フォルダを、全てHDDのあるDドライブに変更し、SSDに余計なデータが入らないよう設定しました。
ノートパソコンのSSDの空き容量は実質20GBあるかどうかなのですし、これは必須の設定ですね。
SSDとHDD、システム起動部とフォルダ格納部を分離しておけば、いざパソコンに万が一の事態が生じた際の保険にもなりえますし。

しかし、購入してみてつくづく実感せずにいられなかったのですが、「Ultrabook」というのはとても薄くかつ軽いですね。
以前は性能追及兼バックアップを意図したことから、17インチタイプのやたらと大きなノートパソコンを導入していただけに、その小ささと持ち運びの良さは便利の一言に尽きます。
それでいて、性能面では圧倒的に旧ノートパソコンを凌ぐというのですから、「今までの苦労は何だったのか」とある意味ちょっと泣けてくる話です(T_T)。
10年ほど前には、ノートパソコンを買うだけでも20~30万前後用意しなければならない時代もあったものなのですけどね。
すくなくともノートパソコンの使用においては、何とも便利な世の中になったものです。

BBIQギガコースおよびギガ対応無線LAN機器導入の雑感

BBIQのギガコースと、ギガコース対応の高速無線LAN機器を導入してみました。
私の家にはデスクトップとノートパソコンがそれぞれ別の部屋にあり、前者はPLCを、後者は56Mbps対応の無線LAN機器を使用していました。
ところが2012年9月になって、後者の無線LAN機器が壊れてしまい、買い替えを検討してネットの情報を漁っていたところ、BBIQのギガコースと高速無線LAN機器の存在を知り、この際良い機会だからと導入してみることにしたわけです。
今回はその内容について少し。

通信速度1Gbpsを誇るギガコースを導入するためには、ただ単に業者に対して変更を申請し工事をさせるだけではダメです。
ギガコースに対応した通信機器を購入しなければならない他、パソコン自体も1000BASE-Tなどの高速回線対応になっている必要があります。
毎月の通信費自体は通常のコースよりも200~300円高い程度なのですが、ハードウェアの問題が大きいわけです。
なので、古いパソコンなどの場合はギガコースを導入しても全く意味がない、ということもザラにあります。
その点では新品のパソコンを導入している人向け、ということになるでしょうか。

私の家は2階建ての上に壁が分厚く、しかもネット用の終端端末装置が誰も使わない離れの部屋にあることもあり、遠隔から接続するための通信機器が必要不可欠なんですよね。
私がPLCを導入していたのも、数年前に導入した無線LAN機器が自宅内では全く役に立たなかったという事情がありましたし。
ただ、あれから数年が経ち、無線LAN機器もかなり進化していることと、無線LANとギガコースとの組み合わせであれば当時実現できなかった「無線でのネット接続」も可能になるのではないかという期待から、今回あえて両者を導入してみることにしたわけです。
ギガコースのために無線LAN機器は、以下のものを購入しました↓

WZR-D1100H(無線LAN親機/左)とWLI-H4-D600(無線LAN子機/右)
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この間購入した新しいデスクトップパソコンは、残念ながら無線LANには全く対応していないため、子機も併せての無線LAN機器導入となりました。
まあ、他にもプリンタやPS3・Wiiなどのゲーム機に接続する用途にも使えるだろうという計算も働いてはいましたが。

結果から言えば、導入した無線LAN機器自体はきちんと無線通信を行うことができ、かつPLCよりは速い通信速度を獲得することにも成功しました。
ただ、やはり無線LANだと有線と比較した通信速度は落ちてしまいますね。
単純にカタログスペックを見ただけでも、有線が数百Mbps単位の通信速度を誇るのに対し、無線では最大でも200Mbps前後がやっと。
しかも実際に使ってみると、その200Mbps自体も「至近距離かつ障害物なしで活用した場合」などというありえない理想値に近いものがあって、実際の通信速度は「隣の部屋」レベルでさえ100Mbps行けば上等といったところ。
当然、終端端末装置から大きく離れている私の部屋にあるデスクトップパソコンではさらに速度が落ち、せいぜい20~40Mbps程度のものでしかありませんでした。
まあそれでも、自宅内の電気機器の影響を多大に受けるPLCに比べれば、まだ通信は安定していましたし速度も若干ながら速くはあったのですが。
いくらギガコースを導入していると言っても、無線LANを使っている限りはその高速回線もあまり生かしようがないですね。
しかも、通信機器から距離が離れたり障害物があったりすれば、さらに速度は落ちてしまうのですから。
ギガコースの高速回線を最大限に活用したいのであれば、無線ではなく有線を前提としたLAN接続を考えた方が良いでしょうね。
通信速度においては有線の方が無線よりも圧倒的に性能が上なのですし。
まあ有線は「敷設が難しい」という面倒極まりない問題がある以上、無線LANやPLCの利便性も決して無視できるものではないのですが……。

無線もまだまだ発展の余地はあるのでしょうが、有線と互角以上の通信速度を達成できる日というものが果たして来るのかどうか、正直疑問ではあります。
無線LANは利便性が大きいのですし、まだまだ性能を向上して欲しいところではあるのですけどね。

韓国大統領の李明博が不正疑惑で捜査されることが決定

竹島への不法入国と天皇罵倒発言で物議を醸し、日韓関係に修復困難な亀裂を入れた韓国大統領の李明博が、退任後に住む私邸用の土地購入をめぐる不正疑惑で捜査されることが決定しました↓

http://megalodon.jp/2012-0921-2353-39/sankei.jp.msn.com/world/news/120921/kor12092120260002-n1.htm
>  韓国で李明博大統領が退任後に住む私邸用の土地購入をめぐる不正疑惑が問題となり、李大統領は21日、臨時閣議を開き、特別検察官による疑惑捜査を受け入れることを決定した。
>
>  疑惑は、ソウル市内の土地購入に当たり、李大統領が長男の名義を不正に使用し、大統領府が購入資金の一部を肩代わりしたとするもの。国会が3日、特別検察官による捜査のための「特別検事法」を賛成多数で可決していた。
>
>  大統領が拒否権を行使して国会審議のやり直しを求めるとの見方も出ていたが、与党セヌリ党は再審議に付せば疑惑が増幅し、大統領選党候補の朴槿恵元代表のイメージダウンにもつながりかねないため、受け入れるよう求めていた。
>
>  今後、最大野党、民主統合党が弁護士2人を特別検察官に推薦し、大統領がうち1人を任命する。
捜査は30日以内で、必要に応じて15日延長できる。今月末にも捜査が始まる見通し。(共同)

韓国における歴代の大統領は、そのほとんどが汚職による刑罰や事実上の追放・暗殺など悲惨な末路を辿っています。
初代大統領・李承晩は、独裁体制を敷いた揚句に国民からの総スカンを受け、アメリカへの亡命を余儀なくされた上に現地で客死。
2人目の大統領・尹潽善は、3人目の大統領である朴正煕にクーデターを起こされ失脚し、その朴正煕は在任中に暗殺。
4人目の大統領である崔圭夏もやはりクーデターによって政権を追われ、そのクーデターで権力を奪取した5人目大統領の全斗煥、および6人目の盧泰愚は、クーデターと光州事件の責任を問われ、それぞれ死刑と懲役刑の判決を下されています。
7人目大統領の金泳三は珍しく自身は司法で裁かれなかったものの、韓国史上初めて「現職大統領の親族(次男)が逮捕される」という事件と、さらには経済危機でIMFの介入という事態を招き、非難の合唱に晒される中で退任。
8人目の大統領である金大中は、大統領になる前から死刑判決(後に無期懲役に減刑され、さらに刑の執行停止)を受けた前歴がある上、北への送金疑惑やノーベル平和賞受賞のための組織的な工作疑惑など、死後も負の噂が絶えない人物。
そして9人目の盧武鉉は、韓国の政治・外交をボロボロにした上、不正献金疑惑で事情聴取うを受け、その直後に謎の滑落死を遂げるという末路を辿っています。
金泳三以外の大統領が全て何らかの罪に問われ、有罪判決を受けたり暗殺・亡命を余儀なくされている上、唯一の例外たる金泳三も、親族絡みでは不祥事を起こしている上、経済危機の問題から政治的な評価が著しく低いことを鑑みれば、韓国の歴代大統領はその全てがロクでもない人生を歩んでいると言えるでしょう。
10人目の大統領たる李明博も、この系譜へ連なることになるのはほぼ確実なのではないかと。
李明博が竹島上陸を強行したのも、自身の罪の追及をかわすという意図があったと言われていますし。

韓国大統領が自国内で醜態を晒す分には、日本としてはお笑いエンターテイメントの一種として笑いながら観察もできるわけですが、日本までそのエンタメ喜劇に巻き込もうとするのは勘弁願いたいものです。
ただでさえ韓国には、「あの国のあの法則」という危険なシロモノがあるのですから。
昨今の韓国の反日ぶりを鑑みれば、日本はあの国とは極力距離を置き、関わらないようにするのが一番なのですけどね。
まあ「あの国のあの法則」を武器とする韓国が日本のことを放置するわけもなく、また日本にも民主党や朝日新聞のごとき「韓流ゴリ押し」を推進してやまない勢力がデカい面をしているのが、何とも悩ましいところではあるのですが(T_T)。

映画「47RONIN」の監督が制作費用の掛け過ぎで降板

キアヌ・リーブス主演の映画「47RONIN」で、製作費用の掛かり過ぎが原因から監督が降板させられてしまったそうです。
製作費は既に2億2500万ドルにも上っており、映画会社が危機感を持ったとのこと↓

http://www.cinematoday.jp/page/N0046168
>  [シネマトゥデイ映画ニュース] キアヌ・リーヴス主演で「忠臣蔵」をハリウッドリメイクした映画『47RONIN』の編集作業から、お金を掛けすぎたとしてカール・リンシュ監督が外されてしまったことがわかった。TheWrap.comが報じている。
>
>  関係者によると、3Dで製作されている
『47RONIN』の費用はすでに2億2,500万ドル(約180億円)まで膨れ上がっており、そのことに危機感を持った映画会社ユニバーサル・ピクチャーズが、本作が長編映画デビューとなるリンシュ監督を編集作業から外したとのこと。現在は編集作業のかじを、ユニバーサルの社長であるドナ・ラングリーが取っているようだ。
>
>  本作は1週間ほど前に、キアヌにクローズアップしたシーンの追加撮影をロンドンで終えたばかり。同関係者はプロダクションの進行具合を「悪夢のようだ」と語っているという。
>
>  
もともと全米公開は今年11月の予定だったが、4月にはVFXに思わぬ時間がかかったことを理由に公開日を2013年2月に延期。さらに8月には、再撮影とVFXの調整を理由に2013年12月に再び延期している。本作には主演のキアヌのほか、柴咲コウ、赤西仁、真田広之、浅野忠信、菊地凛子といった日本の俳優陣が多数出演している。(編集部・市川遥)

気合を入れて映画製作にかかるのは良いとしても、遅延が続いて費用もかさむのでは問題ですね。
2億ドル以上もの製作費用というのは、映画でもちょっとやそっとの大ヒットでは回収できないというレベルの巨額です。
2012年4月に日本で公開された映画「ジョン・カーター」などは、製作費2億5000万ドルに販促費が加わって総計3億5000万ドルものカネがつぎ込まれた影響もあってか、北米以外ではそれなりのヒットだったにもかかわらず「赤字映画」になると報じられる始末でしたし。
「47RONIN」の製作費用が現時点で2億2500億ドルに到達するということは、最終的には「ジョン・カーター」のそれをすら上回る可能性が充分にありえることをも意味するわけです。
映画の内容が内容だけに、日本以外で受けるかどうかも微妙なところですし、そりゃ映画製作会社が危機感をつのらせるのも理解できようというものです。
映画の公開が遅れたからと言って出来が良くなるとは限らないどころか、むしろ逆に悪くなる危険性すらあるわけですし。
ちなみに「47RONIN」は、日本では2011年の10月頃から映画館などで宣伝が行われているのですが、公開が延期に延期を重ねた挙句に、今ではいつのまにやら2013年12月に全米公開となっているようで。
日米同時公開とか日本先行上映とか言ったサプライズでもない限り、洋画の日本公開はアメリカよりも数ヶ月単位で遅れるのが常なのですから、実際には2013年内に日本公開が実現するのか否かすら微妙な情勢ですね。
公開スケジュールも映画の内容も本当に大丈夫なのかと、懸念のひとつも抱きたくなってくるところなのですが……。

映画館のCMで記者会見の映像が何度も流れていた当時は結構期待できるものがあっただけに、優秀な出来で無事に日本公開を果たしてもらいたいのですけどね。

映画「イノセンス・オブ・ムスリム」の出演者が製作者を提訴

イスラム諸国で反米暴動が頻発する発端となった映画「イノセンス・オブ・ムスリム」に出演していた女優が、制作者に対し損害賠償を求める訴訟を起こしたようですね。
映画の内容を詐称して映画出演させたことで精神的苦痛を受けたからなのだそうで↓

http://megalodon.jp/2012-0920-1908-32/sankei.jp.msn.com/world/news/120920/mds12092011460001-n1.htm
>   イスラム教預言者ムハンマドの侮辱映像に出演した女優シンディ・ガルシアさんが19日、制作者に古代エジプトの冒険映画だとだまされて出演し、精神的苦痛を受けたとして、損害賠償を求める訴えをロサンゼルス郡地裁に起こした。
>
>  動画投稿サイトに掲載された映像を閲覧できなくするよう要請したのに拒否したとして、同サイトを運営するグーグルにも損害賠償を求めた。それぞれ具体的な損害額は明示していない。
>
>  訴状によると、ガルシアさんは制作者による役者募集の広告に応じて出演。使われた台本にはムハンマドを侮辱する内容はなかった。
映像には出演者のせりふを撮影後の編集で入れ替えた形跡がはっきりと残っている。映像が注目を集めるようになった後、ガルシアさんには「殺害する」との複数のメッセージが届いたといい、女優としての名誉を傷つけられたと訴えている。(共同)

映画「イノセンス・オブ・ムスリム」の出演者達が偽りの映画内容に基づいて撮影に臨んでいた、という話は以前にもありましたが、とうとう来るべきものが来たという感じですね。
「イノセンス・オブ・ムスリム」に出演した俳優さん達は、結果的に芸歴に傷をつける羽目となってしまったわけですし、元々訴訟大国であるアメリカで被害者達が泣き寝入りするはずもなかったのですが。
制作者は製作者で、セリフにわざわざ手を加えていたりする辺り、最初から確信犯で反イスラム教な映画を作ったのか明々白々なわけですし
利益を度外視し、訴えられるリスクを犯してまで、そんな映画を作らなければならないものなのかと。
宗教的なイデオロギーに基づく動機なのでしょうが、日本人的には何とも異様な映画製作の実態ではあります。
ここまで話題になると、逆に見てみたい気もしないではないのですが、日本ではやはり無理な話なのでしょうねぇ(T_T)。

親中企業や外国にすら牙を剥く中国の反日暴動

尖閣諸島問題を発端に中国各地で頻発している反日暴動。
中国に進出している日本企業にとっては災厄以外の何物でもないのでしょうが、元来親中どころか媚中ぶりすらアピールしてきた企業が攻撃を受けているというのは滑稽もいいところですね。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM1503R_V10C12A9MM0000/?dg=1
>  【北京=島田学】中国では15日午前、日本政府が沖縄県・尖閣諸島を国有化したことに反発するデモが北京、上海、重慶など各地で相次いだ。反日デモが一斉に起こるのは8月26日以来。北京の日本大使館前には数千人規模のデモ隊が押しかけ、投石するなど暴徒化している。過去の反日デモを上回る規模になったとみられ、日中関係がさらに緊迫し、日本企業の中国ビジネスなどに影響するのは避けられそうにない。
>
>  15日のデモは、中国政府がデモを一部容認する姿勢を示したことや、中国メディアが尖閣を巡る日本批判を連日繰り返していることから、参加者が大胆になっている。中国では靖国神社や尖閣の問題を巡り、2005年と10年に大規模な反日デモが起きた経緯がある。
>
>  山東省青島市の日本総領事館によると、
青島では日系スーパーのジャスコを取り囲んだデモ隊の一部が店舗に乱入。設備を破壊し、略奪が続いている。日本時間午後1時現在では、在留邦人にけが人などが出たとの情報はない。
>
>  大使館前でのデモは11日の尖閣の国有化以降、5日連続だが、規模は最大となった。参加者は「釣魚島(尖閣諸島の中国名)は中国のもの」「日本人は出て行け」などと叫び、石やペットボトルを投げ込んでいる。

中国に進出している日本企業は基本的に親日なわけですし、特にジャスコなどは特定アジア三国の忠実な奴隷である民主党に御曹司がいるほどの親中企業だというのに、それをわざわざ襲撃するというのも不思議な話ではありますね。
ユニクロの一部店舗では「尖閣は中国の領土であることを支持する」などという貼り紙まで店頭に貼っていたそうですし。
そこまでしてなお襲撃される日本企業も自業自得とは言え、ある意味まるで報われない哀れな存在ではあるのでしょうが、中国人は「恩は仇で返すべき」とでも教育課程で教わってきたりしているのでしょうかねぇ(苦笑)。
中国の反日暴動で被害に遭っているのは日本企業だけでなく、ロレックスやマクドナルドなどの外国企業、イタリア領事館の公用車などまでもが襲撃されたりしています。
もう反日や尖閣云々など関係なく「破壊と略奪」それ自体が目的化しているようにしか見えないですね。
中国政府としては、暴動の規模が拡大して国内の不満を外に逸らすことでも企図しているのでしょうが、一方では自身で拡大した暴動が反政府運動にまで拡大することをも警戒せざるをえないという二律背反的な状況に苦慮しているのでしょう。
しかし、ここまで問題が拡大してしまった事態を一体どうやって収拾させるつもりなのかと。
もう日本云々はまるで関係のない様相を呈していますし、一秘密結社の騒乱に引き摺られる形で諸外国へ宣戦布告までした「義和団事件」の後追いでもするつもりなのでしょうか?
いずれにしても、日本としては警戒せざるをえない事態ではありますね。

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