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2012年09月20日の記事は以下のとおりです。

映画「イノセンス・オブ・ムスリム」の出演者が製作者を提訴

イスラム諸国で反米暴動が頻発する発端となった映画「イノセンス・オブ・ムスリム」に出演していた女優が、制作者に対し損害賠償を求める訴訟を起こしたようですね。
映画の内容を詐称して映画出演させたことで精神的苦痛を受けたからなのだそうで↓

http://megalodon.jp/2012-0920-1908-32/sankei.jp.msn.com/world/news/120920/mds12092011460001-n1.htm
>   イスラム教預言者ムハンマドの侮辱映像に出演した女優シンディ・ガルシアさんが19日、制作者に古代エジプトの冒険映画だとだまされて出演し、精神的苦痛を受けたとして、損害賠償を求める訴えをロサンゼルス郡地裁に起こした。
>
>  動画投稿サイトに掲載された映像を閲覧できなくするよう要請したのに拒否したとして、同サイトを運営するグーグルにも損害賠償を求めた。それぞれ具体的な損害額は明示していない。
>
>  訴状によると、ガルシアさんは制作者による役者募集の広告に応じて出演。使われた台本にはムハンマドを侮辱する内容はなかった。
映像には出演者のせりふを撮影後の編集で入れ替えた形跡がはっきりと残っている。映像が注目を集めるようになった後、ガルシアさんには「殺害する」との複数のメッセージが届いたといい、女優としての名誉を傷つけられたと訴えている。(共同)

映画「イノセンス・オブ・ムスリム」の出演者達が偽りの映画内容に基づいて撮影に臨んでいた、という話は以前にもありましたが、とうとう来るべきものが来たという感じですね。
「イノセンス・オブ・ムスリム」に出演した俳優さん達は、結果的に芸歴に傷をつける羽目となってしまったわけですし、元々訴訟大国であるアメリカで被害者達が泣き寝入りするはずもなかったのですが。
制作者は製作者で、セリフにわざわざ手を加えていたりする辺り、最初から確信犯で反イスラム教な映画を作ったのか明々白々なわけですし
利益を度外視し、訴えられるリスクを犯してまで、そんな映画を作らなければならないものなのかと。
宗教的なイデオロギーに基づく動機なのでしょうが、日本人的には何とも異様な映画製作の実態ではあります。
ここまで話題になると、逆に見てみたい気もしないではないのですが、日本ではやはり無理な話なのでしょうねぇ(T_T)。

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