イラストに依存している薬師寺シリーズの魅力?
http://twitter.com/adachi_hiro/status/273625695266160641
<いわゆる自炊代行業者さんを一部の作家さんが訴えている話。自炊されるのが嫌だったら自分たちで電子書籍を出してしまえば良いのに。うちの会社は社員4人だけど自前で電子書籍書店を立ち上げてる。「銀英伝」の電子書籍は、けっこう読んでもらっているよ。http://bit.ly/R3CIWo >
http://twitter.com/adachi_hiro/status/273642672219115520
<@tora2m 「薬師寺涼子の怪奇事件簿」シリーズの場合、垣野内さんのイラストあっての魅力という気もするので、うちで電子書籍にしても需要があるかなあ。>
確かに、薬師寺シリーズの魅力はあのイラストにあるのであって、田中芳樹の文章など添え物程度のシロモノでしかないですね(苦笑)。
いや、「ない方がマシ」という点では添え物にすらなっていないというか(爆)。
実際問題、前から言っていることではありますが、薬師寺シリーズは垣野内成美がイラストのみならずシナリオや設定も一緒に作った方が、現行よりもはるかに出来が良くなるであろうことは確実なのですし。
作者個人のストレス解消のため「だけ」に存在するシリーズ作品なんて、読者を舐め腐っている以外の何物でもないというのに。
そして、そこまで傾注しているはずのストレス解消ですら、自分がお好きな民主党が相手になると、途端に言及を避けて格下相手に責を求めるときているのですから、その御都合主義とダブスタぶりはもはや失笑レベルなシロモノにまで堕しているわけで。
田中芳樹がストレス解消とやらに邁進すればするほどに、薬師寺涼子や泉田準一郎をはじめとする作中の登場人物達はどんどん低能バカになっていってしまうのですが。
しょうもないストレス解消などのために、自分の作品および自作品の登場人物達を結果として貶めることになっている構図が、田中芳樹には果たして理解できているのでしょうかねぇ(-_-;;)。
田中芳樹が薬師寺シリーズに関わることで生じる利点があるとすれば、それは、
「スレイヤーズと極楽大作戦の元ネタが、作中のどこら辺にどのような形で反映されることになるのか?」
という「パクリ探し」なシロモノしかないでしょう。
主要登場人物はもちろんのこと、薬師寺涼子の姉の薬師寺絹子の露骨極まりない両作品からのパクリっぷりを鑑みても、田中芳樹が完全に開き直った上での確信犯でパクリを展開しているのはほぼ確実なのですし。
どうせそのうち、魔神アシュタロスやルシオラらの昆虫三姉妹的な存在も出てくるでしょうし、薬師寺涼子が幼少時の頃に死んだという設定になっている母親なども、美神令子の母親よろしく「公式では死んだことになっているが実は密かに……」という形で登場しそうな気がしてなりませんし(笑)。
さらにその母親は薬師寺涼子の妹をこれまた密かに出産していて、かつその妹はパイロキネシスの超能力を生まれながらに保持している、などというモロパクリな設定も出てきかねないのではないですかね(爆)。
まあそこまで確信犯的にパクリに徹することができるのであれば、それはいっそ逆に賞賛に値することですらあるのかもしれませんが。
ただ問題なのは、こういう展開が仮に将来ありうる話であったとしても、それが出てくるのは早くても数年以上は先であるという点ですね(-_-;;)。
田中芳樹も、安倍総裁率いる自民党にせよ、橋下徹率いる日本維新の会にせよ、すくなくとも民主党より毛嫌いしていることは確実なのですし、今頃さぞかしストレス解消をしたくてしたくてウズウズしていることではあるでしょうが、当面はタイタニア4巻とアルスラーン戦記14巻の執筆に専念しなければならない身です。
この2つが出るだけで一体何年かかることになるのやら、知れたものではないのですし。
あの想像を絶する遅筆ぶりや、昨今の不安な健康状態などを鑑みると、次の作品が出てくるまでに田中芳樹の寿命そのものが尽きるという可能性も考えられなくはない、というのは何とも厳しい現実ではあります(T_T)。