田中芳樹が「神様のカルテ」文庫版の解説を担当?
2013年最初の記事となります。
いささか遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
さて、年明け早々、田中芳樹が「神様のカルテ2」文庫版の解説を書いたという情報が飛び込んできました。
http://a-hiro.cocolog-nifty.com/diary/2013/01/post-54b6.html
> 新年最初のニュースは、田中さんが文庫の解説を書かせて頂いた、という話。
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> シリーズ累計258万部突破……って、ちょっと想像もつかないほどのヒット作、夏川草介さんの『神様のカルテ』第2巻が小学館文庫に収められ、その解説を田中さんが書かせて頂きました。
> 信州の病院に勤務する内科医、栗原一止と、その周りの人間模様を描いた本シリーズは、前作と本作、二年連続で本屋大賞にノミネートされるヒット作となりました。
> さらには、このたび櫻井翔さん、宮崎あおいさん、藤原竜也さんで映画化されることが決まったとのこと。
しかしまあ、田中芳樹と「神様のカルテ」って、これ以上ないほどに水と油な関係ですね(苦笑)。
「戦争か妖怪を出さなければ話が前に進まない」などと評されることすらあるほどに戦争物や非日常系な小説ばかり世に出している田中芳樹が、そのどちらも全く出てこない医療現場の日常風景や登場人物達の葛藤を描いた作品の解説をするというのですから。
田中芳樹が好きらしい推理物ミステリー系の話というわけでもないのですし。
田中芳樹と「神様のカルテ」で唯一関連がありそうな縁と言えば、銀英伝舞台版第二章の同盟編でシドニー・シトレ役を演じた西岡徳馬が、映画「神様のカルテ」でも主人公をスカウトしようとする信濃医大教授・高山秀一郎役として出演していたことくらいでしょうか。
一体どんなしがらみから田中芳樹が「神様のカルテ2」の解説などをすることになったのか、その経緯は大いに興味をそそられますね。
まあそれ以前の問題として、現在タイタニア4巻を執筆しているらしい田中芳樹が、余所様の小説の解説などを書いているヒマがあるのかと、いつものごとく嘆かざるをえないところではあるのですが(-_-;;)。
ちなみに「神様のカルテ」の続編映画については、現時点ではまだ製作が決定したばかりで公開予定までは明らかになっていないようですが、公開されたら私は確実に観に行くことになると思います。
シリーズの主人公夫婦役である櫻井翔&宮崎あおいに加えて、「デスノート」「カイジ」シリーズの藤原竜也が出演するとなれば、内容にも充分に期待できるものがあります。
ストーリー的にも、前作のラストで妊娠が発覚した主人公の奥さんや主人公自身の動向がどうなるのか、気になるところですし。
こちらは続報を期待して待つことになりそうですね。